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フラグ
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「おはようございます。今日から学校ですか?」
俺が階段を下りてすぐに声を掛けてきたのは打ち水をする大家さん。
究極の美貌に加えて思わず涎が垂れそうになるぐらいのスタイルの良さ。
髪を一つに結った大家さんを朝から拝めるなんてツイてると言わざる負えない。
もちろんこれは脳内メモリに保存する。言うまでもなく永久保存だ。
「おはようございます。少し緊張しますが頑張ります」
「ふふっ、行ってらっしゃい」
会釈して大家さんを横切った時に香ったなんだかとってもいい匂い。
香水? それともボディソープ?
あるいは大家さん元来の――……って、いかん。
不用意に足を止めると怪しまれる。普通を意識してやり過ごすんだ。
「……やっぱ今日はツイてる」
誕生月占いが一位だっただけのことはある。
なんだかやること成す事すべてが上手くいく気がする。
もしかしたら生きて再び魔界の地を踏める日が来るかもしれない。
そう思うと、やたらとテンションが上がってきた。
「もしも俺がこの作戦で大手柄を挙げることが出来れば……」
一気に二階級特進。いや、三階級特進あり得るかもしれない。
そうしてゆくゆくは将校。
その後さらに出世して将軍にでもなったら自叙伝を書こう。
ベストセラーにでもなれば印税で大金持ちだ。
なんだか知らないが、俺の中で夢が加速度的に広がり続けた。
俺が階段を下りてすぐに声を掛けてきたのは打ち水をする大家さん。
究極の美貌に加えて思わず涎が垂れそうになるぐらいのスタイルの良さ。
髪を一つに結った大家さんを朝から拝めるなんてツイてると言わざる負えない。
もちろんこれは脳内メモリに保存する。言うまでもなく永久保存だ。
「おはようございます。少し緊張しますが頑張ります」
「ふふっ、行ってらっしゃい」
会釈して大家さんを横切った時に香ったなんだかとってもいい匂い。
香水? それともボディソープ?
あるいは大家さん元来の――……って、いかん。
不用意に足を止めると怪しまれる。普通を意識してやり過ごすんだ。
「……やっぱ今日はツイてる」
誕生月占いが一位だっただけのことはある。
なんだかやること成す事すべてが上手くいく気がする。
もしかしたら生きて再び魔界の地を踏める日が来るかもしれない。
そう思うと、やたらとテンションが上がってきた。
「もしも俺がこの作戦で大手柄を挙げることが出来れば……」
一気に二階級特進。いや、三階級特進あり得るかもしれない。
そうしてゆくゆくは将校。
その後さらに出世して将軍にでもなったら自叙伝を書こう。
ベストセラーにでもなれば印税で大金持ちだ。
なんだか知らないが、俺の中で夢が加速度的に広がり続けた。
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