期待されない貴族の十五男に転生したつもりが、上の十四人は魔王の呪いで殺された後でした

Adler

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僕は慌てたが、すぐに冷静になると、今度は《隠密》のスキルを発動させた。
すると、周囲の景色に溶け込むようにして姿を消した。
これならば見つからないだろう。
僕は安心して聖剣を手に取った。
そして、それを持ち上げようとした。だが、どういうわけかビクともしなかった。
どうやら鍵が掛けられているようだ。
どうしようかと悩んでいると、背後から先ほどの女性の気配を感じた。
マズイ……。どうやら追いつかれてしまったようだ。
僕は慌てて振り返った。
すると、そこに立っていたのは先ほどの女性だった。その女性は僕の姿を目にして、驚きの声を上げた。「きゃっ!? そこにいたんですね!」
どうやら、完全に存在を忘れられていたようだ。
少しショックだったけど、今はそんなことを気にしている場合じゃない。
早くここから逃げないと、この人がやってくるかもしれない。
僕は聖剣を持って逃げようとしたが、なぜか身体が動かなかった。
どうしてだ? まるで金縛りにあったみたいだぞ。
そう思っていると、急に目の前が真っ暗になった。
な、なんだ? いったい何が起きたんだ? 混乱しながら考えていると、頭の上から声が聞こえた。「まったく。あなたという人は本当に困ったものです。まさか、このような場所に忍び込んでいたとは……」
その声の主が誰なのかはすぐに分かった。
姉上だ。
姉上は呆れた様子で話を続けた。「アルベール。これはいったいどういうことかしら? まさか、私の目を盗んで勝手に抜け出したわけではないわよね?」
僕は冷や汗を流した。
まさか、姉上に見つかっちゃうなんて……。
しかも、この聖剣を見られたし……。
しかし、まだ諦めることはできない。
僕は必死になって弁明した。「違います。これには深い事情があるんです。どうか信じてください」「言い訳は無用よ。私はあなたのお母様から頼まれているの。もし、万が一にも問題が発生したときには、私が責任を取らなければならないって」「そ、それは……。でも、今回の件は別に悪いこととは関係ないですよ」「確かに今回はそうなるでしょう。けれど、今後は分からないわ。だから、お願いします。これ以上問題を起こさないでください」
僕は項垂れるように返事をした。
もうダメかもしれない。
僕は諦めて、この場で全てを白状することにした。
それから数日後、僕は姉上と一緒に父上の執務室に向かった。
父上の前で僕はこれまでの経緯を説明した。
すると、父上は厳しい表情を浮かべた。父上は僕に問いかけた。「つまり、お前はその聖剣の力を使って魔族たちと戦うつもりだったのか?」「はい。そうです」
父上は溜息を漏らすと、頭を抱えてしまった。
姉上は不安そうに父上を見つめていた。
父上はしばらく黙っていたが、やがて口を開いた。「お前の考えはよくわかった。だが、お前一人で戦うのは許さん」「ど、どうしてですか?」「お前はまだ子供なのだぞ? お前が死んだら、残された者たちはどうなると思っている?」「……」「それに、その魔族は強敵だと聞いている。もしも、何かあったら取り返しのつかないことになるんだ」「……わかりました」僕は渋々ながらも承諾した。
こうして、僕は勇者として戦えるようになるまで訓練を積むことになった。
僕の能力値はかなり高いらしく、成長すれば魔王軍の魔族たちとも渡り合えるようになるとのことだった。
それから3年が経過した。
僕は15歳になり、成人を迎えた。
そして、ついに勇者として旅立つ日が訪れた。
僕は仲間たちと共に旅立った。
僕たちが目指しているのは王都から北に進んだ場所にある『氷雪の森』と呼ばれる場所だった。そこには数多くの魔族が住んでおり、その中には魔王軍の幹部である四魔将も含まれているらしい。
僕は緊張していた。
なぜなら、これから向かう場所は危険度が高い場所であり、今までに何人もの実力者が命を落とした場所だったからだ。
それでも僕は仲間を信じて進むしかなかった。
僕は仲間の力を借りて、なんとか目的地に辿り着いた。
そこは森の最深部に存在する洞窟の中であり、僕はそこで驚くべき光景を目にすることになった。
それはなんと、一人の男が巨大なゴーレムと戦っている姿だった。
男は全身傷だらけであり、かなり苦戦しているようだった。
僕は男の戦いを見守っていたが、次第に焦りを感じ始めていた。このままでは彼が負けてしまうと思ったからだ。
僕は意を決して前に出ることにした。
しかし、それを止める者がいた。それは他ならぬ仲間たちだった。
どうして止めるんだよ! 彼は明らかに劣勢じゃないか。それなのに放っておくことなんかできるはずがないじゃないか!! 僕は必死に訴えかけたが、彼らは首を横に振った。
どうしても僕を行かせるつもりはないようだ。
こうなった以上、実力行使しかない。
僕は《雷光斬》を発動させると、一瞬にして男の側に移動した。そして、彼の隣に立つと剣を構えた。そして、「ここは僕に任せてくれ」と口にすると、魔族に向かって斬りかかった。その一撃によって魔族の右腕が切断された。魔族が悲鳴を上げると、続けて攻撃を放った。魔族の首が宙を舞い、胴体から切り離された頭部が地面に転がった。
勝負は決した。
その後、僕は彼に話しかけた。
すると、彼から返ってきた答えは意外なものだった。
なんでも、僕に会えたら礼を言いたいと思っていたらしい。
いったいどういう意味だろう。
僕は不思議に思って尋ねた。「君は一体、何者なんだ?」「俺の名前はユリウス・ルーデンドルフだ。俺は君の父親であり、君の兄でもある」
僕は衝撃を受けた。
まさか、目の前にいる男性が自分の父親だというのか? 信じられない……。
しかし、言われてみれば顔立ちが似ているような気がする。
だが、なぜこんなところにいるのだろうか。
僕は疑問に思い、尋ねてみた。すると、ユリウスさんは自分の目的について語り始めた。
どうやら、僕に謝りたかったようだ。
その目的は、自分が勇者の血を引いているにもかかわらず、勇者としての責務を果たさなかったことについて謝罪するためであった。
僕は慌てて説明を始めた。
そもそも、兄上は勇者召喚に巻き込まれた被害者ではないか。
僕はそう主張したが、ユリウスさんは納得してくれなかった。
そして、勇者として覚醒する前に死んでしまったことを悔やんでいたようだ。
そのため、せめてもの罪滅ぼしとして魔王軍との戦いに身を投じているのだという。
そして、僕はユリウスさんの口から真実を聞くことができた。
僕が生まれてすぐに亡くなったため、僕は母親からしか愛情を受けることができなかったらしい。
そして、僕には姉がいたらしいが、その姉も僕が物心つくころには亡くなっていたようだ。
そのせいか、僕は家族というものに強い憧れを抱いていたようだ。
だからこそ、僕には家族の絆というのを強く感じることができたのだろう。
僕は嬉しくなって思わず涙を流してしまった。
そして、改めて自己紹介を行うことにした。
僕はアルベール。君の弟のようだ。よろしく頼むよ」
僕はそう言うと、右手を差し出した。
すると、ユリウスさんが握手に応じてくれた。
その手からは温もりを感じることができ、僕はホッとした気持ちになった。
僕はユリウスさんと一緒に行動することに決めた。
というのも、この人なら信用できそうだと感じたからだ。
僕はまず、この人がどんな人物なのかを知りたいと考えた。すると、ユリウスさんが気になることを口にした。「実は、俺たちの故郷が魔王軍に狙われていてな……。だから、急いで戻らなければならないんだが……」「えっ!? そ、そうなんですか?」「ああ……。といっても、もうずいぶんと時間が経ってしまったからな……。おそらく、間に合わないだろうが……」「……」
ユリウスさんの言葉を聞いて、僕は言葉を失った。そして、同時に怒りを覚えた。僕の大切な人たちを苦しめるなんて絶対に許せない。
僕は拳を握りしめると、決意を新たにした。「……分かりました。じゃあ、一緒に行きましょう」
僕は笑顔で提案した。
しかし、すぐに困った顔をされてしまった。
どうやら、断られてしまったようだ。どうやら、僕は嫌われてしまったようだ。
僕はガックリと肩を落とした。
しかし、ここで諦めるわけにはいかない。
僕は再び説得を試みた。
今度は僕の事情を説明してみることにする。
すると、ようやく協力してくれることになった。
こうして、僕は新たに仲間を得ることに成功した。
僕たちは王都に戻ると、早速準備を整えた。
そして、王都を出発しようとしたところで、姉上から手紙を渡された。
そこには短い文章でこう書かれていた。
―――アルベールへ。
あなたがどこで何をしようと自由だけど、一つだけ約束してちょうだい。必ず生きて帰ってくるって。
私はいつまでもあなたの帰りを待っているわ。
だから、お願いします。
どうか、無事で帰ってきてください。
僕は涙を流すと、その手紙を大事に懐にしまい込んだ。
そして、仲間たちと一緒に王都を出発した。
僕はユリウスさんとともに故郷の村を目指していた。
しかし、道中はかなり険しい道のりだった。
しかも、天候が急変し、吹雪に見舞われることになった。
このままだと遭難してしまうかもしれない。
僕は不安を感じたが、それでも歩みを止めずに歩き続けた。
しばらく歩いているうちに、僕たちの視界は真っ白に染まった。
まるで雪山の中に迷い込んでしまったみたいだ。
しかし、不思議なことに寒さは感じられなかった。
僕が戸惑っていると、ユリウスさんが話しかけてきた。彼は僕に魔法書を渡してくれた。
それは僕が使っていたものとよく似たものだった。
ただし、ページ数は少ない上に内容もかなり簡略化されているようだった。「この魔法の使い方は分かるかい?」「はい。一応は」
僕はそう答えると、魔法書を読み上げた。
すると、瞬く間に周囲が暖かくなっていった。
これは凄い。これがあれば冬でも快適に過ごせるぞ。
僕はそう思った。
それから数日が経過したが、いまだに目的地に辿り着くことはできなかった。
僕たちの間には徐々に会話が減っていき、重い空気が流れ始めていた。
僕はなんとかしなければと思い、話題を探すことにした。しかし、なかなかいい話が見つからない。
仕方ないので、僕は自分の生い立ちについて話すことにした。
どうやら、僕は貴族の息子として生まれたらしい。
しかし、父上は母上を溺愛しており、僕はあまり構ってもらうことができなかった。
そんな父上は僕が勇者として覚醒することを願っており、そのために様々な訓練を施していたようだ。
僕は勇者として戦うために努力を重ねてきたが、結局は戦うことなく死を迎えてしまった。
そのことを後悔していたのだが、父上も僕のことを大切に思ってくれていたらしい。
父上が勇者として戦うことを禁じたのは、僕の身を案じてのことだったのだ。僕はそのことを知り、胸が熱くなった。
そして、感謝の念を抱くと同時に申し訳ない気分にもなった。
なぜなら、僕のせいで多くの人間が命を落としてしまったからだ。
僕がもっと強ければ、みんなを救うことができたのに。
そう思うと悔しくてならなかった。
すると、ユリウスさんが口を開いた。
なんでも、彼は僕と同じ境遇の人間だったらしい。
なんでも、彼は貴族の生まれであり、生まれた直後に母親が亡くなってしまったらしい。そして、そのショックからか、ユリウスさんは言葉を喋ることができなくなってしまったようだ。ユリウスさんは僕と同じように親から見放された存在だったらしい。
僕はその話を聞き、ユリウスさんのことが他人とは思えなかった。だからだろうか? つい同情してしまったようだ。「大丈夫ですよ」「えっ?……何の話ですか?」「いえ……。別に深い意味はないですけどね」僕は苦笑を浮かべながら答えた。
いったい何に対して『大丈夫』と言ったのか? 自分でもよく分からなかったからだ。しかし、なぜか言わなければいけない気がしたのだ。
その後も僕たちは旅を続けたが、相変わらず状況は厳しいままだった。
日を追うごとに僕らの体力と魔力が失われていった。
そして、ついに限界が訪れた。それはある日の夜のことの出来事だった。突然、魔獣が襲ってきたのだ。僕たちは応戦したが、多勢に無勢のため次第に追い詰められていくことになった。このままでは全滅すると思った僕は覚悟を決めた。そして、ユリウスさんだけでも逃がそうとしたが、彼から意外な提案を受けた。それは自分が囮になるというものだった。
僕は反対しようとしたが、ユリウスさんは頑なに譲ろうとしなかった。
そして、彼は魔族の前に飛び出した。
僕は彼を助けるため、全力で走った。
だが、その前に魔族が立ち塞がった。
僕は剣を構えると、攻撃を仕掛けた。
しかし、その攻撃はあっさりと防がれてしまった。
やはり、今の僕の力では魔王軍を倒すことはできないのか? 僕はそう思い、絶望的な気持ちになった。しかし、そこで思わぬ助けが入った。
なんと、姉上から貰った魔法書が光を放ち始めたのだ。
そして、僕はその輝きに導かれるように剣を構えた。
すると、驚くべき現象が起きた。
今まで使えなかったはずの《雷槍》の魔法が使えるようになったのだ。
僕は戸惑いながらも、その力を試すことにした。
僕は次々と魔族の群れを蹴散らしていく。
その力は凄まじく、たった一人で数十体もの敵を相手にしても全く問題がなかった。
僕はさらに勢いを増して敵を殲滅していった。
すると、ユリウスさんが駆けつけてきて、僕を助けてくれた。
僕はお礼を言うと、二人で協力して戦い抜いた。
そして、全ての魔獣を倒し終えると、ユリウスさんが話しかけてきた。「君のおかげで助かったよ。ありがとう。君の名前は?」「アルベールといいます。あなたの名前を教えてもらえませんか?」「俺の名はユリウス。よろしく頼むよ」
僕はこの出会いに感謝した。
この人なら信用できると確信したからだ。
僕はこの人に付いていくことを決めた。
僕たちが村に辿り着いた時にはすでに魔王軍は撤退した後のようで、村は平穏を取り戻していた。
僕たちは村長のところに向かうと、これまでの経緯を説明した。
すると、驚いたことに魔王軍の狙いは僕たちの村にあったことが判明した。魔王軍が狙っていたのは僕たちの村ではなく、僕の故郷だったようだ。どうやら、僕たちはまんまと敵の罠にはまったようだ。
僕たちは急いで故郷に戻ると、すぐに迎撃の準備を始めた。
そして、魔王軍の軍勢が村に迫っていることを知った。
僕はユリウスさんと共に戦場に赴くことにした。
僕はユリウスさんの案内に従い、村の外に出た。
すると、そこには魔王軍と王国騎士団の姿があった。
どうやら、魔王軍はこの国の騎士団を壊滅させた後に、この国を蹂躙するつもりのようだ。
僕は怒りを覚えると、即座に行動に移った。
まずは魔王軍を撃退するため、ユリウスさんと協力して戦った。
しかし、その途中で仲間が次々と倒れていった。
おそらく、強力な能力を持っているのだろう。
僕は焦りを覚えたが、ここで引き下がるわけにもいかない。
僕はユリウスさんに目配せをしてから、魔王軍に戦いを挑んだ。
僕は必死に抵抗を試みたが、圧倒的な戦力差を覆すことができずに敗北を喫してしまった。
ユリウスさんは僕を守るために犠牲になってしまったようだ。
僕は涙を流したが、ここで諦めるわけにはいかない。
僕は最後の力を振り絞って立ち上がった。
すると、僕の身体が輝き始め、不思議な力が湧き上がってきた。
僕はこのチャンスを逃すまいと、全神経を集中させた。
そして、僕の全身が眩いばかりの閃光に包まれた。すると、僕の手には新たな武器が出現していた。
僕はそれを握り締めると、魔王に向かって駆け出した。
僕は魔王との一騎打ちに勝利した。
その結果、僕は新たな魔法書を手に入れることに成功した。
そして、この魔法書を使って新しい魔法を習得することにした。
僕は本を開くと、呪文を唱えた。すると、魔法書が発光し、次の瞬間、僕の手に杖が現れた。
僕はそれを振るうと、巨大な火球を作り出した。
その威力はとても凄まじく、山を吹き飛ばすほどのものだった。
こうして、僕とユリウスさんの運命は大きく変わったのだった。
第3章 完 私は今年で14歳になる平民の少女だ。
私は生まれてからずっと貧乏だった。
両親からはいつも罵倒されていた。
そんな日々が続く中、私はある日を境に夢を見るようになった。
それは私ではない誰かの記憶だ。
私はその記憶を辿るように人生を歩んできた。
私は気が付いた時にはスラム街にいた。
そこは大人ですら生きていけないような過酷な環境だ。
そんな場所にいれば、いずれ命を落とすことになる。
しかし、当時の私は生きることに希望を抱いていた。
なぜなら、私の側には一人の少年がいたからだ。
彼は毎日のように私に会いに来てくれた。
そして、食べ物を分け与えてくれた。
彼は優しい人だった。
彼はよく怪我をしていた。
私が心配して声をかけると、彼は決まってこう言った。
「大丈夫だよ」
彼はとても強い男の子だった。
だから、どんな状況でも生き抜くことができると思っていた。
だけど、そうではなかった。
ある時、彼は大怪我を負って帰ってきた。
その顔は血塗れになっており、意識もはっきりとしていなかった。
彼はそのまま死んでしまうのではないかと不安になったが、なんとか一命を取り留めた。
しかし、その代償として彼の左目は永遠に失われてしまった。
それからというもの、彼はあまり笑顔を見せなくなった。
しかし、それでも私のことを見捨てることはなかった。
そんなある日のこと、私たちは冒険者ギルドに向かった。
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