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第71話 進軍を止める
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「よいしょ、よいしょ、よいしょっと」
ミヨシが半透明のゴミ袋になにかを詰めて運んでいる。
「ミヨシ? なんだそれ。今日はゴミの日じゃなかっただろ」
「あ、ハルミ姉さん。そうなんだけど、これがいっぱい溜まっちゃって。あんまり見苦しいし邪魔だから整理しようかなって」
「ああ、例の実か。割って調べてみた?」
「うん、中身をちょっとだけかじってみたけど、一応は食べられるみたい。食感は弾力があってイカの刺身のような感じ」
「イカ臭いのか」
「いや、そ、そうじゃないから! ね、姉さんは、ソウともうそんなことしてるの?」
「ん? ソウとなにをしてるって?」
「あ、いや、なんでもないです。してるわけないか。脳が筋肉でできているような人だもんね。ソウも気の毒に」
「なにかものすごく失礼なことを言われた気がするんだけど。誰が気の毒だって?」
「いやいや、それよりこの実の話でしょ。微かにブドウのような味がするんだけど、繊維質だしちょっと青臭いし苦みもあるのよ」
「そうか。あまり食べようという気にはなれない実だなぁ」
「そうなの。しかもタネばかりが大きくて食べられる実の部分は少ないし」
「ふぅん。他に使い道もなさそう?」
「油ぐらいはとれるかもしれないけど、今は特に必要ないし。だからまとめて捨てちゃおうと思って」
「そうか、それらなら手伝うぞ。私のほうが力仕事には向いているからな」
「まだまだたくさんあるから、後でそっちも手伝って。放っておくとどんどん落ちて溜まる一方なのよ。以前からたまに落ちていたけど、なぜか急にそれが増えたのよ。最近は静電気も発生してないし、なにかあったのかしら?」
「ああ、あの静電気か。あれは不思議な体験だったな」
「姉さんも感じたこたことあるの?」
「ああ、たまに剣を振りにいったとき、ちょっとピリッてなることがあったな」
「そんなとこで振らないでよ。誰か通りかかったら危ないじゃない」
「雨の日は剣が濡れちゃうから、そこで振ってたんだ」
「練習場があるじゃないの」
「練習場はひと目につくし、枝を切る練習はできないし」
「気をつけてよ。私もちょくちょく行くんだから」
「ミヨシはいつもなにをしに行くんだ?」
「あの辺りには、バジルやジャスミンが自生してるのよ。それを採りに行くの」
「バジルってあれか、あの鶏肉に乗っかってるやつか。あれうまいな」
「でしょ。いくらでも生えてるから助かるのよ、あれ」
「ミヨシには苦労をかけるのぉ」
「ばあさんや、それは言いっこなしじゃ」
そんな微笑ましい姉妹の会話である。
「しかし実の使い道がないのなら、いっそのこと木を切ったほうがいいんじゃないか」
「そうしようかなと思ってる。あの辺って役に立つ植物が多いから基本放置だったんだけど、これは大きいだけで食べられないんじぇねぇ。そのときもお願いするわ」
「まかせなさい! 私のニホン刀で一刀両断に」
「違うでしょ。木を切るのはノ・コ・ギ・リ」
「うぐ、そう、そうだったな」
「もうハルミ姉さんはすぐそっちに思考が行っちゃうんだから。あんな太い木を切ったら、大切なニホン刀が曲がっちゃうわよ。もう1本しかないんでしょ?」
「それは確かにそう……だけど、私のニホン刀なら大丈夫な気がするんだが」
「気がする、ってだけで試したみたりしないように!」
「へーい」
そこに、起き抜けの俺が通りかかった。
「おあよー」
「ああ、ユウ。おはよう。朝ご飯はもう少し待ってね」
「ふぁーい。あれ? それはなに?」
「これはゴミ。捨てるの手伝ってくれる?」
「ああいいけど。俺が持てるのはひとつぐらいだぞ」
「はい、じゃあこれをお願いね」
「いやいやいや」
「なによ」
「1袋じゃなくて俺が持てるのはその中の1つだけだ。半透明で中身が透けて見えているから大きさは分かるぞ。うん、それが限界だ」
「どんだけ力がないのよ。こんなもの1袋さえも持てないって言うの?」
「その通り!」
「威張ることではないノだ。相変わらず情けないやつなノだ」
やかましいよ。できないものはできないのだ。
「じゃあ、ちょっと袋を開けて、中身を1個だけ……あれ、このラグビーボールどこかで見たような。あっ、これはミノウがごげごげげごごご」
「どどど、どうしたのヨ。それはどこかで見た気になる木になる実ではないのかヨ。それは捨ててはいけない、いけないのだヨだヨだヨ」
「ミノウ様、おちついて」
(ミノウがこれに閉じ込められていたのは、まだ内緒だったのか。オウミにはバレているのだから、もういいのかと思ってたぞ)
(実の中でミヨシとハルミには何度も会っているのだ。ハルミは木を切ろうとするし、ミヨシは我のいる実をもごうとするので、近づいてきたら電気を流して嫌がらせをしてたのだ。だからバレるとまずいのだ)
(そんなことやってたのかよ。それじゃ以前に食堂で見たあの実はなんだったんだ?)
(これもそうだが、ミヨシは落ちている実を拾ったのだヨ。あの木は最近になって熟す実をつけるようになったのだ。おそらくは木が成熟したのだろう)
(5年前はそうじゃなかったと?)
(うむ。まだ背丈も1mぐらいだったし、最初は実から実へと簡単に移動できたのだ。いい匂いがするので、そうやって遊んでいたが、そのうちに香りが強くなって酔って寝てしまった。そしたら5年が過ぎていて、出るに出られなくなったというお笑いヨ)
(のんきな魔王だな。治世もほったらかしで)
(め、面目ないヨ……)
「なにをぼそぼそとしゃべってるの? 気になる木? ってなによ」
「名前も知らない木なのだヨ。だから名前も知らない実になるでしょう?」
名前も知らない花が咲くんじゃないのか。ってどんな誤魔化し方だよ。
「それよりもだ。この実はもしかして、工房の奥で自生していたやつじゃないか?」
「うん、そうよ。これから捨てにいくところ。それがどうかしたの?」
「「それをすてるなんてとんでもない!」」
「ああ、びっくりした。どうしてふたりして全部ひがらなになるのよ。いいわよ、それならこれユウが処分してくれるのね」
「処分どころか、それでとても大切なものが作れるんだぞ」
「「大切なもの?」」
「うむ、おそらくそれは、この工房の未来を担う商品になるだろう(個人の感想です)。刀や包丁は、それを使う特定の人だけにしかニーズがない。めっきも同じだ。だがそれは、人類にとって最も必要とされる食べ物となる(かも知れない)」
と、どや顔で言ってみる。自分が食べたいだけというのはそっちのけである。
「魔王にとっても、魔王にとっても、重要な食べ物になるのだヨ、それは」
ミノウもそっちのけである。そのとき叫んだのが珍しくオウミであった。
「ああっ!! そうだミノウ。これで止められるかもしれないノだ」
「な、なにをだヨ?」
「イズナ軍の進軍をなノだ」
おい、たかがチョコレートにどんだけ重圧をかぶせるつもりだ。
ミヨシが半透明のゴミ袋になにかを詰めて運んでいる。
「ミヨシ? なんだそれ。今日はゴミの日じゃなかっただろ」
「あ、ハルミ姉さん。そうなんだけど、これがいっぱい溜まっちゃって。あんまり見苦しいし邪魔だから整理しようかなって」
「ああ、例の実か。割って調べてみた?」
「うん、中身をちょっとだけかじってみたけど、一応は食べられるみたい。食感は弾力があってイカの刺身のような感じ」
「イカ臭いのか」
「いや、そ、そうじゃないから! ね、姉さんは、ソウともうそんなことしてるの?」
「ん? ソウとなにをしてるって?」
「あ、いや、なんでもないです。してるわけないか。脳が筋肉でできているような人だもんね。ソウも気の毒に」
「なにかものすごく失礼なことを言われた気がするんだけど。誰が気の毒だって?」
「いやいや、それよりこの実の話でしょ。微かにブドウのような味がするんだけど、繊維質だしちょっと青臭いし苦みもあるのよ」
「そうか。あまり食べようという気にはなれない実だなぁ」
「そうなの。しかもタネばかりが大きくて食べられる実の部分は少ないし」
「ふぅん。他に使い道もなさそう?」
「油ぐらいはとれるかもしれないけど、今は特に必要ないし。だからまとめて捨てちゃおうと思って」
「そうか、それらなら手伝うぞ。私のほうが力仕事には向いているからな」
「まだまだたくさんあるから、後でそっちも手伝って。放っておくとどんどん落ちて溜まる一方なのよ。以前からたまに落ちていたけど、なぜか急にそれが増えたのよ。最近は静電気も発生してないし、なにかあったのかしら?」
「ああ、あの静電気か。あれは不思議な体験だったな」
「姉さんも感じたこたことあるの?」
「ああ、たまに剣を振りにいったとき、ちょっとピリッてなることがあったな」
「そんなとこで振らないでよ。誰か通りかかったら危ないじゃない」
「雨の日は剣が濡れちゃうから、そこで振ってたんだ」
「練習場があるじゃないの」
「練習場はひと目につくし、枝を切る練習はできないし」
「気をつけてよ。私もちょくちょく行くんだから」
「ミヨシはいつもなにをしに行くんだ?」
「あの辺りには、バジルやジャスミンが自生してるのよ。それを採りに行くの」
「バジルってあれか、あの鶏肉に乗っかってるやつか。あれうまいな」
「でしょ。いくらでも生えてるから助かるのよ、あれ」
「ミヨシには苦労をかけるのぉ」
「ばあさんや、それは言いっこなしじゃ」
そんな微笑ましい姉妹の会話である。
「しかし実の使い道がないのなら、いっそのこと木を切ったほうがいいんじゃないか」
「そうしようかなと思ってる。あの辺って役に立つ植物が多いから基本放置だったんだけど、これは大きいだけで食べられないんじぇねぇ。そのときもお願いするわ」
「まかせなさい! 私のニホン刀で一刀両断に」
「違うでしょ。木を切るのはノ・コ・ギ・リ」
「うぐ、そう、そうだったな」
「もうハルミ姉さんはすぐそっちに思考が行っちゃうんだから。あんな太い木を切ったら、大切なニホン刀が曲がっちゃうわよ。もう1本しかないんでしょ?」
「それは確かにそう……だけど、私のニホン刀なら大丈夫な気がするんだが」
「気がする、ってだけで試したみたりしないように!」
「へーい」
そこに、起き抜けの俺が通りかかった。
「おあよー」
「ああ、ユウ。おはよう。朝ご飯はもう少し待ってね」
「ふぁーい。あれ? それはなに?」
「これはゴミ。捨てるの手伝ってくれる?」
「ああいいけど。俺が持てるのはひとつぐらいだぞ」
「はい、じゃあこれをお願いね」
「いやいやいや」
「なによ」
「1袋じゃなくて俺が持てるのはその中の1つだけだ。半透明で中身が透けて見えているから大きさは分かるぞ。うん、それが限界だ」
「どんだけ力がないのよ。こんなもの1袋さえも持てないって言うの?」
「その通り!」
「威張ることではないノだ。相変わらず情けないやつなノだ」
やかましいよ。できないものはできないのだ。
「じゃあ、ちょっと袋を開けて、中身を1個だけ……あれ、このラグビーボールどこかで見たような。あっ、これはミノウがごげごげげごごご」
「どどど、どうしたのヨ。それはどこかで見た気になる木になる実ではないのかヨ。それは捨ててはいけない、いけないのだヨだヨだヨ」
「ミノウ様、おちついて」
(ミノウがこれに閉じ込められていたのは、まだ内緒だったのか。オウミにはバレているのだから、もういいのかと思ってたぞ)
(実の中でミヨシとハルミには何度も会っているのだ。ハルミは木を切ろうとするし、ミヨシは我のいる実をもごうとするので、近づいてきたら電気を流して嫌がらせをしてたのだ。だからバレるとまずいのだ)
(そんなことやってたのかよ。それじゃ以前に食堂で見たあの実はなんだったんだ?)
(これもそうだが、ミヨシは落ちている実を拾ったのだヨ。あの木は最近になって熟す実をつけるようになったのだ。おそらくは木が成熟したのだろう)
(5年前はそうじゃなかったと?)
(うむ。まだ背丈も1mぐらいだったし、最初は実から実へと簡単に移動できたのだ。いい匂いがするので、そうやって遊んでいたが、そのうちに香りが強くなって酔って寝てしまった。そしたら5年が過ぎていて、出るに出られなくなったというお笑いヨ)
(のんきな魔王だな。治世もほったらかしで)
(め、面目ないヨ……)
「なにをぼそぼそとしゃべってるの? 気になる木? ってなによ」
「名前も知らない木なのだヨ。だから名前も知らない実になるでしょう?」
名前も知らない花が咲くんじゃないのか。ってどんな誤魔化し方だよ。
「それよりもだ。この実はもしかして、工房の奥で自生していたやつじゃないか?」
「うん、そうよ。これから捨てにいくところ。それがどうかしたの?」
「「それをすてるなんてとんでもない!」」
「ああ、びっくりした。どうしてふたりして全部ひがらなになるのよ。いいわよ、それならこれユウが処分してくれるのね」
「処分どころか、それでとても大切なものが作れるんだぞ」
「「大切なもの?」」
「うむ、おそらくそれは、この工房の未来を担う商品になるだろう(個人の感想です)。刀や包丁は、それを使う特定の人だけにしかニーズがない。めっきも同じだ。だがそれは、人類にとって最も必要とされる食べ物となる(かも知れない)」
と、どや顔で言ってみる。自分が食べたいだけというのはそっちのけである。
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ミノウもそっちのけである。そのとき叫んだのが珍しくオウミであった。
「ああっ!! そうだミノウ。これで止められるかもしれないノだ」
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