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第六章 試練の迷宮
123.広い世界の中心から
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「おいハクア!そっち行ったぞ!」
「くっ……!分かってる!」
「んな馬鹿でかい鎧着てるからそうなるんだ!お前はもっと筋トレしやがれ!」
あれから数ヶ月。かつて試練の迷宮と呼ばれていた洞窟の中で、ガジュ達は拳と剣を振るっていた。
腰に細剣を携えていた軽装のハクアはそこにはおらず、いるのは白いフルアーマーを身に纏った重装備のハクア。そしてそれとは対照的により一層ムキムキになった体を風に晒す半裸のガジュ。
スキルがなくなった世界での戦いは、困難を極めていた。
「全く、まだこんなに魔物が残ってるのが驚きだ。続きは明日だな、もう体力が持たねぇ。」
「そうだな……。鎧なんて前時代の装備だと馬鹿にしていた昔の俺が恥ずかしい。実際に必要になってみて分かったが、ここまで重たいとは。」
ワールドの討伐によって、スキルと魔法が消えた世界においては、新たな魔物の出現という現象も消失した。だが魔物の脅威が無くなったわけではない。動物に魔力が宿っていた魔物はただの動物に戻ったが、たった今ガジュが殴り飛ばしたゴブリンのような生まれながらの魔物はそのまま。
ガジュ達の他にも武闘派の元冒険者が連日討伐に当たっているが、試練の迷宮のように元ダンジョンだった場所は未だ残党処理が追いついていない。
ガジュ達は汗だくのまま洞窟を後にし、開けた森へと赴く。洞窟で戦闘する人々用のキャンプと化したその場所には、一人の少女と大きな機械が待ち構えていた。
「お、おかえり~。お約束通りこのユンちゃんが迎えに来てあげたよ!さ、お乗りお乗り!」
「何なんだよこのデカいの……。鳥?みたいな形してるが。」
「飛行機とかいう移動用の機械らしいよ。ルウシェが開発したらしくて、さっき自信満々に持ってきた。」
本を読んでいたユンがこちらに手を振り、ガジュとハクアは恐る恐る飛行機の後部座席に腰を下ろす。
ベリオットでスキル研究をしていたルウシェはワールド討伐後、ヘサと共に何やら科学者のようなことを始めたらしいが、彼女達の発明品がまともだった事は数少ない。
この飛行機とかいう代物にしても、ガジュ達は半信半疑だ。
「おい、これどうやって動くんだ。」
「さぁ。一応今説明書を読んでみたら、どうやら空を飛べるらしいけど操縦ははっきり言って意味不明だよ!ルウシェも『動かせるかは知らない。』とか言ってたし。ほら見えるでしょ?あの馬車。ベリオットからわざわざあれで運んできたんだよ。だから今からが初フライト!」
「もしかして俺達実験台にされてるのか?開発者にも操れない乗り物の?」
「まぁそういう事だね。えーと、エンジンとやらはどうやってかけるんだこれ。」
背後で文句を垂れるガジュは気にも止めず、ユンは取り付けられたレバーやボタンを適当に押していく。そして数秒後。ガジュの後方にあるプロペラが回転し始め、三人の体はゆっくりと浮き上がり始める。
「おっ、動いた動いた!凄いガジュ!空飛んでるよ僕ら!多分世界初!」
「それはいいけどお前これちゃんと降りれるんだろうな!?もうスキルも魔法も無いんだぞ!?落ちたら絶対に死ぬからな!?」
「大丈夫大丈夫。足元に何か布があるでしょ?それさえ着けていれば落ちても大丈夫らしいから。危なくなったら飛び降りて、肩にある紐を引くんだよ~!ていうか多分今だねこれ、もうダメだ!絶対落ちるよこれ!あっはっは!」
フライト時間は数分といったところだろうか。ユンの指示に従いガジュ達がパラシュートを装着すると同時に飛行機は制御を失い、高速で地上へと落下していく。
こうなれば飛び降りるしかない。ガジュ達は大慌てで飛行機から降り、ゆったりとした空の旅を開始する。
「あぁクソ!ルウシェめ、いつか絶対この落とし前はつけさせてやる!」
「相変わらず復讐心が強いなガジュは。まぁ……今回の件に関しては俺も同意だが。」
「まぁまぁ、結局お家には帰れそうだしいいじゃん。ほらあれ、見えてきたよ。」
見えてきた市街地の中にそびえる一際大きな建物。かつて冒険者協会と呼ばれていたその場所には、パンが描かれた旗が掲げられ、見るからにコミカルな雰囲気を醸し出している。
ガジュ達はその前にゆっくりと足を下ろし、数秒後墜落した飛行機が建物の屋根に勢いよく突き刺さる。
「何!?何が起こったんですか一体!?」
「ただいま~シャルちゃん!屋根を破壊した犯人達の凱旋だよ!」
「ユン……。また貴方ですか。一体どれだけ正義に反すれば気が済むんですか!」
「ユンも半分ぐらいは悪いが、怒るならルウシェにしてくれ。俺達は疲れた、後始末は任せたぞ。」
爆音を聞きつけ、建物から飛び出てきたシャルル。その小さな頭を軽く撫で、ガジュ達は満身創痍のまま室内に入っていく。
「お、おかえりなさいガジュさん、ゆ、ユンさん。食事、よ、用意できていますよ。」
「それはまぁありがたいが、どうせまたパンだろ?」
「は、はい。クルトさんが徹夜で作った新商品の焼きそばパンです。」
「はぁ……。事業が好調なのはいい事だが、食事だけはどうにかしてくれ……。」
ワールド撃破後、何が一番変わったかといえば間違いなくクルトの『くるくるパン』とかいうふざけた名前の店だろう。
魔物の現象と魔法とスキルの消失による冒険者の退職によって冒険者協会は活動を停止。その代わりとなるように、クルトが各地に点在する協会の施設を全て譲り受け、パン屋を展開した。
段々と世の中が平和になっていくと、食事に興味を持つ人々も一気に増えるわけで、クルトのパンはバカ売れ。クルトが元から持ち合わせていた人脈も相まって、今この世界で最大の権力者はあの着ぐるみ少女だろう。
その結果として、ガジュとハクア以外の『カイオス』と『クリミナル』の面々はこの場所でクルトの仕事を手伝うことになったのである。
「元からクルトのパン屋には世話になるつもりだったが、あまりにも力を伸ばしすぎだろ。あいつ、本当に悪の覇王になるつもりかよ。」
「そうとも!よく戻ったな三人共!吾輩はこのまま事業を拡大し、世界中の貧しい人々にパンを配る!その為には、我が威光を知らしめねば!」
「うわ出た。はいはい、頑張ってくれ。」
世界は、大きく変化した。
もうガジュを縛るものもないし、誰かと比べられることもない。
誰しもが無能で、誰しもが自由な世界。それが今こうしてパンを食べている世界である。平和といえば平和だが、ガジュが多少の物足りなさを感じているのもまた事実。
だがこの世界はこれでいいのだろう。誰かと自分の力を比べて疑心暗鬼になったり、暴れ回ったりするのは愚かなことだ。
そう思った時、ガジュは大量の兵士に囲まれていた。
「おい、ハクア。今度は一体なんだ。お前、また俺を追放する気か?」
「そんなわけないだろ。というか、今回はどうやら俺も対象みたいだぞ。」
「ついでに僕もね。いくらなんでもシャルちゃん通報が早すぎるよ。全く、つくづく鎖に縁のある人生だ。」
ガジュの手首に付けられた手錠と、突きつけられた一枚の紙。
『ガジュ・アザット、ハクア・ドム、ユン・アザット。以上の三名を器物損壊の容疑で逮捕する。』
実に簡潔で正当な罪状と共に、ガジュ達は冷や汗を流す。
「何とか示談にならないか?俺達、もう脱獄したくないんだが。」
新たな世界で叩きつけられた罪状は、一切抵抗の余地がないほど正当で真っ当だ。
「くっ……!分かってる!」
「んな馬鹿でかい鎧着てるからそうなるんだ!お前はもっと筋トレしやがれ!」
あれから数ヶ月。かつて試練の迷宮と呼ばれていた洞窟の中で、ガジュ達は拳と剣を振るっていた。
腰に細剣を携えていた軽装のハクアはそこにはおらず、いるのは白いフルアーマーを身に纏った重装備のハクア。そしてそれとは対照的により一層ムキムキになった体を風に晒す半裸のガジュ。
スキルがなくなった世界での戦いは、困難を極めていた。
「全く、まだこんなに魔物が残ってるのが驚きだ。続きは明日だな、もう体力が持たねぇ。」
「そうだな……。鎧なんて前時代の装備だと馬鹿にしていた昔の俺が恥ずかしい。実際に必要になってみて分かったが、ここまで重たいとは。」
ワールドの討伐によって、スキルと魔法が消えた世界においては、新たな魔物の出現という現象も消失した。だが魔物の脅威が無くなったわけではない。動物に魔力が宿っていた魔物はただの動物に戻ったが、たった今ガジュが殴り飛ばしたゴブリンのような生まれながらの魔物はそのまま。
ガジュ達の他にも武闘派の元冒険者が連日討伐に当たっているが、試練の迷宮のように元ダンジョンだった場所は未だ残党処理が追いついていない。
ガジュ達は汗だくのまま洞窟を後にし、開けた森へと赴く。洞窟で戦闘する人々用のキャンプと化したその場所には、一人の少女と大きな機械が待ち構えていた。
「お、おかえり~。お約束通りこのユンちゃんが迎えに来てあげたよ!さ、お乗りお乗り!」
「何なんだよこのデカいの……。鳥?みたいな形してるが。」
「飛行機とかいう移動用の機械らしいよ。ルウシェが開発したらしくて、さっき自信満々に持ってきた。」
本を読んでいたユンがこちらに手を振り、ガジュとハクアは恐る恐る飛行機の後部座席に腰を下ろす。
ベリオットでスキル研究をしていたルウシェはワールド討伐後、ヘサと共に何やら科学者のようなことを始めたらしいが、彼女達の発明品がまともだった事は数少ない。
この飛行機とかいう代物にしても、ガジュ達は半信半疑だ。
「おい、これどうやって動くんだ。」
「さぁ。一応今説明書を読んでみたら、どうやら空を飛べるらしいけど操縦ははっきり言って意味不明だよ!ルウシェも『動かせるかは知らない。』とか言ってたし。ほら見えるでしょ?あの馬車。ベリオットからわざわざあれで運んできたんだよ。だから今からが初フライト!」
「もしかして俺達実験台にされてるのか?開発者にも操れない乗り物の?」
「まぁそういう事だね。えーと、エンジンとやらはどうやってかけるんだこれ。」
背後で文句を垂れるガジュは気にも止めず、ユンは取り付けられたレバーやボタンを適当に押していく。そして数秒後。ガジュの後方にあるプロペラが回転し始め、三人の体はゆっくりと浮き上がり始める。
「おっ、動いた動いた!凄いガジュ!空飛んでるよ僕ら!多分世界初!」
「それはいいけどお前これちゃんと降りれるんだろうな!?もうスキルも魔法も無いんだぞ!?落ちたら絶対に死ぬからな!?」
「大丈夫大丈夫。足元に何か布があるでしょ?それさえ着けていれば落ちても大丈夫らしいから。危なくなったら飛び降りて、肩にある紐を引くんだよ~!ていうか多分今だねこれ、もうダメだ!絶対落ちるよこれ!あっはっは!」
フライト時間は数分といったところだろうか。ユンの指示に従いガジュ達がパラシュートを装着すると同時に飛行機は制御を失い、高速で地上へと落下していく。
こうなれば飛び降りるしかない。ガジュ達は大慌てで飛行機から降り、ゆったりとした空の旅を開始する。
「あぁクソ!ルウシェめ、いつか絶対この落とし前はつけさせてやる!」
「相変わらず復讐心が強いなガジュは。まぁ……今回の件に関しては俺も同意だが。」
「まぁまぁ、結局お家には帰れそうだしいいじゃん。ほらあれ、見えてきたよ。」
見えてきた市街地の中にそびえる一際大きな建物。かつて冒険者協会と呼ばれていたその場所には、パンが描かれた旗が掲げられ、見るからにコミカルな雰囲気を醸し出している。
ガジュ達はその前にゆっくりと足を下ろし、数秒後墜落した飛行機が建物の屋根に勢いよく突き刺さる。
「何!?何が起こったんですか一体!?」
「ただいま~シャルちゃん!屋根を破壊した犯人達の凱旋だよ!」
「ユン……。また貴方ですか。一体どれだけ正義に反すれば気が済むんですか!」
「ユンも半分ぐらいは悪いが、怒るならルウシェにしてくれ。俺達は疲れた、後始末は任せたぞ。」
爆音を聞きつけ、建物から飛び出てきたシャルル。その小さな頭を軽く撫で、ガジュ達は満身創痍のまま室内に入っていく。
「お、おかえりなさいガジュさん、ゆ、ユンさん。食事、よ、用意できていますよ。」
「それはまぁありがたいが、どうせまたパンだろ?」
「は、はい。クルトさんが徹夜で作った新商品の焼きそばパンです。」
「はぁ……。事業が好調なのはいい事だが、食事だけはどうにかしてくれ……。」
ワールド撃破後、何が一番変わったかといえば間違いなくクルトの『くるくるパン』とかいうふざけた名前の店だろう。
魔物の現象と魔法とスキルの消失による冒険者の退職によって冒険者協会は活動を停止。その代わりとなるように、クルトが各地に点在する協会の施設を全て譲り受け、パン屋を展開した。
段々と世の中が平和になっていくと、食事に興味を持つ人々も一気に増えるわけで、クルトのパンはバカ売れ。クルトが元から持ち合わせていた人脈も相まって、今この世界で最大の権力者はあの着ぐるみ少女だろう。
その結果として、ガジュとハクア以外の『カイオス』と『クリミナル』の面々はこの場所でクルトの仕事を手伝うことになったのである。
「元からクルトのパン屋には世話になるつもりだったが、あまりにも力を伸ばしすぎだろ。あいつ、本当に悪の覇王になるつもりかよ。」
「そうとも!よく戻ったな三人共!吾輩はこのまま事業を拡大し、世界中の貧しい人々にパンを配る!その為には、我が威光を知らしめねば!」
「うわ出た。はいはい、頑張ってくれ。」
世界は、大きく変化した。
もうガジュを縛るものもないし、誰かと比べられることもない。
誰しもが無能で、誰しもが自由な世界。それが今こうしてパンを食べている世界である。平和といえば平和だが、ガジュが多少の物足りなさを感じているのもまた事実。
だがこの世界はこれでいいのだろう。誰かと自分の力を比べて疑心暗鬼になったり、暴れ回ったりするのは愚かなことだ。
そう思った時、ガジュは大量の兵士に囲まれていた。
「おい、ハクア。今度は一体なんだ。お前、また俺を追放する気か?」
「そんなわけないだろ。というか、今回はどうやら俺も対象みたいだぞ。」
「ついでに僕もね。いくらなんでもシャルちゃん通報が早すぎるよ。全く、つくづく鎖に縁のある人生だ。」
ガジュの手首に付けられた手錠と、突きつけられた一枚の紙。
『ガジュ・アザット、ハクア・ドム、ユン・アザット。以上の三名を器物損壊の容疑で逮捕する。』
実に簡潔で正当な罪状と共に、ガジュ達は冷や汗を流す。
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