文字の大きさ
大
中
小
21 / 30
第一章
第20話
――時は少し遡る――
視界の光が消えて広間が現れた。
無事30層への転移に成功したようだ。
ここ進めば《アースドラゴン》のいる部屋に行ける。
「この先の部屋にアースドラゴンの部屋がある。だから――あれ?」
当たりを見渡すとここには自分だけしかいない。
一緒に転移してきたはずのクレイの姿がみえなかった。
「クレイがいない!?どうしてだ!?」
クレイは確かに転移石を持っていた。なんで一緒にこれなかったのか。
なにか手順を間違っただろうか。
「まぁ大丈夫だろ!」
思考を巡らせてみるが、答えにたどり着けなかった。
考えるのを止めたという方が正しいかも知れない。
それにクレイは実力もある。
違う場所に飛んでいたとしても大丈夫だろう。
「1匹ぐらい討伐しちゃうか!」
クレイは頭もいいので無理せず入口に一度戻ろうと考えるはずだ。
だが先ほど神剣アレスを握ったときから早く敵を倒したいという気持ちが強くなっている。
せめてアースドラゴンを討伐してから入口に戻ろう。
アイテムも揃えたし、アースドラゴンぐらいなら1人でも十分だ。
扉に触れるとゆっくりと開いていく。
中は薄暗く、かなり大きな広間になっていた。
歩いて中心に到着すると周りの燭台に火が灯り始める。
「お出ましか!」
魔物の気配を感じて、神剣アレスを抜いた。
剣全体に魔力が溢れていくのがわかる。
「ワオォォォオオオオォ!」
目の前の闇から体長5メートルほどのオオカミ型の魔物が宙を舞って現れる。
着地と同時に凄まじい音、そして地面が揺れ、衝撃波が向かってくる。
これは地系魔法の【ストンプ】。自分の中心に衝撃波を発生させて周りの敵を麻痺させる技だ。
「挨拶がわりのストンプかよ。あれっ、アースドラゴンじゃないぞ?」
ストンプをジャンプで躱しながら魔物を観察した。
このオオカミは【グリムシルバーウルフ】というオオカミ型の魔物で40層目のボスである。
30層ではなく、40層に飛んでいたようだ。
原因はわからないが、クレイも別の層に飛ばされているということだろうか。
「なんだかわかんねーけど、まぁいっか!」
深く考えるのをやめ、退治することにした。
【グリムシルバーウルフ】の特徴はその脚力を活かした敏捷である。
かなり素早い動きで翻弄して、鉄よりも硬い爪で攻撃してくる魔物だ。
物理攻撃だけではなく、風、土系統の魔法を使って来るのも厄介だ。
「俺の敵じゃねーけどな!!」
グリムシルバーウルフが動き出す前にこちらから仕掛けることにした。
【自己加速】【防御強化】【気力上昇】【思考力上昇】の魔法を自分にかけた。
「はぁぁぁぁ――」
剣を構え、魔力を流していく。
「ワオォォォオオオオォ!」
グリムシルバーウルフの雄叫びが大気を揺らす。
同時に周りから魔法陣が現れた。
展開された魔法陣から4つの風の刃がこちらを襲う。
「当たらねぇよ!スラッシュ!」
風の刃を危なげなく躱し、剣を振る。
【スラッシュ】は単純に斬撃を飛ばすだけの技であるが、神剣アレスは普通の剣とは威力の桁が違う。。
光を纏った斬撃は真っ直ぐに飛んでいくが、グリムシルバーウルフにはなんなく躱される。
流石に素早い。
グリムシルバーウルフは空中へ飛び、宙を蹴ってこちらに向かってくる。
正面には魔法陣が展開されていた。
「そんな魔法は意味ねぇよ!」
展開していた魔法陣を切り裂いた。
神剣アレスは魔力を使い魔力を斬ることが出来る剣なのだ。
「ワオォォ!」
魔法陣を切った斬撃がグリムシルバーウルフに直撃した。
辺りには血が飛び散っている。
「ちっ、ちょこまかと逃げやがってよ!」
急所を狙ったはずが咄嗟にズラされたようだ。
グリムシルバーウルフは悲痛の叫びを上げながら、魔法を発動した。
無数の斬撃を伴う竜巻を発生させる【ウィンドトルネード】である。
捌ききれない程の斬撃の竜巻は剣士にとっては厄介な技である。
「俺以外にはな!!」
そう言って自らを軸に高速回転させて剣を振り回わす。
「スラッシュストリーム!」
すると同じよう足元から無数の斬撃を伴う竜巻を発生した。
高速回転しながらスラッシュを放ち続ける脳筋技である。
そのまま【ウィンドトルネード】と衝突し、飲み込みこんだ。
そして、グリムシルバーウルフすらも飲み込む。
「終わりだな!」
一度回転を止め、空中へ飛ぶ。
そのまま剣を構え、縦に回転する。
「転空斬!」
竜巻により動きを封じ込められていたグリムシルバーウルフを目にも止まらぬ速さで一刀両断。
そこから危なげなく着地し、剣を鞘に戻す。そして背を向ける。
後から真っ二つになったグリムシルバーウルフが落ちてきて、光とともに消えていく。
「決まったぜ」
(今俺めちゃめちゃ決まってるよな? クレイにも見せてやりかったぜ)
ヴァンはグリムシルバーウルフの魔石を回収した。
ボスを倒せばとりあえずは入口に出られる。それがダンジョンの仕様だ。
だけど入口に戻る前に30層の【アースドラゴン】を倒してから戻ったほうがいいと思った。
もしかしたらダンジョン内で会うかもしれないからだ。
そう考えたヴァンは30層を目指し、足を進めるのだった。
視界の光が消えて広間が現れた。
無事30層への転移に成功したようだ。
ここ進めば《アースドラゴン》のいる部屋に行ける。
「この先の部屋にアースドラゴンの部屋がある。だから――あれ?」
当たりを見渡すとここには自分だけしかいない。
一緒に転移してきたはずのクレイの姿がみえなかった。
「クレイがいない!?どうしてだ!?」
クレイは確かに転移石を持っていた。なんで一緒にこれなかったのか。
なにか手順を間違っただろうか。
「まぁ大丈夫だろ!」
思考を巡らせてみるが、答えにたどり着けなかった。
考えるのを止めたという方が正しいかも知れない。
それにクレイは実力もある。
違う場所に飛んでいたとしても大丈夫だろう。
「1匹ぐらい討伐しちゃうか!」
クレイは頭もいいので無理せず入口に一度戻ろうと考えるはずだ。
だが先ほど神剣アレスを握ったときから早く敵を倒したいという気持ちが強くなっている。
せめてアースドラゴンを討伐してから入口に戻ろう。
アイテムも揃えたし、アースドラゴンぐらいなら1人でも十分だ。
扉に触れるとゆっくりと開いていく。
中は薄暗く、かなり大きな広間になっていた。
歩いて中心に到着すると周りの燭台に火が灯り始める。
「お出ましか!」
魔物の気配を感じて、神剣アレスを抜いた。
剣全体に魔力が溢れていくのがわかる。
「ワオォォォオオオオォ!」
目の前の闇から体長5メートルほどのオオカミ型の魔物が宙を舞って現れる。
着地と同時に凄まじい音、そして地面が揺れ、衝撃波が向かってくる。
これは地系魔法の【ストンプ】。自分の中心に衝撃波を発生させて周りの敵を麻痺させる技だ。
「挨拶がわりのストンプかよ。あれっ、アースドラゴンじゃないぞ?」
ストンプをジャンプで躱しながら魔物を観察した。
このオオカミは【グリムシルバーウルフ】というオオカミ型の魔物で40層目のボスである。
30層ではなく、40層に飛んでいたようだ。
原因はわからないが、クレイも別の層に飛ばされているということだろうか。
「なんだかわかんねーけど、まぁいっか!」
深く考えるのをやめ、退治することにした。
【グリムシルバーウルフ】の特徴はその脚力を活かした敏捷である。
かなり素早い動きで翻弄して、鉄よりも硬い爪で攻撃してくる魔物だ。
物理攻撃だけではなく、風、土系統の魔法を使って来るのも厄介だ。
「俺の敵じゃねーけどな!!」
グリムシルバーウルフが動き出す前にこちらから仕掛けることにした。
【自己加速】【防御強化】【気力上昇】【思考力上昇】の魔法を自分にかけた。
「はぁぁぁぁ――」
剣を構え、魔力を流していく。
「ワオォォォオオオオォ!」
グリムシルバーウルフの雄叫びが大気を揺らす。
同時に周りから魔法陣が現れた。
展開された魔法陣から4つの風の刃がこちらを襲う。
「当たらねぇよ!スラッシュ!」
風の刃を危なげなく躱し、剣を振る。
【スラッシュ】は単純に斬撃を飛ばすだけの技であるが、神剣アレスは普通の剣とは威力の桁が違う。。
光を纏った斬撃は真っ直ぐに飛んでいくが、グリムシルバーウルフにはなんなく躱される。
流石に素早い。
グリムシルバーウルフは空中へ飛び、宙を蹴ってこちらに向かってくる。
正面には魔法陣が展開されていた。
「そんな魔法は意味ねぇよ!」
展開していた魔法陣を切り裂いた。
神剣アレスは魔力を使い魔力を斬ることが出来る剣なのだ。
「ワオォォ!」
魔法陣を切った斬撃がグリムシルバーウルフに直撃した。
辺りには血が飛び散っている。
「ちっ、ちょこまかと逃げやがってよ!」
急所を狙ったはずが咄嗟にズラされたようだ。
グリムシルバーウルフは悲痛の叫びを上げながら、魔法を発動した。
無数の斬撃を伴う竜巻を発生させる【ウィンドトルネード】である。
捌ききれない程の斬撃の竜巻は剣士にとっては厄介な技である。
「俺以外にはな!!」
そう言って自らを軸に高速回転させて剣を振り回わす。
「スラッシュストリーム!」
すると同じよう足元から無数の斬撃を伴う竜巻を発生した。
高速回転しながらスラッシュを放ち続ける脳筋技である。
そのまま【ウィンドトルネード】と衝突し、飲み込みこんだ。
そして、グリムシルバーウルフすらも飲み込む。
「終わりだな!」
一度回転を止め、空中へ飛ぶ。
そのまま剣を構え、縦に回転する。
「転空斬!」
竜巻により動きを封じ込められていたグリムシルバーウルフを目にも止まらぬ速さで一刀両断。
そこから危なげなく着地し、剣を鞘に戻す。そして背を向ける。
後から真っ二つになったグリムシルバーウルフが落ちてきて、光とともに消えていく。
「決まったぜ」
(今俺めちゃめちゃ決まってるよな? クレイにも見せてやりかったぜ)
ヴァンはグリムシルバーウルフの魔石を回収した。
ボスを倒せばとりあえずは入口に出られる。それがダンジョンの仕様だ。
だけど入口に戻る前に30層の【アースドラゴン】を倒してから戻ったほうがいいと思った。
もしかしたらダンジョン内で会うかもしれないからだ。
そう考えたヴァンは30層を目指し、足を進めるのだった。
感想 0
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。
真心糸☆カクヨムにて、200万PV、ブクマ6500達成!☆
【あらすじ】
どこにでもいるサラリーマンの主人公は、突如光り出した自宅のPCから異世界に転生することになる。
神様は言った。
「あなたはこれから別の世界に転生します。キャラクター設定を行ってください」
現世になんの未練もない主人公は、その状況をすんなり受け入れ、神様らしき人物の指示に従うことにした。
神様曰く、好きな外見を設定して、有効なポイントの範囲内でチートスキルを授けてくれるとのことだ。
それはいい。じゃあ、理想のイケメンになって、美少女ハーレムが作れるようなスキルを取得しよう。
あと、できれば俺TUEEEもしたいなぁ。
そう考えた主人公は、欲望のままにキャラ設定を行った。
そして彼は、剣と魔法がある異世界に「ライ・ミカヅチ」として転生することになる。
ライが取得したチートスキルのうち、最も興味深いのは『攻略』というスキルだ。
この攻略スキルは、好みの美少女を全世界から検索できるのはもちろんのこと、その子の好感度が上がるようなイベントを予見してアドバイスまでしてくれるという優れモノらしい。
さっそく攻略スキルを使ってみると、前世では見たことないような美少女に出会うことができ、このタイミングでこんなセリフを囁くと好感度が上がるよ、なんてアドバイスまでしてくれた。
そして、その通りに行動すると、めちゃくちゃモテたのだ。
チートスキルの効果を実感したライは、冒険者となって俺TUEEEを楽しみながら、理想のハーレムを作ることを人生の目標に決める。
しかし、出会う美少女たちは皆、なにかしらの逆境に苦しんでいて、ライはそんな彼女たちに全力で救いの手を差し伸べる。
もちろん、攻略スキルを使って。
もちろん、救ったあとはハーレムに入ってもらう。
下心全開なのに、正義感があって、熱い心を持つ男ライ・ミカヅチ。
これは、そんな主人公が、異世界を全力で生き抜き、たくさんの美少女を助ける物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。
幸運値MAXの俺、異世界のカジノを初日で壊滅。支払いに差し出された姫騎士を景品としてお持ち帰りする
葉山 乃愛どこにでもいる普通の大学生だった俺は、ある日突然、剣と魔法の異世界へ転生してしまう。
目覚めた俺に与えられたのは、聖剣でも魔力でもなく、ただ一つの異常なステータス。
それは、既存の数値を遥かに超えたバグレベルの「幸運値 99,999,999」だった。
戦う力も金も持たない俺が、生き残るために足を踏み入れたのは、街で最も豪華な『王立カジノ・グランシャリオ』。
手持ちの銅貨10枚をルーレットの「大穴」に放り込んだ瞬間、俺の運命は劇的に動き出す。
確率を無視した連勝。天井のネジ一本が勝敗を分ける奇跡の連発。
俺の圧倒的な幸運は、カジノ側の卑劣なイカサマさえも「幸運な事故」によって全てねじ伏せていく。
ついにカジノの全資産を上回る勝ち分を叩き出した俺に対し、青ざめた支配人は支払いの不可能を宣言する。
そこで俺が代替案として要求したのは、金ではなく、カジノの用心棒として不当な借金に縛られていた銀髪の姫騎士、シルヴィアの身柄だった。
「今日からお前が俺の景品だ。文句はないな?」
最強の幸運を持つ大学生と、不本意ながらも「景品」としてお持ち帰りされた生真面目な姫騎士。
二人の出会いは、やがて異世界の経済も軍事バランスも、根底から塗り替えていくことになる。
カジノを初日で壊滅させ、国一番の美女を手に入れた俺の、自由気ままな異世界成金ライフが今始まる!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakuraiクラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第五章リード王国編
牛乳とチーズは違う味がする(顔だけ男の気ままな旅)~軟弱男のハーレム旅行はどこへ行く~
@000ーooo ツェーザルはネルデンベルク公爵家の三男である。顔だけはよかったが、それ以外は至って平凡で、5歳のスキル授けの儀式では授かったスキルは生活魔法であった。この国では、兄弟の誰かが家を継ぐとその時点で家を継がなかった兄弟は平民となる。何の取柄もない三男が家を継げるわけもなく、親からは「どこかの貴族家に婿に行くか」と言われたが、婿に行けば肩身の狭い思いをするので「将来は商人になっていろいろな国を旅してみたい」と言った。そうしたら、「15歳で学院を卒業するまでは面倒を見るが、その後は好きにしろ」と言われていた。
ツェーザルは、表面上は顔はいいが、目立たない、空気のような存在である。しかし、実際は女性を虜にするスキルを持っており、それを人に目立たなくするスキルで必死に抑えているのである。そのため、何事にも余裕がなく、いつも疲れ気味なのである。ほんとうはすごく有能なのである。そんな公爵家三男の学院生活と卒業後の旅先々でいろいろな経験をする。顔だけ男の物語である。
本作品はアルファポリス様、小説家になろう様の同時投稿です。あと最近エブリスタ様にも投稿始めました。
表紙作ってみました。今回も以前撮った花桃の写真(違う木です)を使いました。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ) 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀 図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。