異世界でカイゼン

soue kitakaze

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第58話 伏線回収

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 外か中か分からないほど明るい室内。そして地面は土で草はボウボウに生え、木までも生えている。どんな室内だよ。

 そしてその木には、摩訶不思議な実がなっていた。

(さっきは素っ頓狂な実と言ってたようだったヨ?)
(どっちでもいいんだよ! ともかく、今までに見たことのない実がなっていたんだ。回想シーンの邪魔をするな)

 さらにおかしなことに、その中から声がした。

(やっと話が我のとこまできたな。さあ、早くこの実を収穫するのだヨ)
(で、その実をパッカーんと割ると桃太郎が生まれると?)
(桃の実じゃないヨ。我が開放されるのだ。さあ、早く。我はお待ちかねなのだヨ)

(知ってるがお前の態度が気に入らない)

(す、すまない。それは悪かった。なあ、お願いだ。我を助けると思って助けてくれヨ)
(例えになってねぇよ。確認するが、お前はオウミではないんだな?)

(我はオウミではないと、ずっと言っておるだろうが。もっとずっと高尚な存在なのだヨ)

(へぇ。それなら放っておこうっと。なんか怖いし。じゃあな。みんなと相談してからこの実をどうするか決めるよ。それまで待ってろ)

(ま、待った待った、待つのだ。それは困る。こんなことをオウミに知られたら大変なことになるのだヨ。なあ、良いではないか。ちょっとその実をむしってくれれば良いのだから)
(オウミとは知り合いなのだな。で、実をむしって出てくるお前はいったいなんて寄生虫?)

(誰が寄生虫だヨ! それはだな、そのぉ……大魔王だヨ?)
(ウソつきやがれ!!! 大魔王がそんなちっこい実……いや、実としてはでかいほうだけど、そんなとこに入ったりするものか。どんだけ間抜けな大魔王だよ)

(やかましわーー。ちょっといごこちが良かったもので、中で居眠りしてたら閉じ込められたのだっ)
(ど、ど、どんだけ間抜けだよ?)

(しまった! ついバラしてしまった。もういいからここから出すのだヨ。出さないとお前に呪いをかけ……ちょっとちょっと待った、どこへ行く? 何も言わずに去って行かないでヨ!!)

(呪うとか言われて黙って言うこときくやつがいるわけないだろが。じゃあ、そういうことで、ばいばい菌。自称・大魔王さん)

(悪かった悪かった、あれはほんの冗談だ。我には呪いなんて能力はないのだ。ちょっと言ってみたかっただけなんだヨ。お願い助けて)

 まるで、けものの槍に捕らわれていた『とら』と、まだ中学生だった『うしお』との初対面の場面と同じである。

 ……同じだよ?

(なあ、良いではないか。ちょっとその実をむしってくれれば良いのだ。それで何もかもがうまくいくのだヨ。誰も困らない。もちろん呪いなんか受けない。我も助かる。いいことばかりではないか)

 大魔王とやらは『とら』に比べるとかなり情けない生き物だけどな。

(お前を助けたとして、俺にどんなメリットがあるんだ?)
(『うしお』に比べると、お主はずいぶんと打算的なのだヨ?)

(やかましいよ。助けて欲しいのならそれなりの対価を差し出せってことだ)
(じゃあ40円でどう、だぁぁぁぁ分かった分かったから黙って去って行くなというに。じゃあ、どんな条件を飲めば助けてくれるのか言ってくれヨ)

(ふむ、そうだな。まずは、俺と俺の関係者には絶対害を及ぼさないことを約束しろ)
(我をいったいなんだと思っているのだ。そんなことするわけがないだろ。でも分かった。それは約束しよう。だからそろそろ)

(無関係なやつには、なにをしてもいい)
(お前って結構ひどいやつだな!!)

(しかし、そ、それだけですむと思うなよ)
(まだあるのか。言うだけは言ってみヨ。なんでもかなえられるとは限らんけどな)

(えっと、そうだな。ダメだったらダメと言ってくれていいのだが)
(うむ)
(とりあえずその40円をもらおうか)
(お、おう。わ、分かったヨ) いいのか、そんなんで?

(それから、えっと……えええっと……うーむ)
(そんなに悩むようなことかヨ?)
(えぇーと……もう思いつかない。もういいや、助けてやるよ。で、どうすればいい?)

(おお、そうか。ずいぶん時間がかかったが呼び寄せた甲斐があったというものだ)
(さっきもそんなこと言ってたな? 呼び寄せたってのはどういう意味だ?)

(お前をあちらの世界からこっちに転位させたのは我なのだよ)
(ええええ!? マジでか!)
(そうなのだヨ、すごいだろう)

(お前がここから出るためだけにか?)
(え?)
(あちらで成功しかかっていた俺を、そんなくだらないことのために呼んだのか?)
(あ、いや、くだらなくはないのだが)

(わざわざ選んでか?)
(わざわざ選んだわけでもなくてだな)

 この物語の元凶はお前じゃねぇか!!! もう怒った。あとでこの周りに毒でもまいてやる。

(待て、待つのだ! この木が枯れたら我も一緒に枯れてしまうではないか。それだけは止めて、お願いヨ)
(ほんとに効果あるのかよ。言ってみただけだったんだが。この木を枯らすとお前も一緒に枯れるのか。メモしておこう)

(……そうでもないかな?)
(思いっきりバレてんだよ!! 殺虫剤持ってこようっと)
(よせぇぇぇ、よすんだ! あっちの世界でもどうせお前は成功はしなかったのだヨ。むしろ感謝してもらいたいぐらいのことだヨ)

(やかましい! せっかく企画が立ち上がったとこだったのに、お前のせいで俺は)
(あんなカサが売れるわけなかろうが)

(うぎゃっ)
(どっから声を出しているのだ。重さが20kgもあって、1本125万円もするカサを買う層が、あの世界のどこにいるのだ。売れっ子プロレスラーか、筋トレ好きな大富豪か)

(や、や、やかましいよ。ともかく機能は果たしているんだ。あとはカイゼンしてゆけばいいことだろう)
(それにしては、そのことを動画では隠していたな?)

(うぎゃぁぁぁ)
(ネタはあがってんだ、吐け、吐いて楽になっちまえ。そしてこの実を収穫いだだだだだだだ、こら、なにをするのだだだだだだだだ)

(ちょっとねじってみた)
(そんなyoutubeで歌ってみた、みたいに言うなぁぁだだだだあだ。それはまずい、よすのだやめるのだ痛いのだ)

(取り調べみたいに言うからだよ。お前はどんだけあっちの世界に詳しいんだよ)
(そりゃ、あっちでは通信というものが発達しているからな)
(通信? インターネットのことか?)

(そうだ、我らのような存在にとって、あの電子の世界とはとても相性が良いのだ。実態がないのに0と1との組み合わせだけで構築された世界なら、我らが入り込むのはそれほど難しくない。あとは複雑な暗号さえ読み解けばいいのだからな)

(なるほど。分かったようで分からん)
(そういうわけで、お前は我の眼鏡にかなったのだヨ。光栄に思うがよい)
(どうして俺じゃないとお前を外に出せないんだ?)

(この中に閉じ込められている我には、人間と話ができないからだヨ)
(話ができない? 俺とだとどうしてできるんだ?)
(我が呼び寄せた人間だからだ)

(そんなたった今思いついたようなルールを言われても)

 そ、そん、そんなことないんだからね?

(俺を選んだ理由は?)
(我らはあちらの電子の世界にアクセスはできるが、干渉することはできない。つまりはROMだ)
(なんか古い単語が出てきたな。つまりは読むだけってことか)

*念のために書いておくが、これはリード・オンリー・メンバーの略である。あちらの自由掲示板は、自由過ぎてとても危険なところと認識されていた時期がある。怖くて書き込みができず、ただ読んでいただけの人がたくさんいた。その人たちを指して言った言葉である。そこから転じて、アホなことを書くと「しばらくROMってろ」というように使われる言葉となった。豆知識な。

(そうだ。あの暗号はあまりに複雑過ぎて、書き込むことはできないのだよ。読める場所も限られる。ただ、映像に関しては割と楽だ。そこで見つけたのだヨ、お前の動画投稿を)

(つまりは、誰でもよかったと)
(それを言っては身もふたもないではないかヨ)
(それをよくお前は選ばれた、とか言えたものだな。1万人の中からたったひとりが選ばれましたとか言う商品送りつけ詐欺師かよ)

(ハイ。偶然見つけたお主が、ぐでんぐでんに酔ったのをこれまた偶然見つけたので、適当に魔法をかけたらこんなことになってしまいました、申し訳ありませんでしたヨ)

(最初からそう正直に言えばいいのに。ちなみに、元に戻すことはできるのか?)
(それは無理だ。こちらの人間をあちら側に送ることはできないのだ。引っ張ってくるにしても、50%ぐらいの確率しかないのに)

 いま、すごく気になる確率が聞こえたが、怖いのでツッコまないでおこう。

(いまさら戻せと言うつもりはないがな。だが、このことは俺のお前への貸しだ。覚えておけよ)

(ふぃぃ。分かったのだヨ。じゃあ、収穫してくれるのか?)
(収穫してやるよ。もう面倒になってきたし、俺もそろそろ疲れてきたし)
(体力のないやっちゃな。では、ねじらないようにそのまま引っ張ってくれ)

(ねじらずに引っ張るのか。ぐにぃぃぃぃぃぃぃ。硬いなおい!)
(どんだけ非力だヨ! もっと頑張るのだヨ!)

(そう言われても。ちょっとだけねじってもいい?)
(ダメだと言うのにぃぃたたたたたた。ダメだ、まっすぐ引っ張れ!! 我が寝ている間に、この実が乾燥して縮んだのだ。それで我の体勢がおかしなことになってしまった。まっすぐ以外には引っ張ってはならんぞ)

(そもそもどうしてこんなとこ入ったんだよ、ぐにににににににー。ダメだ)
(なんだかとても良い香りがしたのだ。いだだだだだ、ひねるなってのに!)

(まっすぐ引くってのは意外と難しいな。ここでどんだけ寝てたんだよぐににににににににに)
(かれこれ5年ぐらいになるのかな)

 ずるるるるるっ。

(おい、どうした?)
(驚いて手が滑ったんだよ! どんだけ気の長い大魔王だよ! あれ? ほんとに魔王なのか?)

「もうバラしてもいいだろう。我こそは、このミノを支配する大魔王・ミノウであるぞ)

 オウミもそうだったが、こいつらは自己紹介するたびに威張らないといけない病気かなにかか?

(ミノウだったのか。噂には聞いてるぞ。とても運の良い魔王だそうだな)
(その通りなのだ。我が支配する領地は必ず、豊かで安全になるのだヨ、わはははは」

(だけど、こんなところに閉じ込められる間抜けであると)
(やかましいわ。幸運ってのはだな、自分には来ないのだヨ。我は周りを幸せにはしても、自分はなれないのだヨ、グスン)

(いまさらしおらしくするな。それにしても、これは取れない。やっぱりみんなが帰ってきたら相談して、力のあるやつに頼もうか。ハルミなら楽勝かもしれない)

(そ、そ、それは困るのだ。それまでになんとかするのだ)
(さっきもそんなこと言ってたな。理由はなんだ? オウミがいるからか?)
(そ、そうなのだ。オウミにこんなこと知られたら、また馬鹿にされるのだ。それだけは絶対に嫌なのだヨ)

(そこまで仲が悪いのか。しかし、俺の力では取れそうにないぞ)
(困ったのだ。ここまで貧弱なやつを呼び出してしまったとは)

(そうか。ちょっとぐらい痛いのは我慢しろ、ねじり取ってやる)
(やめろやめろ、あだだだだだ、痛い痛い痛い、やめいってやめ。このっ!)

 バチンという音がした。

(痛っ!! なんだ今のは。手元でパチンって言ったぞ?)
(静電気を発生させたんだヨ。無理にやんなっての、我のアイデンティティが壊れるではないか)
(お前のアイデンティティなんか知るか! ああ、痛かった。もう止めた。帰る)

(ああん、ちょっと待ってヨ! 今のは我が悪かった。痛かったのでついむしゃくしゃしてやった。今では反省しているヨ。もうちょっと。もうちょっとだけ頑張ってみて、お願い)

(痛かったのは本当だが、もう無理だというのも本当だ。これは俺の手に負えない。剣でもとってくるか。それでツルをちょんっと……」
(これ、幹から直接実が生えているのだが……)

(ちょっと本体が切れるぐらい、よくね?)
(恐ろしいことを平気で言うやつだな!! そんなことしたら、我も切れてしまうではないか)

(切れるんかい。じゃあ、桃みたいに外側の皮を剥いてみるか)
(皮だけ剥いても意味がないのだヨ。我は実の中にいるのだか……ああっ、まずい! まずいことになった!! オウミが帰ってきた!!)

(そうか。もう諦めて皆に手伝ってもらおうよ。ついでに、お前もオウミと仲直りしろ)
(い、嫌だ、それだけは嫌だ。あいつが頭を下げてくるまで我は絶対に会わないと誓ったのだ)

(いったい誰に誓ったんだ。そんなことぐらい我慢しろよ。それとも、そこでそのまま乾いてゆくか?)

(そ、そんななまはげのようなことを言われても困るのだ……。あ、そうだ。お前は召喚魔法が使えたのではないか?)

(ああ、そういえばアチラに習ったな。そうか、お前を召喚すればいいのか)
(そうなのだ。お主のはまだ初級だからランダムに魔物を呼んでしまうが、この辺には我しかいない。大丈夫だろう。それで頼む)

(ふむ)
(な、なにを、まだ考えているのヨ?)

(俺をこちらの世界に勝手に呼び出したこと、俺にそこから出してもらうこと。それに、俺が生涯に3回しか使えない召喚魔法を使わせたこと)
(悪かったのだ、悪かった。だけどもうそれしか方法がないのだ。オウミのやつ、我の気配に気がついたのだ。一目散にこちらに向かっているヨ。早く、早く頼むヨ)

(計3つ。お前に貸しだ。いいな?)
(ひとつだと思ってたのに、ずいぶん盛ったものだなぁ)
(嫌なら、俺は戻るけど)

(分かったのだ、我の借りは3つなのだ。それでいいのだ、だから早く頼むのだヨ)

「お近くの魔物さん、魔物さん。どうか私とお友達になってくださいな。アビラウンケンソワカ」


 作者さん、第19話での伏線の回収に成功せりビシッ。
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