14 / 42
14.粉々しいから嫌いなの
しおりを挟む
次の日。昼休み。
「よし!また遊びに行こうぜ!」
「行く!」
八神くんの提案。八神くんは何もなかったみたいにけろっとしてた。ごめんねっていう気持ちで、私の方が普通に話せないんだけど。
「瑞木さんは?いつが空いてる?」
「私?い、いつでも暇ー?」
「おっけおっけ。怜は暇だろ~。」
「一応聞いてよ、悲しくなるから。暇だけどさ。」
「ほら。」
「あ、来週末は無理。ばあちゃん家に行く。」
「ああ、だったね。じゃあ、今週末か、その後か。」
「今週末はわたしがだめだぁ……。」
「おぉ、そうか。じゃあ、来々週末くらいで!」
「空けとく!」
やけに張り切る八神くん。佐和田くんはそんなことなんて露知らず、7時限の予習に勤しんでる。
「あ、まだ終わってないんだな?教えてやろうか?やろうか??」
「いいよ。やめて。うるさい。」
八神くんは佐和田くんが座る椅子に無理やり座る。
「狭い。」
茉琴が幸せそうなんだけど。八神くんは佐和田くんのノートにいたずら書きを始めた。
「こら、やめなさい。」
「へへっ♪」
「ご機嫌かよ……。」
仲良しだなぁ。
そんなわけで(どんなわけで?)、遊ぶ日第2回当日になりました。今日は特にどこ行くって決めてるわけじゃなくて、ショッピングモールをぶらぶら。集合場所には、私が最初に着いてしまった。数分後、八神くんと佐和田くんがやってくる。
「だーっ、もう、離れてってば。もう居ないから。ね。」
「むーりー!」
またなんか、くっついてる……。
「そんなね、蛾ごときでビクビクしない。」
「する!怜は強いんだから、蛾の方を歩けばいいだろ!?」
「知らないよ。てかね、暑いから。離れて。今すぐに。」
「ひでぇやつだ……ぷんすこ!」
「うざい。」
楽しそうですこと。
「あ、瑞木さん!やっほ!」
「おー。僕らが1番かと思ったのにね。」
「あはは、やっほ。」
「乃希がさ、蛾が肩に止まってからずっと離れないんだけど、どうにかしてほしい。暑くて仕方ない。」
「いーや、瑞木さんなら分かってくれる!蝶だと装って近寄ってきて、なんか粉々しいし!」
「何、粉々しいって。」
「あぁ、分かるよ。」
「ほらー!」
「はいはい、分かった分かった。」
佐和田くんが八神くんの頭を撫でて八神くんは尻尾を振った、ように見えた。実際は振ってないよ!やっとのことで佐和田くんから離れた八神くんは私を見て微笑んだ。
「今日もかわいいね!」
「……!?」
「かわいいって思ったら言うことにするね!」
ひ、開き直った……。すごいニコニコしてるし……。
「やっほー!」
茉琴が登場。
「おう、やっほ!」
「やっほー。」
数分後、いのりちゃんも到着。
「ごめんね~!」
「や!」
「やっぴ。」
そして、私たち5人は出発した。
To be continued…
「よし!また遊びに行こうぜ!」
「行く!」
八神くんの提案。八神くんは何もなかったみたいにけろっとしてた。ごめんねっていう気持ちで、私の方が普通に話せないんだけど。
「瑞木さんは?いつが空いてる?」
「私?い、いつでも暇ー?」
「おっけおっけ。怜は暇だろ~。」
「一応聞いてよ、悲しくなるから。暇だけどさ。」
「ほら。」
「あ、来週末は無理。ばあちゃん家に行く。」
「ああ、だったね。じゃあ、今週末か、その後か。」
「今週末はわたしがだめだぁ……。」
「おぉ、そうか。じゃあ、来々週末くらいで!」
「空けとく!」
やけに張り切る八神くん。佐和田くんはそんなことなんて露知らず、7時限の予習に勤しんでる。
「あ、まだ終わってないんだな?教えてやろうか?やろうか??」
「いいよ。やめて。うるさい。」
八神くんは佐和田くんが座る椅子に無理やり座る。
「狭い。」
茉琴が幸せそうなんだけど。八神くんは佐和田くんのノートにいたずら書きを始めた。
「こら、やめなさい。」
「へへっ♪」
「ご機嫌かよ……。」
仲良しだなぁ。
そんなわけで(どんなわけで?)、遊ぶ日第2回当日になりました。今日は特にどこ行くって決めてるわけじゃなくて、ショッピングモールをぶらぶら。集合場所には、私が最初に着いてしまった。数分後、八神くんと佐和田くんがやってくる。
「だーっ、もう、離れてってば。もう居ないから。ね。」
「むーりー!」
またなんか、くっついてる……。
「そんなね、蛾ごときでビクビクしない。」
「する!怜は強いんだから、蛾の方を歩けばいいだろ!?」
「知らないよ。てかね、暑いから。離れて。今すぐに。」
「ひでぇやつだ……ぷんすこ!」
「うざい。」
楽しそうですこと。
「あ、瑞木さん!やっほ!」
「おー。僕らが1番かと思ったのにね。」
「あはは、やっほ。」
「乃希がさ、蛾が肩に止まってからずっと離れないんだけど、どうにかしてほしい。暑くて仕方ない。」
「いーや、瑞木さんなら分かってくれる!蝶だと装って近寄ってきて、なんか粉々しいし!」
「何、粉々しいって。」
「あぁ、分かるよ。」
「ほらー!」
「はいはい、分かった分かった。」
佐和田くんが八神くんの頭を撫でて八神くんは尻尾を振った、ように見えた。実際は振ってないよ!やっとのことで佐和田くんから離れた八神くんは私を見て微笑んだ。
「今日もかわいいね!」
「……!?」
「かわいいって思ったら言うことにするね!」
ひ、開き直った……。すごいニコニコしてるし……。
「やっほー!」
茉琴が登場。
「おう、やっほ!」
「やっほー。」
数分後、いのりちゃんも到着。
「ごめんね~!」
「や!」
「やっぴ。」
そして、私たち5人は出発した。
To be continued…
0
あなたにおすすめの小説
マッチ率100%の二人だが、君は彼女で私は彼だった
naomikoryo
恋愛
【♪♪♪第19回恋愛小説大賞 参加作品♪♪♪ 本編開始しました!!】【♪♪ 毎日、朝5時・昼12時・夕17時 更新予定 ♪♪ 応援、投票よろしくお願いします(^^) ♪♪】
出会いサイトで“理想の異性”を演じた二人。
マッチ率100%の会話は、マッチアプリだけで一か月続いていく。
会ったことも、声を聞いたこともないのに、心だけが先に近づいてしまった。
――でも、君は彼女で、私は彼だった。
嘘から始まったのに、気持ちだけは嘘じゃなかった。
百貨店の喧騒と休憩室の静けさの中で、すれ違いはやがて現実になる。
“会う”じゃなく、“見つける”恋の行方を、あなたも覗いてみませんか。
うわさの行方
下沢翠花(しもざわすいか)
恋愛
まだ十歳で結婚したセシリア。
すぐに戦場へ行ってしまった夫のニールスは優しい人だった。
戦場から帰るまでは。
三年ぶりにあったニールスは、なぜかセシリアを遠ざける。
ニールスの素っ気ない態度に傷つき疲弊していくセシリアは謂れのない酷い噂に追い詰められて行く。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
あざとさを捨てた令嬢は、若き公爵に溺愛される
古紫汐桜
恋愛
婚約者の裏切りを目撃し、命を落とした“私”が目を覚ましたのは、
見知らぬ貴族令嬢の身体の中だった。
そこは、誰かの悪意によって評判を地に落とした世界。
かつて“あざとさ”で生きていた彼女の代わりに、
私はその人生を引き受けることになる。
もう、首を揺らして媚びる生き方はしない。
そう決めた瞬間から、運命は静かに歪み始めた。
冷酷と噂される若公爵ユリエル。
彼もまた、自らの運命に抗い続けてきた男だった。
そんな彼が、私にだけ見せた執着と溺愛。
選び直した生き方の先で待っていたのは、
溺れるほどの愛だった。
あざとさを捨てた令嬢と、運命に翻弄される若公爵。
これは、“やり直し”では終わらない、致命的な恋の物語。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
あなたの片想いを聞いてしまった夜
柴田はつみ
恋愛
「『好きな人がいる』——その一言で、私の世界は音を失った。」
公爵令嬢リリアーヌの初恋は、隣家の若き公爵アレクシスだった。
政務や領地行事で顔を合わせるたび、言葉少なな彼の沈黙さえ、彼女には優しさに聞こえた。——毎日会える。それだけで十分幸せだと信じていた。
しかしある日、回廊の陰で聞いてしまう。
「好きな人がいる。……片想いなんだ」
名前は出ない。だから、リリアーヌの胸は残酷に結論を作る。自分ではないのだ、と。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる