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第3章~大戦~
第31話 独白――端から見ると恐いやつ。
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ここはレイとケイオスの戦いがあった異空間。そこの中心にはレイがケイオスの墓として創り出した石造りの小さな塔が建てられており、その中には氷で出来たキューブに封印されたケイオスの魂が安置されていた。
ケイオスの魂がなぜ輪廻の環に戻されなかったのか。その理由は彼が禁忌個体であるが故であった。禁忌個体の魂は他の魂と混ざり合ったことにより、その性質が変じて歪みと呼ばれるバグを含んだ魂となるため、もし輪廻の環に戻してしまった場合、他の魂に何らかの悪影響をもたらしてしまう恐れがある。故にレイはケイオスの魂を封印し、輪廻転生の環から外して封印することを選んだのだ。
この異空間は元々レイとケイオスの戦いのために創り出された空間であり、それ故にレイとケイオス以外の者はこの空間に入ることは出来ない。で、あるにも関わらず突然、見慣れた黒い球体が出現した。
その球体はその形をグネグネと粘土のように変化させ、やがてリンネの姿となった。
「危ない危ない。管理者部屋にそのまま残っていたら、今頃レイ君に折檻されてるところだったよ」
リンネは氷のキューブに封印されているケイオスの魂を見て口を開く
「暴虐の限りを尽くした罪人が輪廻転生の環から追放される……これもある意味解脱と呼べるのかな?」
言ってリンネは氷のキューブを指で弾く。弾かれたキューブは硬く高い音を響かせ、この広大な空間にその音を満たす。そしてリンネは氷キューブに背を向け、視線のみを氷のキューブに向けて、話しかけるように口を開いた。
「君、中々いい線いっていたよ。時さえ合っていれば罪になれたかもしれないのに、本当に勿体ない――でも、流れに逆らうわけには行かないからね。レイ君には次の機会を待ってもらうとしよう」
言ってリンネは天を仰ぎ見る。
「あ~言い訳どうしよう。レイ君間違いなく怒ってるよな~、なんであのタイミングに決めたんだろう私。そろそろこちらの話も通じなくなりそうだし、けどなぁ~、話せないものは話せないんだよなぁ~」
リンネは腕を組んで悩みぬく。ややあってリンネは「よし!」と頷き、
「ここは一発、土下座でもかますか!!」
といって異空間から出ようとし、
「さよならケイオス、罪になれなかった咎人よ」
それだけ言って異空間を後にした。
ケイオスの魂がなぜ輪廻の環に戻されなかったのか。その理由は彼が禁忌個体であるが故であった。禁忌個体の魂は他の魂と混ざり合ったことにより、その性質が変じて歪みと呼ばれるバグを含んだ魂となるため、もし輪廻の環に戻してしまった場合、他の魂に何らかの悪影響をもたらしてしまう恐れがある。故にレイはケイオスの魂を封印し、輪廻転生の環から外して封印することを選んだのだ。
この異空間は元々レイとケイオスの戦いのために創り出された空間であり、それ故にレイとケイオス以外の者はこの空間に入ることは出来ない。で、あるにも関わらず突然、見慣れた黒い球体が出現した。
その球体はその形をグネグネと粘土のように変化させ、やがてリンネの姿となった。
「危ない危ない。管理者部屋にそのまま残っていたら、今頃レイ君に折檻されてるところだったよ」
リンネは氷のキューブに封印されているケイオスの魂を見て口を開く
「暴虐の限りを尽くした罪人が輪廻転生の環から追放される……これもある意味解脱と呼べるのかな?」
言ってリンネは氷のキューブを指で弾く。弾かれたキューブは硬く高い音を響かせ、この広大な空間にその音を満たす。そしてリンネは氷キューブに背を向け、視線のみを氷のキューブに向けて、話しかけるように口を開いた。
「君、中々いい線いっていたよ。時さえ合っていれば罪になれたかもしれないのに、本当に勿体ない――でも、流れに逆らうわけには行かないからね。レイ君には次の機会を待ってもらうとしよう」
言ってリンネは天を仰ぎ見る。
「あ~言い訳どうしよう。レイ君間違いなく怒ってるよな~、なんであのタイミングに決めたんだろう私。そろそろこちらの話も通じなくなりそうだし、けどなぁ~、話せないものは話せないんだよなぁ~」
リンネは腕を組んで悩みぬく。ややあってリンネは「よし!」と頷き、
「ここは一発、土下座でもかますか!!」
といって異空間から出ようとし、
「さよならケイオス、罪になれなかった咎人よ」
それだけ言って異空間を後にした。
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