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ぱーりぃー1日目☆
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しおりを挟むそして1週間後……
本日は親睦ぱーりぃー当日なのでーす!
ちなみに明日が王家主催のぱーりぃー。
どっちも夕方から始まるんだけど、今日は女の子は支度にめぇ~~っちゃ時間かかるから授業は午前のみだった。
だから時間まで雪嘩と桃嘩と一緒に街へくり出そうと思ってたんだけど……
学園で別れたはずのリサとミア、2人から理由を聞かされた雪嘩と桃嘩の4人によって、リサとミアと寮の部屋に連行されますた。
リ「皆、この子がレイカよ。
レイカは見た目はいいのに全く磨こうとしないから困ってるの。
今日だって一から準備せずにパーティーの直前にドレスを着て出席しようとしてたの……だから皆で完璧に仕上げてくれるかしら?」
『リサお嬢様、畏まりましたわっ!!』
『お2方の他に着飾らせてくださる方が居ませんでしたので、わたくしどもも腕がなりますわぁ~』
『では、皆!時間は限られています!
お嬢様方を浴室にお連れ致しますわよ!』
『『『『『『はい!!』』』』』』
総勢30人程のメイドさん達によって私を始めとした全員が浴室に連れていかれて、服をひんむかれた(ノдヽ)
雪嘩と桃嘩は最初こそ人見知りして不安がってたけどメイドさん達の言動が、『変なときの私とアランさんとシーナさんに似てる~』とか複雑な気持ちになる事を言ってすぐにされるがままになってた。
今なんて気持ち良さそうにマッサージ受けてるよ(笑)
リサとミアは慣れているようで、気持ち良さそうにしてる。
で、私とはいうと……
麗「もうお嫁に行けない……」orz
恥ずか死んでます。
だって……だってね?
服をひんむかれた後、初めてお会いしたメイドのお姉さま方に身体の隅々を洗われるわ、途中胸は揉まれるわ、お肌が吸い付くようですわ~とか言われて触られまくるわ……
超~メンタルがやられた。
もはや草が生える余地もないくらいですよ……ハハハッ
メイドさん怖い( (;д; )
只今の時刻は午後3時半。
ここに連行されたのが2時少し前だから、お風呂に1時間半強居たことになるよねww
でさ、その間ずっと動いてたメイドさん達は絶対疲れてるはずじゃん?
なのに疲れてるどころか、更に元気になってるんですけども(笑)元気モリモリなメイドさん達によってリサとミアと同じようにドレッサーの前に座らされて、メイクと髪を同時進行でされたんだけど、先にメイク終わったのね?
で、次に目を開けて鏡の中の自分と対面したじゃん?
メイドさん達マジでっwぉwぃw
ってなったよ!!
だってそこに美女が居るんですもの!
白粉のお陰で透き通る肌に、猫目気味で少しキツく見える目元は、その猫目を活かした長い睫毛の色っぽさを感じる目元に変化してて、お菓子の食べ過ぎで出来た数個のニキビはどこかへ消えてしまってる。
それに何と言ってもドレスの色に合わせたこの真っ赤でプルプルしたリップ。
メイドさん達のゴットハンドにかかれば、私も美女になれるんだぁ~って実感しております。
メイドさん達パネェ……
つか、普段の私のメイクって何なんだろうって思うよね(笑)
鏡の中の自分に驚いてたら、メイドさんに髪の方も終わったって声をかけられた。
鏡に目を向けると、巻かれて少し出された後れ毛の他は全部動くとシャラッって音がする簪(かんざし)みたいな物でアップにまとめられた髪型になってた。
メイクと相まって、完成度が雪嘩並みに高い美女になっておる。
応援ありがとうございます!
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