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51 誕生日
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あっという間に、誕生日当日
都合よく、今日は授業もなかった。
外出申請OK!
持ち物の準備OK!
服、靴OK!
今日の服は、街歩きをしていてもおかしくない私好みのシンプルなワンピースだ。
色は青灰で、腰には大きめのリボンがひとつ付いている。ライラが選んでくれた。
髪もシンプルにポニーテール。しかし、編み込みが入っていてちょっとおしゃれ。
これもライラが…。
あら?私、ライラがいないと駄目になりそう。
「お綺麗です。」
ライラの言葉に、ノアとネーロも頷いている。
「ありがとう。ライラのおかげよ。朝から準備をお願いしてしまったけれど、今日はゆっくりしてね。ノアとネーロも。」
「「「はい。ありがとう御座います。」」」
「寮の前までジェイクが来てくれるから、もう大丈夫よ。」
「いえ、お見送りさせて頂きます。」
そう言うと、3人はジェイクとの待ち合わせ場所まで付いてきてくれた。
寮を出ると、既にジェイクが居た。
「待たせてしまいましたか?」
「いや、先程来たところだ。大して待っていない。」
私とジェイクは3人と離れ、学園を出た。
街まではジェイクが用意してくれた馬車で向かう。
「今日は晴れて良かったですね。」
「ああ。」
「よく考えたら、街に行くのは初めてです。」
「そうか。」
「食べ歩きとかできますか?」
「ああ。」
「でも、お昼も食べるのですよね。お腹いっぱいになってしまうのが心配です。」
「そうか。」
「…」
ジェイクはこちらを見ているが、『ああ』『そうか』だけ…。
これは、
「聞いていませんね。」
「ああ。」
もう!
私の眉間に皺が寄ってきたのに気づいたのだろう。ジェイクが焦りだした。
「どうした?酔ったか?」
「分からないのですか?」
「…すまん。聞いていなかった。」
「もう!」
「リアが美しすぎて見入っていた。今日の服も似合っている。」
「な!」
なんて事を言うの。それを言われたら、怒れないじゃない…。
「…ライラが選んでくれました。」
「良い色だな。」
「青灰色です。」
「青灰…。リアの目と俺の目の色を合わせた色だな。」
「!」
思わず、言葉を失う。
そう言われればそうだ。
確か相手の目の色を身につけるって、この世界では、私はあなたのものとか、ずっとそばにとか、そんな意味があったんじゃなかった?
もう、ライラ!
「おっ、着いたようだな。」
「…はい。」
ジェイクは先に馬車から降りると、手を差し出してくれた。私はその手に手を乗せて降りる。その手は馬車から降り終わっても、そのまま強く握られる。
「さぁ、行こう。」
「はい。」
私達は、手を繋いだまま歩きはじめた。
都合よく、今日は授業もなかった。
外出申請OK!
持ち物の準備OK!
服、靴OK!
今日の服は、街歩きをしていてもおかしくない私好みのシンプルなワンピースだ。
色は青灰で、腰には大きめのリボンがひとつ付いている。ライラが選んでくれた。
髪もシンプルにポニーテール。しかし、編み込みが入っていてちょっとおしゃれ。
これもライラが…。
あら?私、ライラがいないと駄目になりそう。
「お綺麗です。」
ライラの言葉に、ノアとネーロも頷いている。
「ありがとう。ライラのおかげよ。朝から準備をお願いしてしまったけれど、今日はゆっくりしてね。ノアとネーロも。」
「「「はい。ありがとう御座います。」」」
「寮の前までジェイクが来てくれるから、もう大丈夫よ。」
「いえ、お見送りさせて頂きます。」
そう言うと、3人はジェイクとの待ち合わせ場所まで付いてきてくれた。
寮を出ると、既にジェイクが居た。
「待たせてしまいましたか?」
「いや、先程来たところだ。大して待っていない。」
私とジェイクは3人と離れ、学園を出た。
街まではジェイクが用意してくれた馬車で向かう。
「今日は晴れて良かったですね。」
「ああ。」
「よく考えたら、街に行くのは初めてです。」
「そうか。」
「食べ歩きとかできますか?」
「ああ。」
「でも、お昼も食べるのですよね。お腹いっぱいになってしまうのが心配です。」
「そうか。」
「…」
ジェイクはこちらを見ているが、『ああ』『そうか』だけ…。
これは、
「聞いていませんね。」
「ああ。」
もう!
私の眉間に皺が寄ってきたのに気づいたのだろう。ジェイクが焦りだした。
「どうした?酔ったか?」
「分からないのですか?」
「…すまん。聞いていなかった。」
「もう!」
「リアが美しすぎて見入っていた。今日の服も似合っている。」
「な!」
なんて事を言うの。それを言われたら、怒れないじゃない…。
「…ライラが選んでくれました。」
「良い色だな。」
「青灰色です。」
「青灰…。リアの目と俺の目の色を合わせた色だな。」
「!」
思わず、言葉を失う。
そう言われればそうだ。
確か相手の目の色を身につけるって、この世界では、私はあなたのものとか、ずっとそばにとか、そんな意味があったんじゃなかった?
もう、ライラ!
「おっ、着いたようだな。」
「…はい。」
ジェイクは先に馬車から降りると、手を差し出してくれた。私はその手に手を乗せて降りる。その手は馬車から降り終わっても、そのまま強く握られる。
「さぁ、行こう。」
「はい。」
私達は、手を繋いだまま歩きはじめた。
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