Signal ~つたえるあいず~

霧嶋絢美

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第1章

出会い

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私は今日から高校一年生になる。
慣れない制服を身にまとう。
新鮮な空気の中、私の入学する暁月あかつき高校へ向かった。



珠夕みゆう~!」


名前を呼ばれ、振り返ってみると、
親友の芽似めいが手を振りながら、こっちへ来ていた。



『芽似!おはよ!』


「おはよ~!一緒に学校行こ!」


『うん!』


芽似とは小学校から一緒にいて、なんでも包み隠さず話せる親友だ。


芽似と話しているといつの間にか学校に着いていた。



『結構学校、近いな~!』


「そうだねぇ!これなら、ちょっと寝坊しても大丈夫そう!(笑)」


『かもね~!(笑)』


と、他愛のない話をしていると、



「珠夕、おはよ。」


後ろを向くと、幼馴染のゆうくんが立っていた。



『おはよ、優くん!』


「そろそろ、優くんじゃなくて、優人ゆうとって呼べよな!」


『だって、こっちの方が呼びやすいんだもん!』


「はぁ…、まぁ、いいけどさ。てか、もう、入学式始まるし、急ごうぜ!」


優くんに言われ、すぐ近くにあった教室の時計を見ると、8時15分だった。



『ほんとだ!急ごう!』


「うん!」


芽似の言葉を背に、私は走り出していた。


ガラガラッ



「あ、やっと来ましたね~。君たちが最後ですよ。」


教室に行くと、先生らしき人が教卓のところに立っていた。



『遅くなってごめんなさーい!』


「まぁ、いいですけど、早く席についてください。」


私たちは急いで席に着いた。
3人とも席が近くて嬉しかった。



「全員揃ったので…、僕は、このクラスの担任の涼風すずかぜ晋作しんさくです。1年間よろしくお願いします。」


「「「涼風先生、よろしくー!」」」


みんなが返事をした後、すぐに体育館に向かった。
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