異世界大家族〜お母さんは大変です

第223話 団体戦（魔法戦闘大会編）

ナーダ　「みんな！今日の団体戦頑張って来なさい！〈ｶﾞｼｯ〉」

子供達　「うん！」

ナーダ　「私はケイと観客席で応援しているから、ナメた闘いはみせるんじゃないわよ。」

子供達　「わかってるよ。」

ナーダ　「初等部部門ならアンタ達なら優勝出来るって信じているから····」

アインス　「優勝は貴族クラスの上級生がいるから無理だよ。」

ナーダ　「そう？」

ドゥーエ　「そうだよ。」

トロワ　「正直初戦敗退の可能性だってあるし。」

フィーア　「そうそう·····8人の中から５人出ないとだけど、アインスとユイット以外はそんなに強くないし無理だよ。」

ナーダ　「弱気ね、そんなんじゃ勝てるもんも勝てないわよ。もっと『自分達は出来る！最強！』と思い込みなさい····そうしたら勝てるようになるから。」

ペンタ　「テキトーだなw」

アーニム　「そんなんで勝てたら苦労しないよ。」

ヘプタ　「そうだよ。」

ナーダ　「まぁ１回やってみなさい。意外と上手くいくようになるから。」

7つ子　「そうかな·······」

ユイット　「兄さん、姉さん達大丈夫だよ。今まで何もして来てなかったら初戦で負けるレベルだったかもしれないけど、そういうわけじゃないんだからきっといいところまでいけるよ。」

7つ子　「ユイット········」

アインス　「そうだな、ユイットの言う通りかもしれないな。」

ドゥーエ　「妹にそう言われたら頑張るしかないか。」

トロワ　「そうね。」

フィーア　「まぁ３人勝てば良いんだからどうにかなるか。」

ペンタ　「初等部部門で優勝したユイットと準々決勝までいったアインスがいるしね。」

アーニム　「まぁ対戦相手が平民ならどうにかなるかもしれないか。」

ヘプタ　「そうだな。」

ナーダ　「アンタ達大丈夫そう？」

子供達　「まぁたぶん。あっそろそろ時間だからもう行くね。」

ナーダ　「行ってらっしゃい。」

〈ｶﾞﾁｬ〉