80 / 262
第八章 王都公認 案内人適性試験 最終試験編
79.勝つための準備
しおりを挟む
「あの子が次席? ってことはアカデミーで二番目に優秀ってこと?」
「はい、それもかなりの戦闘特化型の学生です」
「なるほどね、あの自信ありありな感じはそういうことだったのね」
「今年は例年に比べると私を除いた七人の実力は拮抗しています。ですので次席のあの子が首席でも全然おかしくないレベルなんです」
困ったわね、実力が離れていることは何となくは分かった……。まぁタパの順位から考えれば当たり前の話。二次試験で一位を取ったあたし達のパーティーより、ブランのパーティーの子の方が順位が高い子が集まってる。
確かに不利だけど……でも……。
「サテラちゃん」
「は、はい……?」
震えた声と不安そうな顔をしてナヴィの方を見るサテラ。
「ナ、ナヴィさんどうして笑ってるんですか?」
「ふふ、サテラちゃん。あなたはさっきの二人を見てどう思ったかしら」
「へ? いきなりどうしたんですか?」
「いいから、率直な感想で!」
「えーっと、仲は良さそうじゃない感じはしました。主従関係的な……」
「うん。あたしは今の二人を見て『勝った』と思ったわ」
「え、どうして……?」
「理由は二つ。一つはエドウィン君はあなたを過小評価して完全に油断しきっていること。そしてもう一つは……」
「も、もう一つは?」
「あたし達は一緒に戦うのよ? 戦闘をするのはあなたかもしれないけど、あたしはあなたの横にずっといるわ!」
「ナ、ナヴィさん……それは理由になってないんじゃ……」
「ふふ。これはきっと明日わかるわ。とにかく、この戦いはあなた一人じゃないのよ。一次試験、二次試験首席のあたしがついてるのよ? 大船に乗ったつもりで頼っていいんだからね」
腕を組み顎を上げるナヴィの姿を見て、サテラの強張った顔が徐々に緩んでいった。
「何かナヴィさんとは昨日会ったばっかりなのに、隣にいてくれるだけでとってもリラックスできます」
「あら、嬉しいこと言ってくれるのね」
「はい、私エドウィンに『負けないように』頑張ります!」
「ふふ、そこは『勝てるように』よ」
「あ、はい!」
こうして二人はハンナのいる壁外へ再度歩き始めた。
それぞれのペアがそれぞれの時間を過ごしている中、時刻は正午となった。
「エドウィンさん、本当にもういいんすかぁ?」
「何だ、タパ。まだいたの? 帰っていいって言ったはずだけど」
こんな空き地で本当に槍を振り回すだけなんて……本当に大丈夫かこのガキ。
「あの、一応俺の試験なんすけど……絶対勝ってくれるんでしょうね」
「お前の試験かは知らんが俺は次席だしあいつは第八位の人間。万に一つも負けるはずがねぇよ」
「……ならいーっすけど」
まぁ、槍の捌きを見てる感じ確かに大した実力だと思う。そこら辺の冒険者よりは確実に強いな。まったく恐ろしいよこのアカデミー生は。
「そういえば君らアカデミー生はタトゥーはないみたいだな」
「うん、もちろん年齢的なものもあるけどこのアカデミーを卒業した後に現状のランクまでタトゥーが現れる仕様になっているらしい」
「へぇ、変わった制度ですね……」
見た感じはレベル三十クラスくらいかな。子どもって考えれば立派なもんだよな。そりゃこんな自信の付き方するわな。
「まぁ、確かに俺がやることはなさそうっすね、相手も女の子で選抜組じゃ最下位だし」
「あぁ、だからもう帰っていいよ」
「じゃあそうさせてもらおうかな。あ、間違っても女の子だからって手を抜いたりしないでくださいね」
「誰があんな奴に。ただ王族という名ばかりで選抜組になったあいつに手なんか抜くかっつうんだ。コロシアムには王も王妃も見物に来るらしいからな。合法でぼこぼこにできるんだぜ。願ったり叶ったりじゃねぇか」
「それは頼もしい。それでは失礼しまっす」
そのままタパはエドウィンを置いて宿に帰っていった。
「いらねぇ心配すんあタパ。俺は誰にも負けない。誰の手も借りない」
エドウィンの前には自分の何倍もの大きさのある岩が転がっていた。
「サテラ。明日は一瞬で終わらせてやる」
「はぁぁぁぁぁ!」
エドウィンは魔力を込めた槍を大岩に突き刺すとその岩は一瞬で粉々に砕け散っていった。
「ふっ、木製じゃなくてもいいんだぜ。スーザンさん。ま、どうせ死ぬまでいたぶるつもりだがな」
「ははは。はっはっはっはっは!」
エドウィンの不気味な笑い声が空き地全体に響き渡った。
その頃壁外ではナヴィはハンナと協力しサテラの特訓に尽力していた。
「うーん甘いよ、サテラちゃん! 隙あり!」
「くっ」
ハンナの剣がサテラの斬撃を跳ね返し、開いたわき腹に蹴りを食らわせた。
蹴りをくらった反動でサテラはその場に膝を着いた。
「う、ハンナさん……強い」
「さぁ、どうしたんだい。もう終わりかい?」
「う、ま、まだまだ」
立ち上がり双剣を構え直そうとした瞬間、二人は近くからパンと手を叩く音が聞こえた。
「はい、まずはそこまで。とりあえずお昼にしましょうか」
「ナヴィさん。私まだ……」
「いいのよ、格上のハンナに朝から休まず戦ってたんだから」
そういうとナヴィは水を付けたナプキンでサテラの顔に付いた泥を拭いた。
「あ、ありがとうございます」
「ナヴィ。僕も疲れたよぉ。僕のも拭いてぇ」
「そこにナプキンあるから勝手に拭いてちょうだい」
「扱い雑ぅ!」
驚いた。サテラちゃん最後の方まで押されてはいたけど思ったよりも早く目が慣れて対応できていたわね。それも反射的なものじゃなかった……。とすると。
「あの、ナヴィさん?」
「あ、ごめん考え事してて。」
「考え事……?」
「えぇ、さて、サテラちゃん? あなたの実力は大体わかったし何となく双剣の扱い方もハンナを見て分かってきたでしょ?」
「あ、それは何となく! 私もこうやって見たいって動きがいくつもありました!」
サテラは目を輝かせながらハンナの方を凝視した。
「午後はそれの特訓と……」
「おーい、お姉ちゃーん! 行ってきたよぉ!」
調査を終えたエンフィーが走りながら三人に向かってきた。
「あ、エンフィーさん!」
「お、よくぞ戻ってきたわが優秀な妹よ! しっかり調べられた?」
「えぇ、それはもちろん!」
ピースサインって……さすがあたしの妹、可愛すぎんか。って見惚れてどうする。
ナヴィは首を横にぶんぶんと振りサテラの方を向いた。
「さぁてサテラちゃん準備は整ったよ」
「じゅ、準備ですか?」
「そう、午後からは『勝つための』特訓よ!」
「はい、それもかなりの戦闘特化型の学生です」
「なるほどね、あの自信ありありな感じはそういうことだったのね」
「今年は例年に比べると私を除いた七人の実力は拮抗しています。ですので次席のあの子が首席でも全然おかしくないレベルなんです」
困ったわね、実力が離れていることは何となくは分かった……。まぁタパの順位から考えれば当たり前の話。二次試験で一位を取ったあたし達のパーティーより、ブランのパーティーの子の方が順位が高い子が集まってる。
確かに不利だけど……でも……。
「サテラちゃん」
「は、はい……?」
震えた声と不安そうな顔をしてナヴィの方を見るサテラ。
「ナ、ナヴィさんどうして笑ってるんですか?」
「ふふ、サテラちゃん。あなたはさっきの二人を見てどう思ったかしら」
「へ? いきなりどうしたんですか?」
「いいから、率直な感想で!」
「えーっと、仲は良さそうじゃない感じはしました。主従関係的な……」
「うん。あたしは今の二人を見て『勝った』と思ったわ」
「え、どうして……?」
「理由は二つ。一つはエドウィン君はあなたを過小評価して完全に油断しきっていること。そしてもう一つは……」
「も、もう一つは?」
「あたし達は一緒に戦うのよ? 戦闘をするのはあなたかもしれないけど、あたしはあなたの横にずっといるわ!」
「ナ、ナヴィさん……それは理由になってないんじゃ……」
「ふふ。これはきっと明日わかるわ。とにかく、この戦いはあなた一人じゃないのよ。一次試験、二次試験首席のあたしがついてるのよ? 大船に乗ったつもりで頼っていいんだからね」
腕を組み顎を上げるナヴィの姿を見て、サテラの強張った顔が徐々に緩んでいった。
「何かナヴィさんとは昨日会ったばっかりなのに、隣にいてくれるだけでとってもリラックスできます」
「あら、嬉しいこと言ってくれるのね」
「はい、私エドウィンに『負けないように』頑張ります!」
「ふふ、そこは『勝てるように』よ」
「あ、はい!」
こうして二人はハンナのいる壁外へ再度歩き始めた。
それぞれのペアがそれぞれの時間を過ごしている中、時刻は正午となった。
「エドウィンさん、本当にもういいんすかぁ?」
「何だ、タパ。まだいたの? 帰っていいって言ったはずだけど」
こんな空き地で本当に槍を振り回すだけなんて……本当に大丈夫かこのガキ。
「あの、一応俺の試験なんすけど……絶対勝ってくれるんでしょうね」
「お前の試験かは知らんが俺は次席だしあいつは第八位の人間。万に一つも負けるはずがねぇよ」
「……ならいーっすけど」
まぁ、槍の捌きを見てる感じ確かに大した実力だと思う。そこら辺の冒険者よりは確実に強いな。まったく恐ろしいよこのアカデミー生は。
「そういえば君らアカデミー生はタトゥーはないみたいだな」
「うん、もちろん年齢的なものもあるけどこのアカデミーを卒業した後に現状のランクまでタトゥーが現れる仕様になっているらしい」
「へぇ、変わった制度ですね……」
見た感じはレベル三十クラスくらいかな。子どもって考えれば立派なもんだよな。そりゃこんな自信の付き方するわな。
「まぁ、確かに俺がやることはなさそうっすね、相手も女の子で選抜組じゃ最下位だし」
「あぁ、だからもう帰っていいよ」
「じゃあそうさせてもらおうかな。あ、間違っても女の子だからって手を抜いたりしないでくださいね」
「誰があんな奴に。ただ王族という名ばかりで選抜組になったあいつに手なんか抜くかっつうんだ。コロシアムには王も王妃も見物に来るらしいからな。合法でぼこぼこにできるんだぜ。願ったり叶ったりじゃねぇか」
「それは頼もしい。それでは失礼しまっす」
そのままタパはエドウィンを置いて宿に帰っていった。
「いらねぇ心配すんあタパ。俺は誰にも負けない。誰の手も借りない」
エドウィンの前には自分の何倍もの大きさのある岩が転がっていた。
「サテラ。明日は一瞬で終わらせてやる」
「はぁぁぁぁぁ!」
エドウィンは魔力を込めた槍を大岩に突き刺すとその岩は一瞬で粉々に砕け散っていった。
「ふっ、木製じゃなくてもいいんだぜ。スーザンさん。ま、どうせ死ぬまでいたぶるつもりだがな」
「ははは。はっはっはっはっは!」
エドウィンの不気味な笑い声が空き地全体に響き渡った。
その頃壁外ではナヴィはハンナと協力しサテラの特訓に尽力していた。
「うーん甘いよ、サテラちゃん! 隙あり!」
「くっ」
ハンナの剣がサテラの斬撃を跳ね返し、開いたわき腹に蹴りを食らわせた。
蹴りをくらった反動でサテラはその場に膝を着いた。
「う、ハンナさん……強い」
「さぁ、どうしたんだい。もう終わりかい?」
「う、ま、まだまだ」
立ち上がり双剣を構え直そうとした瞬間、二人は近くからパンと手を叩く音が聞こえた。
「はい、まずはそこまで。とりあえずお昼にしましょうか」
「ナヴィさん。私まだ……」
「いいのよ、格上のハンナに朝から休まず戦ってたんだから」
そういうとナヴィは水を付けたナプキンでサテラの顔に付いた泥を拭いた。
「あ、ありがとうございます」
「ナヴィ。僕も疲れたよぉ。僕のも拭いてぇ」
「そこにナプキンあるから勝手に拭いてちょうだい」
「扱い雑ぅ!」
驚いた。サテラちゃん最後の方まで押されてはいたけど思ったよりも早く目が慣れて対応できていたわね。それも反射的なものじゃなかった……。とすると。
「あの、ナヴィさん?」
「あ、ごめん考え事してて。」
「考え事……?」
「えぇ、さて、サテラちゃん? あなたの実力は大体わかったし何となく双剣の扱い方もハンナを見て分かってきたでしょ?」
「あ、それは何となく! 私もこうやって見たいって動きがいくつもありました!」
サテラは目を輝かせながらハンナの方を凝視した。
「午後はそれの特訓と……」
「おーい、お姉ちゃーん! 行ってきたよぉ!」
調査を終えたエンフィーが走りながら三人に向かってきた。
「あ、エンフィーさん!」
「お、よくぞ戻ってきたわが優秀な妹よ! しっかり調べられた?」
「えぇ、それはもちろん!」
ピースサインって……さすがあたしの妹、可愛すぎんか。って見惚れてどうする。
ナヴィは首を横にぶんぶんと振りサテラの方を向いた。
「さぁてサテラちゃん準備は整ったよ」
「じゅ、準備ですか?」
「そう、午後からは『勝つための』特訓よ!」
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる