2 / 20
2話
「……あの、ヴォルフガング様。ここ、どこですか?」
「私の私室だが?」
カナデは、目の前の光景に呆然と立ち尽くした。
連行された先は、殺風景な騎士団の宿舎……ではなく、王城の一等地に構えられた、広大で豪華すぎるスイートルームだった。
床にはふかふかの高級絨毯が敷き詰められ、壁には歴史のありそうな剣や盾が飾られている。
そして何より、部屋の真ん中に鎮座する天蓋付きのベッドが、大人三人は余裕で寝られそうなほど巨大だった。
「ええと……僕は『聖獣特別補佐官』として雇われたはずじゃ……。職場は、その、飼育小屋とか、厩舎(きゅうしゃ)とかでは?」
カナデがおずおずと尋ねると、ヴォルフガングはマントを脱ぎ捨て、鋭い視線を向けた。
「聖獣ライカは伝説級の個体だ。外の小屋などに入れられるわけがないだろう。私の目が届く場所――つまり、この部屋で管理する」
「それはわかります。でも、僕までここに住む必要ありますか?」
「当然だ。ライカが貴様に懐いている以上、貴様が離れればまた暴走する可能性がある。……それとも何か? 私の側は不満か?」
「不満っていうか、恐れ多いっていうか、生存本能が『逃げろ』って叫んでるっていうか……」
最後の方は小声で呟いたが、ヴォルフガングはそれを聞き逃さなかった。
彼は音もなくカナデとの距離を詰め、その長い指先でカナデの顎をクイッと持ち上げた。
「……逃がさんと言ったはずだ」
「ひぃっ!」
琥珀色の瞳が至近距離で光る。
カナデは心臓が口から飛び出しそうだった。
前世でトラやライオンの前に立った時よりも、今のほうがよっぽど捕食者の前にいる気分だ。
『グルル……。おい人間、カナデをいじめるな』
足元で、小さくなった(といっても大型犬サイズだが)ライカがヴォルフガングの脛を甘噛みした。
本来なら騎士団長に対して不敬極まりない行為だが、ヴォルフガングの反応は意外なものだった。
「…………っ」
ヴォルフガングの眉間がピクリと動く。
表情は相変わらず鉄面皮だが、カナデは見逃さなかった。
彼の頬が、ほんのわずかに……本当にわずかだが、赤らんでいるのを。
(……え? もしかして、噛まれて喜んでる?)
「ライカ、ダメだよ。騎士団長様は、僕たちに住む場所をくれた恩人なんだから」
カナデがライカの首元を優しく撫でると、ライカは『ふん』と鼻を鳴らしてカナデの膝に頭を乗せた。
それを見たヴォルフガングの視線が、さらに険しくなる。
いや、それは険しいというより……「羨望」と「情熱」が混ざり合った、どろりとした執着の色だ。
「カナデ、と言ったな。……その、首筋を撫でる手つき。それは、どういう理屈だ」
「理屈、ですか? ええと、ここはリンパが集中していて、優しく圧をかけると気持ちいいみたいですよ。あと、この耳の後ろの付け根あたりを、指の腹でこう……」
「……やってみせろ」
「はい?」
「私に、だ。その『理屈』とやらを、私の体で証明しろ」
「…………はい!?」
カナデは耳を疑った。
一国の騎士団長が、初対面の(しかもクビになったばかりの)少年に、自分を撫でろと要求しているのだ。
「あの、ヴォルフガング様。あなたは人間ですよね? 聖獣じゃなくて」
「形にこだわるな。私は今、肩が凝っている。……早くしろ。これは、上司としての命令だ」
(この人、目が本気だ……! 逆らったら物理的に斬られるやつだこれ!)
カナデは震える手で、ヴォルフガングの太い首筋に指を添えた。
騎士として鍛え上げられた筋肉は、鋼のように硬い。
だが、カナデが丁寧に揉み解すように指を動かすと、ヴォルフガングの喉から「……くっ」という、熱のこもった吐息が漏れた。
「……ほう……。これは、確かに……」
「あの、力加減は大丈夫ですか?」
「悪くない。……いや、もっとだ。もっと深く、私の肌に触れろ」
ヴォルフガングの手が、カナデの腰に回された。
グイッと引き寄せられ、カナデの体はヴォルフガングの厚い胸板に押し付けられる。
「あ、あの! 団長さん! 距離が! 近いです!」
「黙れ。これは……聖獣との接し方を学ぶための、訓練だ」
(嘘だーーー! 訓練って顔じゃないですよ! 目がトロけちゃってますよ!)
カナデは心の中で絶叫した。
この男、巷では「氷の処刑人」なんて呼ばれているが、中身はただの「触れ合いたい欲求が限界突破した不器用男」ではないのか。
しかも、その対象はモフモフだけではなく、なぜか自分にまで向けられている気がしてならない。
『……カナデ、この人間、お前を食うつもりだぞ』
ライカが冷静に念話を送ってくるが、カナデにはそれを否定する余裕もなかった。
その時、バタン! と大きな音を立てて執務室のドアが開いた。
「団長! 例の魔導師団からの抗議文ですが――って、うわあああああ!?」
入ってきたのは、副団長の青年・ゼクスだった。
彼は、上司であるヴォルフガングが、年端もいかない美少年を抱きかかえるようにして首筋を愛撫(カナデ視点ではマッサージ)させている光景を目撃し、紙束をぶちまけた。
「だ、だだだ、団長!? 何を……何をされてるんですか、公務中に!」
「見て分からんか。新しい補佐官から、高度な癒やしの技術を伝授されているのだ」
ヴォルフガングは表情一つ変えずに、カナデを抱きしめたまま言い放った。
「癒やしっていうか、それ完全に事案ですよ! その子、怯えてるじゃないですか!」
「怯えてはいない。……だろう?」
ヴォルフガングの琥珀色の瞳が、カナデを射抜く。
「はいと言わなければ、どうなるか分かっているな?」という無言の圧力が。
「……は、はい。大変、光栄な、訓練です……」
カナデは魂が抜けたような顔で答えた。
それを見たヴォルフガングは、満足げにカナデの髪を一房手に取り、その先端に唇を寄せた。
「聞き分けのいい子は好きだ。カナデ、今夜は歓迎会を開く。……私のベッドでな」
「寝かせろよ!! 歓迎会っていうなら普通にメシ食わせて寝かせろよ!!」
カナデのツッコミが部屋に虚しく響き渡る中、彼の「溺愛と執着の騎士団生活」は、こうして盛大に幕を開けたのである。
一方その頃。
カナデを追い出した王立魔導師団では、前代未聞の事態が起きていた。
「副団長! 大変です! 結界を維持していた聖獣たちが、一斉にストライキを起こしました!」
「なんだと!? 餌が足りないのか、それとも機嫌が悪いのか……。おい、あの雑用係を呼んでこい! あいつに機嫌を取らせろ!」
ヴィクトールが怒鳴るが、返ってきたのは絶望的な報告だった。
「それが……カナデはもう、王都から追放されて行方不明です……!」
「……は?」
ヴィクトールの顔から、血の気が引いていく。
彼らはまだ気づいていなかった。
自分たちが「無能」と呼んで捨てた青年が、実はこの国の平和を支える唯一の「聖獣の友人」であったことに。
そして、その青年が今、帝国で最も恐ろしい男の腕の中で、必死に貞操の危機と戦っていることに――。
「私の私室だが?」
カナデは、目の前の光景に呆然と立ち尽くした。
連行された先は、殺風景な騎士団の宿舎……ではなく、王城の一等地に構えられた、広大で豪華すぎるスイートルームだった。
床にはふかふかの高級絨毯が敷き詰められ、壁には歴史のありそうな剣や盾が飾られている。
そして何より、部屋の真ん中に鎮座する天蓋付きのベッドが、大人三人は余裕で寝られそうなほど巨大だった。
「ええと……僕は『聖獣特別補佐官』として雇われたはずじゃ……。職場は、その、飼育小屋とか、厩舎(きゅうしゃ)とかでは?」
カナデがおずおずと尋ねると、ヴォルフガングはマントを脱ぎ捨て、鋭い視線を向けた。
「聖獣ライカは伝説級の個体だ。外の小屋などに入れられるわけがないだろう。私の目が届く場所――つまり、この部屋で管理する」
「それはわかります。でも、僕までここに住む必要ありますか?」
「当然だ。ライカが貴様に懐いている以上、貴様が離れればまた暴走する可能性がある。……それとも何か? 私の側は不満か?」
「不満っていうか、恐れ多いっていうか、生存本能が『逃げろ』って叫んでるっていうか……」
最後の方は小声で呟いたが、ヴォルフガングはそれを聞き逃さなかった。
彼は音もなくカナデとの距離を詰め、その長い指先でカナデの顎をクイッと持ち上げた。
「……逃がさんと言ったはずだ」
「ひぃっ!」
琥珀色の瞳が至近距離で光る。
カナデは心臓が口から飛び出しそうだった。
前世でトラやライオンの前に立った時よりも、今のほうがよっぽど捕食者の前にいる気分だ。
『グルル……。おい人間、カナデをいじめるな』
足元で、小さくなった(といっても大型犬サイズだが)ライカがヴォルフガングの脛を甘噛みした。
本来なら騎士団長に対して不敬極まりない行為だが、ヴォルフガングの反応は意外なものだった。
「…………っ」
ヴォルフガングの眉間がピクリと動く。
表情は相変わらず鉄面皮だが、カナデは見逃さなかった。
彼の頬が、ほんのわずかに……本当にわずかだが、赤らんでいるのを。
(……え? もしかして、噛まれて喜んでる?)
「ライカ、ダメだよ。騎士団長様は、僕たちに住む場所をくれた恩人なんだから」
カナデがライカの首元を優しく撫でると、ライカは『ふん』と鼻を鳴らしてカナデの膝に頭を乗せた。
それを見たヴォルフガングの視線が、さらに険しくなる。
いや、それは険しいというより……「羨望」と「情熱」が混ざり合った、どろりとした執着の色だ。
「カナデ、と言ったな。……その、首筋を撫でる手つき。それは、どういう理屈だ」
「理屈、ですか? ええと、ここはリンパが集中していて、優しく圧をかけると気持ちいいみたいですよ。あと、この耳の後ろの付け根あたりを、指の腹でこう……」
「……やってみせろ」
「はい?」
「私に、だ。その『理屈』とやらを、私の体で証明しろ」
「…………はい!?」
カナデは耳を疑った。
一国の騎士団長が、初対面の(しかもクビになったばかりの)少年に、自分を撫でろと要求しているのだ。
「あの、ヴォルフガング様。あなたは人間ですよね? 聖獣じゃなくて」
「形にこだわるな。私は今、肩が凝っている。……早くしろ。これは、上司としての命令だ」
(この人、目が本気だ……! 逆らったら物理的に斬られるやつだこれ!)
カナデは震える手で、ヴォルフガングの太い首筋に指を添えた。
騎士として鍛え上げられた筋肉は、鋼のように硬い。
だが、カナデが丁寧に揉み解すように指を動かすと、ヴォルフガングの喉から「……くっ」という、熱のこもった吐息が漏れた。
「……ほう……。これは、確かに……」
「あの、力加減は大丈夫ですか?」
「悪くない。……いや、もっとだ。もっと深く、私の肌に触れろ」
ヴォルフガングの手が、カナデの腰に回された。
グイッと引き寄せられ、カナデの体はヴォルフガングの厚い胸板に押し付けられる。
「あ、あの! 団長さん! 距離が! 近いです!」
「黙れ。これは……聖獣との接し方を学ぶための、訓練だ」
(嘘だーーー! 訓練って顔じゃないですよ! 目がトロけちゃってますよ!)
カナデは心の中で絶叫した。
この男、巷では「氷の処刑人」なんて呼ばれているが、中身はただの「触れ合いたい欲求が限界突破した不器用男」ではないのか。
しかも、その対象はモフモフだけではなく、なぜか自分にまで向けられている気がしてならない。
『……カナデ、この人間、お前を食うつもりだぞ』
ライカが冷静に念話を送ってくるが、カナデにはそれを否定する余裕もなかった。
その時、バタン! と大きな音を立てて執務室のドアが開いた。
「団長! 例の魔導師団からの抗議文ですが――って、うわあああああ!?」
入ってきたのは、副団長の青年・ゼクスだった。
彼は、上司であるヴォルフガングが、年端もいかない美少年を抱きかかえるようにして首筋を愛撫(カナデ視点ではマッサージ)させている光景を目撃し、紙束をぶちまけた。
「だ、だだだ、団長!? 何を……何をされてるんですか、公務中に!」
「見て分からんか。新しい補佐官から、高度な癒やしの技術を伝授されているのだ」
ヴォルフガングは表情一つ変えずに、カナデを抱きしめたまま言い放った。
「癒やしっていうか、それ完全に事案ですよ! その子、怯えてるじゃないですか!」
「怯えてはいない。……だろう?」
ヴォルフガングの琥珀色の瞳が、カナデを射抜く。
「はいと言わなければ、どうなるか分かっているな?」という無言の圧力が。
「……は、はい。大変、光栄な、訓練です……」
カナデは魂が抜けたような顔で答えた。
それを見たヴォルフガングは、満足げにカナデの髪を一房手に取り、その先端に唇を寄せた。
「聞き分けのいい子は好きだ。カナデ、今夜は歓迎会を開く。……私のベッドでな」
「寝かせろよ!! 歓迎会っていうなら普通にメシ食わせて寝かせろよ!!」
カナデのツッコミが部屋に虚しく響き渡る中、彼の「溺愛と執着の騎士団生活」は、こうして盛大に幕を開けたのである。
一方その頃。
カナデを追い出した王立魔導師団では、前代未聞の事態が起きていた。
「副団長! 大変です! 結界を維持していた聖獣たちが、一斉にストライキを起こしました!」
「なんだと!? 餌が足りないのか、それとも機嫌が悪いのか……。おい、あの雑用係を呼んでこい! あいつに機嫌を取らせろ!」
ヴィクトールが怒鳴るが、返ってきたのは絶望的な報告だった。
「それが……カナデはもう、王都から追放されて行方不明です……!」
「……は?」
ヴィクトールの顔から、血の気が引いていく。
彼らはまだ気づいていなかった。
自分たちが「無能」と呼んで捨てた青年が、実はこの国の平和を支える唯一の「聖獣の友人」であったことに。
そして、その青年が今、帝国で最も恐ろしい男の腕の中で、必死に貞操の危機と戦っていることに――。
あなたにおすすめの小説
異世界転移された傾国顔が、アラ還宰相の幼妻になって溺愛されるまでの話
ふき
BL
異世界に転移したカナトは、成り行きでアラ還の宰相ヴァルターと結婚することになる。
戸惑いながら迎えた初夜。衝動のキス、触れあう体温――そして翌朝から距離が遠ざかった。
「じゃあ、なんでキスなんてしたんだよ」
これは、若さを理由に逃げようとするアラ還宰相を、青年が逃がさない話。
ヴァルター×カナト
※サブCPで一部、近親関係を想起させる描写があります。
政略結婚のはずが恋して拗れて離縁を申し出る話
藍
BL
聞いたことのない侯爵家から釣書が届いた。僕のことを求めてくれるなら政略結婚でもいいかな。そう考えた伯爵家四男のフィリベルトは『お受けします』と父へ答える。
ところがなかなか侯爵閣下とお会いすることができない。婚姻式の準備は着々と進み、数カ月後ようやく対面してみれば金髪碧眼の美丈夫。徐々に二人の距離は近づいて…いたはずなのに。『え、僕ってばやっぱり政略結婚の代用品!?』政略結婚でもいいと思っていたがいつの間にか恋してしまいやっぱり無理だから離縁しよ!とするフィリベルトの話。
【完結】暁の騎士と宵闇の賢者
エウラ
BL
転生者であるセラータは宮廷魔導師団長を義父に持ち、自身もその副師団長を務めるほどの腕のいい魔導師。
幼馴染みの宮廷騎士団副団長に片想いをしている。
その幼馴染みに自分の見た目や噂のせいでどうやら嫌われているらしいと思っていたが・・・・・・。
※竜人の番い設定は今回は緩いです。独占欲や嫉妬はありますが、番いが亡くなった場合でも狂ったりはしない設定です。
普通に女性もいる世界。様々な種族がいる。
魔法で子供が出来るので普通に同性婚可能。
名前は日本名と同じくファミリーネーム(苗字)・ファーストネーム(名前)の表記です。
ハッピーエンド確定です。
R18は*印付きます。そこまで行くのは後半だと思います。
※番外編も終わり、完結しました。
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
世界一大好きな番との幸せな日常(と思っているのは)
かんだ
BL
現代物、オメガバース。とある理由から専業主夫だったΩだけど、いつまでも番のαに頼り切りはダメだと働くことを決めたが……。
ド腹黒い攻めαと何も知らず幸せな檻の中にいるΩの話。
被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
【完結】神童と呼ばれた後輩に懐かれた。それはいいんだけど、ちょっと懐きすぎじゃない!?
チョロケロ
BL
魔法省で働くロレンスの元に、新入社員がやってきた。その名はキーランと言う。十八歳で子供の頃は神童と呼ばれていた少年だ。
だが、幼い頃から周りにちやほやされていたらしく、もの凄く生意気な少年だった。
そんな少年の教育係になってしまったロレンス。
嫌々指導していたのだが、あることをきっかけにもの凄く懐かれてしまった。ロレンスの家で一緒に夕飯を食べるくらい仲良くなり、キーランのことを少し可愛いと思うようになっていた。そんなある日に、二人の間にある出来事が起こったのだった。
※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
※よろしくお願いします。