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2話 属性解説
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リオは、おとなしくギルド長の後について多目的室へと入っていく。大きな窓から青い海がよく見える部屋は南国風の家具で統一され対面している人間がいなければしばらくくつろいでいたいところだ。
対面している人間は3人。一人はリオを連れてきたギルド長バルバド、あとの二人は全国規模のタラリア商会のギルド資材担当リュランとギルドと同じく世界各地にある教会の重役ラン司教。護衛は含めない。
「リオ、疲れてるところ悪いがお前に指名が入った。緊急のランクはSでワイバーンだ」
「ワイバーンなら俺以外もいるのでは。ちょうどギルドのカウンターにS級の”風の旅団”がいただろう」
「いやちょっと厄介なことにな…」
「バルバド殿、リオ殿その点についてはこちらから」
先ほど紹介された教会の重役ラン司教から声が上がった。
優しく微笑みながら
「そう、構えないで聞いてください。」
「ラン司教が言うことに身構えない奴は馬鹿か、大物のどっちかでしょう」
バルバドは呆れていった。
「今回依頼をさせていただきたいのはワイバーンの亜種で、風属性が穢れ属性になったものです」
「穢れ属性か、また厄介な」
バルバドは顔をしかめた。リオは初めて聞く穢れ属性について質問した。
「闇属性のようなもの?」
「闇属性は影を使用した物理的攻撃と攻撃が当たるとものすごくナイーブになる精神攻撃系の2種類です。
穢れ属性とは呼んでいますが通常の属性とは異なります。本来生物が持つ属性魔法に穢れが付与された状態といえばいいでしょうか。」
「本来が風属性の場合は風魔法+穢れ属性の効果が付く。技で例えるなら、ウィンドブレードは風属性の強力な切り裂く効果と穢れによる腐食と狂化の効果を受けるイメージだな」
ラン司教の属性解説とバルバドの例えでリオはなんとなくイメージをし、そして、もう帰りたいなと思い始めた。
「穢れ属性を受けたものや穢れを受けたものは、通常、しびれに始まり患部から徐々に腐っていき、最終的に死にいたります。まれに死にはせず、アンデットのようになり属性が穢れ属性になるものもいます。この状態は狂化によって見境なく暴れまわります。」
お昼ごはん前に聞きたくなかったなとリオは内心、突っ込んだ。リオの内心をバルバドとラン司教は知らず、まじめな話は続いていく。
対面している人間は3人。一人はリオを連れてきたギルド長バルバド、あとの二人は全国規模のタラリア商会のギルド資材担当リュランとギルドと同じく世界各地にある教会の重役ラン司教。護衛は含めない。
「リオ、疲れてるところ悪いがお前に指名が入った。緊急のランクはSでワイバーンだ」
「ワイバーンなら俺以外もいるのでは。ちょうどギルドのカウンターにS級の”風の旅団”がいただろう」
「いやちょっと厄介なことにな…」
「バルバド殿、リオ殿その点についてはこちらから」
先ほど紹介された教会の重役ラン司教から声が上がった。
優しく微笑みながら
「そう、構えないで聞いてください。」
「ラン司教が言うことに身構えない奴は馬鹿か、大物のどっちかでしょう」
バルバドは呆れていった。
「今回依頼をさせていただきたいのはワイバーンの亜種で、風属性が穢れ属性になったものです」
「穢れ属性か、また厄介な」
バルバドは顔をしかめた。リオは初めて聞く穢れ属性について質問した。
「闇属性のようなもの?」
「闇属性は影を使用した物理的攻撃と攻撃が当たるとものすごくナイーブになる精神攻撃系の2種類です。
穢れ属性とは呼んでいますが通常の属性とは異なります。本来生物が持つ属性魔法に穢れが付与された状態といえばいいでしょうか。」
「本来が風属性の場合は風魔法+穢れ属性の効果が付く。技で例えるなら、ウィンドブレードは風属性の強力な切り裂く効果と穢れによる腐食と狂化の効果を受けるイメージだな」
ラン司教の属性解説とバルバドの例えでリオはなんとなくイメージをし、そして、もう帰りたいなと思い始めた。
「穢れ属性を受けたものや穢れを受けたものは、通常、しびれに始まり患部から徐々に腐っていき、最終的に死にいたります。まれに死にはせず、アンデットのようになり属性が穢れ属性になるものもいます。この状態は狂化によって見境なく暴れまわります。」
お昼ごはん前に聞きたくなかったなとリオは内心、突っ込んだ。リオの内心をバルバドとラン司教は知らず、まじめな話は続いていく。
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