【完結】早朝に突撃してしてきた迷惑幼馴染はお祓いセックスして欲しい

染西 乱

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7.話半分

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「信じてないな」

美琴は話半分に聞いている俺をみて目を半眼にした。

「そうだな、急に言われてもな」

「私もそう思う。けど私みたんだよね。今朝家にそいつ来てた。めっちゃ《居た》。ぎゃーー!ってなってパニくってたら、お父さんとじいちゃんが謎パワー使ってそいつを足止めしてくれて……お前まだ処女だったのか!? 早く処女じゃなくなって来なさい!! 足止めは……一時間が限度だって言われて……」

足止めできるってことはおっちゃんとあの爺さんもなんかの霊能者ってことか?

「なるほど」

俺は美琴がいきなり突撃してきた理由を知って納得する。
美琴の家から一時間の範囲内で行ける家となれば、選択肢はかなり絞られる。田舎の恐ろしさだ。

というか、二択だろう。
確かもう一軒……近くに……俺の一つ下のやつがいただろ。
田舎が暇すぎて筋トレしまくってたらやたらと筋肉が発達しちゃってムキムキになった、っていう、こいつはこいつで変なやつだ。
いや、あいつは都会の大学に進学してからこちらには戻って来てないんだったか。ボディビルダーになるって言って戻らないのだと言う。

となれば、俺の家に来たのは……

「消去法か」

「……まぁ……」

自主的に俺を選んだわけではないというのを聞いて、俺のテンションが下がったのがわかるのか、美琴がバツが悪そうな顔をする。

別に俺のこと昔から好きだったから俺を選んだ、みたいな理由が欲しかったわけでもないけど、落胆したということは心の奥底でそんなラブコメを期待していたんだろう。

まさかとは思うが、俺がいなけりゃ俺の親父かもう一軒のとこのじいさんにコトを頼むつもりだったんだろうか。信じられん……

そりゃ既婚者のおっさんと、じいさんと比べれば童貞の俺の方がはるかにましだろう。

「ほんとに和がいてよかった」

じっくりと実話感を伴って吐き出された言葉に、がらにも無く嬉しいと思う。顔がにやけた。

まったく美琴のことはなんとも思っていなかったが、セックスしてからめちゃくちゃ可愛く見える。
コレが……セックスの効果か……

「よく考えてみて、和がいなかったら、パパかじいちゃんのちんちんしか残ってないじゃん!!! そしたらもう和臣が一番いいじゃんー!!!! 若いし! 血縁じゃないし! 近親相姦無理すぎる!」

美琴が叫んだ。
叫んだ拍子に、そこそこ大きな胸がたゆんと揺れる。早く服を着れば良いのに真っ裸で俺に俺に事情説明している。

まだ乳首はツンツンと立ち上がっていてエロい。
おっぱいってなんであんなにおいしそうなの。

選ばれた、と言っても最底辺の選択肢と比べて、だ。
俺は脱力してベッドに横になった。

俺にだって、初めての時はこうしたいとかああしたいとかそういう理想があったんだよ……

「………はぁ……つかれた……」

寝不足だし、説明は意味がわからないし、射精したしでどっと疲れが襲ってくる。

「ごめん、ほんとに、ありがとう。いきなり来てわけわかんないこと言う女の言うこと聞いてくれて……えーと、そうだ! お礼になんでも一つ言うこときくから! おねーちゃんになんでも言ってみな!」

そうそうこうやって唐突に年上ぶったりするところがめんどくせぇと思ってたんだよな。

学生の頃の記憶が蘇ってくる。
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