25 / 25
狂チョコ病
エピローグ
しおりを挟む
あけみが、マサシのことに腹を立てながら家に帰ってくると、夫の神埼惣一が家で待っていた。
「あけみ、ずいぶん遅かったね。またバイトかい?」
「う、うん。最近忙しいからね。ごめんね。すぐに御飯の仕度をするから。」
「御飯はいいからちょっとこれを食べてみないかい?」
「何?」
あけみがなんだろうと思い、惣一の手に持っているものを見ると、一口サイズのチョコレートだった。それは、あけみが昔食べて、狂チョコ病にかかったチョコレートだった。しかも、袋には試本品とかかれていて、あけみが不思議に思い、
「どうしたの?このチョコレート。」
と訊いた。
「君の為にチョコレートの会社を作ったんだよ。食べてみてくれ。」
惣一はそう言ってあけみにチョコレートを勧めてみた。実は、そのチョコレートには狂チョコ病の一種と言われている淫らな気持ちになる成分、ガラナや、惚れ薬のフェロモン剤等が含まれていた。すると、あけみが何故かそれらが入っているのを知って、
「…ねぇ、なんでこれガラナとか入っているの?」
そ言った。
「…流石だな。なんでわかった?」
「この小説のヒロインだからよ。」
「…そんな理由で?せめて、今までに色んなチョコレートを食べてきたからとかにしないか?」
「わかった。じゃあそういうことにする。そんなことよりどうしてそんなものが入っているの?」
「なぁに、狂チョコ病を利用したのさ。狂チョコ病には色々な作用がある。それを組み換えて様々な薬品を作ることに成功した。」
「そんな薬品なんて大量に人体実験とかしないと、とても作ることなんて出来ないわ。だいたい国から許可がおりないでしょ?」
「許可ならおりたさ、むしろ国民を大人しくまとめる為に、国が依頼したことなんだ。元々、狂チョコ病はいざという時の為に国が極秘に開発していたウイルス兵器なんだ。所が、色んな作用がありすぎたことと、人体実験が簡単に出来なかった為、データだなかなか取れなかった。だから、チョコレートの中に混ぜて全国的にデータを集めることにしたんだよ。」
「そ、そんな!」
それを聞いてあけみは信じられなかった。惣一はさらに続けた。
「そのおかげで研究は比較的に進歩し、どのチョコレートを食べるかで、人は何でも出来るようにまでなった。」
惣一のその告白は、あけみにとってあまりにも辛いことだった。
「つまり、そのチョコを食べて今はセックスを楽しもうってことなの!?…私もあなたに告白することがあるの…。」
「なんだい?」
「私…今臭い屁こいちゃった!じゃなくて、あなたに結婚を申し込んだのは…実はその狂チョコ病のせいなのよ。」
すると、惣一はクスリと笑って、
「僕は君にプロポーズされる前から君のことが好きだったんだ。君の買ったチョコレート、あれは僕が置いたものなんだよ。」
次から次に知らされる事実に、あけみは、sdjふぁ;おいgjgklskfにjfごいkttkttなった。つまり混乱したのである。
「む、むあ~~!!」
あけみは激怒した。
「そんなに怒らなくていいんだよ!君のその苦しみもこのチョコさえ食べればなくなるんだ!考えてみれば結婚してからも君の中にいつもあのマサシとか言うガキがいたんだ!このチョコさえ食べれば!あんなガキのことなんか忘れることが出来る!…君は僕が幸せにするんだ!」
「そんななんでも薬に支配される不自然な生き方なんてゴメンだわ!」
そして、惣一はあけみにチョコを食べさそうとして、二人の取っ組み合いが始まった。
わん!つう!すり!ふぁいと!…ビシ!バシ!ドカ!バキ!
「食べてくださいませぇ~!」
「嫌べっそ!」
…ビシ!バシ!ドカ!バキ!
…惣一~WIN!そうして、あけみは惣一にやられた。
「ぐはぁ~りょ!」
あけみはスローモーションで地面に倒れて、惣一はチャンスとばかりにあけみの口元にチョコレートを運んでいった。これを食べてしまったら、あけみはマサシのことを忘れてしまうのだ。そう考えると、あけみは悲しく喘いだ。
「嫌りょ~!」
その時だった。
「チョコになっちゃえ~!」
マサシのかかとのビームによって、チョコレートを食べさせようとしていた惣一は、チョコレートに変えられてしまったのである。
そして、マサシは倒れていたあけみを抱きかかえ、高~い高~いをしながらあけみに声をかけた。
「あけみ!大丈夫か!?」
「…うんマサシ、どうしてここに?」
「あけみの狂チョコ病を治す為や…。」
そして、あけみは高~い高~いをされながら、タイミングよくマサシにそっとキスをしたのだった。
「ありがとう。でも私、自力で狂チョコ病治したわ…。最後はマサシに助けられたけどね!」
あけみはそういうと、マサシに微笑みかけた。マサシは高い高いをするのが疲れたのか、あけみを降ろした。そして、二人は抱き合ったのである。そして、あけみは狂チョコ病の真実をマサシに明かして、二人はそのことを世の中に公開した。けれど、誰にも相手にされず、信じてもらえなかった。それでも、ひっそりと狂チョコ病に苦しんでいる人を治療して、二人仲良く暮らしたのだった…。
そして、ここにもマサシの薬によって救われた人がいる…明志は、あれから急いで彼女の眠るお墓に向かい、墓に薬をまいたのだった。すると、墓の中から
「こ、ここどこ~!誰か助けて~!とかすかに声が聞こえてきたのである。
そして、愚美はと言えば、つい出来心で薬を味見してしまい、
「あれ!?私なんでこんなボロイ店で働いているのかしら!?早く弁護士の資格取らないといけないのに!」
そう言って、自分の家に帰ってしまったのだ。そうして、みんなそれぞれに幸福な生活を取り戻していったのであったとさ~めでたし、めでたし
完
この小説を読んでいただき、本当にありがとうございます!
これからもコメディー作家として精進していきます。
ずっと執筆を続けてまいりますので、応援よろしくおねがいします。
「あけみ、ずいぶん遅かったね。またバイトかい?」
「う、うん。最近忙しいからね。ごめんね。すぐに御飯の仕度をするから。」
「御飯はいいからちょっとこれを食べてみないかい?」
「何?」
あけみがなんだろうと思い、惣一の手に持っているものを見ると、一口サイズのチョコレートだった。それは、あけみが昔食べて、狂チョコ病にかかったチョコレートだった。しかも、袋には試本品とかかれていて、あけみが不思議に思い、
「どうしたの?このチョコレート。」
と訊いた。
「君の為にチョコレートの会社を作ったんだよ。食べてみてくれ。」
惣一はそう言ってあけみにチョコレートを勧めてみた。実は、そのチョコレートには狂チョコ病の一種と言われている淫らな気持ちになる成分、ガラナや、惚れ薬のフェロモン剤等が含まれていた。すると、あけみが何故かそれらが入っているのを知って、
「…ねぇ、なんでこれガラナとか入っているの?」
そ言った。
「…流石だな。なんでわかった?」
「この小説のヒロインだからよ。」
「…そんな理由で?せめて、今までに色んなチョコレートを食べてきたからとかにしないか?」
「わかった。じゃあそういうことにする。そんなことよりどうしてそんなものが入っているの?」
「なぁに、狂チョコ病を利用したのさ。狂チョコ病には色々な作用がある。それを組み換えて様々な薬品を作ることに成功した。」
「そんな薬品なんて大量に人体実験とかしないと、とても作ることなんて出来ないわ。だいたい国から許可がおりないでしょ?」
「許可ならおりたさ、むしろ国民を大人しくまとめる為に、国が依頼したことなんだ。元々、狂チョコ病はいざという時の為に国が極秘に開発していたウイルス兵器なんだ。所が、色んな作用がありすぎたことと、人体実験が簡単に出来なかった為、データだなかなか取れなかった。だから、チョコレートの中に混ぜて全国的にデータを集めることにしたんだよ。」
「そ、そんな!」
それを聞いてあけみは信じられなかった。惣一はさらに続けた。
「そのおかげで研究は比較的に進歩し、どのチョコレートを食べるかで、人は何でも出来るようにまでなった。」
惣一のその告白は、あけみにとってあまりにも辛いことだった。
「つまり、そのチョコを食べて今はセックスを楽しもうってことなの!?…私もあなたに告白することがあるの…。」
「なんだい?」
「私…今臭い屁こいちゃった!じゃなくて、あなたに結婚を申し込んだのは…実はその狂チョコ病のせいなのよ。」
すると、惣一はクスリと笑って、
「僕は君にプロポーズされる前から君のことが好きだったんだ。君の買ったチョコレート、あれは僕が置いたものなんだよ。」
次から次に知らされる事実に、あけみは、sdjふぁ;おいgjgklskfにjfごいkttkttなった。つまり混乱したのである。
「む、むあ~~!!」
あけみは激怒した。
「そんなに怒らなくていいんだよ!君のその苦しみもこのチョコさえ食べればなくなるんだ!考えてみれば結婚してからも君の中にいつもあのマサシとか言うガキがいたんだ!このチョコさえ食べれば!あんなガキのことなんか忘れることが出来る!…君は僕が幸せにするんだ!」
「そんななんでも薬に支配される不自然な生き方なんてゴメンだわ!」
そして、惣一はあけみにチョコを食べさそうとして、二人の取っ組み合いが始まった。
わん!つう!すり!ふぁいと!…ビシ!バシ!ドカ!バキ!
「食べてくださいませぇ~!」
「嫌べっそ!」
…ビシ!バシ!ドカ!バキ!
…惣一~WIN!そうして、あけみは惣一にやられた。
「ぐはぁ~りょ!」
あけみはスローモーションで地面に倒れて、惣一はチャンスとばかりにあけみの口元にチョコレートを運んでいった。これを食べてしまったら、あけみはマサシのことを忘れてしまうのだ。そう考えると、あけみは悲しく喘いだ。
「嫌りょ~!」
その時だった。
「チョコになっちゃえ~!」
マサシのかかとのビームによって、チョコレートを食べさせようとしていた惣一は、チョコレートに変えられてしまったのである。
そして、マサシは倒れていたあけみを抱きかかえ、高~い高~いをしながらあけみに声をかけた。
「あけみ!大丈夫か!?」
「…うんマサシ、どうしてここに?」
「あけみの狂チョコ病を治す為や…。」
そして、あけみは高~い高~いをされながら、タイミングよくマサシにそっとキスをしたのだった。
「ありがとう。でも私、自力で狂チョコ病治したわ…。最後はマサシに助けられたけどね!」
あけみはそういうと、マサシに微笑みかけた。マサシは高い高いをするのが疲れたのか、あけみを降ろした。そして、二人は抱き合ったのである。そして、あけみは狂チョコ病の真実をマサシに明かして、二人はそのことを世の中に公開した。けれど、誰にも相手にされず、信じてもらえなかった。それでも、ひっそりと狂チョコ病に苦しんでいる人を治療して、二人仲良く暮らしたのだった…。
そして、ここにもマサシの薬によって救われた人がいる…明志は、あれから急いで彼女の眠るお墓に向かい、墓に薬をまいたのだった。すると、墓の中から
「こ、ここどこ~!誰か助けて~!とかすかに声が聞こえてきたのである。
そして、愚美はと言えば、つい出来心で薬を味見してしまい、
「あれ!?私なんでこんなボロイ店で働いているのかしら!?早く弁護士の資格取らないといけないのに!」
そう言って、自分の家に帰ってしまったのだ。そうして、みんなそれぞれに幸福な生活を取り戻していったのであったとさ~めでたし、めでたし
完
この小説を読んでいただき、本当にありがとうございます!
これからもコメディー作家として精進していきます。
ずっと執筆を続けてまいりますので、応援よろしくおねがいします。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
これって政略結婚じゃないんですか? ー彼が指輪をしている理由ー
小田恒子
恋愛
この度、幼馴染とお見合いを経て政略結婚する事になりました。
でも、その彼の左手薬指には、指輪が輝いてます。
もしかして、これは本当に形だけの結婚でしょうか……?
表紙はぱくたそ様のフリー素材、フォントは簡単表紙メーカー様のものを使用しております。
全年齢作品です。
ベリーズカフェ公開日 2022/09/21
アルファポリス公開日 2025/06/19
作品の無断転載はご遠慮ください。
俺の可愛い幼馴染
SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。
ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。
連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。
感想もご自由にどうぞ。
ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。
【完結】小さなマリーは僕の物
miniko
恋愛
マリーは小柄で胸元も寂しい自分の容姿にコンプレックスを抱いていた。
彼女の子供の頃からの婚約者は、容姿端麗、性格も良く、とても大事にしてくれる完璧な人。
しかし、周囲からの圧力もあり、自分は彼に不釣り合いだと感じて、婚約解消を目指す。
※マリー視点とアラン視点、同じ内容を交互に書く予定です。(最終話はマリー視点のみ)
【完結】辺境伯令嬢は新聞で婚約破棄を知った
五色ひわ
恋愛
辺境伯令嬢としてのんびり領地で暮らしてきたアメリアは、カフェで見せられた新聞で自身の婚約破棄を知った。アメリアは真実を確かめるため、3年ぶりに王都へと旅立った。
※本編34話、番外編『皇太子殿下の苦悩』31+1話、おまけ4話
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる