異世界大家族〜お母さんは大変です

第5話 子供視点②

ナーダ　「アンタ達ー朝食出来たわよぉー。早く降りて来なさーい」

　····あー今日もダルい。朝っぱらからお母さんの声を聞くとよりダル。

「ハイハイ」とテンション低め返事をする僕の名前はドゥーエ·ヌーヴァ（7）、7つ子の次男。
　
　性格は面倒臭がりで利己主義。
　クラスメイトの何人かには冷血漢と言われる。

　自分では違うと思うけど、面倒なので言い返さない。

　·····1人自己紹介はこれで終わりにして朝食を食べに行くか。
　
　いつも長男のアインスが先頭でダイニングに向かう。
　理由はよくわからないけどなんとなく。

　朝食を食べて身支度、そして学校に向かう。

　学校にはワイバーンで通う。

　このワイバーンは·····以下省略。

「レゼル（僕が乗るワイバーン）今日もよろしく。酔うからゆっくりな。」

「ギャギャウッ。」

　任せろと言っている気がした。　
　
〈ﾋﾞｭー····ﾊﾞｻ·······ﾊﾞｻ·········〉

　······うっ···無理。
　レゼルは僕が酔わないようにゆっくり飛行してくれているけど多少の振動がきちぃー

　数時間後。

ドゥーエ　「おぇ·····ぅ゙っ······」

ドゥーエ以外　「大丈夫(か)······？」

ドゥーエ　「大丈夫じゃない。」

ドゥーエ以外　「じゃあいつも通り状態異常回復の魔法をかけるよ······体調はどう？」

ドゥーエ　「治った。」

ドゥーエ以外　「良かった·····じゃあ動け〈ﾍﾟｼｯ〉」

ドゥーエ　「痛·····チョップするなよ。」

ドゥーエ以外　「うるさい！のんびりしている時刻はないからはよ動け。」
　
ドゥーエ　「わかったよ。」

　レゼルを馬屋に預けて学校の中に入った。
　
　·····ふぅ········歩くのダルい。
　でも遅刻は出来ないから頑張らないと。
　
　数十分後。　

　·····無事到着。　

7つ子　「おはよう。」

他　「おはよう。」

　クラスメイトは素直で明るい奴ばかりで苦手。

　少数気の合う奴もいるが。

〈ｽｯ·····ｽﾞｼ〉

　······授業の準備をしないとな。

〈ﾇﾘﾇﾘ〉
　
　·······ﾊｧースカスカする。
　眠気が吹っ飛ぶわ·····

　今日の1時限は魔法経済学だからこれがないと死ぬな。

〈ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ〉

　·····さぁ頑張ろう。

　数時間後。

　·····お昼の時間だ。

　今日はシーサーペントのフライバーガー、フライドポテト、ミックスサラダ、コンソメスープか～美味しそう。

ドゥーエ　「いただきます。」

　1時間後。

ドゥーエ　「ご馳走様でした。」

　·····ふぅ·····お腹いっぱい。
　タダな分、より美味しいな。
　
　数時間後

　放課後。

　放課後はクラスメイトと遊ぶ。

　ここ最近はほうきレースが流行っているが、魔法が得意な人ばかりが勝ってつまらなかったので抜けた。

　他にも抜けたクラスメイトがいたから何人か集めて人気のカードゲーム、モンスターファイト（通称モンファイ）で遊んでいる。

　モンファイは2人で対戦するカードゲームで相手のライフを削り合う。

　デッキをいくつか持っているほど僕はハマっている。
　他のきょうだいも前はやっていたが、僕に勝てないから辞めた。
　
    そんなカードゲームを今日も遊ぶ。
　
　ここに集ったクラスメイト達は僕以上の猛者ばかりなので腕がなる。

　10戦したが成績は6勝4敗で勝ち越した。

　どのクラスメイトもとても強かった。

　その中で僕が負けた4人はクラスでモンファイ四天王と呼ばれている猛者達でより強かった。

　長時間遊んて夕方になったので解散した。

　他のきょうだい達と合流して帰った。

　家に到着すると夕食の匂いがした。

　·····今日は魚料理かな。

　家の中に入った。
　
７つ子　「ただいま。」
　
ナーダ　「おかえり、今日の夕食はブイヤベースよ。さっさと風呂入りなさい。」　

７つ子　「はーい。」

　風呂が終わり夕食。

ナーダ　「はい、手を合わせていただきます。」

７つ子　「いただきます。」

　食べ終わったら、歯磨きして子供部屋に行く。

　学校の宿題を終わらし、モンファイのデッキ作り。

　これは僕の寝る前のルーティン。

　終わったらスイッチがきれたように眠りについた。