249 / 336
第249話 ハンドグラインダーと砥石
しおりを挟む
「あのー。ユウさん、あのこれ、こんなのができちゃったんですけど……」
「おっ、ゼンシン。もうできたのか。さすがだ。この話は面倒くさいところは進むのが早いな」
「な、なんの話ですか?」
「あ、いや、なんでもない、こっちの話。で、どんな感じ……ってでかいな、おい!!」
やや太めの鉛筆とか言ったのは誰だよ。これはもう、細めのダイコンというかスクナの二の腕ぐらいはあるぞ。
「え? どうしてそれを」
昨夜、ずっとぷにぷにして……なんかいないんだからね?
「たたたたただの例え話だよ、このぐらいかなって。いや、このハンドグラインダーが俺の予想よりちょっとだけ太かったものでな」
「そうですよね。でもユウさん、現状ではこのぐらいが限度です。あのベアリングというのを小さくすることがすごい困難です。これが目一杯でした」
ゼンシン、泣きそうだ。うむ、相当に無理な注文を出してしまったようだ。ちょっと可哀想になってきた。
前の世界にあった手持ちリューターが俺の基準だった。だからそのぐらいのものを作れと、つい言ってしまった。そもそも小型化というのは難しいのだ。あれは高度な技術の積み重ねがあってこそ可能になった工作機械だったのだ。
しかし、これでも手で持てるだけ、床置きのろくろよりは遥かにいい。
「う、うん。ゼンシン、たった半日でよくやった。これで作業は遥かに高度なものになるだろう。こちらの世界にサツマ切子の名声が轟く日が近づいたぞ」
「そ、そうですか。それなら良いのですけど」
「小型化はこれからおいおいやってくれればいい。第1弾としては大成功だよ。それから、次のことなんだが」
「次ですか、はい?」
「せっかくの魔鉄だ。タングステン冶金の入れ物もいいけど、お前専用のノミを作ったらどうだ?」
「ひゃえ?」
「どっから声を出してんだ。魔ノミを作ることを許す、と言ったんだよ。いままでよくやってくれたから、ご褒美だと思ってもらえばいい」
「ひょぇはひょせにょほひょなひょんきょんきょん!!!」
「お前はどこの世界の何者だ! 落ち着いてしゃべれ」
「ほ、ほん、本当に良いのですか、そんなことしてもらって」
「ああ、お前にはずいぶんいろいろやってもらったらからな。お前なしではできなかったものがふんだんにある。旋盤もボール盤も、このハンドグラインダーもそうだ。お前なしでは、シキ研もタケウチも成り立たないぐらいだ。いつか仏像を彫るのに必要な魔ノミを、いま作ってしまえ。ノミの種類がどのくらいあるのか知らないが、魔鉄が4Kgもあればかなりできるだろ?」
「え、ええ。それはもう。だけど、そんなこと。ほんとに、ありがとうございます! 初めここの正社員になるように言われたとき、本当は迷いもあったんです。だけど、良かった。ユウさんに付いてきて本当良かった。ありがとうございます。僕はきっと、ニホン1の仏師になってみせます!!」
「あ、いや、それはいいけど、仏師はその、こちらの仕事の合間というか、一段落してからにしてくれよ?」
「あははは、もちろん分かってますよ。いまでも週に1体ぐらいは作ってるんです。あれは僕の未来の夢ですから」
仕事漬けのはずなのに週に1体は仏像を彫っているだと?! まったく努力を怠らない男だ。立派なやつだ。そんなやつに喜んでもらえて、俺も嬉しい。
しかしこの俺の決断は、少し後になっていろいろと波紋を呼ぶのであるが、それはもう少し後の話である。
「ウエモン、砥石はできたか?」
「おう、24本作った」
「に、24って、お前はすごいな! それがこれか。あれ? 先が丸いのとか、四角いのとかいろいろあるぞ?」
「砥石でガラスを加工するんだろ? いろんな形状が必要かなって思っていろいろ作っておいた。使いやすいのがあれば、今度からそこに書いてあるナンバーで注文してくれ」
ウエモンの作った砥石は、俺が指示したとんがりタイプが24本の他に、円柱そのままやつ、先端を少し丸くしたやつ、細長いやつ、幅広のやつ、こんなの回せるだろうかってぐらいでかいやつ。計5種類の砥石が用意されていた。しかも軸のところにナンバリング付きだ。発注しやすいようにする工夫だろう。
俺より先のことを読んでやがる。そう。俺は仕上げ間近の加工で使うものとして、先の尖った砥石を注文したのだ。砥石は一番細かい番手である。しかし、切子加工ではもっと多様なニーズがあるのかも知れない。
ウエモンはそれを見越して、これだけのものを用意したのだ。
じつに細やかな気遣いができる女の子なのである。
「がしがしがしがし」
これさえなきゃね。
「あ、スクナ。これ、もしかしてお前がやらせたのか?」
「ううん。今回は私は作るのを手伝っただけ。それ全部ウエモンの発案よ。ウエモンね、サバエさんところでいろいろ経験を積んだみたいなの。生産体制の構築とか在庫管理とか、なんかウエモンが遠くにいっちゃった気がする」
サバエさんとこでそんなことを!? どんだけ見込まれてるんだよ。サバエさん、ウエモンを跡取りにしようとか考えてないだろうな。そのうち、重役にでも就任しそうな勢いだ。
……それも悪くはないか? オオクニ社長にウエモン工場長か。その会社を俺の(暫定だけど)領地に作って育て、イズモを豊かな国にする。それが俺の野望……
というわけではないが。
「ずこーー。ちち違うノか? 流れからしてそうなると思ってた我のずっこけを返せ!」
「勝手にずっこけるなよ」
そうすれば、あそこの好素も良いものになるだろう。それもどうでもいいが。
「ずこーー。どうでもいいのかヨ! 我もずっこけたではないかヨ!!」
「お前も勝手にずっこけるな!」
俺がしたいのはカイゼンだ。その結果にはそれほど興味がない。俺がカイゼンをする以上、悪くなるはずはないからな。
「「また出た、傲慢ユウ人間!! ノだヨ」」
誰がユウ人間だ。それを言うなら傲慢人間ユウだろ。
……だれが傲慢だ!! お前らハクサイと一緒に漬けたろか。
「じゃあ、サツマに戻ってさっそくこの砥石とハンドグラインダーを使ってもらおう。ハタ坊。転送を頼む」
「しゃくしゃくしゃく、あ、ちょっと待って。もう少しだけしゃくしゃく」
「お前はナツメをどんだけ気に入ったんだよ。早くしろよ。そんなに食べたきゃ、持っていけばいいだろ」
「う、うん。このポテチもうまくて、ぱりぽり。こんな食べ物アイヅにはなかったから、ぽりぽり」
「そりゃ、ポテチは俺が作ったものだからな。でも、ナツメはないまでも、果物ぐらいはあっただろ。アイヅは結構裕福な領地だったようだが」
「あそこが裕福に見えるのは、こういうものにお金を使わないからよ。ぽりぽりざざざっ。あぁあ、終わっちゃった」
「アイヅにはお菓子の類いはないのか?」
それなら売れるかも知れないと思ったのだが。
「アイヅでは、食事以外になにかを食べることなんて、盆と正月、それにお客さんが来たときだけよ。そういう贅沢を慎むのが美徳だと思ってるの」
それじゃお菓子は売れないな。
「そういう土地柄ということか。ちょっと堅苦しい領地だな。うちの魔王たちには向かない領地だ」
「「向かないノだヨ!」」
なんかやらかしたときの罰として、アイヅ流しって手もあるかな?
「「物騒なことを考えるでないノだヨ!!」
質実剛健。それを地で行く領主、それがハニツだ。アイヅは平地は少なく耕作期間も短い。これといった産業も資源もない。夏は猛烈に暑いが期間は短く作物は育たない。その分冬は長く雪に閉ざされる。豊かな恵みが期待できるミノやオワリとは大違いだ。
そんな厳しい環境で暮らして行くには、人がそれに寄り添うしかない。我慢強く頑固な正義感。そういう気質が育って当然であろう。
暗君がひとりでもでたら、国が滅びかねないほど過酷な地だ。だからこそ、血筋ではなく能力で領主が決められるという方式が根付いたのだろう。
そして国力をため、いざというときに備えている。そういう国の人たち、俺は嫌いじゃない。今後もアイヅの発展には大いに寄与しようと思っている。
話が逸れちゃった。それじゃ、サツマへ飛ぶぞ。ハタ坊、頼む。
「私はアイヅとはいっても中通りだけどね。そっちもひっくるめてよろしく頼むよ。ひょいっ」
*福島県は、奥羽山脈と阿武隈山地で縦に3分割されている。海岸側から浜通り、中通り、会津と呼ばれる。それぞれで、ものすごく気候が違う。住民気質も違う。でも、全部ひっくるめて、作者は福島が大好きである。
「おっ、ゼンシン。もうできたのか。さすがだ。この話は面倒くさいところは進むのが早いな」
「な、なんの話ですか?」
「あ、いや、なんでもない、こっちの話。で、どんな感じ……ってでかいな、おい!!」
やや太めの鉛筆とか言ったのは誰だよ。これはもう、細めのダイコンというかスクナの二の腕ぐらいはあるぞ。
「え? どうしてそれを」
昨夜、ずっとぷにぷにして……なんかいないんだからね?
「たたたたただの例え話だよ、このぐらいかなって。いや、このハンドグラインダーが俺の予想よりちょっとだけ太かったものでな」
「そうですよね。でもユウさん、現状ではこのぐらいが限度です。あのベアリングというのを小さくすることがすごい困難です。これが目一杯でした」
ゼンシン、泣きそうだ。うむ、相当に無理な注文を出してしまったようだ。ちょっと可哀想になってきた。
前の世界にあった手持ちリューターが俺の基準だった。だからそのぐらいのものを作れと、つい言ってしまった。そもそも小型化というのは難しいのだ。あれは高度な技術の積み重ねがあってこそ可能になった工作機械だったのだ。
しかし、これでも手で持てるだけ、床置きのろくろよりは遥かにいい。
「う、うん。ゼンシン、たった半日でよくやった。これで作業は遥かに高度なものになるだろう。こちらの世界にサツマ切子の名声が轟く日が近づいたぞ」
「そ、そうですか。それなら良いのですけど」
「小型化はこれからおいおいやってくれればいい。第1弾としては大成功だよ。それから、次のことなんだが」
「次ですか、はい?」
「せっかくの魔鉄だ。タングステン冶金の入れ物もいいけど、お前専用のノミを作ったらどうだ?」
「ひゃえ?」
「どっから声を出してんだ。魔ノミを作ることを許す、と言ったんだよ。いままでよくやってくれたから、ご褒美だと思ってもらえばいい」
「ひょぇはひょせにょほひょなひょんきょんきょん!!!」
「お前はどこの世界の何者だ! 落ち着いてしゃべれ」
「ほ、ほん、本当に良いのですか、そんなことしてもらって」
「ああ、お前にはずいぶんいろいろやってもらったらからな。お前なしではできなかったものがふんだんにある。旋盤もボール盤も、このハンドグラインダーもそうだ。お前なしでは、シキ研もタケウチも成り立たないぐらいだ。いつか仏像を彫るのに必要な魔ノミを、いま作ってしまえ。ノミの種類がどのくらいあるのか知らないが、魔鉄が4Kgもあればかなりできるだろ?」
「え、ええ。それはもう。だけど、そんなこと。ほんとに、ありがとうございます! 初めここの正社員になるように言われたとき、本当は迷いもあったんです。だけど、良かった。ユウさんに付いてきて本当良かった。ありがとうございます。僕はきっと、ニホン1の仏師になってみせます!!」
「あ、いや、それはいいけど、仏師はその、こちらの仕事の合間というか、一段落してからにしてくれよ?」
「あははは、もちろん分かってますよ。いまでも週に1体ぐらいは作ってるんです。あれは僕の未来の夢ですから」
仕事漬けのはずなのに週に1体は仏像を彫っているだと?! まったく努力を怠らない男だ。立派なやつだ。そんなやつに喜んでもらえて、俺も嬉しい。
しかしこの俺の決断は、少し後になっていろいろと波紋を呼ぶのであるが、それはもう少し後の話である。
「ウエモン、砥石はできたか?」
「おう、24本作った」
「に、24って、お前はすごいな! それがこれか。あれ? 先が丸いのとか、四角いのとかいろいろあるぞ?」
「砥石でガラスを加工するんだろ? いろんな形状が必要かなって思っていろいろ作っておいた。使いやすいのがあれば、今度からそこに書いてあるナンバーで注文してくれ」
ウエモンの作った砥石は、俺が指示したとんがりタイプが24本の他に、円柱そのままやつ、先端を少し丸くしたやつ、細長いやつ、幅広のやつ、こんなの回せるだろうかってぐらいでかいやつ。計5種類の砥石が用意されていた。しかも軸のところにナンバリング付きだ。発注しやすいようにする工夫だろう。
俺より先のことを読んでやがる。そう。俺は仕上げ間近の加工で使うものとして、先の尖った砥石を注文したのだ。砥石は一番細かい番手である。しかし、切子加工ではもっと多様なニーズがあるのかも知れない。
ウエモンはそれを見越して、これだけのものを用意したのだ。
じつに細やかな気遣いができる女の子なのである。
「がしがしがしがし」
これさえなきゃね。
「あ、スクナ。これ、もしかしてお前がやらせたのか?」
「ううん。今回は私は作るのを手伝っただけ。それ全部ウエモンの発案よ。ウエモンね、サバエさんところでいろいろ経験を積んだみたいなの。生産体制の構築とか在庫管理とか、なんかウエモンが遠くにいっちゃった気がする」
サバエさんとこでそんなことを!? どんだけ見込まれてるんだよ。サバエさん、ウエモンを跡取りにしようとか考えてないだろうな。そのうち、重役にでも就任しそうな勢いだ。
……それも悪くはないか? オオクニ社長にウエモン工場長か。その会社を俺の(暫定だけど)領地に作って育て、イズモを豊かな国にする。それが俺の野望……
というわけではないが。
「ずこーー。ちち違うノか? 流れからしてそうなると思ってた我のずっこけを返せ!」
「勝手にずっこけるなよ」
そうすれば、あそこの好素も良いものになるだろう。それもどうでもいいが。
「ずこーー。どうでもいいのかヨ! 我もずっこけたではないかヨ!!」
「お前も勝手にずっこけるな!」
俺がしたいのはカイゼンだ。その結果にはそれほど興味がない。俺がカイゼンをする以上、悪くなるはずはないからな。
「「また出た、傲慢ユウ人間!! ノだヨ」」
誰がユウ人間だ。それを言うなら傲慢人間ユウだろ。
……だれが傲慢だ!! お前らハクサイと一緒に漬けたろか。
「じゃあ、サツマに戻ってさっそくこの砥石とハンドグラインダーを使ってもらおう。ハタ坊。転送を頼む」
「しゃくしゃくしゃく、あ、ちょっと待って。もう少しだけしゃくしゃく」
「お前はナツメをどんだけ気に入ったんだよ。早くしろよ。そんなに食べたきゃ、持っていけばいいだろ」
「う、うん。このポテチもうまくて、ぱりぽり。こんな食べ物アイヅにはなかったから、ぽりぽり」
「そりゃ、ポテチは俺が作ったものだからな。でも、ナツメはないまでも、果物ぐらいはあっただろ。アイヅは結構裕福な領地だったようだが」
「あそこが裕福に見えるのは、こういうものにお金を使わないからよ。ぽりぽりざざざっ。あぁあ、終わっちゃった」
「アイヅにはお菓子の類いはないのか?」
それなら売れるかも知れないと思ったのだが。
「アイヅでは、食事以外になにかを食べることなんて、盆と正月、それにお客さんが来たときだけよ。そういう贅沢を慎むのが美徳だと思ってるの」
それじゃお菓子は売れないな。
「そういう土地柄ということか。ちょっと堅苦しい領地だな。うちの魔王たちには向かない領地だ」
「「向かないノだヨ!」」
なんかやらかしたときの罰として、アイヅ流しって手もあるかな?
「「物騒なことを考えるでないノだヨ!!」
質実剛健。それを地で行く領主、それがハニツだ。アイヅは平地は少なく耕作期間も短い。これといった産業も資源もない。夏は猛烈に暑いが期間は短く作物は育たない。その分冬は長く雪に閉ざされる。豊かな恵みが期待できるミノやオワリとは大違いだ。
そんな厳しい環境で暮らして行くには、人がそれに寄り添うしかない。我慢強く頑固な正義感。そういう気質が育って当然であろう。
暗君がひとりでもでたら、国が滅びかねないほど過酷な地だ。だからこそ、血筋ではなく能力で領主が決められるという方式が根付いたのだろう。
そして国力をため、いざというときに備えている。そういう国の人たち、俺は嫌いじゃない。今後もアイヅの発展には大いに寄与しようと思っている。
話が逸れちゃった。それじゃ、サツマへ飛ぶぞ。ハタ坊、頼む。
「私はアイヅとはいっても中通りだけどね。そっちもひっくるめてよろしく頼むよ。ひょいっ」
*福島県は、奥羽山脈と阿武隈山地で縦に3分割されている。海岸側から浜通り、中通り、会津と呼ばれる。それぞれで、ものすごく気候が違う。住民気質も違う。でも、全部ひっくるめて、作者は福島が大好きである。
0
あなたにおすすめの小説
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
鬼死回生~酒呑童子の異世界転生冒険記~
今田勝手
ファンタジー
平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。
大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。
目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。
これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもしれない。
※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ネオページ」でも同時連載中です。
異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる