【完結】早朝に突撃してしてきた迷惑幼馴染はお祓いセックスして欲しい

染西 乱

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8.理想の再現

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そもそもが美琴はあんまり頭も良くないのに、年下だからと言うだけで下に見られている感覚が好きじゃなかった。

人数の少ない小さな学校だ。
田舎によくあるだれそれのうわさ話というのはよく聞こえてくるもんで、美琴がかなりぽんこつで学力が低いのは誰に聞くことがなくとも伝え漏れてきていた。

今思えば美琴の家は寺だし、一応この辺り一体の地主でもあり檀家もたくさんいるから美琴が勉強出来なくとも生きていけるだろうことも周りはわかっていたから勉強を強いられることもなかったのかもしれない。
早朝から寺の手伝いをしてさらに勉強をするというのはたぶん難しいんだろう。

まぁ美琴の弟はちゃんとした大学に進学中らしいが。そこは跡取りとの違いというやつか……

まぁとにかく頭悪いのに年下だからと、頼りになる先輩として振る舞いたかったんだろうが、美琴の頭の悪さは年下の俺をも凌ぐものだった。
つまりは年下でさえカバー出来ないほどのアホだった。
注意散漫で、忘れ物が大多く、しょっちゅう何にもない場所につまづいてつんのめっていた。

つまり美琴はポンコツ……

「なんでもいいんだな?」

知り合いとはいえ性別男である俺になんでもなんて言ったらどうなるかわからないのか?
と思ったが、もうすでにあれをこれしてアッーーー的な合体はしているわけで美琴はこれ以上のことはないと思っているのかもしれない。

「なんでもいいんだな?」

「あ、うんまぁ、できるかぎりのことはする……」

にじりやりそうな圧が出たのか、美琴は若干しどろもどろになりながら答えた。


「俺にもな、初体験のときはこうしたいとかそういう夢があったわけ。でも今日なんかどたばたで童貞卒業してあわただしく初体験は終わった……」

「う、ぁ、そうだよね! ごめん」

ちょっとは申し訳ないと言う感情はあるらしい。

「別に謝らなくていい」

「おぅ」

「で、だ。初体験のやり直しをしたいんだが」

「やりなおし?」

「ちゃんと手順踏んで、時間かけて、気持ちいいセックスしたいんだけど」

「えーと? うんうん」

「わかってないな。今日無理やりつっこんだから痛いだろうから、今日から一ヶ月後にやりなおしの初体験セックスをすること。それが俺からの《お願い》ってことだ」

「……もう一回セックスするってこと?」

「そう。童貞はもう二度と返ってこないけど、仕切り直しをする。当然これは美琴のためにしたことなんだから、次は美琴が俺のためにやるんだよ。わかるよな?」

「……う、わかった一ヶ月ね」

「美琴には一ヶ月後まで毎日同じオナニーしてきてもらう」

「え!? 毎日!?」

「毎日」

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