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ジグリアは人間?
じゃあ私、アレクシオンは人を殺していたということ?それも一人や二人じゃない、大剣を一振りで数人を薙ぎ倒す、そんな怪物…。
「アレクシオン様は戦には反対でした。警備隊を増やし、侵入を防ぐだけで対応できるはずだと。根本的な事は国どうしの外交で解決しなくてはなりませんが…どうされましたか?」
怖い…この手でどれだけの命をうばったの?
血の気が引く。冷や汗が流れ、ガタガタと体が震える。
「…気持ち…悪い。」
吐いた。長い間何も食べて無いのに吐いた。
この世界では戦って人を殺すことは当たり前なのかも知れないけれど、平和な時代に育った私には無理。
私が殺したのじゃないのに、体が覚えているとでもいうの?人を切る感触が生々しくよみがえる。
「嫌…嫌だ…ごめんなさい…ごめんなさい…。」
「アレクシオン様!どうされましたか?」
テリオス君が駆け寄り背中をさすってくれて、少し落ち着いた。
「…戦争だからしょうがないのかも知れないけれど、私がいた世界では人が人を殺すなんて日常ではなかったの。」
「それは、この世界でも同じです。ですから、アレクシオン様もこの戦は避けたかったのですが、神殿は野蛮なジグリア人は摩族として討伐すべきだと主張したのです。
その主張を民間人に広めたため皇帝も聞き入れるしかなく。」
あの小説とは似てるけど違う世界なの?
神殿とはこの帝国で最も信仰されている光の女神アルテミアを奉る「光神聖教」の神官らの事で、最高神官は教皇と呼ばれ、皇帝に匹敵するほどの権力を持つ。小説では絶対善とされていたのに。
「近年、神聖なる光属性の魔法について異を唱える学者が現れ、それに伴い人々の信仰心と神殿の勢力に衰えが見えていました。アレクシオン様の考えでは今回の戦で聖女の神聖力を示し威光を取り戻すのが目的だろうと。」
「聖女の神聖力ってあのキラキラ?あれ何?」
「はい、あれは「祝福」です。」
?
「幸運が何%上がりました。とか、いう奴?」
「はい?一般にはそうですね。幸運が訪れるそうです。戦場では身体強化と回復も加わります。」
「…それって、何を見たらわかるの?」
ステータスオープンって言えば見れるとか?
「何も…ですので、学者達が効果が無いのでは?と異を唱え始めたのです。」
確かに私も何も感じなかった。
ただキレイなエフェクトをCGで見せられているような。
不思議な現象を見せられての自己暗示とか、戦場ではアドレナリンの作用だったのではないの?
ともかく、神殿と聖女に対しての不信感は拭えないわ。
じゃあ私、アレクシオンは人を殺していたということ?それも一人や二人じゃない、大剣を一振りで数人を薙ぎ倒す、そんな怪物…。
「アレクシオン様は戦には反対でした。警備隊を増やし、侵入を防ぐだけで対応できるはずだと。根本的な事は国どうしの外交で解決しなくてはなりませんが…どうされましたか?」
怖い…この手でどれだけの命をうばったの?
血の気が引く。冷や汗が流れ、ガタガタと体が震える。
「…気持ち…悪い。」
吐いた。長い間何も食べて無いのに吐いた。
この世界では戦って人を殺すことは当たり前なのかも知れないけれど、平和な時代に育った私には無理。
私が殺したのじゃないのに、体が覚えているとでもいうの?人を切る感触が生々しくよみがえる。
「嫌…嫌だ…ごめんなさい…ごめんなさい…。」
「アレクシオン様!どうされましたか?」
テリオス君が駆け寄り背中をさすってくれて、少し落ち着いた。
「…戦争だからしょうがないのかも知れないけれど、私がいた世界では人が人を殺すなんて日常ではなかったの。」
「それは、この世界でも同じです。ですから、アレクシオン様もこの戦は避けたかったのですが、神殿は野蛮なジグリア人は摩族として討伐すべきだと主張したのです。
その主張を民間人に広めたため皇帝も聞き入れるしかなく。」
あの小説とは似てるけど違う世界なの?
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「近年、神聖なる光属性の魔法について異を唱える学者が現れ、それに伴い人々の信仰心と神殿の勢力に衰えが見えていました。アレクシオン様の考えでは今回の戦で聖女の神聖力を示し威光を取り戻すのが目的だろうと。」
「聖女の神聖力ってあのキラキラ?あれ何?」
「はい、あれは「祝福」です。」
?
「幸運が何%上がりました。とか、いう奴?」
「はい?一般にはそうですね。幸運が訪れるそうです。戦場では身体強化と回復も加わります。」
「…それって、何を見たらわかるの?」
ステータスオープンって言えば見れるとか?
「何も…ですので、学者達が効果が無いのでは?と異を唱え始めたのです。」
確かに私も何も感じなかった。
ただキレイなエフェクトをCGで見せられているような。
不思議な現象を見せられての自己暗示とか、戦場ではアドレナリンの作用だったのではないの?
ともかく、神殿と聖女に対しての不信感は拭えないわ。
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