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第十八章
久しぶりの再会
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やれやれ、昨日は疲れた。
夜で寝る時に、誰が僕と一緒に寝るかでジャンケンで決めた途端、舞にも抱き枕として扱われたし。
でも、少しは強くなった気がする。
さーて、三人の朝食を作って稽古しないと。
今は、六時か。
四十分経ったら、朝食を作り始めよう。温かい方が皆いいだろうし。
手順は決まった!稽古を始めよう!
四十分後……
そろそろ作り始めるとしよう。
その前にシャワーでも浴びてこようかな?
「凄い量の汗だ。早く流してこよう」
ガララッ。風呂場のドアを開けるとそこには、楓がいた。
「涼平君?な、なんでここに!」
「ご、ごめん!」
しまった。確かに朝は早いけど、起きていてもおかしくない時間だ。
「ね、ねぇ。私の裸見た?」
「見てない!全然見てないから!安心して」
「本当?絶対に?」
「誓うよ!」
「なら、許す!」
良かった。えらい目にあった。
もう、汗も乾いたし朝食作ろう。
確かここから学校まで二十分もかからなかったはず。
八時にはこの家を出たら間に合うだろう。
朝食も出来たし、起こしてこよう。
「おはようございます。先輩」
「おはよう舞。眠そうだね?顔洗ってきたら?」
「そうします」
舞も起きてきたから後は、美優だけだ。
「美優?朝だよ!」
「もうちょっとだけ…」
二度もこの手が効くかな?やるだけやってみよう。
「だったら、美優は僕の作った朝食はいらないんだね?」
「いる!いります!」
あっ。効いた。ともかくこれで全員起きた。
「顔洗ってきな。料理はもう出来てるから」
「うん!」
さて、時間はまだある。
美優が顔洗い終わったら、シャワー浴びてこよう。汗でベトベトだ。
「皆、先に食べてて。僕はシャワー浴びてから食べるから!」
「分かりました!」
今は、七時五十分か。
まだ間に合う時間だ。
皆が、食べ終わる頃に僕がシャワーから戻ってきた。
「あれ、先輩いつの間に制服に着替えたんですか?」
「シャワー浴びたあとにね。ついでに。皆も着替えてきたら?僕はここで食べてるから」
「ありがとうございます!それじゃあ着替えてきます」
僕は、パンを食べようとしたら楓に「覗かないでね!」と念を押された。
覗かないよ。あれは事故なんだ。
「ごちそうさまでした。さて、食器を片付けよう」
もう、八時か。そろそろ出ないと遅刻になるかもしれないな。
「みんなー?着替え終わった?」
「お、終わりました!」
ぞろぞろと降りてきた。
食器の片付けも終わったし、そろそろ出よう。
「じゃあ、行こうか」
「そうね」
で、何なんだこの状況は。
右腕には美優。左腕には楓、その左手には舞。
どうしてこうなった?
「楓!あんた涼平の腕から離れなさい!」
「美優さんこそ離れたらどうなんですか?」
「先輩達は、いいですよ。私なんて、左手なんですよ!まだいいじゃないですか!」
ああもう、走ろう!こんな状態で学校に行ったら変な噂が流れる。
僕は、三人の腕や手をなぎ払って走った。
「あっ!ちょっと待ちなさい!涼平!」
「なんで走るの?涼平君!」
「待って下さい!先輩!」
今日はなんて日だ。いきなり疲れた。まだ何も始まってないのに。
やっとチャイムが鳴った。皆は席に座って、先生が来るのを待った。
「起立。礼」
委員長。いつも凄いな。休み明けなのにびくともしてない。一学期の委員長そのままだ。
「えーっと、突然だが転校生を紹介する。どうぞ」
転校生か、どんな人だろう?
やっぱり皆、転校生と聞くとざわめくんだ。
「高杉紀伊名です。これから、よろしくお願いします」
えっ?紀伊名って…まさかね。たまたま同じ名前ってこともありえる。
「じゃあ?高杉さんの席は、高野の隣が空いてるな」
まじか。なんで寄りにもよってここなんだ?他にもあるじゃないか!
「あっ!涼ちゃんだ!」
涼ちゃん?この呼び方は、間違いない紀伊名だ。
「久しぶり紀伊名。あとその呼び方やめてって言わなかったっけ?」
「いいじゃん別に!」
「なんだ、高野知り合いか?」
「はい。幼なじみです」
全く、紀伊名の脳天気ぶりは変わらないな。
「ただの幼なじみじゃありません!婚約者です!」
なんで今、子供の頃の話を持ち出してくる!
あーやっぱり美優達怒ってるよ!
「違います!子供の頃の話ですから!」
「でも涼ちゃん、あの時私と結婚してくれるって言ったじゃん!」
「だからその話は子供の頃だったからで」
本当に今日は波乱の日になりそうだ!
続く……
できれば、感想下さい。悪いところがあるのなら直しますんで、お願いします(泣)
夜で寝る時に、誰が僕と一緒に寝るかでジャンケンで決めた途端、舞にも抱き枕として扱われたし。
でも、少しは強くなった気がする。
さーて、三人の朝食を作って稽古しないと。
今は、六時か。
四十分経ったら、朝食を作り始めよう。温かい方が皆いいだろうし。
手順は決まった!稽古を始めよう!
四十分後……
そろそろ作り始めるとしよう。
その前にシャワーでも浴びてこようかな?
「凄い量の汗だ。早く流してこよう」
ガララッ。風呂場のドアを開けるとそこには、楓がいた。
「涼平君?な、なんでここに!」
「ご、ごめん!」
しまった。確かに朝は早いけど、起きていてもおかしくない時間だ。
「ね、ねぇ。私の裸見た?」
「見てない!全然見てないから!安心して」
「本当?絶対に?」
「誓うよ!」
「なら、許す!」
良かった。えらい目にあった。
もう、汗も乾いたし朝食作ろう。
確かここから学校まで二十分もかからなかったはず。
八時にはこの家を出たら間に合うだろう。
朝食も出来たし、起こしてこよう。
「おはようございます。先輩」
「おはよう舞。眠そうだね?顔洗ってきたら?」
「そうします」
舞も起きてきたから後は、美優だけだ。
「美優?朝だよ!」
「もうちょっとだけ…」
二度もこの手が効くかな?やるだけやってみよう。
「だったら、美優は僕の作った朝食はいらないんだね?」
「いる!いります!」
あっ。効いた。ともかくこれで全員起きた。
「顔洗ってきな。料理はもう出来てるから」
「うん!」
さて、時間はまだある。
美優が顔洗い終わったら、シャワー浴びてこよう。汗でベトベトだ。
「皆、先に食べてて。僕はシャワー浴びてから食べるから!」
「分かりました!」
今は、七時五十分か。
まだ間に合う時間だ。
皆が、食べ終わる頃に僕がシャワーから戻ってきた。
「あれ、先輩いつの間に制服に着替えたんですか?」
「シャワー浴びたあとにね。ついでに。皆も着替えてきたら?僕はここで食べてるから」
「ありがとうございます!それじゃあ着替えてきます」
僕は、パンを食べようとしたら楓に「覗かないでね!」と念を押された。
覗かないよ。あれは事故なんだ。
「ごちそうさまでした。さて、食器を片付けよう」
もう、八時か。そろそろ出ないと遅刻になるかもしれないな。
「みんなー?着替え終わった?」
「お、終わりました!」
ぞろぞろと降りてきた。
食器の片付けも終わったし、そろそろ出よう。
「じゃあ、行こうか」
「そうね」
で、何なんだこの状況は。
右腕には美優。左腕には楓、その左手には舞。
どうしてこうなった?
「楓!あんた涼平の腕から離れなさい!」
「美優さんこそ離れたらどうなんですか?」
「先輩達は、いいですよ。私なんて、左手なんですよ!まだいいじゃないですか!」
ああもう、走ろう!こんな状態で学校に行ったら変な噂が流れる。
僕は、三人の腕や手をなぎ払って走った。
「あっ!ちょっと待ちなさい!涼平!」
「なんで走るの?涼平君!」
「待って下さい!先輩!」
今日はなんて日だ。いきなり疲れた。まだ何も始まってないのに。
やっとチャイムが鳴った。皆は席に座って、先生が来るのを待った。
「起立。礼」
委員長。いつも凄いな。休み明けなのにびくともしてない。一学期の委員長そのままだ。
「えーっと、突然だが転校生を紹介する。どうぞ」
転校生か、どんな人だろう?
やっぱり皆、転校生と聞くとざわめくんだ。
「高杉紀伊名です。これから、よろしくお願いします」
えっ?紀伊名って…まさかね。たまたま同じ名前ってこともありえる。
「じゃあ?高杉さんの席は、高野の隣が空いてるな」
まじか。なんで寄りにもよってここなんだ?他にもあるじゃないか!
「あっ!涼ちゃんだ!」
涼ちゃん?この呼び方は、間違いない紀伊名だ。
「久しぶり紀伊名。あとその呼び方やめてって言わなかったっけ?」
「いいじゃん別に!」
「なんだ、高野知り合いか?」
「はい。幼なじみです」
全く、紀伊名の脳天気ぶりは変わらないな。
「ただの幼なじみじゃありません!婚約者です!」
なんで今、子供の頃の話を持ち出してくる!
あーやっぱり美優達怒ってるよ!
「違います!子供の頃の話ですから!」
「でも涼ちゃん、あの時私と結婚してくれるって言ったじゃん!」
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本当に今日は波乱の日になりそうだ!
続く……
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