病弱な彼女

古波蔵くう

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第9章:告白と真実

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 翌日。全校生徒が集められ、緊急朝礼が行われた。
「昨日、高等部1年の女子生徒が自殺未遂を起こした……この学校でいじめが横行していたこと……監視の目が行き届いていなかったことに残念な気持ちと後悔の念でいっぱいだ」
柊先生は、名前は伏せたものの昨日のことを話した。もちろん、私だって分かる。だって私が自殺未遂を起こした張本人だ。その後は教室に戻りいじめのアンケートを受けた。私はカウンセリング室に誘導された。
 その日から何週間か学校は臨時休校になった。教職員は警察と連携し、アンケート調査を基に提出物や学校周辺の防犯カメラなどをチェックした。アンケートからは、
『俺(私)が陰口言った』
『康未の命令に従った』
などの回答が得られた。提出物は私がプリントに描いた自殺する棒人間が証拠となった。防犯カメラには、康未がコンビニで胎児のエコー写真をコピーしていた映像が証拠として上がった。薬局の防犯カメラでは、康未が妊娠検査薬を購入している映像もあった。そして、康未は生徒指導室に連れられた。
「これはどういうことだ?」
康未の前に、証拠が出てくる。
「カイくん……快斗を私のモノにしたかったの……」
康未は、罪を認めた。
「今後の対応は、翌日伝える……」
康未は生徒指導室を後にした。
「あの弓麻が悪い……自殺未遂なんて起こすから……」
康未は、どこからか私が自殺未遂を起こしたことを特定したらしい。私は学校が再開してからはカウンセリング室登校になった。私の精神的ケアのため。
 翌日。私は久々に体調を崩した。でも、入学式みたいな重たい症状は無かった。バスが急停車しても吐き気を患うこともない。
 紫峰大学附属高等学校校門。私がバスから降りて、校門に向かっていると突然、誰かに背中を押され、倒れてしまった。
「アンタのせいよ! アンタが自殺未遂を起こしたから! あたいがやったってバレたじゃん!」
康未は、体調の悪い私を突き飛ばして、罵声を浴びせる。
「大健!」
爽やか声が聞こえる。快斗だ。
「か、カイくん……」
康未の唇が震えている。
「お前……弓麻を見て、体調が悪いと思わないのかよ……病人に罵声浴びせるとか……同じ人間として軽蔑する……」
快斗がそういう言葉を言った後、康未は膝から崩れ落ちて泣いた。
「疾病……立てるか?」
快斗が手を差し出す。
「あ、ありがとう……」
私は何ヶ月かぶりに快斗と話せた。私はカウンセリング室、快斗は教室に登校となった。しばらくはカウンセリング室で快斗が持ってきた課題をやることになった。
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