【完結】早朝に突撃してしてきた迷惑幼馴染はお祓いセックスして欲しい

染西 乱

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2.声

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「あ、いた……いるんじゃん!!!」

「いるじゃーーーーん!!!!」

大声をあげてこちらを指差している女は、和臣の地元の先輩にあたる。三枝美琴という。まぁ先輩と言っても、別に敬ってなどいない。この家の近所に住んでいる。
しかし近所といっても歩いて向こう十五分ほどはあるとは思う。それでも田舎にしてはかなり近いと言って良い距離だ。
確か歳は二つ上。小学校、中学校がクソ遠いため、近所の子供連中で集団登校をしていた。というかバス登校だ。
和臣が中一のころ、こいつは中三だったから間違いない。皆が一緒の行きはまだしも、部活も同じだった。暗い夜道を年頃の女の子一人で帰るのは危ないから、と半ば強引に親同士の結託の元こいつが中三の頃一緒に帰っていた。

しかし美琴が高校生になると同時に縁が切れていた。こいつの家の前すぐがバス停だから、見かけることもほとんどなかった。和臣は当たり前に自転車で通える範囲の高校へ行ったし、全くといって接点がなかった。
歳上だから、と言って先輩ヅラしてなんやかんやと小うるさく、数少ない年齢の近い女子であったが、なにかしらからかってくるのが面倒で正直苦手なやつだった記憶がどっと蘇ってくる。

ここで俺の初恋の先輩だったみたいな走馬灯があれば、よかったんだが本当にまったくそういう感じじゃなかった。

「うるさ……」

はぁーーとどでかい溜息をつくと、わぁその溜息懐かしいな、などど泣き顔に喜びが差し、えもいわれるちんくしゃ顔になっている。

全く変わらんやつだなこいつは。
身体つきは確かに成長が見える。

俺の視線は細い首から鎖骨、大きく張った胸を見て、細くくびれた腰に辿り着く。短パンから伸びた瑞々しい太ももが眩しい。

外見だけ見れば、大人になっている。

しかし……中身は昔のままか?
中3で成長止まってんの?

てか俺なんかしたっけ? いや、今までまったく関わりがなかった。絶対になんにもしてない。
むしろ何年も会ってないのに顔と名前を一致させたのがすごい。俺の記憶能力も捨てたもんじゃないな。

てかなんだよ、なんか意味不明に泣いてるし。

呆然とする一方で一気に頭が冴える。
幸せな睡眠を台無しにされた怒りもどこかへ行ってしまった。ただただめんどい。

女ーー美琴ははっとしたように部屋の中にある時計に目をやった。そうして、目を見開いてまたぼろぼろと泣き出す。

なんだよもう、泣くならどっか別のところ行ってほしいんだがな。

「うっ、ぅ…ぐすっ、かず……ちんちん貸してッ!!!」

ぎゅうっと力いっぱい抱きつかれて、支えきれずに尻もちをつく。玄関の板張りの力で尻が痛い。
二人の体の間にやけに柔らかな感触がひっついていて、なんだ、と見下ろすと、2つの丸いおっぱいが俺の薄い胸に押し付けられて潰れ、いびつな谷間を作っていた。
夜も暑い季節であるから、タンクトップに薄い長袖の羽織を羽織っただけの姿で、足は短パンのジャージを着ている。
瑞々しくはち切れそうな足はすらりと太ももから足首まで惜しげもなく晒されて、くるぶしソックスに走りやすそうなスポーツメーカーの靴を履いている。派手な色の靴には驚くほど泥が付いているし、枯葉が粉々になりこびりついてもいる。
……まるで長距離走ってきたアスリートの靴みてぇ。

その間にも泣いているからか赤く上気した頬と、ぐずぐずに溶けてしまっている瞳から次々と涙が溢れてきている。

なんなん、まじなんで泣いてんのこいつ。

てかなに、なんて言った?
ちんちん、としか聞き取れなかったが、賃金の聞き間違いか? 俺まだ賃金とかもらってねぇけど。

じんわりと汗をかいて熱をもつ女の体から、甘く熟れはじめた果実の匂いがただよってきた。

あ、やべぇ。昨日は疲れて抜いてない。
乗り掛かられた身体の下でむくむくと下半身が首をもたげてしまう。あー、別にそんなつもりもないのに元気な己の息子くん……そりゃおっぱい押し付けられたら元気にもなるよな。けっこうなおっぱいだし。
上から見下ろすようにしてみるおっぱいはむにゅーと俺の胸元に押し付けられていて白く盛り上がっている。

おっぱいはおっぱいであるだけで素晴らしいが、俺は貧乳大好き人間というわけでもないので、それなりの重力をたたえたぷるぷるおっぱいには目がない。
それが美琴のおっぱいであってもおっぱいであることには違いはない。

谷間の窪みもいとおかし……

俺はお前を責めないぞ……
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