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第一章 アルカトラからの脱出
11.アルカトラの看守長
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ベルトにぶら下げられた剣と手錠。痩せていながらも武道の心得を感じさせる凜とした佇まい。ガジュは彼の構成要素の全てから圧倒的な戦闘力を感じ取っていた。
「逃げた逃げたとは聞いていたけど、まさかこんなとこまで到達しているとはね。脱獄時の対策マニュアルをもっと周知しておかないと。」
「ユン、キュキュの近くに行け。多分こいつは相当強い。もし戦いになったら俺はお前を守れる自信がない。」
「聞こえてるよガジュ君。大丈夫、僕は君を殺したりしないから安心していい。そもそも戦う意思がないからね。」
出来る限りの小声で退避を指示したが、その言葉にユンではなく目の前の男から返事が返ってくる。戦う意思がない、その言葉を証明するかのように男はタバコを投げ捨て、両手を大きく広げた状態で笑みを浮かべていた。
「改めて初めまして。僕はここアルカトラの看守長カナン、即ちこの巨大監獄のトップに立つ人間さ。」
「看守長……とんでもない大物が出てきやがったな……。」
後ろに下がるユン、キュキュの両名とそれを庇うように前へ出るガジュ。やはりガジュの冒険者としての勘は間違っていない。このカナンとかいう優男は、シャルルよりもハクアよりもずっとずっと強い化け物だ。
「ガジュ君、君には随分と手を焼かされたよ。とある冒険者から多額の寄付金の代わりに『ガジュ・アザットをアルカトラの最下層に収監しろ』と言われたから従ってみたら、アルカトラの半分近くを壊されてしまった。」
「悪かったな。手加減とかそういうの苦手なんだ。修理費ならそのと・あ・る・冒・険・者・に請求してくれ。」
「ははは。いいね、是非ともそうさせて貰うよ。」
それはまるで友達とでも話すような気やすさでカナンは笑い続ける。腰にぶら下げた細剣に触れようともしない。そのあまりに気楽な様相にガジュは遂に耐えかね、言葉を吐く。
「お前は……俺を捕まえようとしないのか。後四十階、放っておけばすぐ逃げ出すぞ。そして逃げた後は多額の寄付金をくれたらしいとある冒険者を叩き殺す。」
「あぁ、どうやらそうらしいね。僕としては別に構わないよ。そもそも誰が脱獄しようと特に気にならないんだ、僕はただここにいる囚人達を痛ぶる事ができれば何でもいいからね。逃げた兎を追いかけるより、囚われた兎の四肢をもぐ方がずっと楽しいじゃないか。」
カナンは先ほどまでとは比べ物にならない笑みを浮かべ、指で何かを引き抜くようなジェスチャーをする。四肢をもぐ、その言葉の真意はわからないが、実際にそういった虐待が行われていてもここアルカトラでは問題にならないだろう。ここに入った囚人は死ぬまで出てくる事は無い。中で残虐な行為が行われていても、それを暴露する人間も咎める人間もいない社会から隔絶された環境。それがここアルカトラである。
カナンはそのままゆっくりとこちらに近づき、ガジュの持っていた紙を手に取って話し始めた。
「何を持っているのかと思えばシャルル君の資料か。ガジュ君、この子の守るゴミ箱階層を突破したんだってね。いやーあの子のスキルが優秀だから放置していたけど、流石に君の相手は荷が重かったか。ちゃんとあの子には罰を与えておかないと。」
「罰……?お前、シャルルに何をするつもりだ。」
「ん?シャルル君はあくまで囚人だからね。そこにも書いてある通り役に立つから使ってるだけ。仕事に失敗したならその職を解いて囚人に戻るだけさ。そうだなぁ……ガジュ君も脱獄することだしあの百層の閉鎖監獄を修復して叩き込もうか。彼女まだ幼いから暗くて狭い所に入れたらいい悲鳴を上げてくれそうだ。たまに鞭で叩いたりなんかしたら最高だろうね!時が経ったら泣き叫ぶ彼女の悲鳴を聞きながら、もいだ左腕にナイフを差し込むんだ。あれぐらいの年の少女の肉はこれ以上ない程に美味しいからね。」
シャルルは間違いなく敵だ。だがガジュは別に彼女に恨みを抱いていない。勿論あの馬鹿みたいな大声だけは心の底から嫌っているが、嫌悪と憎悪は別である。
ただ性格が合わないだけの子供。
それがガジュにとってのシャルルであり、十二も年下の子供に本気で怒ったりはしていない。加えてあの絶望的な経歴だ。五歳の時に親を殺し投獄。しかもその真偽も定かではなく、歪んだ幼少期に正義感という炎を焚べただけの純真無垢な幼い子供。そんな彼女の悲惨な末路を聞かされて黙っていられるほど、ガジュの人格は歪んでいない。
「この性悪男が……。ユン!そこら辺に電気のボタンあったろ!今すぐそれ消せ!俺はこいつをぶっ倒す。完全に個人的な怒りでな!」
「賛成賛成!僕も可愛い女の子が酷い目に遭うのは見過ごせないもんね!キュキュちゃん、レッツゴー!」
「すみませんすみません!いつもいつも電気ばかり消してすみません!」
案の定他人任せなユンがキュキュに指示を出し、部屋の電気が順番に消えていく。明らかに格上のカナンと戦いたくはないが、ここで戦わなければ人間として間違っている。そう決意しガジュが拳を握ると、後ろで腑抜けた悲鳴が響き、キュキュの姿がその場から消えていた。
「キュキュちゃん!?どうしようガジュ!キュキュちゃんが、キュキュちゃんが神隠しに!」
「神隠し……いい表現だね。電気を消されてガジュ君に暴れられたら困るからね。キュキュ君はこの一つ上、三十九層に転送させて貰ったよ。シャルル君の【投獄】でね。僕はこの監獄に収容されている囚人のスキルを自由自在に使う事ができるんだ。」
カナンはそう言っているが、半分本当で半分嘘だろう。シャルルの【投獄】はあの棍棒で触れたものを指定の監獄に叩き込むスキル。しかし今カナンは棍棒を使うどころか、キュキュに触れてすらいない。ただニコニコとこちらを見つめていただけ。
やはり底知れぬ恐怖を感じさせるその振る舞いにガジュが眉間の皺を増やした時、カナンは何度目かの笑みを浮かべていた。
「何度も言うけど、僕は一度逃げた兎に興味はないんだ。だから君らには早くアルカトラから出て行って貰うよ。さようなら、ガジュ君。」
「なっ、待ておい!」
文句を垂れる暇も無く。ガジュとユンの体は軽くなり、気づいた時には深い森の中に移動していた。
「逃げた逃げたとは聞いていたけど、まさかこんなとこまで到達しているとはね。脱獄時の対策マニュアルをもっと周知しておかないと。」
「ユン、キュキュの近くに行け。多分こいつは相当強い。もし戦いになったら俺はお前を守れる自信がない。」
「聞こえてるよガジュ君。大丈夫、僕は君を殺したりしないから安心していい。そもそも戦う意思がないからね。」
出来る限りの小声で退避を指示したが、その言葉にユンではなく目の前の男から返事が返ってくる。戦う意思がない、その言葉を証明するかのように男はタバコを投げ捨て、両手を大きく広げた状態で笑みを浮かべていた。
「改めて初めまして。僕はここアルカトラの看守長カナン、即ちこの巨大監獄のトップに立つ人間さ。」
「看守長……とんでもない大物が出てきやがったな……。」
後ろに下がるユン、キュキュの両名とそれを庇うように前へ出るガジュ。やはりガジュの冒険者としての勘は間違っていない。このカナンとかいう優男は、シャルルよりもハクアよりもずっとずっと強い化け物だ。
「ガジュ君、君には随分と手を焼かされたよ。とある冒険者から多額の寄付金の代わりに『ガジュ・アザットをアルカトラの最下層に収監しろ』と言われたから従ってみたら、アルカトラの半分近くを壊されてしまった。」
「悪かったな。手加減とかそういうの苦手なんだ。修理費ならそのと・あ・る・冒・険・者・に請求してくれ。」
「ははは。いいね、是非ともそうさせて貰うよ。」
それはまるで友達とでも話すような気やすさでカナンは笑い続ける。腰にぶら下げた細剣に触れようともしない。そのあまりに気楽な様相にガジュは遂に耐えかね、言葉を吐く。
「お前は……俺を捕まえようとしないのか。後四十階、放っておけばすぐ逃げ出すぞ。そして逃げた後は多額の寄付金をくれたらしいとある冒険者を叩き殺す。」
「あぁ、どうやらそうらしいね。僕としては別に構わないよ。そもそも誰が脱獄しようと特に気にならないんだ、僕はただここにいる囚人達を痛ぶる事ができれば何でもいいからね。逃げた兎を追いかけるより、囚われた兎の四肢をもぐ方がずっと楽しいじゃないか。」
カナンは先ほどまでとは比べ物にならない笑みを浮かべ、指で何かを引き抜くようなジェスチャーをする。四肢をもぐ、その言葉の真意はわからないが、実際にそういった虐待が行われていてもここアルカトラでは問題にならないだろう。ここに入った囚人は死ぬまで出てくる事は無い。中で残虐な行為が行われていても、それを暴露する人間も咎める人間もいない社会から隔絶された環境。それがここアルカトラである。
カナンはそのままゆっくりとこちらに近づき、ガジュの持っていた紙を手に取って話し始めた。
「何を持っているのかと思えばシャルル君の資料か。ガジュ君、この子の守るゴミ箱階層を突破したんだってね。いやーあの子のスキルが優秀だから放置していたけど、流石に君の相手は荷が重かったか。ちゃんとあの子には罰を与えておかないと。」
「罰……?お前、シャルルに何をするつもりだ。」
「ん?シャルル君はあくまで囚人だからね。そこにも書いてある通り役に立つから使ってるだけ。仕事に失敗したならその職を解いて囚人に戻るだけさ。そうだなぁ……ガジュ君も脱獄することだしあの百層の閉鎖監獄を修復して叩き込もうか。彼女まだ幼いから暗くて狭い所に入れたらいい悲鳴を上げてくれそうだ。たまに鞭で叩いたりなんかしたら最高だろうね!時が経ったら泣き叫ぶ彼女の悲鳴を聞きながら、もいだ左腕にナイフを差し込むんだ。あれぐらいの年の少女の肉はこれ以上ない程に美味しいからね。」
シャルルは間違いなく敵だ。だがガジュは別に彼女に恨みを抱いていない。勿論あの馬鹿みたいな大声だけは心の底から嫌っているが、嫌悪と憎悪は別である。
ただ性格が合わないだけの子供。
それがガジュにとってのシャルルであり、十二も年下の子供に本気で怒ったりはしていない。加えてあの絶望的な経歴だ。五歳の時に親を殺し投獄。しかもその真偽も定かではなく、歪んだ幼少期に正義感という炎を焚べただけの純真無垢な幼い子供。そんな彼女の悲惨な末路を聞かされて黙っていられるほど、ガジュの人格は歪んでいない。
「この性悪男が……。ユン!そこら辺に電気のボタンあったろ!今すぐそれ消せ!俺はこいつをぶっ倒す。完全に個人的な怒りでな!」
「賛成賛成!僕も可愛い女の子が酷い目に遭うのは見過ごせないもんね!キュキュちゃん、レッツゴー!」
「すみませんすみません!いつもいつも電気ばかり消してすみません!」
案の定他人任せなユンがキュキュに指示を出し、部屋の電気が順番に消えていく。明らかに格上のカナンと戦いたくはないが、ここで戦わなければ人間として間違っている。そう決意しガジュが拳を握ると、後ろで腑抜けた悲鳴が響き、キュキュの姿がその場から消えていた。
「キュキュちゃん!?どうしようガジュ!キュキュちゃんが、キュキュちゃんが神隠しに!」
「神隠し……いい表現だね。電気を消されてガジュ君に暴れられたら困るからね。キュキュ君はこの一つ上、三十九層に転送させて貰ったよ。シャルル君の【投獄】でね。僕はこの監獄に収容されている囚人のスキルを自由自在に使う事ができるんだ。」
カナンはそう言っているが、半分本当で半分嘘だろう。シャルルの【投獄】はあの棍棒で触れたものを指定の監獄に叩き込むスキル。しかし今カナンは棍棒を使うどころか、キュキュに触れてすらいない。ただニコニコとこちらを見つめていただけ。
やはり底知れぬ恐怖を感じさせるその振る舞いにガジュが眉間の皺を増やした時、カナンは何度目かの笑みを浮かべていた。
「何度も言うけど、僕は一度逃げた兎に興味はないんだ。だから君らには早くアルカトラから出て行って貰うよ。さようなら、ガジュ君。」
「なっ、待ておい!」
文句を垂れる暇も無く。ガジュとユンの体は軽くなり、気づいた時には深い森の中に移動していた。
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