9 / 16
第1章
休息から一変
しおりを挟む
「早く解きなさい!もう5時なのに6問しか終わってないってどういうことですか!」
『うぅ…。私だって頑張ってるもん!』
そう、私は頑張っている。ただ、この問題が難しいだけだ。
「それは単なる言い訳です!」
『子供はゆっくりでいいの!』
「お昼は大人だって言い張ってたでしょう!?」
『そ、そんなの気のせいだよ!』
「ふん、まぁ、あと一時間で帰らしてあげますよ。」
『一時間!?長すぎるよ!!』
「喋る暇があったら手を動かしてください!」
『くっそ…、いつか見返してやる…。』
あぁ…、これは単なるいじめだよな…。
あと一時間だ、頑張ろう!
「はい、一時間経ちましたね。続きはまた明日です。」
『はい!?明日もやるの!?(泣)』
「えぇ。当たり前でしょう?とゆうか、今日から毎日です。」
『う、嘘だろ…。』
帰りは喫茶店によって友達と喋りながら帰ることが夢だったのに…。
その夢も儚く崩れていった……。
「ほんとですよー。早く帰ってくださーい。」
『はいはい、さようなら!!』
「はい、さようなら。」
毎日数学なんて嫌だなぁ……。
しかも、証明をやるなんて。
はぁ…、でも、なんか嬉しい。
『わ、私はMなのか~!?』
珠夕の声は廊下中に響き渡った。
その声は涼風先生にまで聞こえていたのは
言うまでもない。
そして、珠夕が自分の恋心に気づくのはまだまだ先のお話…。
『うぅ…。私だって頑張ってるもん!』
そう、私は頑張っている。ただ、この問題が難しいだけだ。
「それは単なる言い訳です!」
『子供はゆっくりでいいの!』
「お昼は大人だって言い張ってたでしょう!?」
『そ、そんなの気のせいだよ!』
「ふん、まぁ、あと一時間で帰らしてあげますよ。」
『一時間!?長すぎるよ!!』
「喋る暇があったら手を動かしてください!」
『くっそ…、いつか見返してやる…。』
あぁ…、これは単なるいじめだよな…。
あと一時間だ、頑張ろう!
「はい、一時間経ちましたね。続きはまた明日です。」
『はい!?明日もやるの!?(泣)』
「えぇ。当たり前でしょう?とゆうか、今日から毎日です。」
『う、嘘だろ…。』
帰りは喫茶店によって友達と喋りながら帰ることが夢だったのに…。
その夢も儚く崩れていった……。
「ほんとですよー。早く帰ってくださーい。」
『はいはい、さようなら!!』
「はい、さようなら。」
毎日数学なんて嫌だなぁ……。
しかも、証明をやるなんて。
はぁ…、でも、なんか嬉しい。
『わ、私はMなのか~!?』
珠夕の声は廊下中に響き渡った。
その声は涼風先生にまで聞こえていたのは
言うまでもない。
そして、珠夕が自分の恋心に気づくのはまだまだ先のお話…。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる