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第3話「魔香牛を求めて」
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セレスティーナの『豊穣の祝福』の力は、まさに規格外だった。
俺が村の外れで見つけた、大豆に似た豆【黒緑豆】や、砂糖の原料になりそうな【甜菜】も、彼女の手にかかれば瞬く間に【品質・極上】の作物へと生まれ変わる。
俺たちは早速、黒緑豆を使って醤油もどきと味噌もどきの開発に取り掛かった。前世の知識を頼りに、発酵や醸造を試みる。失敗も多かったが、鑑定スキルで成分の変化を確認しながら調整を重ね、数週間後には、かなり本物に近い味の調味料を完成させることができた。
「これが……ショウユ?」
セレスティーナが、完成したばかりの醤油もどきを小皿にとり、不思議そうに眺めている。
「ああ。魚や肉にかけると絶品なんだ。それに、俺が目指す『すき焼き』には絶対に欠かせない調味料だ」
セレスティーナが育てた奇跡の野菜、そして完成した醤油もどきと砂糖もどき。すき焼きの役者は、少しずつ揃ってきた。
だが、一番肝心な主役がまだいない。
そう、牛肉だ。
この村で飼育されているのは、猪を家畜化したような【ブルゴア】という生き物だけ。肉は硬く、臭みも強い。とてもじゃないが、すき焼きに使える代物じゃなかった。
「やっぱり、アレを探しに行くしかないか……」
俺はある日、村の古文書で見つけた記述を思い出していた。
『黒霧の森の奥深く、幻の牛棲む。その肉は、口にすれば万人がとろけると言う。名は魔香牛』
村の古老に聞いても、「そんなものはただの伝説じゃ」「森の奥には恐ろしい魔物がいて、生きては戻れん」と、誰も本気にしてくれない。
でも、俺の直感が告げている。魔香牛は、絶対にいる、と。
すき焼きのためなら、どんな危険もいとわない。それが日本の農家の魂だ。
「セレスティーナ、ちょっと旅に出ないか?」
「旅? どこへ?」
「最高の肉を探しに。黒霧の森へ」
俺の言葉に、セレスティーナは顔を曇らせた。
「あの森は危険よ。魔物が出ると聞いているわ」
「分かってる。でも、俺たちの夢のためには、どうしても必要なんだ」
俺は真剣な瞳で彼女を見つめた。
「もちろん、無理強いはしない。俺一人でも行くつもりだ」
セレスティーナはしばらく考え込んでいたが、やがて顔を上げると、強い意志を宿した瞳で言った。
「……行くわ。あなた一人では心配だもの。それに、そのマコウギュウとやら、私も見てみたい」
「本当か!?」
「ただし、私の身は私が守る。足手まといにはならないわ」
***
こうして、俺たちは魔香牛を探すため、黒霧の森へと旅立つことになった。
村人たちには「薬草採りに行く」とだけ告げ、最低限の食料と装備を整える。俺の武器は、親父の形見の古い鉈と、鑑定スキル。セレスティーナは、護身用に小さな杖を持っている。正直、戦力としては心もとない。
森に足を踏み入れると、ひんやりとした空気が肌を撫でた。昼間だというのに薄暗く、不気味な静寂が広がっている。
「本当に、こんな場所に牛がいるのかしら……」
不安そうなセレスティーナに、俺は「大丈夫だ」と力強く答えた。何の根拠もないが、そう言うしかなかった。
鑑定スキルを常に発動させ、周囲の動植物や地形の情報を読み取りながら進んでいく。
【猛毒キノコ:食べると三日間腹を下す】
【眠り草:吸い込むと深い眠りに落ちる】
危険なものばかりだ。鑑定スキルがなければ、とっくにリタイアしていただろう。
森の奥へ進むにつれて、魔物の気配が濃くなっていく。
木の陰から、鋭い爪を持つ狼のような魔物【シャドウウルフ】が姿を現した。その数は三匹。完全に包囲されていた。
「セレスティーナ! 下がってろ!」
俺は鉈を構え、前に出る。だが、相手は素早い。一匹が俺の死角から飛びかかってきた。
(やばい!)
そう思った瞬間、俺の横を緑色の閃光が駆け抜けた。
「【大地の枷(アース・バインド)】!」
セレスティーナが叫ぶと、シャドウウルフたちの足元から無数の蔦が伸び、彼らの体を瞬く間に拘束した。
「なっ!?」
俺が驚いていると、セレスティーナはさらに杖を構えた。
「君の力は、植物を育てるだけじゃなかったんだな!」
「ええ。あなたと畑仕事をするうちに、魔力のコントロールが上達したみたい。これくらいなら!」
彼女の瞳には、以前のような怯えはなかった。自分の力を信じ、敵に立ち向かう強い意志があった。
動きを封じられたシャドウウルフたちは、もはやただの的だ。俺は冷静に一匹ずつ仕留めていった。
シャドウウルフを撃退し、一息ついた俺たちは、さらに森の奥へと足を進めた。
そして、ついに見つけたのだ。
***
森の開けた場所に、小さな泉があり、その水を飲む一頭の牛の姿を。
全身が艶やかな黒毛で覆われ、その体からは、なぜか花の蜜のような甘い香りが漂っている。普通の牛よりも一回り小さいが、その瞳は非常に賢そうだ。
俺は息を殺し、そっと鑑定スキルを発動させた。
【名前:魔香牛(まこうぎゅう)
種族:幻獣
状態:良好
詳細:伝説の幻獣。その肉は至高の味と香りを持つ。非常に警戒心が強く、めったに人前に姿を現さない。植物性の魔力を好み、特に純度の高い魔力を持つ者になつきやすい】
――いた! 間違いない、魔香牛だ!
しかも、『純度の高い魔力を持つ者になつきやすい』だと?
俺は隣にいるセレスティーナの顔を見た。彼女ほど、この条件に当てはまる人物はいないだろう。
「セレスティーナ、あの牛、あんたになら懐くかもしれない」
「え? 私に?」
俺は鑑定結果を彼女に伝え、ゆっくりと魔香牛に近づいてみてくれと頼んだ。
セレスティーナは緊張した面持ちで、一歩、また一歩と魔香牛に近づいていく。彼女の手からは、あの優しい緑色の光が自然とあふれ出していた。
魔香牛は最初こそ警戒していたものの、セレスティーナから発せられる『豊穣の祝福』の魔力を感じ取ったのか、おとなしく彼女を見つめている。
やがて、セレスティーナの小さな手が、魔香牛の鼻先にそっと触れた。
魔香牛は気持ちよさそうに目を細め、すり、と彼女の手に頭をこすりつけた。
信じられない光景だった。伝説の幻獣が、いともたやすくセレスティーナになついたのだ。
これで、すき焼きの主役が手に入った。
俺たちの夢が、また一歩、現実へと近づいた瞬間だった。
俺が村の外れで見つけた、大豆に似た豆【黒緑豆】や、砂糖の原料になりそうな【甜菜】も、彼女の手にかかれば瞬く間に【品質・極上】の作物へと生まれ変わる。
俺たちは早速、黒緑豆を使って醤油もどきと味噌もどきの開発に取り掛かった。前世の知識を頼りに、発酵や醸造を試みる。失敗も多かったが、鑑定スキルで成分の変化を確認しながら調整を重ね、数週間後には、かなり本物に近い味の調味料を完成させることができた。
「これが……ショウユ?」
セレスティーナが、完成したばかりの醤油もどきを小皿にとり、不思議そうに眺めている。
「ああ。魚や肉にかけると絶品なんだ。それに、俺が目指す『すき焼き』には絶対に欠かせない調味料だ」
セレスティーナが育てた奇跡の野菜、そして完成した醤油もどきと砂糖もどき。すき焼きの役者は、少しずつ揃ってきた。
だが、一番肝心な主役がまだいない。
そう、牛肉だ。
この村で飼育されているのは、猪を家畜化したような【ブルゴア】という生き物だけ。肉は硬く、臭みも強い。とてもじゃないが、すき焼きに使える代物じゃなかった。
「やっぱり、アレを探しに行くしかないか……」
俺はある日、村の古文書で見つけた記述を思い出していた。
『黒霧の森の奥深く、幻の牛棲む。その肉は、口にすれば万人がとろけると言う。名は魔香牛』
村の古老に聞いても、「そんなものはただの伝説じゃ」「森の奥には恐ろしい魔物がいて、生きては戻れん」と、誰も本気にしてくれない。
でも、俺の直感が告げている。魔香牛は、絶対にいる、と。
すき焼きのためなら、どんな危険もいとわない。それが日本の農家の魂だ。
「セレスティーナ、ちょっと旅に出ないか?」
「旅? どこへ?」
「最高の肉を探しに。黒霧の森へ」
俺の言葉に、セレスティーナは顔を曇らせた。
「あの森は危険よ。魔物が出ると聞いているわ」
「分かってる。でも、俺たちの夢のためには、どうしても必要なんだ」
俺は真剣な瞳で彼女を見つめた。
「もちろん、無理強いはしない。俺一人でも行くつもりだ」
セレスティーナはしばらく考え込んでいたが、やがて顔を上げると、強い意志を宿した瞳で言った。
「……行くわ。あなた一人では心配だもの。それに、そのマコウギュウとやら、私も見てみたい」
「本当か!?」
「ただし、私の身は私が守る。足手まといにはならないわ」
***
こうして、俺たちは魔香牛を探すため、黒霧の森へと旅立つことになった。
村人たちには「薬草採りに行く」とだけ告げ、最低限の食料と装備を整える。俺の武器は、親父の形見の古い鉈と、鑑定スキル。セレスティーナは、護身用に小さな杖を持っている。正直、戦力としては心もとない。
森に足を踏み入れると、ひんやりとした空気が肌を撫でた。昼間だというのに薄暗く、不気味な静寂が広がっている。
「本当に、こんな場所に牛がいるのかしら……」
不安そうなセレスティーナに、俺は「大丈夫だ」と力強く答えた。何の根拠もないが、そう言うしかなかった。
鑑定スキルを常に発動させ、周囲の動植物や地形の情報を読み取りながら進んでいく。
【猛毒キノコ:食べると三日間腹を下す】
【眠り草:吸い込むと深い眠りに落ちる】
危険なものばかりだ。鑑定スキルがなければ、とっくにリタイアしていただろう。
森の奥へ進むにつれて、魔物の気配が濃くなっていく。
木の陰から、鋭い爪を持つ狼のような魔物【シャドウウルフ】が姿を現した。その数は三匹。完全に包囲されていた。
「セレスティーナ! 下がってろ!」
俺は鉈を構え、前に出る。だが、相手は素早い。一匹が俺の死角から飛びかかってきた。
(やばい!)
そう思った瞬間、俺の横を緑色の閃光が駆け抜けた。
「【大地の枷(アース・バインド)】!」
セレスティーナが叫ぶと、シャドウウルフたちの足元から無数の蔦が伸び、彼らの体を瞬く間に拘束した。
「なっ!?」
俺が驚いていると、セレスティーナはさらに杖を構えた。
「君の力は、植物を育てるだけじゃなかったんだな!」
「ええ。あなたと畑仕事をするうちに、魔力のコントロールが上達したみたい。これくらいなら!」
彼女の瞳には、以前のような怯えはなかった。自分の力を信じ、敵に立ち向かう強い意志があった。
動きを封じられたシャドウウルフたちは、もはやただの的だ。俺は冷静に一匹ずつ仕留めていった。
シャドウウルフを撃退し、一息ついた俺たちは、さらに森の奥へと足を進めた。
そして、ついに見つけたのだ。
***
森の開けた場所に、小さな泉があり、その水を飲む一頭の牛の姿を。
全身が艶やかな黒毛で覆われ、その体からは、なぜか花の蜜のような甘い香りが漂っている。普通の牛よりも一回り小さいが、その瞳は非常に賢そうだ。
俺は息を殺し、そっと鑑定スキルを発動させた。
【名前:魔香牛(まこうぎゅう)
種族:幻獣
状態:良好
詳細:伝説の幻獣。その肉は至高の味と香りを持つ。非常に警戒心が強く、めったに人前に姿を現さない。植物性の魔力を好み、特に純度の高い魔力を持つ者になつきやすい】
――いた! 間違いない、魔香牛だ!
しかも、『純度の高い魔力を持つ者になつきやすい』だと?
俺は隣にいるセレスティーナの顔を見た。彼女ほど、この条件に当てはまる人物はいないだろう。
「セレスティーナ、あの牛、あんたになら懐くかもしれない」
「え? 私に?」
俺は鑑定結果を彼女に伝え、ゆっくりと魔香牛に近づいてみてくれと頼んだ。
セレスティーナは緊張した面持ちで、一歩、また一歩と魔香牛に近づいていく。彼女の手からは、あの優しい緑色の光が自然とあふれ出していた。
魔香牛は最初こそ警戒していたものの、セレスティーナから発せられる『豊穣の祝福』の魔力を感じ取ったのか、おとなしく彼女を見つめている。
やがて、セレスティーナの小さな手が、魔香牛の鼻先にそっと触れた。
魔香牛は気持ちよさそうに目を細め、すり、と彼女の手に頭をこすりつけた。
信じられない光景だった。伝説の幻獣が、いともたやすくセレスティーナになついたのだ。
これで、すき焼きの主役が手に入った。
俺たちの夢が、また一歩、現実へと近づいた瞬間だった。
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