22 / 32
22話
しおりを挟む
石造りの廊下は、これほどまでに長かっただろうか。
拠点の空気は冷え切り、煤けたレンガの匂いだけが鼻を突く。ヴァンは自分の足音をうるさく感じながら、食堂へと向かった。
重い扉を開けても、弾けるような「ヴァン、おかえりなさい!」という声は降ってこない。
窓から差し込む朝陽は無機質で、埃が舞う様子を淡々と照らしている。ヴァンはいつもの席に座り、卓上に置かれた木皿を見つめた。
「……これ、誰が作ったんだ」
ヴァンはスプーンで、具の少ないスープを掬い上げた。
背後に立つログが、気の抜けた返事をする。
「俺だよ。頭領が動かねえから、適当に突っ込んだだけだ。文句があるなら自分で作れよ」
「…………、……そうか」
スープを口に運ぶ。
温かいはずの液体は、舌の上で泥のように無味乾燥としていた。塩気が足りないのか、それとも自分の味覚が死んだのか。噛みしめる干し肉はただ硬いだけの繊維に感じられ、喉を通るたびに胸の奥が詰まったような錯覚を覚える。
ふと、視線が食堂の隅に止まった。
そこには、リナートが無理やり掃除をしようとして、力任せに折ってしまった箒の柄が、壁に立てかけられたままになっている。
「あのアホ、こんなもん放置して……」
ヴァンは立ち上がり、その折れた木を手に取った。
指先に触れる木肌の感触が、リナートの柔らかな指先を思い出させる。
掃除をすれば埃を散らし、洗濯をすれば紐を絡ませ、食事を与えれば大げさなほど目を輝かせて「太陽の味がします!」と笑う。
そんな騒がしい日常が、たった数日でこれほど遠い昔のことのように思えるのは、どういう道理だ。
ガチャン、と鋭い音が響いた。
向かいに座ったメイが、フォークを乱暴に置いた音だ。
「ねえ、いつまでそんな顔してるの? 見てるこっちの食欲が失せるんだけど」
「……どんな顔だ」
「今にも死にそうな、捨てられた野良犬みたいな顔。リナートを追い出したのは自分でしょう。あの子の未来を思って、格好良く『綺麗な場所へ帰れ』なんて言ったのはどこの誰かしらね」
メイの言葉が、ヴァンの鼓膜を容赦なく刺す。
肺の奥に溜まった澱を吐き出すように、ヴァンは深く溜め息をついた。
「……、……あいつは王子だ。あんな綺麗なもん、この汚い石壁の中に閉じ込めておくわけにはいかねえだろ」
「あら、その綺麗な王子様、今頃あちこちで泣きべそかいてるわよ。あんたに捨てられたんだもの」
ヴァンの指先に、ギュッと力がこもる。
折れた箒の柄が、ミシリと悲鳴を上げた。
リナートが最後に自分に向けた、翡翠色の瞳。
涙で滲んだその視線は、壊れかけた宝石のように脆く、そして必死にヴァンの姿を刻もうとしていた。
突き放した感触が、今も掌に残って消えない。
守る資格がないと、自分に言い聞かせた。
泥棒が王子の手を引いていいはずがないと、理性が叫んでいた。
だが、その結果がこの「味のしない世界」だというのなら、あまりにも支払った代償が大きすぎる。
「ヴァン、これ。街で拾ってきた最新の噂だよ」
ログが、広げた羊皮紙をテーブルに放り投げた。
そこには、王宮から発信された華やかな公式発表が記されている。
「リナート殿下、帰還。そして、隣国の『鉄の公爵』こと、ボリスとの婚約内定……だと?」
ヴァンの目が、紙面の一点を鋭く射抜いた。
「ボリス? あの、他人の不幸を肴に葡萄酒を飲むような、ドブネズミ野郎か」
「そうだよ。リナート殿下の失踪で下がった王家の求心力を取り戻すために、強力な軍事力を持つボリスと結びつきたいんだろうさ。挙式は来週、王宮の礼拝堂で行われるそうだ」
ヴァンの周囲の空気が、一瞬で沸騰した。
椅子がひっくり返る音と共に、彼は立ち上がる。
胸の奥で燻っていた熱が、烈火となって全身を駆け巡った。
「……、……ふざけるな」
「どうしたんだよ頭領。あの子が『綺麗な場所』で幸せになるチャンスじゃないか。格好つけて送り出したんだ、祝ってやれよ」
ログがわざとらしく肩を竦める。
ヴァンはログの襟元を掴み上げ、その顔を至近距離まで引き寄せた。
「ボリスだぞ! あんな、花を根っこから引き抜いて踏み潰すような男に、リナートを渡せるわけねえだろ!」
「へえ、自分の所有物じゃなかったのか? もう関係ないんだろ」
ヴァンは言葉を失った。
心臓が、耳元で激しく鐘を打ち鳴らしている。
自分がリナートに言った、嘘の言葉。
「お前はもうお荷物だ」
「俺の視界に入るな」
そのすべてが、今の自分を鋭い棘となって切り刻む。
自分がいなければ、あのアホはまた石鹸を齧るかもしれない。
味のしない野菜を無理やり食べさせられて、一人で広いベッドで震えているかもしれない。
それを想像しただけで、視界が真っ赤に染まった。
理屈など、もはやどうでもよかった。
義賊としてのプライドも、王子に相応しい資格も、知ったことか。
「……、……用意しろ、ログ。メイ」
ヴァンは襟元を離し、壁にかけていた愛剣の柄を握りしめた。
鈍く輝く銀色の鞘が、ランプの火を反射する。
「黄金の牙、全員に伝えろ。今回のターゲットは、隣国の公爵から『俺の探し物』を奪い返すことだ。宝石よりも、金貨よりも、何よりも高くつくミッションになるぞ」
ヴァンの声に、かつての鋭さが戻っていた。
メイが、満足そうに口角を上げる。
「やっとその気になったのね。あーあ、王宮の警備を突破するなんて、ワクワクしちゃうじゃない」
「一週間だ。それまでに、奴らの警備の穴をすべて洗い出せ。……リナートの結婚式を、史上最悪の『回収劇』に変えてやる」
ヴァンは食堂を飛び出し、夜の冷気に身を晒した。
繋いだ手の熱が、まだ残っている。
初めて繋いだ時、リナートは「絶対に離さないでください」と言った。
それを裏切ったのは自分だ。
ならば、今度はこの足で、泥だらけのブーツを鳴らして、彼を迎えに行く。
たとえ、その先にどれほどの困難が待ち受けていようとも。
「待ってろ、リナート」
夜空を見上げ、ヴァンは誓うように呟いた。
星屑が、あいつの瞳のようにキラキラと輝いている。
今のヴァンに迷いはない。
失って初めて気づいた、胸の奥の叫び。
「あいつがいないと、飯が不味い」
そんな単純で、どうしようもない理由だけで、義賊の頭領は国を相手に回す決意を固めた。
拠点の空席は、もうすぐまた、銀色の光で満たされるはずだ。
ヴァンの掌は、獲物を狙う鷹のように、静かに、そして力強く握りしめられていた。
拠点の空気は冷え切り、煤けたレンガの匂いだけが鼻を突く。ヴァンは自分の足音をうるさく感じながら、食堂へと向かった。
重い扉を開けても、弾けるような「ヴァン、おかえりなさい!」という声は降ってこない。
窓から差し込む朝陽は無機質で、埃が舞う様子を淡々と照らしている。ヴァンはいつもの席に座り、卓上に置かれた木皿を見つめた。
「……これ、誰が作ったんだ」
ヴァンはスプーンで、具の少ないスープを掬い上げた。
背後に立つログが、気の抜けた返事をする。
「俺だよ。頭領が動かねえから、適当に突っ込んだだけだ。文句があるなら自分で作れよ」
「…………、……そうか」
スープを口に運ぶ。
温かいはずの液体は、舌の上で泥のように無味乾燥としていた。塩気が足りないのか、それとも自分の味覚が死んだのか。噛みしめる干し肉はただ硬いだけの繊維に感じられ、喉を通るたびに胸の奥が詰まったような錯覚を覚える。
ふと、視線が食堂の隅に止まった。
そこには、リナートが無理やり掃除をしようとして、力任せに折ってしまった箒の柄が、壁に立てかけられたままになっている。
「あのアホ、こんなもん放置して……」
ヴァンは立ち上がり、その折れた木を手に取った。
指先に触れる木肌の感触が、リナートの柔らかな指先を思い出させる。
掃除をすれば埃を散らし、洗濯をすれば紐を絡ませ、食事を与えれば大げさなほど目を輝かせて「太陽の味がします!」と笑う。
そんな騒がしい日常が、たった数日でこれほど遠い昔のことのように思えるのは、どういう道理だ。
ガチャン、と鋭い音が響いた。
向かいに座ったメイが、フォークを乱暴に置いた音だ。
「ねえ、いつまでそんな顔してるの? 見てるこっちの食欲が失せるんだけど」
「……どんな顔だ」
「今にも死にそうな、捨てられた野良犬みたいな顔。リナートを追い出したのは自分でしょう。あの子の未来を思って、格好良く『綺麗な場所へ帰れ』なんて言ったのはどこの誰かしらね」
メイの言葉が、ヴァンの鼓膜を容赦なく刺す。
肺の奥に溜まった澱を吐き出すように、ヴァンは深く溜め息をついた。
「……、……あいつは王子だ。あんな綺麗なもん、この汚い石壁の中に閉じ込めておくわけにはいかねえだろ」
「あら、その綺麗な王子様、今頃あちこちで泣きべそかいてるわよ。あんたに捨てられたんだもの」
ヴァンの指先に、ギュッと力がこもる。
折れた箒の柄が、ミシリと悲鳴を上げた。
リナートが最後に自分に向けた、翡翠色の瞳。
涙で滲んだその視線は、壊れかけた宝石のように脆く、そして必死にヴァンの姿を刻もうとしていた。
突き放した感触が、今も掌に残って消えない。
守る資格がないと、自分に言い聞かせた。
泥棒が王子の手を引いていいはずがないと、理性が叫んでいた。
だが、その結果がこの「味のしない世界」だというのなら、あまりにも支払った代償が大きすぎる。
「ヴァン、これ。街で拾ってきた最新の噂だよ」
ログが、広げた羊皮紙をテーブルに放り投げた。
そこには、王宮から発信された華やかな公式発表が記されている。
「リナート殿下、帰還。そして、隣国の『鉄の公爵』こと、ボリスとの婚約内定……だと?」
ヴァンの目が、紙面の一点を鋭く射抜いた。
「ボリス? あの、他人の不幸を肴に葡萄酒を飲むような、ドブネズミ野郎か」
「そうだよ。リナート殿下の失踪で下がった王家の求心力を取り戻すために、強力な軍事力を持つボリスと結びつきたいんだろうさ。挙式は来週、王宮の礼拝堂で行われるそうだ」
ヴァンの周囲の空気が、一瞬で沸騰した。
椅子がひっくり返る音と共に、彼は立ち上がる。
胸の奥で燻っていた熱が、烈火となって全身を駆け巡った。
「……、……ふざけるな」
「どうしたんだよ頭領。あの子が『綺麗な場所』で幸せになるチャンスじゃないか。格好つけて送り出したんだ、祝ってやれよ」
ログがわざとらしく肩を竦める。
ヴァンはログの襟元を掴み上げ、その顔を至近距離まで引き寄せた。
「ボリスだぞ! あんな、花を根っこから引き抜いて踏み潰すような男に、リナートを渡せるわけねえだろ!」
「へえ、自分の所有物じゃなかったのか? もう関係ないんだろ」
ヴァンは言葉を失った。
心臓が、耳元で激しく鐘を打ち鳴らしている。
自分がリナートに言った、嘘の言葉。
「お前はもうお荷物だ」
「俺の視界に入るな」
そのすべてが、今の自分を鋭い棘となって切り刻む。
自分がいなければ、あのアホはまた石鹸を齧るかもしれない。
味のしない野菜を無理やり食べさせられて、一人で広いベッドで震えているかもしれない。
それを想像しただけで、視界が真っ赤に染まった。
理屈など、もはやどうでもよかった。
義賊としてのプライドも、王子に相応しい資格も、知ったことか。
「……、……用意しろ、ログ。メイ」
ヴァンは襟元を離し、壁にかけていた愛剣の柄を握りしめた。
鈍く輝く銀色の鞘が、ランプの火を反射する。
「黄金の牙、全員に伝えろ。今回のターゲットは、隣国の公爵から『俺の探し物』を奪い返すことだ。宝石よりも、金貨よりも、何よりも高くつくミッションになるぞ」
ヴァンの声に、かつての鋭さが戻っていた。
メイが、満足そうに口角を上げる。
「やっとその気になったのね。あーあ、王宮の警備を突破するなんて、ワクワクしちゃうじゃない」
「一週間だ。それまでに、奴らの警備の穴をすべて洗い出せ。……リナートの結婚式を、史上最悪の『回収劇』に変えてやる」
ヴァンは食堂を飛び出し、夜の冷気に身を晒した。
繋いだ手の熱が、まだ残っている。
初めて繋いだ時、リナートは「絶対に離さないでください」と言った。
それを裏切ったのは自分だ。
ならば、今度はこの足で、泥だらけのブーツを鳴らして、彼を迎えに行く。
たとえ、その先にどれほどの困難が待ち受けていようとも。
「待ってろ、リナート」
夜空を見上げ、ヴァンは誓うように呟いた。
星屑が、あいつの瞳のようにキラキラと輝いている。
今のヴァンに迷いはない。
失って初めて気づいた、胸の奥の叫び。
「あいつがいないと、飯が不味い」
そんな単純で、どうしようもない理由だけで、義賊の頭領は国を相手に回す決意を固めた。
拠点の空席は、もうすぐまた、銀色の光で満たされるはずだ。
ヴァンの掌は、獲物を狙う鷹のように、静かに、そして力強く握りしめられていた。
0
あなたにおすすめの小説
王太子殿下のやりなおし
3333(トリささみ)
BL
ざまぁモノでよくある『婚約破棄をして落ちぶれる王太子』が断罪前に改心し、第三の道を歩むお話です。
とある時代のとある異世界。
そこに王太子と、その婚約者の公爵令嬢と、男爵令嬢がいた。
公爵令嬢は周囲から尊敬され愛される素晴らしい女性だが、王太子はたいそう愚かな男だった。
王太子は学園で男爵令嬢と知り合い、ふたりはどんどん関係を深めていき、やがては愛し合う仲になった。
そんなあるとき、男爵令嬢が自身が受けている公爵令嬢のイジメを、王太子に打ち明けた。
王太子は驚いて激怒し、学園の卒業パーティーで公爵令嬢を断罪し婚約破棄することを、男爵令嬢に約束する。
王太子は喜び、舞い上がっていた。
これで公爵令嬢との縁を断ち切って、彼女と結ばれる!
僕はやっと幸せを手に入れられるんだ!
「いいやその幸せ、間違いなく破綻するぞ。」
あの男が現れるまでは。
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
雫
ゆい
BL
涙が落ちる。
涙は彼に届くことはない。
彼を想うことは、これでやめよう。
何をどうしても、彼の気持ちは僕に向くことはない。
僕は、その場から音を立てずに立ち去った。
僕はアシェル=オルスト。
侯爵家の嫡男として生まれ、10歳の時にエドガー=ハルミトンと婚約した。
彼には、他に愛する人がいた。
世界観は、【夜空と暁と】と同じです。
アルサス達がでます。
【夜空と暁と】を知らなくても、これだけで読めます。
2025.4.28 ムーンライトノベルに投稿しました。
悪役令嬢と呼ばれた侯爵家三男は、隣国皇子に愛される
木月月
BL
貴族学園に通う主人公、シリル。ある日、ローズピンクな髪が特徴的な令嬢にいきなりぶつかられ「悪役令嬢」と指を指されたが、シリルはれっきとした男。令嬢ではないため無視していたら、学園のエントランスの踊り場の階段から突き落とされる。骨折や打撲を覚悟してたシリルを抱き抱え助けたのは、隣国からの留学生で同じクラスに居る第2皇子殿下、ルシアン。シリルの家の侯爵家にホームステイしている友人でもある。シリルを突き落とした令嬢は「その人、悪役令嬢です!離れて殿下!」と叫び、ルシアンはシリルを「護るべきものだから、守った」といい始めーー
※この話は小説家になろうにも掲載しています。
おしまいのそのあとは
makase
BL
悪役令息として転生してしまった神楽坂龍一郎は、心を入れ替え、主人公のよき友人になるよう努力していた。ところがこの選択肢が、神楽坂の大切な人を傷つける可能性が浮上する。困った神楽坂は、自分を犠牲にする道を歩みかけるが……
恋のかたちになるまでに
キザキ ケイ
BL
トラウマで女性が苦手な善は、初めて足を踏み入れたミックスバーで男に恋してしまう。
男を恋愛対象にできると知っていたのは、親友のリュウが男と付き合っていたことがあるからだった。
気持ちを持て余して恋心を相談した善は、「野暮ったい自分」を脱するためにリュウのアドバイスを受けることに。
一方、リュウのほうも、ただの友達だったはずの善に対する気持ちに変化があるようで────。
家を追い出されたのでツバメをやろうとしたら強面の乳兄弟に反対されて困っている
香歌奈
BL
ある日、突然、セレンは生まれ育った伯爵家を追い出された。
異母兄の婚約者に乱暴を働こうとした罪らしいが、全く身に覚えがない。なのに伯爵家当主となっている異母兄は家から締め出したばかりか、ヴァーレン伯爵家の籍まで抹消したと言う。
途方に暮れたセレンは、年の離れた乳兄弟ギーズを頼ることにした。ギーズは顔に大きな傷跡が残る強面の騎士。悪人からは恐れられ、女子供からは怯えられているという。でもセレンにとっては子守をしてくれた優しいお兄さん。ギーズの家に置いてもらう日々は昔のようで居心地がいい。とはいえ、いつまでも養ってもらうわけにはいかない。しかしお坊ちゃん育ちで手に職があるわけでもなく……。
「僕は女性ウケがいい。この顔を生かしてツバメをしようかな」「おい、待て。ツバメの意味がわかっているのか!」美貌の天然青年に振り回される強面騎士は、ついに実力行使に出る?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる