女神スキル転生〜知らない間に無双します〜

悠任 蓮

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3章 主人公夏休み編

31話 依頼しちゃった

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魔法祭も終わり夏休みに入った。
                 
よし!夏休み満喫するぞ!と言いたいところだけどギルドランクも上げなきゃいけないし、スキルウィンドウについても検証しないといけないしなぁ。
                 
はぁ・・・         
                 
思わずため大きな息を吐いてしまった。
                 
よし!前向きに捉えよう。夏休み前半にスキルウィンドウについて検証して、ギルドランクも上げる。そして、夏休み後半にミリアとユナといっぱい遊ぶぞ!
                 
でも、どうやってミリアとユナと連絡取ればいいんだろう。
                 
【スキル:テレパシーEXをお勧めするよ!ちなみに、JMは4500だよ。他の方法だとテレパシーリングとかかな?ショップで金貨40枚で買えるよ。30分話すと壊れちゃうけどね。】
                 
JMって?           
                 
【まだ詳しくは分からないけど、多分何かを条件に貰えるスキルウィンドウ内での通貨みたいな感じかな?】
               
なんか優しくなってる様な感じがするな。
               
【前と変わらないよ!】
               
そうかな?前だったら教えてくれなくって教えないほうが面白いとか言いそうだけどね。
               
【むーアーロンだって今も意地悪じゃん。】
               
いつものに戻ったかな?
               
【いつもって何も変わってないよ!】
               
あ、ちなみにテレパシーEXの効果は?
               
【対象の心に直接伝達することが出来るスキルで対象は生き物であることが条件で人間じゃなくてもいいよ。あと対象は一人に限らず複数でも出来るよ!】
               
超便利スキルだな!これで、ミリアとユナと・・・じゃなくてアルともテレパシーで話せるな!
               
よし!スキル検証兼ギルドランク上げやるか。
               
まず、検証したいことをまとめよう。
               
・JMとは何か。
               
・スキルが取れる数0/2という表示があるが1日ごとに戻るのか戻らないか。
               
・クエストとは何か。
               
・クエストに報酬があるか。
               
・JMを手に入れる条件は何か。
               
・スキルウインドウ右上のこんにちは女神さんがゲストに変わったら障害はあるのか。また、障害とは何か。
               
この6つだ。
               
次にギルドランクだが冒険者ギルドのランクを上げるわけではない。警察ギルドのランクを上げたいのである。なぜなら、盗賊を捕まえても警察ギルドに入っていないと引き取ってすらくれない。そして、Dランク以上で無ければ懸賞金が貰えないのである。この制度はランクの低いものやギルドに所属していない人の危険を避けるための制度らしい。その制度が作られたのは昔は盗賊の懸賞金目当てで盗賊に逆らいたくさん死んでいたからである。
               
そして、今日は明日に備えての準備をするため、街に来ている。
               
えっと、まずは武器やだな。
               
この薄汚れたでかいハンマーの看板、うん!間違いないここが武器屋だな。
               
すごいな!イメージとは違うけどかっこいいな!
               
すごくごつい体をしたおっさんが接客をしてくれた。
               
「いらっしゃいませっ」
               
この男を一言で言えば筋肉マッチョである。
               
「いらっしゃい!」
               
奥からもう一人出てきた。
               
かわいいぃぃぃ

さっきのおっさんが筋肉マッチョならこの子は超絶美少女だ。
               
「お客さんどんなご用件で?」
               
おっさんの言葉で我に返った。
               
「剣を作って欲しいんですけど。」
               
防具はとりあえずはいいだろう。
               
「任せとけ!なんだってうちは王都1だからな!」
               
すごい!王都1なのか。
               
「変な嘘つくな。」
               
そういって美少女がおっさんを叩いた。
               
あちゃーあれ絶対痛いやつだ。
               
「すみません。店長。」
               
え!店長!?てっきりあのおっさんが店長かと思ってたよ。
               
「うちの奴がすまないね。悪気があってやったわけじゃねえ。許してやってくれ。」
               
外見と中身のギャップがすごいなぁ。
               
「怒ってないですよ。」
               
「本当か!良かった。」
               
「いえいえ」
               
「じゃあ早速本題に入るずばり、予算はいくらくらいだ?」
               
今は金貨3枚あるし、いいものがいいし金貨1枚にするか。
               
「金貨1枚で。」
               
「金貨1枚!?本当か?後で嘘でしたじゃすまないぞ。」
               
「はい。」
               
「分かった。明日ここに来いそれまでには、用意しておく。」
               
「ありがとうございます。」
               
そう言って店を出た。そして宿に戻った。
               
今日は特に何もしてないけどいつもより眠かった。
               
そして俺はすぐに眠りについた。
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