転生した先がザマァ返しされた攻略相手の妹だった話

新しい生活 お下のハナシ

人間食べたら出すものだ。
其れは自然摂理‥


人間が生活するに当たって、食べるより出すモノの方に重きを置いた方が良いかもしれない。


王都では法でゴミや糞尿等を道に棄てることを禁止されている。
破ると厳しい罰則があるそうです。

一昔前には、おまるの中身を窓から
バジャーーー！って棄てるのが当たり前だったそうな‥。
それを清潔王と呼ばれた先代国王が勅令を出したとか‥

‥ありがとう先代様！

道を歩いてて上から汚水が降って来るとかどんな悪夢！！耐えられない！



部屋では便座式のおマルを作って
曲げわっぱに木粉を敷き詰め木粉をかけて匂いがしないように工夫している。
これは母にとても好評で

同じアパートメントの住民にもセールスした。
糞尿の処理は面倒で1棟全戸が顧客になった。


同じアパートメント限定で、水汲みもしている
もちろん有料。
　
支払いは銅貨です
子供のお手伝いは鉄銭か卑銭(模様の潰れた銅貨)が基本なのでしっかりとした仕事だ。
５０枚の鉄銭と銅貨は同等の価値が有ると言われるが、越えられない壁があるのだ。
とりあえず交換所に持っていっても鉄銭から銅貨には交換してくれない。
(卑銭は『銅』として買ってはくれる)



魔法が使えたり、ましてや空間魔法が使えるなんてバレたら人攫いにあうのは確実なので、怪しまれ無い様に毎日身体強化を駆使して天秤棒を担いで頑張ってる。
魔法制御と身体を鍛えるのが捗ってたまらない。
‥一体何を目指しているのか‥

実はこの世界‥この地域なのかもしれないが天秤棒が無くて、変な目で見られるが重たい荷物を運ぶのにはとても効率がいい。

便利なのになんでみんな工夫しないんだろう？
‥魔法があるからだった。
個人のマンパワーで時々なんとかなるから発展しない様だ。