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4.脱衣
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俺は命を見下ろして、くちをへの字に曲げる。
しかもこいつ説明が壊滅的に下手くそでまったく要領をえない。なんだよなにがしたいんだ。
なんか罰ゲームか?
「かずって童貞? 童貞だよね!? 二人とも初めてで大丈夫かな!? すぐ入る? やっぱり痛い? そのちんちんの大きさってどうなの? 標準ぐらい? 早くしよ、痛くても文句言わないから!! 死ぬよかましだから! 早く! ほら、かずも脱いで!」
ぼけっとしていると、美琴がベッドから降りてきてぐいぐいと引っ張り、しまいには回り込み、俺の背中を押た。
俺はしぶしぶベッドに引っ張り込まれる。
「説明不足過ぎるわ。まったくなんもわからん」
「後で話すから!」
勢いよく履いていたゆるい半パンと一緒に下着を下ろされる。そこになんの躊躇もない。
あーせっかく履き直したのに……
などという気持ちはずり下げられたパンツからぼろんと飛び出した陰茎に弾き飛ばされた。
「あ、まだ勃ってる」
ていうか、ガチガチなんだわそれ、もう臨戦体制でバキバキに勃起している。わけもわからず煽られ、焦らされてるため血管が浮いてきてしまっている。
期待しすぎだろ俺の相棒よ。少しは落ち着けないのか? あー無理かー、じゃぁ仕方ない。思う存分フルボッキしなさい。
「そりゃ目の前に女の裸があるからな」
「よし、じゃぁはじめよう」
なにか討伐作戦でも始まりそうな生真面目な顔になった美琴は、息を深く長く吐いて呼吸を整えた。
「……ほんとにいいのか?」
「いいから早くしなくちゃ……あいつが来る前に……」
美琴は目を泳がせたあとで、きゅ、と唇を噛んだ。
なんなのそのシリアスな設定?
それなのにやることはセックスであってんの?
「アイツって誰」
また同じ問答をしている。
ちょっとぐらいこっちにも情報欲しいんですけど。
「だからそれは後で! 今はこっち」
ぐいっと既に勃っている陰茎を握られる。
細い指が思ったよりも柔らかい。こいつどこもかしこも柔いな。
そんな装備で大丈夫か?
なにがどうして泣きながらちんちん入れてと言っているのか、後で教えてくれるつもりがあるのならまぁ……後ででいいか。
「あー、急ぎで、挿入するってこと? ……お前処女なんだよな」
「そう、痛くても我慢する。なるはやでブスッとお願いします」
「注射じゃねえんだよ」
「もう、はやくしてって!」
美琴は泣いていたせいで赤くなった目の周りを釣り上げ、怒りながら、自分のショーツを下げて足から抜き、ベッドの横へ放り投げた。
雰囲気とか作れないのかよ……
なんかこうしっとりした……雰囲気の……なんかしら……ほれ……
さすが処女なだけある。しかしこちらも童貞なわけで、ハードルが低くて助かるのは確かだ。
しかし残念ながら雰囲気皆無の脱衣でも俺の目は新たに晒された下半身を凝視する。
下生えが想像よりも濃い。いや、こんなもんかな。まったくわからん。AV女優は脱毛してたりするしな……自然にしていたらこのぐらいなのかもしれない。
はぁとため息が出る。
しかもこいつ説明が壊滅的に下手くそでまったく要領をえない。なんだよなにがしたいんだ。
なんか罰ゲームか?
「かずって童貞? 童貞だよね!? 二人とも初めてで大丈夫かな!? すぐ入る? やっぱり痛い? そのちんちんの大きさってどうなの? 標準ぐらい? 早くしよ、痛くても文句言わないから!! 死ぬよかましだから! 早く! ほら、かずも脱いで!」
ぼけっとしていると、美琴がベッドから降りてきてぐいぐいと引っ張り、しまいには回り込み、俺の背中を押た。
俺はしぶしぶベッドに引っ張り込まれる。
「説明不足過ぎるわ。まったくなんもわからん」
「後で話すから!」
勢いよく履いていたゆるい半パンと一緒に下着を下ろされる。そこになんの躊躇もない。
あーせっかく履き直したのに……
などという気持ちはずり下げられたパンツからぼろんと飛び出した陰茎に弾き飛ばされた。
「あ、まだ勃ってる」
ていうか、ガチガチなんだわそれ、もう臨戦体制でバキバキに勃起している。わけもわからず煽られ、焦らされてるため血管が浮いてきてしまっている。
期待しすぎだろ俺の相棒よ。少しは落ち着けないのか? あー無理かー、じゃぁ仕方ない。思う存分フルボッキしなさい。
「そりゃ目の前に女の裸があるからな」
「よし、じゃぁはじめよう」
なにか討伐作戦でも始まりそうな生真面目な顔になった美琴は、息を深く長く吐いて呼吸を整えた。
「……ほんとにいいのか?」
「いいから早くしなくちゃ……あいつが来る前に……」
美琴は目を泳がせたあとで、きゅ、と唇を噛んだ。
なんなのそのシリアスな設定?
それなのにやることはセックスであってんの?
「アイツって誰」
また同じ問答をしている。
ちょっとぐらいこっちにも情報欲しいんですけど。
「だからそれは後で! 今はこっち」
ぐいっと既に勃っている陰茎を握られる。
細い指が思ったよりも柔らかい。こいつどこもかしこも柔いな。
そんな装備で大丈夫か?
なにがどうして泣きながらちんちん入れてと言っているのか、後で教えてくれるつもりがあるのならまぁ……後ででいいか。
「あー、急ぎで、挿入するってこと? ……お前処女なんだよな」
「そう、痛くても我慢する。なるはやでブスッとお願いします」
「注射じゃねえんだよ」
「もう、はやくしてって!」
美琴は泣いていたせいで赤くなった目の周りを釣り上げ、怒りながら、自分のショーツを下げて足から抜き、ベッドの横へ放り投げた。
雰囲気とか作れないのかよ……
なんかこうしっとりした……雰囲気の……なんかしら……ほれ……
さすが処女なだけある。しかしこちらも童貞なわけで、ハードルが低くて助かるのは確かだ。
しかし残念ながら雰囲気皆無の脱衣でも俺の目は新たに晒された下半身を凝視する。
下生えが想像よりも濃い。いや、こんなもんかな。まったくわからん。AV女優は脱毛してたりするしな……自然にしていたらこのぐらいなのかもしれない。
はぁとため息が出る。
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