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1章
目覚める幼女。
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「おいおい、これは何の冗談だ、、、」
スヤスヤと眠る少女を横目にまだ真っ白な空間に僕は取り残されていた。
「コアにさわると皆こうなるのかな」
こんな話聞いたことない、このコアはメイ曰く改造コアと言っていた。
そもそもこんなコアあっていいのかという話だが、わからないことがあまりにも多すぎる。
「とりあえず起きたらメイに洗いざらい聞いてみよう、、、。」
とりあえずここからでなければ。
「、、、、、どうやって?????」
待ってくれ、僕はここから起きれるのか!?
今更ながら怖い何て思ったがえ、どうしよう。
「とりあえずしか言ってないし思ってないけど、、起こすかこの子。」
そろりそろりと彼女に近づく。
隣に座ってみる。
「おーい、朝ですよ~(小声)」
起きない。
「おーい、朝ですよ(隣の席の人に声かけるくらい)」
起きない。
「おーい、朝だよ!!(おはよう的な)」
起きない。
そっと立ち上がり後ろを振り返る。
やはり白い空間が広がっている。
深呼吸をし、腹のそこから大声で。
「起きないのかーーーーーい!!!!」
後ろを振り返る。
スヤスヤと寝息をたて寝ている。
「まだ起きないのか、、結構な声量つかいましたが、、、、」
ほんとになんなのこの子、、、泣
何者なの、、、泣
誰か助けて、、、泣
「絶対この子起こさなきゃ目が覚めないやつだよねぇ、、お決まりコースだよなぁ。」
もういっそ刺激を与えてみるか、怖いけど。
もう一回隣に座ってみる。
次は手に触れてみる。
冷たい。寝息はたてているのに冷たい。
まるで生きてないみたいだ。
だが生きている。寝息立ててるし。
だが起きない。
次に頬に触れてみる。
やはり冷たい。だが綺麗ですべすべな肌だ。
ーこれ、端から見たらただのロリコン変態なんじゃ、、、
頬はやめた。なんか、危なそうだし。
「何で起きないんだろうか。」
ちょっと危ない人みたいになっちゃうけどよく観察してみようかな!!
悪意はないよ!うん!
彼女の回りを見てみる。
「うーん、見ても見てもただの女の子なんだよなぁ。」
歳はまだ小学生くらいかなぁ、、ヤバイよなぁ今の僕の俯瞰視点。
やっぱりただの黒いワンピースを着た少女だ。
「あっ、これ!」
咄嗟に声が出た。
胸の真ん中にコアがある。
眠ってしまう前に箱から出てきたやつだ。
けどサイズがちょっと小さいか。
これに触れればまたなにか起きるのでは、、??
え、大丈夫?倫理的に。少女の胸を、、、
いや!これは目覚めるために仕方ないことなんだ!!!!
覚悟は決まった。最悪通報されたら誤解を解き終わるまで土下座でもしよう。
一様目はつむります。
「よっし!ごめん!」
コアに触れる。
瞬間ーーーー
黒い羽が僕らの回りを彼女の寝ている台ごと囲う。
「認証完了ーーーー。起動準備に入ります。」
「え!?何々!?しゃべった!?起動!?」
「起動完了まであと90%」
「彼女、アンドロイドなのか、、、」
その間も彼女は目を閉じ口だけ開いている。
「起動完了まであと50%」
起動完了したら全て聞いてやる。わからないことが多すぎる。
「起動完了まであと20%」
一体君は何者なのか、どこから来たのか。
姉は何を考えているのか。
「起動完了まであと10%」
僕の夢とはーーーー、なんなのか。
「起動準備完了しました。戦略変核コアNo6ーーーサリエル起動します。」
「起き、たのか???」
沈黙が続く。一分か五分か十分かもう訳がわからなかった。どのくらい待っただろうか。
彼女はゆっくりと目を開いた。
「おはようございます。マスター。契約をお願いします。」
「へ?????」
スヤスヤと眠る少女を横目にまだ真っ白な空間に僕は取り残されていた。
「コアにさわると皆こうなるのかな」
こんな話聞いたことない、このコアはメイ曰く改造コアと言っていた。
そもそもこんなコアあっていいのかという話だが、わからないことがあまりにも多すぎる。
「とりあえず起きたらメイに洗いざらい聞いてみよう、、、。」
とりあえずここからでなければ。
「、、、、、どうやって?????」
待ってくれ、僕はここから起きれるのか!?
今更ながら怖い何て思ったがえ、どうしよう。
「とりあえずしか言ってないし思ってないけど、、起こすかこの子。」
そろりそろりと彼女に近づく。
隣に座ってみる。
「おーい、朝ですよ~(小声)」
起きない。
「おーい、朝ですよ(隣の席の人に声かけるくらい)」
起きない。
「おーい、朝だよ!!(おはよう的な)」
起きない。
そっと立ち上がり後ろを振り返る。
やはり白い空間が広がっている。
深呼吸をし、腹のそこから大声で。
「起きないのかーーーーーい!!!!」
後ろを振り返る。
スヤスヤと寝息をたて寝ている。
「まだ起きないのか、、結構な声量つかいましたが、、、、」
ほんとになんなのこの子、、、泣
何者なの、、、泣
誰か助けて、、、泣
「絶対この子起こさなきゃ目が覚めないやつだよねぇ、、お決まりコースだよなぁ。」
もういっそ刺激を与えてみるか、怖いけど。
もう一回隣に座ってみる。
次は手に触れてみる。
冷たい。寝息はたてているのに冷たい。
まるで生きてないみたいだ。
だが生きている。寝息立ててるし。
だが起きない。
次に頬に触れてみる。
やはり冷たい。だが綺麗ですべすべな肌だ。
ーこれ、端から見たらただのロリコン変態なんじゃ、、、
頬はやめた。なんか、危なそうだし。
「何で起きないんだろうか。」
ちょっと危ない人みたいになっちゃうけどよく観察してみようかな!!
悪意はないよ!うん!
彼女の回りを見てみる。
「うーん、見ても見てもただの女の子なんだよなぁ。」
歳はまだ小学生くらいかなぁ、、ヤバイよなぁ今の僕の俯瞰視点。
やっぱりただの黒いワンピースを着た少女だ。
「あっ、これ!」
咄嗟に声が出た。
胸の真ん中にコアがある。
眠ってしまう前に箱から出てきたやつだ。
けどサイズがちょっと小さいか。
これに触れればまたなにか起きるのでは、、??
え、大丈夫?倫理的に。少女の胸を、、、
いや!これは目覚めるために仕方ないことなんだ!!!!
覚悟は決まった。最悪通報されたら誤解を解き終わるまで土下座でもしよう。
一様目はつむります。
「よっし!ごめん!」
コアに触れる。
瞬間ーーーー
黒い羽が僕らの回りを彼女の寝ている台ごと囲う。
「認証完了ーーーー。起動準備に入ります。」
「え!?何々!?しゃべった!?起動!?」
「起動完了まであと90%」
「彼女、アンドロイドなのか、、、」
その間も彼女は目を閉じ口だけ開いている。
「起動完了まであと50%」
起動完了したら全て聞いてやる。わからないことが多すぎる。
「起動完了まであと20%」
一体君は何者なのか、どこから来たのか。
姉は何を考えているのか。
「起動完了まであと10%」
僕の夢とはーーーー、なんなのか。
「起動準備完了しました。戦略変核コアNo6ーーーサリエル起動します。」
「起き、たのか???」
沈黙が続く。一分か五分か十分かもう訳がわからなかった。どのくらい待っただろうか。
彼女はゆっくりと目を開いた。
「おはようございます。マスター。契約をお願いします。」
「へ?????」
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