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20 久しぶりにしましょうか!
しおりを挟む「んん…♡ああ…♡」
「はあ…動くよ…」
「うんっ…んん…っ♡」
俺の足を両脇に抱えるようにして、サユが挿入したペニスを抜き差しし始める。
「んっ…♡ああん…♡すごっ…いっ…♡いい…っ♡」
「ああ…はあっ…いい…?」
「ああん…♡あっ…あっ…あっ…♡すごく…いい…♡サユの…気持ち、いい…っ♡」
「俺も…すごくいい…ん…はあっ…タクトの中…っ」
最初はゆっくり、だんだん動きを速めていく。突かれるたびにびりびりと痺れるような快感が走った。
「んー…♡ああ…っ♡」
マットレスに頭を押しつける。自然と体がのけぞってしまう。シーツをぎゅうっと握りしめていると、サユの手が伸びてきて、そうっとその手をほどいて、指を絡めてきた。お互いぎゅっと握りしめ合う。
「サユ…!んむ…♡」
深い口づけをされる。求められているのがうれしくて、快感が高まる。サユが俺を貫きながら、気持ちよさそうに呻く。
「ああ…っあっ…あっ…!」
「あん…♡ヤバ…い…っ!気持ちいい…っ♡んっ♡ん…っ♡」
「ああ…!」
サユの手が離れる。「あ、いやだ」と、一瞬思う。でも、次の瞬間にサユが上半身を倒してきて、背中に手を回してぎゅうっと抱きしめてきた。俺も迷子になった手をサユの背に回す。ピストンが更に速まってきた。あ、イクかも…。
「あ、ん…♡そんなにされた…ら、イッちゃう…♡だめ…♡ああん…♡」
「イッて…いい…よ…はあっ!」
「んん、でも…っ!あ、あ…っ♡だめ…イッちゃう…っ♡」
俺はピュッ、ピュッ…とサユとの間で射精した。
「あ…♡んん…♡」
「ああっ…はあっ…」
余韻に身悶える俺の中をサユは突き続けて、サユも射精に至った。
「あ、あー…ああっ…!」
「あ…♡サユ……んん…♡出てる…♡」
何度か、ゆっくりえぐるように腰を動かして俺の中に注ぎ込む。
「はあ…はあ……」
荒い息をつきながら、サユは俺の隣にずれて寝転んだ。
「はあ……」
「サユ…その…」
「ん…?」
「し、賞金首は獲れたの…?」
「うん…先週、一人、三日前に…二人…」
部屋の隅に生首は二つ転がっている。一つはここに来る前に、どこかの役所で引き取ってもらったのだろう。この二つは三日前。どうりでかすかに腐臭が。
「それで、俺に会いに来たのか…な…?」
「うん…」
目を閉じたまま、満足げに微笑んでサユは答えた。
サユは人を殺したら、気が昂ぶって、せずにはいられないと言ってたのに。
それは…俺に会えるまで我慢してたってこと?
聞きたかったが、聞けなかった。考えないようにした。
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