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1日1分読むだけで身につく お金大全100

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今回紹介するのは、「頼藤太岐」・「高山一恵」さんの、

「1日1分読むだけで身につく お金大全100」だ。

著書はタイトルにもある通り、「1日1分」で読める内容を、「100説」書かれてある。

「本を読むのが、苦手」
「お金について勉強したいけど、難しそうだから苦手」

などの理由で、「お金に関する専門書」を避けている人もいると思う。

そんな人に著者はオススメだ。

どんな人でも生活する上で「空いた時間、スキマ時間」というものが存在する。

通学のとき、電車を待ってっいる時間、レストランで注文が届くまでの時間。

その、「手ぶらな時間」に著書を読むこと勧める。

「時間を使って本を読む」という動作ではなく、「本を読んで時間を潰す」という状況下で本を読んでみるのだ。

人によっては、後者の方が本を読む効率が高い場合があるだろう。

また、私の所感になてしまうのだが、著書には「辞書」のような側面が高いように思えたんだ。

著書は「章」ごとに、

「必要なお金」
「お金の節約の基本」
「税金・社会保険の基本」
「お金の貯め方の基本」

といったように、お金に関する100説を「ファクター」ごとに分類されているんだ。

自分がお金に対して、

「お金のどのようなこと・種類」に関して知識が不足しているかを認識出来るのは、もちろん、

お金に関する知りたい「要因」を辞書のように目次から調べることが出来るんだ。

著書を手に取ったのならば、取り敢えず100説の中から、

「自分が知りたい、また知っていた『お金』のルール・活用方は、どのように分類されているのか」

を調べてみると、面白いだろう。

それなら、「インターネットで調べればいいのでは?」と思うかもしれない。

だが、インターネットで調べるためには、「調べる対象・ワード」を知らなければいけない。

宇宙人が犬を調べようとしても、「犬」という単語を知らないとインターネットで検索をかけれないのと同じ理屈だ。

お金の「とある種類」で検索をかけようとした場合も、やはり上手くいかないと思う。ヒット件数が膨大な可能性があるからだ。

その中に君が知りたい情報があったとしても、それを見つける労力は必須だし、そもそも見つけるためには、「それ相応の知識」が必要になるだろう。

そうでなければ、似たような答えを発見して「誤解」してしまう可能性があるのだ。

そう考えると、インターネットは少し「不親切」なところが多いかもしれない。

君の求める答えに辿り着くためには、「道を探す技術」を求めるからだ。

本にも「本を探す技術」が必要なのは同じだ。
だが、これは個人の意見になってしまうが、「透明性・信頼性」が高いと思う。

本には出版社・著者の名前があり、どのような軌跡で「本が出来たのか」も書いてある。専門書・ビジネス書なら尚更だ。

本は求められて「形」となった。多くのお金の絡んで、その上で「売れる」と出版社が思い、本になったんだ。

その「過程」と「本となった理由」が、透明性と信頼を生んでいると私は思っている。

話が長くなってしまったが、ここで、まとめてみよう。

著書はお金の専門書であり、「辞書」の面も強く持っている。

お金に関する知識を少しづ付けたい、まだ知識不足だと自覚している人なら、インターネットではなく、「本」を1つ手に取ってほしい。

そして、「本を読むのが苦手」であり「お金に対して知識不足」の人に、著書はオススメだ。

1日1分でいい。

それ以上の価値を、君に与えてくれるだろう。

以上で、「頼藤太希」・「高山一恵」さんの、「1日1分読むだけで身につく お金大全100」の紹介を終わります。

ご読了、ありがとうございました。
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