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27.異世界少女は迷い込む
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街に入るとまっすぐに屋台区画に向かう。
狙いは一直線。だって売り切れたら困るからね。
「おじさんっ、いつものある?」
「ようマコトちゃん。あるよ。いくつ欲しい」
「たっくさん!」
これでまたしばらくは美味しい料理が食べれる。
おじさんの屋台は、他の屋台と同じように料理を売っている。食べれば30分の間、ステータスにバフが掛かる料理なのは、他の屋台と一緒。でも、味付けが私好みで、とても美味しい。
プレイヤーの中には、バフの数字だけ気にして、不味いものでも平気で食べる人もいるけど、私はそういうのは嫌。せっかく食べるなら美味しいほうがいいじゃない。
だから私は、別の街にいるときでも、この屋台まで買いに来るのだ。
さあ、帰ろうかな。でも、どうしようかな。
うちのクランは、ここから山一つ越えた街を拠点に、今は『世界樹ダンジョン』に挑んでいる。
始めは、樹の洞から入って上へ進むダンジョンだ。この間到達したのか、樹の外側に出て枝を伝うようになった所まで。最上階まであとどのくらいあるのかは分からないし、ボスの情報も出ていない。
今日は買い物に行く予定があったから参加してないけど、今日も都合の合うメンバーで攻略が続いているはずだ。
「でも、別にいいよね」
折角、ここまで来たのに、まっすぐ帰るなんてもったいない。
少し、寄り道をしていこう。クランメンバーは、寄り道好きの私のことを「迷子のマコト」なんて呼ぶけど、失礼なことだ。私はいつだって自分の意志で寄り道をしている。
知らないアイテムが売ってると鑑定してみたり、屋台で見覚えのない料理があると食べてみたりする。うん、これは前に食べたかもしれない。なんとなく、覚えがある味がする。
屋台区画を堪能したら、今度は街の広場へ。
リスポーン地点にもなっている広場には、いつもプレイヤーがたむろしている。
ログイン後の集合地点だったり、ダンジョンアタックの途中で死に戻りしたりと、それぞれに理由はある。まあ、大抵は待ち合わせ。あと少しは反省会、かな。
待ち合わせで手持ち無沙汰な人を狙って声を掛けて、ちょっと雑談。
どこいってきたの、今日はどこいくのって感じの話。その合間に魔物の情報とか、イベントの情報を交換する。掲示板も悪くはないけど、そこに載るのは大抵は攻略組に広まった後。現場で起きてるリアルな事件の情報は、やっぱり直接話をしないと。
最近噂になってる「赤い眼」の人の話も少し。
相変わらず、どこに出現するのか、ハッキリした情報はないみたい。渓谷ダンジョンでボスレアをもらったとか、天空廃都で宝石をもらったとか、いくつかのダンジョンの奥で目撃されている。
この「赤い眼」の人には不思議な所がいくつかある。
まずは、鑑定が効かないところ。
でも、これは盗賊系のスキルで妨害することは出来る。他のプレイヤー相手に隠すのはPKくらいだから、あんまり取られないスキルだ。
次は、出会ったプレイヤーの記憶が曖昧なところ。
気が付いたら街にいたとか、ダンジョンの外で目が覚めたとか、出会った記憶はあっても、別れたときの記憶がない。こればっかりはプレイヤーには不可能、なはず。うちのクランでも、噂を聞いて話をしたことがあった。でも、そんなスキルはないという結論になった。
だから「赤い眼」の人はイベントキャラなんじゃないかという話になってる。
出会うとレアアイテムをくれるイベントキャラ。そんな認識になっている。
「最近は見かけた人いないよね」
「えっと、掲示板に3日前の話があったかな」
やっぱり最近はないみたい。3日も前なら、もうその場所には居ないと思っていいでしょう。ダンジョンだって、毎日何人もプレイヤーが入ってるんだし。
「法則が見つかればいいんだけどな」
「見つかればうれしいよね。『迷い家』だってランダムって言うしさー。ランダムっぽいと思うんだよね」
「そうかもな」
『迷い家』と呼ばれるダンジョンは、入り口がランダムの変なダンジョンだ。入口は、どっかの森に開くってだけで、法則はまだ見つかってない。だからランダム。
もし入ることが出来れば、中のアイテムを一つだけ持ち帰れるダンジョンだ。
それは、ダンジョンの中で飼われている牛や鶏も、食器や装飾品も全部合わせてどれか一つ。
屋敷の中にあるアイテムは、全て魔法の掛かっているアイテムだし、家畜を連れて帰れば、その素材からは効果の高い料理が作れる。肉の効果は特に高いけど、採れる牛乳や卵にも効果は乗るらしい。
それで攻略クランの一つが、家畜として飼育をしようとして動き回ってたこともあった。失敗したみたいだけど。
それなら、ロット勝ちだと思って使ってしまうのがハッピーだと思う。
だってルール違反したら屋敷の入口に居る、牛や鶏が全部遅い掛かってくるんだよ? レイドクラスの戦力相手に、こっちは一人なんて無理に決まってる。
そうそう、『迷い家』は一人しか入れないんだよね。
待ち人来たりて。話し相手だった人の待ち合わせ相手が来たところで、お別れをして街を出る。
丁度、迷い家が気になったところだし、帰る道をちょっと逸れれば『迷い家』の出現ポイントの森があったよね。
そう思って、街道を真横に抜け出し、出会った魔物を双剣で切り裂きながら森を突っ切る。
「わーい、たーのしー!」
シューティングゲームのような速度感の中、敵の攻撃を弾きながら、切り裂きながら、前へ、前へと進む。
その視界はいつのまにか霧につつまれていた。
「わ、迷い家じゃん」
目の前には立派な門があった。
よく分からない模様が彫り込まれていて、見た目からして重そうな門だけど、その扉は簡単に開くことを知っている。
今日は運が良いよね。そんな気持ちで門を開ける。
門を開けてすぐの前庭には、牛や鶏たちが遊んでいる。
綱も囲いもないのに、そこらの草を食べながらのんびりと歩いているのは、ある意味新鮮だと思う。だって、魔物なのに襲い掛かってこないんだもの。
最近になって、ノンアクティブだった魔物とどこであったのかっていうと良く覚えていない。思い出せるのは、始まりの街。新キャラを作ってすぐの草原はノンアクティブだったということくらい。ダンジョンの攻略をメインでやってると、見かける魔物は全部襲い掛かってくるものだし、なんなら見かける前から不意打ちをしてくる。だからちょっと新鮮。
とは言っても、ノンアクティブなのはルールを守っている間だけだ。
この迷い家にはルールがある。とても単純なルールだ。
「持ち帰れるのは一つだけ」
そのルールに違反すると、門は開かなくなるし、牛や鶏は襲い掛かってくるようになる。
一人で戦える数じゃないから、その時は死に戻りになってしまうし、持ち出そうとしたアイテムも没収されちゃう。
「今日は何にしよっかなー」
入り口がランダムな迷い家には、そう簡単には入れない。
入り口が開いたことのある森で一日中狩りをしていたところで、別の森に入り口が開いていたら入れない。
そして入れるプレイヤーも一人だけ。その森に何人いても、パーティーを組んでいても、迷い家に入れるのは一人だけ。
だから持ち帰るアイテムは慎重に選ばないと。
玄関から靴を履いたまま上がり込む。
和風の迷い家は、玄関で靴を脱ぎたくなるけど、西洋ファンタジー的なこのゲームでは、靴は装備の一つ。ダンジョンの扱いになっているこの場所では、靴を脱ぐという行為は出来ないから仕方ないよね。
屋敷に入っても、アイテムを選ぶのはもうちょっと後、先に目当てがもう一つある。
それは食事。
迷い家には一人分の食事が用意されているのだ。
旅館の夕食のように、小鉢が沢山ならんだそれは、前に来た時も食べたけど、とても美味しい。そしてバフ効果は丸一日続く、すごい料理なのだ。
「ふん、ふん、ふーん」
鼻歌混じりに廊下を進んで、目当ての部屋で襖をスパンっと開ける。
「あれ?」
そこには先客がいた。
金色の髪に白い肌、赤い瞳。
色素の薄い中で赤く輝く瞳は、宝石のように美しい。
その少女は一人、食事をしていた。
「私のご飯!」
赤い瞳が、こちらを向いた。
狙いは一直線。だって売り切れたら困るからね。
「おじさんっ、いつものある?」
「ようマコトちゃん。あるよ。いくつ欲しい」
「たっくさん!」
これでまたしばらくは美味しい料理が食べれる。
おじさんの屋台は、他の屋台と同じように料理を売っている。食べれば30分の間、ステータスにバフが掛かる料理なのは、他の屋台と一緒。でも、味付けが私好みで、とても美味しい。
プレイヤーの中には、バフの数字だけ気にして、不味いものでも平気で食べる人もいるけど、私はそういうのは嫌。せっかく食べるなら美味しいほうがいいじゃない。
だから私は、別の街にいるときでも、この屋台まで買いに来るのだ。
さあ、帰ろうかな。でも、どうしようかな。
うちのクランは、ここから山一つ越えた街を拠点に、今は『世界樹ダンジョン』に挑んでいる。
始めは、樹の洞から入って上へ進むダンジョンだ。この間到達したのか、樹の外側に出て枝を伝うようになった所まで。最上階まであとどのくらいあるのかは分からないし、ボスの情報も出ていない。
今日は買い物に行く予定があったから参加してないけど、今日も都合の合うメンバーで攻略が続いているはずだ。
「でも、別にいいよね」
折角、ここまで来たのに、まっすぐ帰るなんてもったいない。
少し、寄り道をしていこう。クランメンバーは、寄り道好きの私のことを「迷子のマコト」なんて呼ぶけど、失礼なことだ。私はいつだって自分の意志で寄り道をしている。
知らないアイテムが売ってると鑑定してみたり、屋台で見覚えのない料理があると食べてみたりする。うん、これは前に食べたかもしれない。なんとなく、覚えがある味がする。
屋台区画を堪能したら、今度は街の広場へ。
リスポーン地点にもなっている広場には、いつもプレイヤーがたむろしている。
ログイン後の集合地点だったり、ダンジョンアタックの途中で死に戻りしたりと、それぞれに理由はある。まあ、大抵は待ち合わせ。あと少しは反省会、かな。
待ち合わせで手持ち無沙汰な人を狙って声を掛けて、ちょっと雑談。
どこいってきたの、今日はどこいくのって感じの話。その合間に魔物の情報とか、イベントの情報を交換する。掲示板も悪くはないけど、そこに載るのは大抵は攻略組に広まった後。現場で起きてるリアルな事件の情報は、やっぱり直接話をしないと。
最近噂になってる「赤い眼」の人の話も少し。
相変わらず、どこに出現するのか、ハッキリした情報はないみたい。渓谷ダンジョンでボスレアをもらったとか、天空廃都で宝石をもらったとか、いくつかのダンジョンの奥で目撃されている。
この「赤い眼」の人には不思議な所がいくつかある。
まずは、鑑定が効かないところ。
でも、これは盗賊系のスキルで妨害することは出来る。他のプレイヤー相手に隠すのはPKくらいだから、あんまり取られないスキルだ。
次は、出会ったプレイヤーの記憶が曖昧なところ。
気が付いたら街にいたとか、ダンジョンの外で目が覚めたとか、出会った記憶はあっても、別れたときの記憶がない。こればっかりはプレイヤーには不可能、なはず。うちのクランでも、噂を聞いて話をしたことがあった。でも、そんなスキルはないという結論になった。
だから「赤い眼」の人はイベントキャラなんじゃないかという話になってる。
出会うとレアアイテムをくれるイベントキャラ。そんな認識になっている。
「最近は見かけた人いないよね」
「えっと、掲示板に3日前の話があったかな」
やっぱり最近はないみたい。3日も前なら、もうその場所には居ないと思っていいでしょう。ダンジョンだって、毎日何人もプレイヤーが入ってるんだし。
「法則が見つかればいいんだけどな」
「見つかればうれしいよね。『迷い家』だってランダムって言うしさー。ランダムっぽいと思うんだよね」
「そうかもな」
『迷い家』と呼ばれるダンジョンは、入り口がランダムの変なダンジョンだ。入口は、どっかの森に開くってだけで、法則はまだ見つかってない。だからランダム。
もし入ることが出来れば、中のアイテムを一つだけ持ち帰れるダンジョンだ。
それは、ダンジョンの中で飼われている牛や鶏も、食器や装飾品も全部合わせてどれか一つ。
屋敷の中にあるアイテムは、全て魔法の掛かっているアイテムだし、家畜を連れて帰れば、その素材からは効果の高い料理が作れる。肉の効果は特に高いけど、採れる牛乳や卵にも効果は乗るらしい。
それで攻略クランの一つが、家畜として飼育をしようとして動き回ってたこともあった。失敗したみたいだけど。
それなら、ロット勝ちだと思って使ってしまうのがハッピーだと思う。
だってルール違反したら屋敷の入口に居る、牛や鶏が全部遅い掛かってくるんだよ? レイドクラスの戦力相手に、こっちは一人なんて無理に決まってる。
そうそう、『迷い家』は一人しか入れないんだよね。
待ち人来たりて。話し相手だった人の待ち合わせ相手が来たところで、お別れをして街を出る。
丁度、迷い家が気になったところだし、帰る道をちょっと逸れれば『迷い家』の出現ポイントの森があったよね。
そう思って、街道を真横に抜け出し、出会った魔物を双剣で切り裂きながら森を突っ切る。
「わーい、たーのしー!」
シューティングゲームのような速度感の中、敵の攻撃を弾きながら、切り裂きながら、前へ、前へと進む。
その視界はいつのまにか霧につつまれていた。
「わ、迷い家じゃん」
目の前には立派な門があった。
よく分からない模様が彫り込まれていて、見た目からして重そうな門だけど、その扉は簡単に開くことを知っている。
今日は運が良いよね。そんな気持ちで門を開ける。
門を開けてすぐの前庭には、牛や鶏たちが遊んでいる。
綱も囲いもないのに、そこらの草を食べながらのんびりと歩いているのは、ある意味新鮮だと思う。だって、魔物なのに襲い掛かってこないんだもの。
最近になって、ノンアクティブだった魔物とどこであったのかっていうと良く覚えていない。思い出せるのは、始まりの街。新キャラを作ってすぐの草原はノンアクティブだったということくらい。ダンジョンの攻略をメインでやってると、見かける魔物は全部襲い掛かってくるものだし、なんなら見かける前から不意打ちをしてくる。だからちょっと新鮮。
とは言っても、ノンアクティブなのはルールを守っている間だけだ。
この迷い家にはルールがある。とても単純なルールだ。
「持ち帰れるのは一つだけ」
そのルールに違反すると、門は開かなくなるし、牛や鶏は襲い掛かってくるようになる。
一人で戦える数じゃないから、その時は死に戻りになってしまうし、持ち出そうとしたアイテムも没収されちゃう。
「今日は何にしよっかなー」
入り口がランダムな迷い家には、そう簡単には入れない。
入り口が開いたことのある森で一日中狩りをしていたところで、別の森に入り口が開いていたら入れない。
そして入れるプレイヤーも一人だけ。その森に何人いても、パーティーを組んでいても、迷い家に入れるのは一人だけ。
だから持ち帰るアイテムは慎重に選ばないと。
玄関から靴を履いたまま上がり込む。
和風の迷い家は、玄関で靴を脱ぎたくなるけど、西洋ファンタジー的なこのゲームでは、靴は装備の一つ。ダンジョンの扱いになっているこの場所では、靴を脱ぐという行為は出来ないから仕方ないよね。
屋敷に入っても、アイテムを選ぶのはもうちょっと後、先に目当てがもう一つある。
それは食事。
迷い家には一人分の食事が用意されているのだ。
旅館の夕食のように、小鉢が沢山ならんだそれは、前に来た時も食べたけど、とても美味しい。そしてバフ効果は丸一日続く、すごい料理なのだ。
「ふん、ふん、ふーん」
鼻歌混じりに廊下を進んで、目当ての部屋で襖をスパンっと開ける。
「あれ?」
そこには先客がいた。
金色の髪に白い肌、赤い瞳。
色素の薄い中で赤く輝く瞳は、宝石のように美しい。
その少女は一人、食事をしていた。
「私のご飯!」
赤い瞳が、こちらを向いた。
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