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秋
自主練習会にお邪魔します。
木曜の昼下がり。
カインと、私塾の帰りにうちに寄ったロイとお茶をしている。
話題はもちろん、この間の御前試合についてだ。
この間の観戦で、私も漏れなくハマってしまったため、おしゃべりが止まらない。
去年と比べてさらに強さに磨きのかかったアマンド様を分析して熱弁するロイは、とうとうディフィート様との準決勝の話で感極まり、ポロポロ泣き出した。
「あの戦いは本当に互角で、負けではありましたけど、信じられないくらいアマンド様が格好良くて・・あんな試合を見れるなんて、応援できるなんて、僕はなんて幸せなんだろうって、そう思って・・!グス・・僕、ホント、応援くらいしか出来ないですけど、これからもずっとずっと!アマンド様を応援しますっ!・・グス・・」
「ロイ・・泣かないでー」
私まで泣けてきてしまう。
「ロイも姉さんもさー、準決勝の話で泣くの何度目だよ」
呆れたようにカインに笑われる。
「ロイは準決勝の後からずっとボロ泣きでさ、表彰式の後にアマンドに会わせてあげるって言ってんのに、こんな顔見せられないからって俺、断られたんだよ?」
「だって初めましてなのに、あんなみっともない顔・・見せらんないよ。」
恥ずかしそうに俯くロイ。
「そうだ、ロイ、今度の日曜うちに来れるか?アマンドに会わせてやるよ」
「え!いいの?」
「いいだろ?姉さん」
「僕、午前中なら大丈夫です!」
期待に目をキラキラさせるロイには申し訳ないけれど・・
「ごめんなさいね、ロイ。その日なんだけど、アマンド様は午前中予定があって・・」
え、そうなの?とカイン。
なんでも、御前試合に向けて日曜にやっていた自主練習会を、これからも月2回、午前中半日で続けることになったらしい。
アマンド様は第1回目の指南役を頼まれたそうで、今度の日曜が、ちょうどその自主練習会の1回目に当たる。
「だから、その日は午後からうちでお茶をする約束になってて・・」
「え?それ、見に行けばいいじゃん」
え?
「で、俺たちも連れてってよ。そしたらロイも紹介できるし、練習見れるし最高じゃん。なあ?ロイもそうしたいだろ?」
「ご迷惑でなければ!」と言いながら、ロイがぶんぶんと首を縦に振っている。
確かに・・何で気づかなかったんだろう。
剣を持つ彼の姿なんて、私だって見たいに決まっている。
「でも、見学ってできるのかしら?」
確か練習場は騎士団の中にあるはずだ。
「婚約者が会いにきたって言えば通してもらえるだろ?見学がダメなら、その時はその時で、ロイだけ会わせられたら帰るからさ。」
確かに前、騎士団にお邪魔した時はそんなに厳しい雰囲気はなかった。
「わかったわ。じゃあ日曜に行ってみましょう!」
日曜の9時前にシーリーウッド騎士団の正門前に集合ね、と私たちは約束した。
カインと、私塾の帰りにうちに寄ったロイとお茶をしている。
話題はもちろん、この間の御前試合についてだ。
この間の観戦で、私も漏れなくハマってしまったため、おしゃべりが止まらない。
去年と比べてさらに強さに磨きのかかったアマンド様を分析して熱弁するロイは、とうとうディフィート様との準決勝の話で感極まり、ポロポロ泣き出した。
「あの戦いは本当に互角で、負けではありましたけど、信じられないくらいアマンド様が格好良くて・・あんな試合を見れるなんて、応援できるなんて、僕はなんて幸せなんだろうって、そう思って・・!グス・・僕、ホント、応援くらいしか出来ないですけど、これからもずっとずっと!アマンド様を応援しますっ!・・グス・・」
「ロイ・・泣かないでー」
私まで泣けてきてしまう。
「ロイも姉さんもさー、準決勝の話で泣くの何度目だよ」
呆れたようにカインに笑われる。
「ロイは準決勝の後からずっとボロ泣きでさ、表彰式の後にアマンドに会わせてあげるって言ってんのに、こんな顔見せられないからって俺、断られたんだよ?」
「だって初めましてなのに、あんなみっともない顔・・見せらんないよ。」
恥ずかしそうに俯くロイ。
「そうだ、ロイ、今度の日曜うちに来れるか?アマンドに会わせてやるよ」
「え!いいの?」
「いいだろ?姉さん」
「僕、午前中なら大丈夫です!」
期待に目をキラキラさせるロイには申し訳ないけれど・・
「ごめんなさいね、ロイ。その日なんだけど、アマンド様は午前中予定があって・・」
え、そうなの?とカイン。
なんでも、御前試合に向けて日曜にやっていた自主練習会を、これからも月2回、午前中半日で続けることになったらしい。
アマンド様は第1回目の指南役を頼まれたそうで、今度の日曜が、ちょうどその自主練習会の1回目に当たる。
「だから、その日は午後からうちでお茶をする約束になってて・・」
「え?それ、見に行けばいいじゃん」
え?
「で、俺たちも連れてってよ。そしたらロイも紹介できるし、練習見れるし最高じゃん。なあ?ロイもそうしたいだろ?」
「ご迷惑でなければ!」と言いながら、ロイがぶんぶんと首を縦に振っている。
確かに・・何で気づかなかったんだろう。
剣を持つ彼の姿なんて、私だって見たいに決まっている。
「でも、見学ってできるのかしら?」
確か練習場は騎士団の中にあるはずだ。
「婚約者が会いにきたって言えば通してもらえるだろ?見学がダメなら、その時はその時で、ロイだけ会わせられたら帰るからさ。」
確かに前、騎士団にお邪魔した時はそんなに厳しい雰囲気はなかった。
「わかったわ。じゃあ日曜に行ってみましょう!」
日曜の9時前にシーリーウッド騎士団の正門前に集合ね、と私たちは約束した。
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