あの日から、家族のカタチ 〜小学生の娘が母になった日〜

古波蔵くう

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あとがき

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 皆様、少々久しぶりでしょうか?『あの日から、家族のカタチ ~小学生の娘が母になった日~』の作者、古波蔵こはぐらくうです。普段、恋愛小説を書く私が今回は『家族愛』をテーマに書いてみましたが、どうでしたでしょうか? 今作は、実はあるドラマを元に着想を得ました。どのドラマだと思いますか?
 答えを言っちゃうと『妻、小学生になる』からです。亡くなった母親が他人に転生してくるわけではありませんが、子どもが母親になる点は同じだと思いませんか? 前作がブラック企業への制裁の話なのでギャップの差がすごいですが(汗)。
 今作、もっと沢山の設定がありましたが、1,500~1,800字という制限が最適と知りまして、その制限の中で書くとこうなっちゃうんですよね……。皆さんは1章が1,800字以上の作品でも読みますか? ぜひ感想くれたら参考にしたいです♪
 ここで、作品の中に入れられなかった10歳の拓海さんが当時美咲さんをお母さんと思っていた作文を貼りたいと思います。
題名:いつもありがとう、おかあさん
おかあさんへ
いつもおべんとうを作ってくれてありがとう。おかあさんの作った『べんとう』は、お父さんがいつも『世界一だ』って言ってるよ。
ぼくは、おかあさんのことが大好きです。
ぼくのおかあさんは、世界で一人、おかあさんだけだから。
ぼくの家は、みんなの家とちょっと違う。みんなのお母さんは、家でいることが多いけど、ぼくのおかあさんは学校に行くから、朝早く起きて、ぼくのご飯を作って、それから学校へ行く。毎日たいへんだよね。でも、いつも笑ってくれてありがとう。
おかあさんがいてくれるから、ぼくは学校でさびしくないし、安心していられるよ。
おかあさんがぼくのおかあさんになってくれて、本当にありがとう。
 自分で送付しておいてなんですが、涙が出そうになります。
たぶん、本作を読んだ読者から
「なぜ、拓海だけ『おかあさん』と平仮名表記にしたか?」
って声が聞こえて来ましたので、お答えします。葉月さんと区別させるためです。どちらも『お母さん』って読ませたらどっちかわからなくなりませんか? 
「じゃあ『美咲お母さん』と呼ばせればいいじゃん!」
って思いますよね? でも皆さんは母親のこと普段から『下の名前を付けてお母さん』と呼びますか? たぶんほとんどの人が『呼ばない』と回答するはずです。まさにそれと同じで、私は葉月さんと美咲さんを区別させるために、美咲さんを『おかあさん』という表記にしました。理解してくれましたか?
 皆さんは今作を読んでどう思いましたか? ぜひご感想をくれると有り難いです♪
古波蔵くうより
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