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第107話 子供視点9⑤
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アインス 「家に明りがある。お母さん、帰ってきたんだ····」
ドゥーエ 「良かったね、アインス。」
アインス 「うん。やっとお母さんのご飯が食べれて嬉しい。」
トロワ 「マザコン····じゃなくてアインス、早く家の中に入りましょうよ。」
アインス 「そうだな。あとマザコンって言ったの聞こえてるからな!」
フィーア 「そんなことはいいから入ろう〈グイグイ〉」
アインス 「押すなよ。今開けるから〈ガチャ〉」
7つ子 「ただいま~」
ナーダ 「おかえり~」
7つ子 「久しぶりだねお母さん。」
ナーダ 「そうね、2週間ぶりぐらいかしら?ごめんね、あまり家に帰って来なくて。」
7つ子 「いいよ、お母さんが今幸せなら。」
ナーダ 「ありがとうねみんな。じゃあ夕食は用意したから、ケイさんの家に戻るわね。」
アインス 「えっ···お母さん?一緒に食べないの?」
ナーダ 「だってケイさんと食べたいし。あなた達が私と食べたいのなら、ケイさん達と一緒に食べることになるけどいいの?」
7つ子 「それは····無理。」
ナーダ 「そう言うと思ったわ。だからこうやって別々に食べましょう。」
ドゥーエ 「お母さんは僕達のことが嫌いになったの?」
ナーダ 「そんなことないわよ。ただ····あなた達に向ける愛よりケイさんに向ける愛の方がほんの少し重いだけ。」
トロワ 「子供より夫をとったわけね。」
ナーダ 「そうかもね。」
フィーア 「開き直って恥ずかしくないの?」
ナーダ 「別に。逆にどうして恥ずかしいのかわからないんだけど?」
ペンタ 「お母さん、変わったね。」
ナーダ 「そう?」
ペンタ 「もっと賢い人だったのに、会わないうちにこんな馬鹿になっているなんて息子として恥ずかしいよ。」
ナーダ 「黙りなさい〈パシッ〉」
ペンタ 「〈ガンッガシャン〉············ヴグッ」
ペンタとナーダ以外 「ペンタっ!?大丈夫?」
ペンタ 「ゴフッ大丈夫·····じゃない····、咄嗟に身体強化したのに肋骨が何本か折れた。」
ペンタとナーダ以外 「お母さん!?」
ナーダ 「ムカつくこと言われたからつい叩いちゃった。ごめんねペンタ。」
ペンタ 「大した理由じゃないのに息子に手をあげるなんて最低だね。」
ナーダ 「うるさいわね!謝ったんだからいいでしょ!?これ以上なんか言うと消し炭にするわよ。」
アーニム&ヘプタ 「〈ギュッ〉お母さん······どう···どう··落ち着いて」
アインス 「〈ギュッ〉ペンタ、早く馬鹿発言を撤回して····。ホントにお母さん、消し炭にする可能性があるから。」
ペンタ 「わかったよ····、お母さんに馬鹿になっているなんて言ってすみませんでした。」
ナーダ 「わかればいいのよ。じゃあケイさんの家に行ってくるわね。」
7つ子 「······行ってらっしゃい。」
〈ガチャ〉
ドゥーエ 「お母さん、ペンタの肋骨を治さないで行ったな。」
トロワ 「私達で治せると思ってるからじゃない。」
フィーア 「まぁ何でもいいからペンタの肋骨を治そう。」
ペンタ 「早く治して····めっちゃ痛い。内蔵刺さってるかも·······」
アーニム 「マジか回復魔法で大丈夫かな·····」
ヘプタ 「やってみてから考えよう。それで治らなかったらお母さんを呼ぼう。」
アインス 「そうだな。ペンタ動くなよ。」
ペンタ 「わかった·····」
ペンタ以外 「················どう?肋骨治った?」
ペンタ 「う~んたぶん。念の為安静にしとくわ。」
ドゥーエ 「そうしとけ。僕達はお母さんが用意した夕食でも食べよう。」
トロワ 「そうね。」
フィーア 「結局、いつも通り。」
アーニム 「まぁ久しぶりにお母さんの作るカレーライスが食べれるからおいらは嬉しいけど?」
ヘプタ 「でもこれと同じやつをケイさんの家で食べていると思うとムカつくな。」
アインス 「まぁ考えるな、僕達は僕達らしく生活しよう。」
ドゥーエ 「そうだな。」
トロワ 「話変わるけど、ペンタの夕食はどうする?肋骨を治した後で刺激物は悪化しそうだけど···」
フィーア 「おかゆでしょ。」
ペンタ 「嫌だ~カレー食べたい。」
アーニム 「今日はやめて明日にしなよ。」
ヘプタ 「無理に食べたら腹やばいから。」
ペンタ 「わかった····おかゆ食べるよ。」
トロワ 「じゃあ私が作ってくるから少し待ってて。」
ペンタ 「わかった。」
トロワ 「はい、出来た。」
ペンタ 「早っ!3分しか経ってないんだけど····」
トロワ 「米を柔らかくするだけだから、魔法ですぐ出来たわ。はい、あ~ん」
ペンタ 「別に自分で食べれるよ。」
トロワ 「出来るだけ安静にした方がいいから~」
ペンタ 「わかったよ。あ~んパクッ··モグモグ····ウッ味薄。」
トロワ 「病人みたいなものだから諦めなさい。はい、あ~ん」
ペンタ 「もう無理。塩味が欲しい。」
アインス 「じゃあカレーをかければ?」
ドゥーエ 「流石に駄目だろ。そうだ!プラムの塩漬けと食べれば?」
トロワ 「あれ酸っぱくてやばいわよ。」
フィーア 「でも薄味のおかゆに崩して食べれば美味しいかも。」
アーニム 「おいらも久しぶりに食べたいから持ってくるよ。」
アーニム以外 「ありがとうアーニム。」
アーニム 「持ってきたよ。久しぶりに見たけど赤いね。」
ヘプタ 「俺も見てたら食べたくなったから一粒···。すっぺぇ~」
アインス&ドゥーエ 「僕も····酸っぱ~」
トロワ 「待っておかゆ用に一粒とらせて····はいペンタあ~ん」
ペンタ 「恥ずかしいから自分で食べる。」
トロワ 「わかったわよ、はい。」
ペンタ 「どうも。パク···モグモグ···確かに合うな、プラムの塩漬け。」
アーニム 「へぇ~ひと口くれよ、ペンタ。」
ペンタ 「わかったよ、ほい。」
アーニム 「パクッ···ホントだ合うな。」
ヘプタ 「へぇ~俺もくれ。」
アインス 「僕も」
ペンタ 「ごめん、もうない。」
アインス 「じゃあ作るか。ボクとヘプタ以外でおかゆ食べたいやついる?」
アインス以外 「アインスの料理だったらいらない。」
アインス 「酷!そこまで言うなら是が非でも美味しいおかゆを作ってやるからな、首を洗って待ってろ!」
アインス以外 「はいはい···期待しないで待ってるよ。」
その後アインスが作ったおかゆは激マズだった。
ドゥーエ 「良かったね、アインス。」
アインス 「うん。やっとお母さんのご飯が食べれて嬉しい。」
トロワ 「マザコン····じゃなくてアインス、早く家の中に入りましょうよ。」
アインス 「そうだな。あとマザコンって言ったの聞こえてるからな!」
フィーア 「そんなことはいいから入ろう〈グイグイ〉」
アインス 「押すなよ。今開けるから〈ガチャ〉」
7つ子 「ただいま~」
ナーダ 「おかえり~」
7つ子 「久しぶりだねお母さん。」
ナーダ 「そうね、2週間ぶりぐらいかしら?ごめんね、あまり家に帰って来なくて。」
7つ子 「いいよ、お母さんが今幸せなら。」
ナーダ 「ありがとうねみんな。じゃあ夕食は用意したから、ケイさんの家に戻るわね。」
アインス 「えっ···お母さん?一緒に食べないの?」
ナーダ 「だってケイさんと食べたいし。あなた達が私と食べたいのなら、ケイさん達と一緒に食べることになるけどいいの?」
7つ子 「それは····無理。」
ナーダ 「そう言うと思ったわ。だからこうやって別々に食べましょう。」
ドゥーエ 「お母さんは僕達のことが嫌いになったの?」
ナーダ 「そんなことないわよ。ただ····あなた達に向ける愛よりケイさんに向ける愛の方がほんの少し重いだけ。」
トロワ 「子供より夫をとったわけね。」
ナーダ 「そうかもね。」
フィーア 「開き直って恥ずかしくないの?」
ナーダ 「別に。逆にどうして恥ずかしいのかわからないんだけど?」
ペンタ 「お母さん、変わったね。」
ナーダ 「そう?」
ペンタ 「もっと賢い人だったのに、会わないうちにこんな馬鹿になっているなんて息子として恥ずかしいよ。」
ナーダ 「黙りなさい〈パシッ〉」
ペンタ 「〈ガンッガシャン〉············ヴグッ」
ペンタとナーダ以外 「ペンタっ!?大丈夫?」
ペンタ 「ゴフッ大丈夫·····じゃない····、咄嗟に身体強化したのに肋骨が何本か折れた。」
ペンタとナーダ以外 「お母さん!?」
ナーダ 「ムカつくこと言われたからつい叩いちゃった。ごめんねペンタ。」
ペンタ 「大した理由じゃないのに息子に手をあげるなんて最低だね。」
ナーダ 「うるさいわね!謝ったんだからいいでしょ!?これ以上なんか言うと消し炭にするわよ。」
アーニム&ヘプタ 「〈ギュッ〉お母さん······どう···どう··落ち着いて」
アインス 「〈ギュッ〉ペンタ、早く馬鹿発言を撤回して····。ホントにお母さん、消し炭にする可能性があるから。」
ペンタ 「わかったよ····、お母さんに馬鹿になっているなんて言ってすみませんでした。」
ナーダ 「わかればいいのよ。じゃあケイさんの家に行ってくるわね。」
7つ子 「······行ってらっしゃい。」
〈ガチャ〉
ドゥーエ 「お母さん、ペンタの肋骨を治さないで行ったな。」
トロワ 「私達で治せると思ってるからじゃない。」
フィーア 「まぁ何でもいいからペンタの肋骨を治そう。」
ペンタ 「早く治して····めっちゃ痛い。内蔵刺さってるかも·······」
アーニム 「マジか回復魔法で大丈夫かな·····」
ヘプタ 「やってみてから考えよう。それで治らなかったらお母さんを呼ぼう。」
アインス 「そうだな。ペンタ動くなよ。」
ペンタ 「わかった·····」
ペンタ以外 「················どう?肋骨治った?」
ペンタ 「う~んたぶん。念の為安静にしとくわ。」
ドゥーエ 「そうしとけ。僕達はお母さんが用意した夕食でも食べよう。」
トロワ 「そうね。」
フィーア 「結局、いつも通り。」
アーニム 「まぁ久しぶりにお母さんの作るカレーライスが食べれるからおいらは嬉しいけど?」
ヘプタ 「でもこれと同じやつをケイさんの家で食べていると思うとムカつくな。」
アインス 「まぁ考えるな、僕達は僕達らしく生活しよう。」
ドゥーエ 「そうだな。」
トロワ 「話変わるけど、ペンタの夕食はどうする?肋骨を治した後で刺激物は悪化しそうだけど···」
フィーア 「おかゆでしょ。」
ペンタ 「嫌だ~カレー食べたい。」
アーニム 「今日はやめて明日にしなよ。」
ヘプタ 「無理に食べたら腹やばいから。」
ペンタ 「わかった····おかゆ食べるよ。」
トロワ 「じゃあ私が作ってくるから少し待ってて。」
ペンタ 「わかった。」
トロワ 「はい、出来た。」
ペンタ 「早っ!3分しか経ってないんだけど····」
トロワ 「米を柔らかくするだけだから、魔法ですぐ出来たわ。はい、あ~ん」
ペンタ 「別に自分で食べれるよ。」
トロワ 「出来るだけ安静にした方がいいから~」
ペンタ 「わかったよ。あ~んパクッ··モグモグ····ウッ味薄。」
トロワ 「病人みたいなものだから諦めなさい。はい、あ~ん」
ペンタ 「もう無理。塩味が欲しい。」
アインス 「じゃあカレーをかければ?」
ドゥーエ 「流石に駄目だろ。そうだ!プラムの塩漬けと食べれば?」
トロワ 「あれ酸っぱくてやばいわよ。」
フィーア 「でも薄味のおかゆに崩して食べれば美味しいかも。」
アーニム 「おいらも久しぶりに食べたいから持ってくるよ。」
アーニム以外 「ありがとうアーニム。」
アーニム 「持ってきたよ。久しぶりに見たけど赤いね。」
ヘプタ 「俺も見てたら食べたくなったから一粒···。すっぺぇ~」
アインス&ドゥーエ 「僕も····酸っぱ~」
トロワ 「待っておかゆ用に一粒とらせて····はいペンタあ~ん」
ペンタ 「恥ずかしいから自分で食べる。」
トロワ 「わかったわよ、はい。」
ペンタ 「どうも。パク···モグモグ···確かに合うな、プラムの塩漬け。」
アーニム 「へぇ~ひと口くれよ、ペンタ。」
ペンタ 「わかったよ、ほい。」
アーニム 「パクッ···ホントだ合うな。」
ヘプタ 「へぇ~俺もくれ。」
アインス 「僕も」
ペンタ 「ごめん、もうない。」
アインス 「じゃあ作るか。ボクとヘプタ以外でおかゆ食べたいやついる?」
アインス以外 「アインスの料理だったらいらない。」
アインス 「酷!そこまで言うなら是が非でも美味しいおかゆを作ってやるからな、首を洗って待ってろ!」
アインス以外 「はいはい···期待しないで待ってるよ。」
その後アインスが作ったおかゆは激マズだった。
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