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第136話・悪魔の国との戦争を終わらすために1
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ゼロは悲しいような疲労しているような顔をしながら告げる。
「マリさん、俺戦争で疲れているんです・・・」
もちろんマリさんの言うことは全面的に正しい。
俺だって分かってるんだ・・・戦争の疲れとか言って誤魔化すのは、あきらかに無理があるってことを!
それでも誤魔化すしかない!マリさんの追求から逃げ続けた俺の経験値よ、今ここに成果として現れよ!
「ええ、分かっております。私も戦争で疲れたゼロさんにこんなことを言わないといけないと思うと・・・うぅぅ」
マリが堂々とウソ泣きしだしたのを、白い目でゼロは見ていた。
ちょっとマリさん?泣く展開は今まで経験したことがないのでやめてもらっていいですか?
それも言ってる事は、追及は緩めませんよ?って言ってるだけじゃないですか?
「本当に心苦しいのです。ですがっ!今回の事例は証拠しかないじゃないですか!ゼロさんはお化け屋敷を知らなかった、昨日の夜に私がお化け屋敷を教えた、そして今日は朝から戦争に参戦していた。なのに!この量のお化け屋敷産ドロップアイテム!もういいのではないでしょうか?ゼロさん!」
マリがカウンター越しからぐっと、こちらに身を乗り出してくる。
俺はカウンターでのけ反りながら頭をぐるぐると回転させ、切り抜ける方法を考える。
マリさんは暴走状態だ。この状態のマリさんは、なにもかもかなぐり捨てて聞き出そうとしてくるだろう。
ど、どう誤魔化せば・・・
「マリさん、よく考えてみましょう。俺の話を聞いてください」
「もう聞かない!ゼロは逃げるから!」
マリさん!呼び捨てだし、キャラ変わってるし!
ど、どうする?い、言い逃れできんのだけど・・・
「あー、ゼロ?もう少し女性捌きを覚えろよ?」
「協会長!」
協会長が神様に見える、ありがとう!協会長!
「協会長・・・」
マリが恨めしそうに協会長を見つめた。
協会長は協会長権限で、俺への追求は今度にして今は仕事するようにとマリさんへ命令をしてくれた。
これにはマリさんも逆らえず、精算してくれることに。
た、助かった・・・
「失礼いたしました・・・牛鬼の角120個、雪女の帯72個、雪の結晶60個、火の結晶50個ですね。牛鬼の角と雪女の帯は1個につき銀貨2枚、雪と火どちらの結晶も銀貨1枚になります」
マリさんは納得していなそうな顔をしているが、そこに関しては無視するしか手がない。
あ、雪と火の結晶って役に立つのかな?
「雪と火の結晶ってなにかに使えます?」
「そうですね、主に属性付与や武器製造などにつかえますね」
この世界にもそういうのがあるんだな。
なんだかんだ装備強化に必要だったりするアイテムって数が必要になるものだし、ここは保管しよう。ギルドメンバーにあげてもいいしね。
「じゃあ結晶は除いて精算をお願いできますか?」
「わかりました、金貨38枚に銀貨4枚ですがサティさんとダンさんへの支払いが金貨3枚ですので金貨35枚と銀貨4枚になります。ゼロさん、ちなみに一つ聞きたいのですがお化け屋敷はソロだったんですか?」
「マリさんありがとうございました!大変助かりましたぁぁぁ!」
俺はすぐさま冒険者協会を脱出する。
「ゼロさーん!今回は言い逃れできないほど証拠が集まっているんですから、今度ちゃんと説明してくださいよーーーー!」
「気が向いたらでー!」
ゼロはこれからやる事を思い浮かべる。
ギルメンに戦争の話しをして、リリィやアシュレイに協力を要請しないといけないな・・・
あ、雑貨屋でMPポーションを買わないと・・・そうだ、武器屋とか防具屋も見てこよう!
なんてことをしてたら日没だ。
家へ帰って話すことは、リリィに第2戦場のサタンと悪魔軍を率いてもらうこと。
これにより王国軍の戦力は大幅に増えるし、リリィへの信仰心的なものも増すだろうから一石二鳥の構えだ。
後は、国王からのバックアップも必要だろうから、アシュレイ様に裏から根回しをお願いしよう。
まだまだやることはたくさんあるなぁ。
「ただいまー」
猿マンションに帰ってくると、玄関へ走ってくる音が聞こえてくる。
「ゼロさん、おかえりなさい!大丈夫でしたか?!」
「はい、大丈夫でしたよ。今日は長い1日だった気がします」
「大丈夫だったようだな、よく無事に戻った」
「本当によかったですわ」
ルリ、リリィ、アシュレイと後ろに控えるシルにゼロは出迎えられた。
このメンバーを見るとホッとするよな。相棒のレイナがいないのは寂しいが。
ご飯を食べて、戦争の話しをする。
「みんなに今日の戦争の状況を説明したいと思う。まず悪魔の国と戦争になった訳だが、3箇所で戦闘が行われた。俺とレイナは虹の赤が率いる戦場に派遣されたのだが無事、勝利を収めた。その際、七大悪魔のサタンを王国軍へ引き入れることに成功し、結構な数の悪魔軍を捕虜にした。で、その捕虜達を見張っているのがレイナだ」
「ま、待ってくれ。本当にサタンが王国軍に寝返ったのか?」
リリィが信じられないという顔をしてゼロに問いかける。
リリィから見たサタンは、愛国心が強く己の信じた道を行くタイプである。そのため、王国軍に誘われたからと言って入りますなんてことは絶対にないはずだ。ゼロの言うことが信じられず、どうしてそうなったかを考えていた。
「マリさん、俺戦争で疲れているんです・・・」
もちろんマリさんの言うことは全面的に正しい。
俺だって分かってるんだ・・・戦争の疲れとか言って誤魔化すのは、あきらかに無理があるってことを!
それでも誤魔化すしかない!マリさんの追求から逃げ続けた俺の経験値よ、今ここに成果として現れよ!
「ええ、分かっております。私も戦争で疲れたゼロさんにこんなことを言わないといけないと思うと・・・うぅぅ」
マリが堂々とウソ泣きしだしたのを、白い目でゼロは見ていた。
ちょっとマリさん?泣く展開は今まで経験したことがないのでやめてもらっていいですか?
それも言ってる事は、追及は緩めませんよ?って言ってるだけじゃないですか?
「本当に心苦しいのです。ですがっ!今回の事例は証拠しかないじゃないですか!ゼロさんはお化け屋敷を知らなかった、昨日の夜に私がお化け屋敷を教えた、そして今日は朝から戦争に参戦していた。なのに!この量のお化け屋敷産ドロップアイテム!もういいのではないでしょうか?ゼロさん!」
マリがカウンター越しからぐっと、こちらに身を乗り出してくる。
俺はカウンターでのけ反りながら頭をぐるぐると回転させ、切り抜ける方法を考える。
マリさんは暴走状態だ。この状態のマリさんは、なにもかもかなぐり捨てて聞き出そうとしてくるだろう。
ど、どう誤魔化せば・・・
「マリさん、よく考えてみましょう。俺の話を聞いてください」
「もう聞かない!ゼロは逃げるから!」
マリさん!呼び捨てだし、キャラ変わってるし!
ど、どうする?い、言い逃れできんのだけど・・・
「あー、ゼロ?もう少し女性捌きを覚えろよ?」
「協会長!」
協会長が神様に見える、ありがとう!協会長!
「協会長・・・」
マリが恨めしそうに協会長を見つめた。
協会長は協会長権限で、俺への追求は今度にして今は仕事するようにとマリさんへ命令をしてくれた。
これにはマリさんも逆らえず、精算してくれることに。
た、助かった・・・
「失礼いたしました・・・牛鬼の角120個、雪女の帯72個、雪の結晶60個、火の結晶50個ですね。牛鬼の角と雪女の帯は1個につき銀貨2枚、雪と火どちらの結晶も銀貨1枚になります」
マリさんは納得していなそうな顔をしているが、そこに関しては無視するしか手がない。
あ、雪と火の結晶って役に立つのかな?
「雪と火の結晶ってなにかに使えます?」
「そうですね、主に属性付与や武器製造などにつかえますね」
この世界にもそういうのがあるんだな。
なんだかんだ装備強化に必要だったりするアイテムって数が必要になるものだし、ここは保管しよう。ギルドメンバーにあげてもいいしね。
「じゃあ結晶は除いて精算をお願いできますか?」
「わかりました、金貨38枚に銀貨4枚ですがサティさんとダンさんへの支払いが金貨3枚ですので金貨35枚と銀貨4枚になります。ゼロさん、ちなみに一つ聞きたいのですがお化け屋敷はソロだったんですか?」
「マリさんありがとうございました!大変助かりましたぁぁぁ!」
俺はすぐさま冒険者協会を脱出する。
「ゼロさーん!今回は言い逃れできないほど証拠が集まっているんですから、今度ちゃんと説明してくださいよーーーー!」
「気が向いたらでー!」
ゼロはこれからやる事を思い浮かべる。
ギルメンに戦争の話しをして、リリィやアシュレイに協力を要請しないといけないな・・・
あ、雑貨屋でMPポーションを買わないと・・・そうだ、武器屋とか防具屋も見てこよう!
なんてことをしてたら日没だ。
家へ帰って話すことは、リリィに第2戦場のサタンと悪魔軍を率いてもらうこと。
これにより王国軍の戦力は大幅に増えるし、リリィへの信仰心的なものも増すだろうから一石二鳥の構えだ。
後は、国王からのバックアップも必要だろうから、アシュレイ様に裏から根回しをお願いしよう。
まだまだやることはたくさんあるなぁ。
「ただいまー」
猿マンションに帰ってくると、玄関へ走ってくる音が聞こえてくる。
「ゼロさん、おかえりなさい!大丈夫でしたか?!」
「はい、大丈夫でしたよ。今日は長い1日だった気がします」
「大丈夫だったようだな、よく無事に戻った」
「本当によかったですわ」
ルリ、リリィ、アシュレイと後ろに控えるシルにゼロは出迎えられた。
このメンバーを見るとホッとするよな。相棒のレイナがいないのは寂しいが。
ご飯を食べて、戦争の話しをする。
「みんなに今日の戦争の状況を説明したいと思う。まず悪魔の国と戦争になった訳だが、3箇所で戦闘が行われた。俺とレイナは虹の赤が率いる戦場に派遣されたのだが無事、勝利を収めた。その際、七大悪魔のサタンを王国軍へ引き入れることに成功し、結構な数の悪魔軍を捕虜にした。で、その捕虜達を見張っているのがレイナだ」
「ま、待ってくれ。本当にサタンが王国軍に寝返ったのか?」
リリィが信じられないという顔をしてゼロに問いかける。
リリィから見たサタンは、愛国心が強く己の信じた道を行くタイプである。そのため、王国軍に誘われたからと言って入りますなんてことは絶対にないはずだ。ゼロの言うことが信じられず、どうしてそうなったかを考えていた。
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