10 / 16
8
リアラは四日に一回自分宛に荷物を送ることに決めた。
イザークさまが忙しそうなため、毎日でも送りたいところを自制した結果だ。
イザークさまが来る日の前日から気合を入れてスキンケアしたり化粧をしてとリアラは忙しい。好きな人には1番綺麗な自分を見てほしいという健気な乙女心だ。
もちろんイザークさまは仕事でお疲れの様子で、リアラのことを見ているような見ていないような虚ろな瞳だが、そんなことは関係がない。イザークさまの目の前に立つ以上、最大限にかわいくなりたい。
荷物を受け取った後は、興奮した自分の体を慰めることに躍起になり一日が終わってしまう。
虚脱感を味わいながら、いっそイザークさまの逸物のレプリカが欲しい。
最近のリアラはそう真剣に考えている。
しかし型取りさせてもらうのはどう考えても無理だ……
とりあえずイザークの身長と体重からもっとも平均的な張り型の大きさを調べてそれを購入することしかリアラに出来ることはない。
今日もリアラは紛い物のイザークのちんちん(仮)を咥え込んで、潮を吹いた。中でちんちん(仮)を締める練習も同時に行なっている。
しかしリアラとて当主となった身。なにもイザークさまイザークさまといってるばかりではなく、きちんと仕事もしている。
それに、イザークさまにもちゃんとアプローチをしているのだ。
助けてもらったお礼にとそれなりのお店の人気商品の菓子詰め合わせを渡したし、よければお礼にとお茶でも飲んでいってくださいと誘ったりもしてみた。
しかしイザークさまの答えは否。
理由を問えば時間がないから、それに尽きる。
過酷な労働なのだろう。
お仕事を頑張るイザークさまも素敵だ。
客と配達員の二人の距離は一向に縮まらない。
ある日もはや日課となりつつあるお店をぶらぶらと見ていると、顔見知りになった店員が近寄ってきリアラの前でなにやら急に話し始めた。
「やー、9番通路右横から3番目の薬屋に今日はめちゃくちゃ珍しいものが置いてあったな~、あーでも最近は媚薬なんてのは表立って売られてないもんな~購入するのに合言葉が必要なんて徹底してるよ。
合言葉は確か、なんだったかな。あー、メントスラムネコーラ、だったかな。何度聞いてもわけわからん言葉だ、だからこそ合言葉に最適なんだろうが……」
なるほど、これはお得意様であるところのリアラに対してのサービスってところか。
リアラが店員の顔を見ると、店員はニヤリと笑みを浮かべた。
どうも店員の方はかなりの頻度で訪れるリアラをお仲間認定して親近感を持ってくれているようである。
イザークさまとの距離は全く近付いていないのに皮肉なものだ。
「なるほど……今日は急用が出来たので帰ります、また今度寄らせていただきますね」
にこりと笑顔を見せてリアラは店を出る。
初めは恥じらっていた侍女ももう慣れたものだ。表情を隠して店員に頭を下げるとリアラの斜め後ろからついてくる。護衛もリアラが店から出ると、流れるようにリアラの側についてくる。
媚薬……媚薬か……
特に今は欲しいと思っていたわけではないが、手元にあってもいい。
いざという時に選択肢は多い方がいいに決まっている。
先程店員は表立って売られてないと言っていた。確かグレーゾーンの薬だったかな……?
リアラは学生の頃学んだ知識をどうにか引っ張り出し、まぁ禁止ではないんだしと割り切ることにした。
イザークさまが忙しそうなため、毎日でも送りたいところを自制した結果だ。
イザークさまが来る日の前日から気合を入れてスキンケアしたり化粧をしてとリアラは忙しい。好きな人には1番綺麗な自分を見てほしいという健気な乙女心だ。
もちろんイザークさまは仕事でお疲れの様子で、リアラのことを見ているような見ていないような虚ろな瞳だが、そんなことは関係がない。イザークさまの目の前に立つ以上、最大限にかわいくなりたい。
荷物を受け取った後は、興奮した自分の体を慰めることに躍起になり一日が終わってしまう。
虚脱感を味わいながら、いっそイザークさまの逸物のレプリカが欲しい。
最近のリアラはそう真剣に考えている。
しかし型取りさせてもらうのはどう考えても無理だ……
とりあえずイザークの身長と体重からもっとも平均的な張り型の大きさを調べてそれを購入することしかリアラに出来ることはない。
今日もリアラは紛い物のイザークのちんちん(仮)を咥え込んで、潮を吹いた。中でちんちん(仮)を締める練習も同時に行なっている。
しかしリアラとて当主となった身。なにもイザークさまイザークさまといってるばかりではなく、きちんと仕事もしている。
それに、イザークさまにもちゃんとアプローチをしているのだ。
助けてもらったお礼にとそれなりのお店の人気商品の菓子詰め合わせを渡したし、よければお礼にとお茶でも飲んでいってくださいと誘ったりもしてみた。
しかしイザークさまの答えは否。
理由を問えば時間がないから、それに尽きる。
過酷な労働なのだろう。
お仕事を頑張るイザークさまも素敵だ。
客と配達員の二人の距離は一向に縮まらない。
ある日もはや日課となりつつあるお店をぶらぶらと見ていると、顔見知りになった店員が近寄ってきリアラの前でなにやら急に話し始めた。
「やー、9番通路右横から3番目の薬屋に今日はめちゃくちゃ珍しいものが置いてあったな~、あーでも最近は媚薬なんてのは表立って売られてないもんな~購入するのに合言葉が必要なんて徹底してるよ。
合言葉は確か、なんだったかな。あー、メントスラムネコーラ、だったかな。何度聞いてもわけわからん言葉だ、だからこそ合言葉に最適なんだろうが……」
なるほど、これはお得意様であるところのリアラに対してのサービスってところか。
リアラが店員の顔を見ると、店員はニヤリと笑みを浮かべた。
どうも店員の方はかなりの頻度で訪れるリアラをお仲間認定して親近感を持ってくれているようである。
イザークさまとの距離は全く近付いていないのに皮肉なものだ。
「なるほど……今日は急用が出来たので帰ります、また今度寄らせていただきますね」
にこりと笑顔を見せてリアラは店を出る。
初めは恥じらっていた侍女ももう慣れたものだ。表情を隠して店員に頭を下げるとリアラの斜め後ろからついてくる。護衛もリアラが店から出ると、流れるようにリアラの側についてくる。
媚薬……媚薬か……
特に今は欲しいと思っていたわけではないが、手元にあってもいい。
いざという時に選択肢は多い方がいいに決まっている。
先程店員は表立って売られてないと言っていた。確かグレーゾーンの薬だったかな……?
リアラは学生の頃学んだ知識をどうにか引っ張り出し、まぁ禁止ではないんだしと割り切ることにした。
あなたにおすすめの小説
田舎の幼馴染に囲い込まれた
兎角
恋愛
25.10/21 殴り書きの続き更新
都会に飛び出した田舎娘が渋々帰郷した田舎のムチムチ幼馴染に囲い込まれてズブズブになる予定 ※殴り書きなので改行などない状態です…そのうち直します。
ホストな彼と別れようとしたお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレ男子に捕まるお話です。
あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
小説家になろう様でも投稿しています。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。