13 / 20
もう見られない幸せの夢
しおりを挟む
ウルフを逆キャンセルした日から二週間が経った。
相変わらず暇すぎる仕事。
そろそろ首でも吊るかと人生を諦めたとき、ようやくお仕事が入った。
ものすごくありがたいことだから、張り切ってお客さんを出迎えた。
「よう」
ツッチーだ。ツッチーがいる。
幻覚でも見てるのって疑うレベルでツッチーがそこにいる。
「ツッチー!」
「うお!」
感極まって抱きついた。でも足りないからスリスリしまくった。
「ツッチーツッチーツッチーツッチー!」
「お、落ち着け」
「会いたかった!」
「と、とりあえず、離れろっ」
「やだ!」
「あ、あたって」
「あたって?」
顔面でアレをスリスリしてたらしい。
全然イヤじゃないから、服の上からアレにチュッとキスをした。
何度も、チュッて。
「こっ、こらっ」
「ん?」
「ダメだっ」
「やだ」
あーっと口を開けてパクリと食べる。
ビクンと震えたアレが、すっごくかわいく思えた。もっとほしいって。
ツッチーはお気に召さないらしく、脇の下に手を入れて私を持ち上げた。
「痩せたし顔色が悪いぞ」
「何でもないよ」
「何でもない、だと?」
「うっ」
長く伸びた前髪からチラリと覗く鋭い眼光にタジタジだ。
知られたくないのに、正直に言うまで解放されなさそう。
「言いたくない」
「何で」
「……やだ」
「客の要望だ。言え」
「卑怯!」
「言え」
「……やだ」
「言うまで下ろさん」
「……引かない?」
「引かん」
「一ヶ月近くお仕事なくて。……ツッチーのおかげで助かった! ありがとう!」
「……」
お金の話だもの、重くならないように笑顔で誤魔化したんだけど、ツッチーの手に少し力が入った。
でも、それ以上何も言わずに私を抱っこして、ベッドを背もたれにして座った。
子どもになったみたいで照れくさいけどこれも好き。
だから、ツッチーの首に腕を回して甘えるようにすり寄った。
ここが唯一甘えられる場所かも。
「ん? 少し……熱が、あるな」
「このくらい平気だよ」
「してほしいことはあるか?」
「ミルクほしい!」
「……」
ツッチーの冷めた目が痛い。でもこれにもキチンとした理由がある。
「ツッチーのミルクに肌再生の効果があるから元気になれるんだよ」
「……」
「疑いの目で見るのやめて」
「……」
「ほ、ほら! めちゃくちゃおいしいからお腹が膨れるかも!」
「……」
「だからその目やめて!」
「まぁ、理由がどうであれ、今日もおまえとそういうことをするつもりはない」
「何するつもりで来たの?」
「あー、そうだな。ゆっくり休め。それが俺の要望だ」
「……でも」
「俺なんかをほしがるな」
何だそれ。俺なんかって、何だ。
何でそんなに卑屈なの。
私はツッチーがほしいのに。
喉から手が出るほどほしくてたまらないのに。
ずっとずっと待ってたのに。
「いやだ」
「アキラ」
「お金払ってくれたのなら、甘やかさないで。余計にツラいだけだよ」
「……そうか」
「そうだよ」
「でも参ったな」
「何が」
「俺はな、おまえを甘やかしたくて仕方ないんだ」
「ほへ?」
「俺だけに甘えるおまえが、金を払ってでもほしいのだか」
「……」
「客の要望だが、だめなのか?」
またそういう卑怯なことを!
でも、お客さまの要望は絶対。それがほしいと言われるんならそうするしかないと思う。
いろいろと府に落ちないけど!
「したくなったら絶対に言ってね」
「それはもちろんそうするさ」
「ほんと? 絶対だよ?」
「ああ、約束する」
「じゃ、契約成立! でも、……キスは? それもだめなの?」
「それはアリだろ」
「やった」
でも、キスはオッケーって言ったけど、見る限りそんな素振りもなくて。
ツッチーの横顔をじっと眺めてたら、プイッと顔をそらした。
「していいのか?」
「ん?」
「その、さっきの」
「キスのこと?」
「それ」
「うん! しよう、しよう!」
笑顔で答えるとツッチーがやっとこっちを見てくた。
心なしか頬っぺたが赤い。
それがかわいくてクスクス笑うと、私の頬っぺたをつねってきた。
「笑うな」
「ツッチー、照れてる」
「照れもするだろ」
「何で?」
「ナイショだ」
頬っぺたをつねってた手が、今度は頬っぺたを撫でてきた。
これも大好き。
温もりがじんわりと伝わってくるから無性に甘えたくなる。
だからその手にすり寄って、大好きな手の温もりを頬っぺたで感じながら、ツッチーと見つめあって。
ゆっくりと近付いてくるツッチーに合わせて目を閉じていくと、ムチュッとおでこにキスをして、大好きな手と共に離れてしまった。
キスはキスでも想像と全然違う。
私は唇同士のキスがしたかったのに!
「全然足りない! やり直し! ほら、唇にどうぞ」
「狙いはそれか」
ツッチーと笑い合いながら今度は唇にキスをした。
今の時間がものすごく幸せで、尊くて。
甘えるように頬すりしたら、優しく頭を撫でてくれた。
うん、やっぱり唯一の場所だ。
「そういや、オオカミに言い寄られてるウワサを聞いたが……」
「あー、でも、……それは」
突拍子もない質問にうまく答えを返せなくて言葉が濁る。
ツッチーはそんな私にため息をこぼした。
「断ったのか」
「まぁ、……はい」
「バカなことを」
「そうだよね、奴隷にプロポーズするなんて、おかしいとしか思えないよね」
「いや、おまえがバカだ」
「何で!?」
「何でって。相手はオオカミだぞ」
「うん? オオカミだね」
「……」
だめだこりゃな空気を猛烈に浴びているけど、意味が分からなくて首をかしげた。
「頂点捕食者のオオカミは、人外の中じゃトップクラスにいい身分だ」
「頂点捕食者?」
「……おまえは、……人間界と人外界の身分制度を知ってるのか?」
「ううん」
「国の成り立ち、……それ以前に世界地図は見たことあるのか?」
「ううん」
「文字は読み書きできるのか?」
「ううん」
「……」
頭を抱えたツッチーにまた首をかしげるしかなく。
ツッチーは懐から紙袋を取り出して、私に差し出した。中を見ると本がたくさん入っている。
これどうしたの?とツッチーを見ると、中から一冊の本を取り出した。
「これから始めろ。あと平行して地図もな」
渡された本には、変なミミズみたいな線ががいっぱい書いてある。
つまりこれを学べってこと?
「自由になりたいのなら知識は必要だ」
ツッチーの言わんことも分かる。
でも、初歩中の初歩の読みが分からないのに始めろと言われても、超難解な暗号を解読するようなもの。それができる頭脳を持ってればいいけど、残念なことに私は転生前から平凡以下の赤点ギリギリの頭脳の持ち主だ。
そんな私が……
「おまえならできる」
そうだ、そんな私だからこそ、泣き言を言ってる暇はない。
奴隷の私がここまで生きてるんだもの。
負けないって気持ちがあれば何でもやれる! 多分。
それに奴隷が本を手にするなんて絶対にあり得ないこと。
この本を大切に使ってモノにしてみせる。
「ありがとう、ツッチー。頑張るね!」
「お礼は?」
「いっぱいキスしちゃう!」
「それは最高のお礼だな」
「んーっ」
「んぅ」
ツッチーの下唇にガブリと食いついた。
あむあむと甘噛みしてると、むにっと唇を押された。だから私も押し返した。
クスクスと二人の笑い声が響いた。
まぼろしだと思うほど幸せだった。
「アキラはかわいいな」
「ツッチーは男前だね」
「初めて言われた」
「優しくて、強くて、男前だよ」
「やめろ、何かむず痒い」
「照れてるの?」
「別に」
「照れたツッチーもかわいい!」
「……おまえならまたすぐにプロポーズされるさ」
「ツッチー?」
「そろそろ休め」
ツッチーはキスをやめると、私を抱き上げてベッドに寝かせた。
少し、ほんの少しだけツッチーから冷めた空気を感じる。
怖くなって、ツッチーの手を掴んだ。
ツッチーは握り返してくれたけど、空気は相変わらず冷めたままだ。
「プロポーズしてくれたオオカミがまた来たら、今度は承諾しろ」
「何それ、やだよ」
「それが一番の、自由への近道だ」
「やだ」
「アキラ、分かってるだろ」
「やだ」
「おとぎ話を信じても幸せにはなれん」
「やだ」
「夢はみれないんだ」
「やだ」
「嫌でも理解しろ」
「いやだ! わたしは! ツッチーが!」
「……何だ」
「……何でもない」
「そうか」
「そうだよ」
「寝ろ」
「うん」
ツッチーから手を離して、背中を向けて目を閉じた。
あれ以上のことを言わなかったし、言えなかった。
結局そうだ。
奴隷は奴隷で、奴隷がどう足掻こうが限界がある。
一番の自由への近道は身請けされること。
好きな人と一緒に生きるなんて夢のまた夢の話。
始まりが終わり。
幸せな夢はみれないんだ。
「卑屈だね」
「何か言ったか」
「ううん、おやすみ」
「……おやすみ」
【生き地獄】
それが頭にこびりついて離れなかった。
相変わらず暇すぎる仕事。
そろそろ首でも吊るかと人生を諦めたとき、ようやくお仕事が入った。
ものすごくありがたいことだから、張り切ってお客さんを出迎えた。
「よう」
ツッチーだ。ツッチーがいる。
幻覚でも見てるのって疑うレベルでツッチーがそこにいる。
「ツッチー!」
「うお!」
感極まって抱きついた。でも足りないからスリスリしまくった。
「ツッチーツッチーツッチーツッチー!」
「お、落ち着け」
「会いたかった!」
「と、とりあえず、離れろっ」
「やだ!」
「あ、あたって」
「あたって?」
顔面でアレをスリスリしてたらしい。
全然イヤじゃないから、服の上からアレにチュッとキスをした。
何度も、チュッて。
「こっ、こらっ」
「ん?」
「ダメだっ」
「やだ」
あーっと口を開けてパクリと食べる。
ビクンと震えたアレが、すっごくかわいく思えた。もっとほしいって。
ツッチーはお気に召さないらしく、脇の下に手を入れて私を持ち上げた。
「痩せたし顔色が悪いぞ」
「何でもないよ」
「何でもない、だと?」
「うっ」
長く伸びた前髪からチラリと覗く鋭い眼光にタジタジだ。
知られたくないのに、正直に言うまで解放されなさそう。
「言いたくない」
「何で」
「……やだ」
「客の要望だ。言え」
「卑怯!」
「言え」
「……やだ」
「言うまで下ろさん」
「……引かない?」
「引かん」
「一ヶ月近くお仕事なくて。……ツッチーのおかげで助かった! ありがとう!」
「……」
お金の話だもの、重くならないように笑顔で誤魔化したんだけど、ツッチーの手に少し力が入った。
でも、それ以上何も言わずに私を抱っこして、ベッドを背もたれにして座った。
子どもになったみたいで照れくさいけどこれも好き。
だから、ツッチーの首に腕を回して甘えるようにすり寄った。
ここが唯一甘えられる場所かも。
「ん? 少し……熱が、あるな」
「このくらい平気だよ」
「してほしいことはあるか?」
「ミルクほしい!」
「……」
ツッチーの冷めた目が痛い。でもこれにもキチンとした理由がある。
「ツッチーのミルクに肌再生の効果があるから元気になれるんだよ」
「……」
「疑いの目で見るのやめて」
「……」
「ほ、ほら! めちゃくちゃおいしいからお腹が膨れるかも!」
「……」
「だからその目やめて!」
「まぁ、理由がどうであれ、今日もおまえとそういうことをするつもりはない」
「何するつもりで来たの?」
「あー、そうだな。ゆっくり休め。それが俺の要望だ」
「……でも」
「俺なんかをほしがるな」
何だそれ。俺なんかって、何だ。
何でそんなに卑屈なの。
私はツッチーがほしいのに。
喉から手が出るほどほしくてたまらないのに。
ずっとずっと待ってたのに。
「いやだ」
「アキラ」
「お金払ってくれたのなら、甘やかさないで。余計にツラいだけだよ」
「……そうか」
「そうだよ」
「でも参ったな」
「何が」
「俺はな、おまえを甘やかしたくて仕方ないんだ」
「ほへ?」
「俺だけに甘えるおまえが、金を払ってでもほしいのだか」
「……」
「客の要望だが、だめなのか?」
またそういう卑怯なことを!
でも、お客さまの要望は絶対。それがほしいと言われるんならそうするしかないと思う。
いろいろと府に落ちないけど!
「したくなったら絶対に言ってね」
「それはもちろんそうするさ」
「ほんと? 絶対だよ?」
「ああ、約束する」
「じゃ、契約成立! でも、……キスは? それもだめなの?」
「それはアリだろ」
「やった」
でも、キスはオッケーって言ったけど、見る限りそんな素振りもなくて。
ツッチーの横顔をじっと眺めてたら、プイッと顔をそらした。
「していいのか?」
「ん?」
「その、さっきの」
「キスのこと?」
「それ」
「うん! しよう、しよう!」
笑顔で答えるとツッチーがやっとこっちを見てくた。
心なしか頬っぺたが赤い。
それがかわいくてクスクス笑うと、私の頬っぺたをつねってきた。
「笑うな」
「ツッチー、照れてる」
「照れもするだろ」
「何で?」
「ナイショだ」
頬っぺたをつねってた手が、今度は頬っぺたを撫でてきた。
これも大好き。
温もりがじんわりと伝わってくるから無性に甘えたくなる。
だからその手にすり寄って、大好きな手の温もりを頬っぺたで感じながら、ツッチーと見つめあって。
ゆっくりと近付いてくるツッチーに合わせて目を閉じていくと、ムチュッとおでこにキスをして、大好きな手と共に離れてしまった。
キスはキスでも想像と全然違う。
私は唇同士のキスがしたかったのに!
「全然足りない! やり直し! ほら、唇にどうぞ」
「狙いはそれか」
ツッチーと笑い合いながら今度は唇にキスをした。
今の時間がものすごく幸せで、尊くて。
甘えるように頬すりしたら、優しく頭を撫でてくれた。
うん、やっぱり唯一の場所だ。
「そういや、オオカミに言い寄られてるウワサを聞いたが……」
「あー、でも、……それは」
突拍子もない質問にうまく答えを返せなくて言葉が濁る。
ツッチーはそんな私にため息をこぼした。
「断ったのか」
「まぁ、……はい」
「バカなことを」
「そうだよね、奴隷にプロポーズするなんて、おかしいとしか思えないよね」
「いや、おまえがバカだ」
「何で!?」
「何でって。相手はオオカミだぞ」
「うん? オオカミだね」
「……」
だめだこりゃな空気を猛烈に浴びているけど、意味が分からなくて首をかしげた。
「頂点捕食者のオオカミは、人外の中じゃトップクラスにいい身分だ」
「頂点捕食者?」
「……おまえは、……人間界と人外界の身分制度を知ってるのか?」
「ううん」
「国の成り立ち、……それ以前に世界地図は見たことあるのか?」
「ううん」
「文字は読み書きできるのか?」
「ううん」
「……」
頭を抱えたツッチーにまた首をかしげるしかなく。
ツッチーは懐から紙袋を取り出して、私に差し出した。中を見ると本がたくさん入っている。
これどうしたの?とツッチーを見ると、中から一冊の本を取り出した。
「これから始めろ。あと平行して地図もな」
渡された本には、変なミミズみたいな線ががいっぱい書いてある。
つまりこれを学べってこと?
「自由になりたいのなら知識は必要だ」
ツッチーの言わんことも分かる。
でも、初歩中の初歩の読みが分からないのに始めろと言われても、超難解な暗号を解読するようなもの。それができる頭脳を持ってればいいけど、残念なことに私は転生前から平凡以下の赤点ギリギリの頭脳の持ち主だ。
そんな私が……
「おまえならできる」
そうだ、そんな私だからこそ、泣き言を言ってる暇はない。
奴隷の私がここまで生きてるんだもの。
負けないって気持ちがあれば何でもやれる! 多分。
それに奴隷が本を手にするなんて絶対にあり得ないこと。
この本を大切に使ってモノにしてみせる。
「ありがとう、ツッチー。頑張るね!」
「お礼は?」
「いっぱいキスしちゃう!」
「それは最高のお礼だな」
「んーっ」
「んぅ」
ツッチーの下唇にガブリと食いついた。
あむあむと甘噛みしてると、むにっと唇を押された。だから私も押し返した。
クスクスと二人の笑い声が響いた。
まぼろしだと思うほど幸せだった。
「アキラはかわいいな」
「ツッチーは男前だね」
「初めて言われた」
「優しくて、強くて、男前だよ」
「やめろ、何かむず痒い」
「照れてるの?」
「別に」
「照れたツッチーもかわいい!」
「……おまえならまたすぐにプロポーズされるさ」
「ツッチー?」
「そろそろ休め」
ツッチーはキスをやめると、私を抱き上げてベッドに寝かせた。
少し、ほんの少しだけツッチーから冷めた空気を感じる。
怖くなって、ツッチーの手を掴んだ。
ツッチーは握り返してくれたけど、空気は相変わらず冷めたままだ。
「プロポーズしてくれたオオカミがまた来たら、今度は承諾しろ」
「何それ、やだよ」
「それが一番の、自由への近道だ」
「やだ」
「アキラ、分かってるだろ」
「やだ」
「おとぎ話を信じても幸せにはなれん」
「やだ」
「夢はみれないんだ」
「やだ」
「嫌でも理解しろ」
「いやだ! わたしは! ツッチーが!」
「……何だ」
「……何でもない」
「そうか」
「そうだよ」
「寝ろ」
「うん」
ツッチーから手を離して、背中を向けて目を閉じた。
あれ以上のことを言わなかったし、言えなかった。
結局そうだ。
奴隷は奴隷で、奴隷がどう足掻こうが限界がある。
一番の自由への近道は身請けされること。
好きな人と一緒に生きるなんて夢のまた夢の話。
始まりが終わり。
幸せな夢はみれないんだ。
「卑屈だね」
「何か言ったか」
「ううん、おやすみ」
「……おやすみ」
【生き地獄】
それが頭にこびりついて離れなかった。
0
あなたにおすすめの小説
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです
沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました
春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる