異世界大家族〜お母さんは大変です

第28話 サラマンダー視点

　〈ピキピキ〉

　·····ふぅやっと出られた。
　卵の中は暇で窮屈で辛かった。
　これで自由に生きられる。

　しかし問題がある。

　それは今僕を見ている謎の生物がいるからだ。

　今のところニコニコしているだけで害はなさそうだが、この生物には逆らったらいけないと野生の感でそう感じた。

　しばらくして謎の生物はいなくなった。

　〈グー〉腹が鳴った。

　卵の中を出てから何も食べていないので、食べ物を探しにここらを探索した。

　つるつるとした四角い箱から食べ物の匂いがしたので箱周りをいじったら開いた。

　中には食べ物がたくさんあった。　
　
　その後中にあるもの全部食べた。

　·····ふぅお腹いっぱい。
　
　腹が満腹で眠くなって寝ようとしたら、殺気を感じた。

　起き上がって見ると、表情はニコニコしているけど目がよく見たら笑っていない謎の生物がいた。

　殺気があるから殺されると思ったが、すぐに別の部屋に行った。

　しばらくして〈トントン·····〉と何かしているようだった。

　どうにか死なずに済んで良かったと心から思った。

　その後、謎の生物はこの部屋に戻って寝ていた。

　僕は謎の生物が行っていた部屋が気になったので行ってみたらいい匂いのする食べ物がたくさんあった。

　それを食べてみたくて食べようとしたら何かに邪魔されて食べれなくてなくなく諦めた。

　それから時間が経過して謎の生物よりも小さい生物がたくさん増えた。
　
　何故か僕に向かって「フラム」と言っていた。

　よくわからないがたぶん僕の呼び名が『フラム』ということ何だろう。
　
　その後謎の生物達が食べ物を食べていたのでその光景を見ていたら、僕にも大きい謎の生物が食べ物を用意してくれて美味しく食べた。

　まだ謎の生物は何かわからないが食べ物をくれるから良いやつなのかもしれないと思った。