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第二十四章
今、僕の家は孤児院みたいになっている
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夕方に、僕の家に家出してきた楓は今の状況を少し楽しんでいる様に見えた。
「ねぇ涼平君、この札何?入浴中って書いてあるけど」
「ああその札は、僕か紀伊名が風呂に入ってる時にかけとく札だよ。楓も使ってね」
「ふーん。今更だけど涼平君の家って結構広いのね。美優や舞がいたから気付かなかったけど」
「そうだね。この家は一人で使うには広いぐらいだよ」
「じゃあどうしてアパートにしなかったの?」
「ここには、父さんと母さんとの思い出があるからね」
「そうだったの。でもよく残ってたわね。十年ぶりに戻ってきたんでしょ?」
「なんか、父さんの友達が僕が戻って来るまで使ってたからね。父さんがお願いしてたらしいから」
「良かったわね。他の人に使われてなくて」
「うん。本当に良かった」
おっと、料理の途中だった。早く作らないと。
紀伊名が風呂のお湯入れから戻って来て驚いていた。
第一発言が、「あなた、誰?」だった。
楓は自己紹介をして、ここにいる理由も話した。
紀伊名はあっさりこの家に泊まる事を許可した。
実際、僕の家なんだけどな。
「はい、ハンバーグ。楓の分も」
「ありがとう。急に押しかけてきたのに、ごめんね」
「いいよ、どうせ明日の弁当のおかずにしようとして多く作ってたから」
「それじゃあ、いただきます!」
相変わらず、食べるの早いな。ハンバーグの時だけ。
楓は、おしとやかな食べ方で見本になるな紀伊名の。
「楓、ごはん粒付いてるぞ。はい取れた」
「あ、ありがとう!」
何を恥ずかしがってるんだろ?
そういうことか、僕がごはん粒食べたから。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした。楓どうだった?口に合った?」
「今更聞くこと?前に何回か食べてるのに。無論!美味しかったです」
「それなら良かった」
紀伊名と楓は風呂に入ったのか……。
朝のあれ、無我夢中でやったから完璧とは言えないんだよな。
もう一度、やってみよう!
「よっと、さて行きますか」
どんどん、やっているとパトカーの音がした。事件かな?ちょっと行ってみよう。
おっ!あれが犯人か。拳法も使えるようになってきたし実戦といきますか!
「そこまでですよ!犯人さん?」
「誰だ!どこにいる!」
「嫌だなー後ろにいるじゃないですか?」
「いつの間に!ブハッ!」
「はい、いっちょ上がりっと」
追跡していた警官の人達がやっと来た。遅いよ。
「君は?」
「はい。犯人。気絶してるだけだからそれじゃっ!」
「ちょっと君!」
危なかった。あのままいたら、お手柄少年として新聞の記事に載せられたかも。それだけは勘弁だ。
早く帰ろうっと。
「ただいまーっと」
「涼平君!」
楓か、怒ってるな。まだ風呂に入ってると思ったんだが
「涼平君?どこに行ってたの?」
「えっと、稽古とついでに犯人退治?」
「あの時の約束覚えてるよね?」
「もちろん。無茶はしないでしょ?」
「そう。私達を守る為だからって、無茶して大怪我とかしないでね。いい?」
「分かった」
何だ。バレてたのか。でも一体いつから?
次の日の朝は、雲行きが怪しくなった。
続く……
「ねぇ涼平君、この札何?入浴中って書いてあるけど」
「ああその札は、僕か紀伊名が風呂に入ってる時にかけとく札だよ。楓も使ってね」
「ふーん。今更だけど涼平君の家って結構広いのね。美優や舞がいたから気付かなかったけど」
「そうだね。この家は一人で使うには広いぐらいだよ」
「じゃあどうしてアパートにしなかったの?」
「ここには、父さんと母さんとの思い出があるからね」
「そうだったの。でもよく残ってたわね。十年ぶりに戻ってきたんでしょ?」
「なんか、父さんの友達が僕が戻って来るまで使ってたからね。父さんがお願いしてたらしいから」
「良かったわね。他の人に使われてなくて」
「うん。本当に良かった」
おっと、料理の途中だった。早く作らないと。
紀伊名が風呂のお湯入れから戻って来て驚いていた。
第一発言が、「あなた、誰?」だった。
楓は自己紹介をして、ここにいる理由も話した。
紀伊名はあっさりこの家に泊まる事を許可した。
実際、僕の家なんだけどな。
「はい、ハンバーグ。楓の分も」
「ありがとう。急に押しかけてきたのに、ごめんね」
「いいよ、どうせ明日の弁当のおかずにしようとして多く作ってたから」
「それじゃあ、いただきます!」
相変わらず、食べるの早いな。ハンバーグの時だけ。
楓は、おしとやかな食べ方で見本になるな紀伊名の。
「楓、ごはん粒付いてるぞ。はい取れた」
「あ、ありがとう!」
何を恥ずかしがってるんだろ?
そういうことか、僕がごはん粒食べたから。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした。楓どうだった?口に合った?」
「今更聞くこと?前に何回か食べてるのに。無論!美味しかったです」
「それなら良かった」
紀伊名と楓は風呂に入ったのか……。
朝のあれ、無我夢中でやったから完璧とは言えないんだよな。
もう一度、やってみよう!
「よっと、さて行きますか」
どんどん、やっているとパトカーの音がした。事件かな?ちょっと行ってみよう。
おっ!あれが犯人か。拳法も使えるようになってきたし実戦といきますか!
「そこまでですよ!犯人さん?」
「誰だ!どこにいる!」
「嫌だなー後ろにいるじゃないですか?」
「いつの間に!ブハッ!」
「はい、いっちょ上がりっと」
追跡していた警官の人達がやっと来た。遅いよ。
「君は?」
「はい。犯人。気絶してるだけだからそれじゃっ!」
「ちょっと君!」
危なかった。あのままいたら、お手柄少年として新聞の記事に載せられたかも。それだけは勘弁だ。
早く帰ろうっと。
「ただいまーっと」
「涼平君!」
楓か、怒ってるな。まだ風呂に入ってると思ったんだが
「涼平君?どこに行ってたの?」
「えっと、稽古とついでに犯人退治?」
「あの時の約束覚えてるよね?」
「もちろん。無茶はしないでしょ?」
「そう。私達を守る為だからって、無茶して大怪我とかしないでね。いい?」
「分かった」
何だ。バレてたのか。でも一体いつから?
次の日の朝は、雲行きが怪しくなった。
続く……
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