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第四章:ギルドの暗部 – 黒の指揮官と“スタンピード”序曲
第25話 前線の決意
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その時、不意に誰かが私の腕をつかんだ。振り向くと、グルドだ。血走った眼をこちらに向け、呼吸を荒げながら「グラ……グガッ、グルル!」と訴えてくる。何を言っているのか正確にはわからないが、表情と仕草から察するに“お前の力をあてにしている。来てくれ”ということだろう。脇でラミアが「グフッ」と申し訳なさそうに頭を下げると、私に薬草の束と簡易的な包帯を押し付けた。
「つまり……私が、前線まで行って怪我人を治療してこいってこと……?」
グルドは力強く頷き、私の背中を押し始める。どうやら受け持ち区域が拡大しているらしく、傷ついたオークをその場で処置しなければ、一瞬で命が散ってしまうのだ。確かに一度集落から離れてしまうのは危険だが、もはやここまで状況が悪化したなら、私は動くしかない。――恐れを押し殺し、私は腰巻きのような獣皮をギュッと締め直し、簡単な武器を手に取った。オークである私が、真正面から敵と渡り合うには心許ないが、回復魔法だけでも孤立した仲間を救える可能性はある。
「わかった。……ラミア、ここは任せるね」
言葉が通じているかどうかはともかく、ラミアも真剣な面差しで頷く。彼女には集落の内部を守ってもらい、私は前線へ出る。貧弱な身体と思っていたが、オークの筋肉は意外なほど重厚な力を秘めている。息を整えて走り出せば、人間だったころの自分からは想像できないほど足元が安定しているのを感じる。
グルドに先導されるまま、腐食しかけた柵を越え、森の浅い入り口へ踏み込む。すでにあちこちで悲鳴や怒号が飛び交っており、冒険者らしき人影もちらほらと見える。彼らは散開しながら“刈り取り”をしているのか、弱ったオークや他種の魔物を次々と撃破しているようだ。しかも、その装備は先日までの下級連中よりいくらか洗練されており、少なくともまともな鎧や剣を携えていた。
「……無理やり突っ込んでも負けるだけ。どうにか、怯えている仲間を救出して撤退させなきゃ……」
私がそう唸り声の混じった独り言をつぶやくと、グルドも「グルッ」と低く返事をして、森の奥へ足を踏み込む。地面には血糊が散乱し、幹がへし折れた木々の間で、苦しそうに呻くオークの姿も見えた。私はその場に駆け寄って膝をつき、薬草ペーストを塗り込んだ布を当てると同時に、回復魔法をかざす。――じわり、と温かい力が伝わり、血の流れがわずかに収まる。重傷のオークは「……グァ……」と薄く呟き、命の灯を繋ぎ留めたかに見えた。
だが、安堵する間もなく、森の反対側から冒険者数名の気配が迫る。その足音は慣れたもので、地面を滑るように駆け寄ってきた後、いっせいに攻撃の態勢をとる。兜の隙間から覗く目には興奮の光があり「あいつら、まだ息してやがるな」「オークの脅威を減らしてやる!」と、こちらを見て嫌な笑みを浮かべる。血の気が多い手合いだ。
「クッ……もう来たの……?」
グルドが一歩前に出て棍棒を構えるが、怪我や疲れが祟って動きが鈍い。私も回復魔法のために両手を使っている状況では、素早く武器を持ち替えることができない。冒険者たちは高速で間合いを詰めると、斧や槍を振り回しながら攻撃を仕掛けてきた。瞬間、目の前でグルドが斧を受け止め、火花が散るような衝撃に耐えきれず、膝を折る。
「グオッ……!」
グルドの唸り声。体格で勝るオークとはいえ、敵は複数人かつまともな装備を着けている。私も慌てて立ち上がり、自分の武器を握ろうとするが、槍を持った冒険者がこちらへ突進をかけてきた。逃げる暇もなく、体ごと槍の穂先に貫かれる――そんな悪夢が脳裏をよぎったその時、突然、真横から別のオークが飛び込んでくる。勢い余って冒険者の槍を殴りつけ、その角度を逸らしてくれたのだ。
「あ……グ、ありがとう……!」
声にならぬ動揺と謝意の入り混じった声を漏らす私。そのオークは若い戦士のようで、息を荒げながら眼光を研ぎ澄ませている。だが彼も全身に無数の傷を負っており、すでに長くは戦えそうにない。それでも、私やグルドを守るために身体を投げ出してくれたのだ。こんな極限の状況で、互いを信頼し命を預け合う関係――人間だった私はこんな仲間を家族と呼んだことがあっただろうか。
冒険者の一人が苛立ち混じりに舌打ちし、再び斧を振りかざす。その刃先にこびりついた泥や血が、陽光を受けてぎらついた。顔を逸らしたくなるような惨状の中、私は必死で回復魔法を行使する。戦闘中に落ち着いて魔法を発動するのは困難を極めるが、それでもほんの数秒でも血を止められれば戦士たちの体力が持ちこたえるかもしれない。
「グオォォッ!」
グルドが棍棒を横薙ぎに振るい、冒険者の肩口を砕く。男が悲鳴を上げて倒れ込むと、仲間の冒険者が「くそっ、援軍を呼ぶぞ!」と後退し始めた。どうやらここで決着をつけるだけの戦力はないと判断したらしい。数秒後には残った者たちも散り散りに走り去る。凄惨な突撃だったが、幸い、こちらも即死者は出さずに済んだ……とは言え、重傷者だらけだ。
もはや、あちこちで散発的にこれが繰り返されているのだろう。後退する冒険者を追っても得策ではない。体力を奪われたオークたちは、路上に呻き、地面を血で染めている。私にできるのは、一人でも多く救い、回復魔法を施し、なんとか集落へ連れ戻すことだ。
――しかし、その矢先だった。森の奥から突風に乗って、凄まじい咆哮が重なり合って押し寄せてくる。大型魔物が何体も一斉に動いているのだろうか。どす黒い空気が肌を刺し、呼吸が苦しくなる。スタンピードの“波”が、いよいよ近づいているのが手に取るようにわかった。
「まさか……このあたり全部、もう“最前線”みたいになってる……?」
歯を食いしばりながら、私は重傷のオークを支えつつ、森の更なる奥で何が起ころうとしているのかを想像し、身震いする。そこでは同じように苦しむ仲間が、あるいは他種の魔物たちが、恐怖に駆られながら彷徨っているのかもしれない。ギルドの目的は何なのか。大規模な掃討戦をこの地で展開するというのか。
“私たちが無力だからといって、このまま黙って殺されるわけにはいかない。”
胸に熱い衝動がこみ上げる。疲れはピークに達し、足元も覚束ないが、“母”として仲間を見捨てるわけにはいかない。何が起きているのかを知り、なんとしても抗わなくては。仮に、私がかつての主婦業では報われなかったとしても、この世界で守ろうとする誰かがいる。それが私自身を支えてくれる最後の希望だ。
大地を揺らす爆轟が重なり、うっすら赤黒い煙が森の向こうに噴き上がる。その先には、この世界を根こそぎ変えてしまうかもしれない、凄惨な大乱の始まりが待っている。――“ギルド”は、そんな地獄を飄々と見下ろし、ほくそ笑んでいるのだろうか。そして、そこにはもしかしたら、私のかつての世界と繋がる何かが潜んでいるのかもしれない。
「……行こう、グルド。少しでも、被害を食い止める情報が必要だ。――死ぬ覚悟で、その正体を探る」
私が野太い声でそう喋ると、グルドには意味は伝わらないが目を剝いてから力強く頷いた。そこへ、ラミアやほかの仲間も駆け寄り、わずかな人数でも共に行く意思を示している。怖くてたまらない。それでも、ただ立ちすくむわけにはいかない。それが私という“主婦”の新たな人生、オークとして芽生えた“母の使命”なのだと実感していた。
この森のどこかでは、ギルドの闇が形となって蠢いている。その裏には“現代日本”を思わせる技術や意図もちらついている。私にとっては理不尽で、被害を被るだけの存在かもしれない。だが、知ることで打開策が見えるなら、どんな痛みにも耐える覚悟はある。――鬱屈した想いと、熱い怒りが入り交じり、私のオークの血が滾るように震えた。
そして私は思う。家族のもとにもう一度帰りたいと考えていたあの頃の自分は、もしかしたらもういないのかもしれない。あるいは元の世界の夫や子どもたちは、私の不在を気にも留めないまま日常を送っているのかもしれない。そんな悲しみを封じ込めながら、私はこの地獄のような異世界で、新たに築きかけた“絆”を守るために足掻くだけだ。
燃え盛る炎と、血が腐りゆくような瘴気が混ざり合う大気を吸い込み、喉が焼ける。闇が深みを増すほど、僅かな光も輝く。ここで倒れるわけにはいかない。どれほど血まみれの道を踏み締めようとも、私に逃げ道はもうない――。
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言葉が通じているかどうかはともかく、ラミアも真剣な面差しで頷く。彼女には集落の内部を守ってもらい、私は前線へ出る。貧弱な身体と思っていたが、オークの筋肉は意外なほど重厚な力を秘めている。息を整えて走り出せば、人間だったころの自分からは想像できないほど足元が安定しているのを感じる。
グルドに先導されるまま、腐食しかけた柵を越え、森の浅い入り口へ踏み込む。すでにあちこちで悲鳴や怒号が飛び交っており、冒険者らしき人影もちらほらと見える。彼らは散開しながら“刈り取り”をしているのか、弱ったオークや他種の魔物を次々と撃破しているようだ。しかも、その装備は先日までの下級連中よりいくらか洗練されており、少なくともまともな鎧や剣を携えていた。
「……無理やり突っ込んでも負けるだけ。どうにか、怯えている仲間を救出して撤退させなきゃ……」
私がそう唸り声の混じった独り言をつぶやくと、グルドも「グルッ」と低く返事をして、森の奥へ足を踏み込む。地面には血糊が散乱し、幹がへし折れた木々の間で、苦しそうに呻くオークの姿も見えた。私はその場に駆け寄って膝をつき、薬草ペーストを塗り込んだ布を当てると同時に、回復魔法をかざす。――じわり、と温かい力が伝わり、血の流れがわずかに収まる。重傷のオークは「……グァ……」と薄く呟き、命の灯を繋ぎ留めたかに見えた。
だが、安堵する間もなく、森の反対側から冒険者数名の気配が迫る。その足音は慣れたもので、地面を滑るように駆け寄ってきた後、いっせいに攻撃の態勢をとる。兜の隙間から覗く目には興奮の光があり「あいつら、まだ息してやがるな」「オークの脅威を減らしてやる!」と、こちらを見て嫌な笑みを浮かべる。血の気が多い手合いだ。
「クッ……もう来たの……?」
グルドが一歩前に出て棍棒を構えるが、怪我や疲れが祟って動きが鈍い。私も回復魔法のために両手を使っている状況では、素早く武器を持ち替えることができない。冒険者たちは高速で間合いを詰めると、斧や槍を振り回しながら攻撃を仕掛けてきた。瞬間、目の前でグルドが斧を受け止め、火花が散るような衝撃に耐えきれず、膝を折る。
「グオッ……!」
グルドの唸り声。体格で勝るオークとはいえ、敵は複数人かつまともな装備を着けている。私も慌てて立ち上がり、自分の武器を握ろうとするが、槍を持った冒険者がこちらへ突進をかけてきた。逃げる暇もなく、体ごと槍の穂先に貫かれる――そんな悪夢が脳裏をよぎったその時、突然、真横から別のオークが飛び込んでくる。勢い余って冒険者の槍を殴りつけ、その角度を逸らしてくれたのだ。
「あ……グ、ありがとう……!」
声にならぬ動揺と謝意の入り混じった声を漏らす私。そのオークは若い戦士のようで、息を荒げながら眼光を研ぎ澄ませている。だが彼も全身に無数の傷を負っており、すでに長くは戦えそうにない。それでも、私やグルドを守るために身体を投げ出してくれたのだ。こんな極限の状況で、互いを信頼し命を預け合う関係――人間だった私はこんな仲間を家族と呼んだことがあっただろうか。
冒険者の一人が苛立ち混じりに舌打ちし、再び斧を振りかざす。その刃先にこびりついた泥や血が、陽光を受けてぎらついた。顔を逸らしたくなるような惨状の中、私は必死で回復魔法を行使する。戦闘中に落ち着いて魔法を発動するのは困難を極めるが、それでもほんの数秒でも血を止められれば戦士たちの体力が持ちこたえるかもしれない。
「グオォォッ!」
グルドが棍棒を横薙ぎに振るい、冒険者の肩口を砕く。男が悲鳴を上げて倒れ込むと、仲間の冒険者が「くそっ、援軍を呼ぶぞ!」と後退し始めた。どうやらここで決着をつけるだけの戦力はないと判断したらしい。数秒後には残った者たちも散り散りに走り去る。凄惨な突撃だったが、幸い、こちらも即死者は出さずに済んだ……とは言え、重傷者だらけだ。
もはや、あちこちで散発的にこれが繰り返されているのだろう。後退する冒険者を追っても得策ではない。体力を奪われたオークたちは、路上に呻き、地面を血で染めている。私にできるのは、一人でも多く救い、回復魔法を施し、なんとか集落へ連れ戻すことだ。
――しかし、その矢先だった。森の奥から突風に乗って、凄まじい咆哮が重なり合って押し寄せてくる。大型魔物が何体も一斉に動いているのだろうか。どす黒い空気が肌を刺し、呼吸が苦しくなる。スタンピードの“波”が、いよいよ近づいているのが手に取るようにわかった。
「まさか……このあたり全部、もう“最前線”みたいになってる……?」
歯を食いしばりながら、私は重傷のオークを支えつつ、森の更なる奥で何が起ころうとしているのかを想像し、身震いする。そこでは同じように苦しむ仲間が、あるいは他種の魔物たちが、恐怖に駆られながら彷徨っているのかもしれない。ギルドの目的は何なのか。大規模な掃討戦をこの地で展開するというのか。
“私たちが無力だからといって、このまま黙って殺されるわけにはいかない。”
胸に熱い衝動がこみ上げる。疲れはピークに達し、足元も覚束ないが、“母”として仲間を見捨てるわけにはいかない。何が起きているのかを知り、なんとしても抗わなくては。仮に、私がかつての主婦業では報われなかったとしても、この世界で守ろうとする誰かがいる。それが私自身を支えてくれる最後の希望だ。
大地を揺らす爆轟が重なり、うっすら赤黒い煙が森の向こうに噴き上がる。その先には、この世界を根こそぎ変えてしまうかもしれない、凄惨な大乱の始まりが待っている。――“ギルド”は、そんな地獄を飄々と見下ろし、ほくそ笑んでいるのだろうか。そして、そこにはもしかしたら、私のかつての世界と繋がる何かが潜んでいるのかもしれない。
「……行こう、グルド。少しでも、被害を食い止める情報が必要だ。――死ぬ覚悟で、その正体を探る」
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この森のどこかでは、ギルドの闇が形となって蠢いている。その裏には“現代日本”を思わせる技術や意図もちらついている。私にとっては理不尽で、被害を被るだけの存在かもしれない。だが、知ることで打開策が見えるなら、どんな痛みにも耐える覚悟はある。――鬱屈した想いと、熱い怒りが入り交じり、私のオークの血が滾るように震えた。
そして私は思う。家族のもとにもう一度帰りたいと考えていたあの頃の自分は、もしかしたらもういないのかもしれない。あるいは元の世界の夫や子どもたちは、私の不在を気にも留めないまま日常を送っているのかもしれない。そんな悲しみを封じ込めながら、私はこの地獄のような異世界で、新たに築きかけた“絆”を守るために足掻くだけだ。
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