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インドア派の肉体に突然降って湧いた前準備なしの性交の運動量は重すぎた。
体のいたる所が痛いし、体が硬いのも災いして股関節も痛いし初めて掘削に耐えた膣も心なしじんじん傷んでいる。この痛みは何日ぐらいで回復するもんなんだろうか。
関節痛、筋肉痛は一日二日だろうし、この内部の痛みも擦り傷的な感じなのだとしたらさほど日数はかからないか……?
未知すぎるが、痛いだけで動けないことはない。
後で痛み止めでも飲んでみるしかない。
幸いなことに、毎月の痛みをともなう出血に向けて備えて、カバンの中に二錠ほど常備しているはずだ。
カーテンが薄いのか、外の街灯の光が強いのか部屋の中は光を遮るはずのカーテンを突破して薄明るくなっている。
立ち上がり自分のカバンの中身を漁る。ふわふわの猫のポーチを取り出すと中から目当ての薬を取り出した。
机の上には買ってきたお茶が置きっぱなしになっていた。結露していた水が下に落ち、机に溜まっている。
グラスにお茶を注ぎ入れて薬ともども飲み込むと、身体が水分を欲しがっていたのか思いの外ぐびぐびと飲み干してしまった。
……汗かいたもんな。
そういえばセックスは全力疾走するのと同じぐらいの体力を消耗すると聞いたことがある。
それは疲れるはずだ。
心身疲弊だわ。
視線を動かした部屋の中にあるであろう時計を探す。
まだ1時30分だ。
眠いし体痛いしまだ寝ておくことにしよう。痛み止めは遅くても30分後には効いてくるはずだ。
四時間ぐらいあればもう少しぐらい疲れも取れるだろう。
先ほどまで裸でまぐわっていたベッドに飛び込んだ。
カァーというカラスの大音響で目が覚めた。うるさい。
どうせならかわいい小鳥の声で目覚めたかったが仕方がない。
瞼を開けると、街灯の光でほのかに明るかった部屋の中には陽光が満ちている。
見慣れない部屋をぐるっと視線で一回り確認する。
可愛さのかけらもない部屋だ。思わず自分の部屋にあるでかい人形に思いを馳せた。
「……さいあく」
時計を見ると、もう時計は10時を差している。
一人用のベッドの上に二人で寝ていたためか、昨日の運動のためか関節が軋む。
池内はすやすやと幸せそうに寝ている。
規則正しい呼吸で身体がわずかに上下している。
ご丁寧に私の体を抱きしめるようにしている。
夢現で背中がやけに暖かいなと思っていたのはこのせいか。
身体を起こして、池内の腕をどかす。
午後から大学の講義に出るつもりだった。
が、思った以上に身体がだるい。駅から大学へは歩いて15分程ある。腰も股関節も、背骨も、ギシギシと軋むように鈍痛がする。
計算してみれば痛み止めの効果が切れる頃合いだ。
「はぁ……休むか……」
体のいたる所が痛いし、体が硬いのも災いして股関節も痛いし初めて掘削に耐えた膣も心なしじんじん傷んでいる。この痛みは何日ぐらいで回復するもんなんだろうか。
関節痛、筋肉痛は一日二日だろうし、この内部の痛みも擦り傷的な感じなのだとしたらさほど日数はかからないか……?
未知すぎるが、痛いだけで動けないことはない。
後で痛み止めでも飲んでみるしかない。
幸いなことに、毎月の痛みをともなう出血に向けて備えて、カバンの中に二錠ほど常備しているはずだ。
カーテンが薄いのか、外の街灯の光が強いのか部屋の中は光を遮るはずのカーテンを突破して薄明るくなっている。
立ち上がり自分のカバンの中身を漁る。ふわふわの猫のポーチを取り出すと中から目当ての薬を取り出した。
机の上には買ってきたお茶が置きっぱなしになっていた。結露していた水が下に落ち、机に溜まっている。
グラスにお茶を注ぎ入れて薬ともども飲み込むと、身体が水分を欲しがっていたのか思いの外ぐびぐびと飲み干してしまった。
……汗かいたもんな。
そういえばセックスは全力疾走するのと同じぐらいの体力を消耗すると聞いたことがある。
それは疲れるはずだ。
心身疲弊だわ。
視線を動かした部屋の中にあるであろう時計を探す。
まだ1時30分だ。
眠いし体痛いしまだ寝ておくことにしよう。痛み止めは遅くても30分後には効いてくるはずだ。
四時間ぐらいあればもう少しぐらい疲れも取れるだろう。
先ほどまで裸でまぐわっていたベッドに飛び込んだ。
カァーというカラスの大音響で目が覚めた。うるさい。
どうせならかわいい小鳥の声で目覚めたかったが仕方がない。
瞼を開けると、街灯の光でほのかに明るかった部屋の中には陽光が満ちている。
見慣れない部屋をぐるっと視線で一回り確認する。
可愛さのかけらもない部屋だ。思わず自分の部屋にあるでかい人形に思いを馳せた。
「……さいあく」
時計を見ると、もう時計は10時を差している。
一人用のベッドの上に二人で寝ていたためか、昨日の運動のためか関節が軋む。
池内はすやすやと幸せそうに寝ている。
規則正しい呼吸で身体がわずかに上下している。
ご丁寧に私の体を抱きしめるようにしている。
夢現で背中がやけに暖かいなと思っていたのはこのせいか。
身体を起こして、池内の腕をどかす。
午後から大学の講義に出るつもりだった。
が、思った以上に身体がだるい。駅から大学へは歩いて15分程ある。腰も股関節も、背骨も、ギシギシと軋むように鈍痛がする。
計算してみれば痛み止めの効果が切れる頃合いだ。
「はぁ……休むか……」
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