7 / 24
Episode 3 / First Game - Pair
しおりを挟む
生存者15名 / 脱落者0名
Side Kazuki
俺は探してた女の子の背中を見つけると、走って追いかけて声をかけた。
なぜ彼女なのか、俺にも分からなかったけどきっと俺は恥ずかしながら一目惚れしてたんだと思う。
和輝「あの…さ、組まねぇ?」
葉月「は?私…まあ、いいけど。」
彼女は少し戸惑った表情をしながらも、そう答えてくれた。
side Hikaru
ペアを組むのは昔から苦手だ。声をかけるのが苦手なわけではないが、自分が誰かの足を引っ張るのが許せなかった。
しかし、組みたいと思っている人はもう決まっていた。が、20時になってもその人が1人だったら声をかけようと思っていた。なのに何故か、彼の方から声をかけられた。
優徒「組まないか?君が一番話が合いそうだ。…それに君と組むのが一番効率が良さそうだ。」
輝琉「…私もそう思っていたわ。是非、よろしく頼むわ。」
冷静ぶったが、本当は少し嬉しかった。
ほんの少し、頬が赤かったかもしれない。
side Nagisa
俺は何人かの人と食堂で集まった。
悠理の提案だった。
渚「悠理は海斗先輩と組むんよな?」
なんて、わかりきったことをダメ元で聞いてみる。
悠理「そりゃ、まあ……なんで?」
渚「いや別に…」
悠理「あそっか、渚ちゃん……どうしよう、」
あたふたする悠理に俺のことは気にせんでいいよ、と伝える。
まあ、そうやんな、わかっとったけど。
すると一人の女の子に声をかけられた。
理世「渚…さん。あの、組んでもらえませんか?…実羽と」
渚「…あんた確か……立花さん?やっけ。
俺は別に構わんけど、何で俺なんや?」
理世「一番男の子っぽくなi……(( いや、あの、一番人の気持ちを考えてくれそうなので…ね、実羽?」
実羽「……(コクッ」
渚「男の子っぽくないってなんやねん!
まあ、えーわ。俺も組む人おらんくて困ってたし。そーゆーことならよろしくな、池本さん。」
実羽「よろしく、お願いします。」
悠理「理世さんは誰と組むの…?」
理世「理世でいーよ!んー…どうしよっかなぁ。20時にやるくじかなぁ…」
幸太「あっ、あの。もしまだ決まってないなら組みませんか?」
理世「えっ、あ、はい!是非!」
成り行きでそこのペアも決まったらしい。
side Yuiha
照「ねぇ唯葉ちゃん、組まない~?あ、馴れ馴れしい?ごめんね?」
唯葉「照くんじゃん♡ 組むのは全然いいよ♡
……でもさ、その嘘くさい芝居はやめたらぁ?」
照「…芝居?何のことかな」
唯葉「…さーね。別にそういう感じならいいよ、お互いそっちのが楽そうだし…ね?平和に行こう。」
照「あぁ、そうだね…」
side Mirai
未来「はぁ…」
ペアなんて馬鹿馬鹿しい。昔から嫌いなんだ…いつも余るのは自分だし。でも…
未来「脱落はやだなぁ。」
なんて呟いても広い廊下に響くだけだった。
しばらく廊下を歩いていると一人の男性に声をかけられた
聖汰「未来ちゃん!…であってるよね?
あのさ、決まってなかったら俺と、組まない?」
未来「え、えっと…春谷さん?…えっと、私で、いいなら…」
聖汰「よかったぁ…俺、未来ちゃんと組みたくて探してたんだ。」
そう言って彼は微笑んだ。
頭に疑問符がたくさん浮かんだが、どうにかそれを一旦呑み込んで次の言葉に繋げた。
未来「…あ、ありがとうございます」
聖汰「あ、ごめん勝手にちゃん付けして…」
未来「いや、あの、未来で大丈夫です…年下だし……」
聖汰「本当?ありがとう!俺も聖汰でいいよ。敬語も堅いから無しね。」
未来「や、いやでも…」
戸惑う私を春谷さんはペアなんだから!と窘め、名前で呼び合うこととなった。
-20時-
side Hikaru
輝琉「全員揃いましたね。」
優徒「ペア決まってない人いる?」
考「(・o・)ノ」
唯葉「みんな決まったってこと?」
考「Σ(゚д゚lll)」
理世「ちょっと可哀想だけど、当然よね!やってたことがゲスいんだから!」
葉月「ジコージトクってやつ?笑」
未来「……何あれ」
未来が指さした机の上には、1台のタブレット端末。
未来「…聖汰、これなんだろう?」
聖汰「ペア入力表…?
ここに決まったペアを入力するっぽいね…
優徒さん、輝琉さんこれ見て。」
私と青葉さんでしばらく端末を弄った後、入力するとこにした。
輝琉「まずは私と青葉さん。」
優徒「…あ、言い忘れていたが優徒でいいよ。いざと言う時にさん付けは長いし、固いのは苦手だ。…僕も輝琉と呼ばせてもらうが構わないか?」
輝琉「…ええ、大丈夫です。
では、まず私と優徒。
次に葉月さんと近藤くん。
次に悠理と海斗くん。
それに渚さんと実羽ちゃん。
後、唯葉さんと照さん。
未来と聖汰さん。
最後に、理世と幸太さん。…で間違いないですか?」
優徒「ああ完璧だ。」
輝琉「ありがとうございます。では、入力完了……と。」
J「第1GAMEクリア~♡おめでとう♪」
気持ち悪い程底抜けに明るい音楽が流れ、またJが出てきた。
考「俺は…どうなるんだよ!?!?」
J「は?そんな漫画や小説みたいな事あるわけなくなぁ~い?笑 井内孝くんには、2階の脱落者専用部屋へ来てもらいます♡」
考「“もう二度と皆に会えなくなる”って意味深すぎて笑えねぇ…」
J「…大丈夫大丈夫、第2GAMEが終われば、自室に戻れますよ。きっと。」
優徒が井内孝の縄を解く。
side Mirai
私はふと疑問が脳裏に浮かんだ。
聞くか聞かないか、悩んだが今しか無いと思った。
未来「質問…いいですか?」
J「ハァイ?どうぞ!」
未来「部屋にある箱の中身って、何に使うんですか?」
一斉に皆がざわめき出した。
やはり、皆の部屋にもそれはあるらしい。
J「…ああ、あれはいずれゲームで使う物ですよ。けど、今は箱の中にあった文は一旦回収してるよ。ゲーム以外で使いそうなバカが居たからね~」
Jはそう言いながら井内考の方をガン見していた。
悠理「なら安心だね、武器とかあるだけで怖いし…」
聖汰「『箱の中にあった分は』…と言ったな?」
優徒「待て、それはつまり…」
輝琉「……既に箱から持ち出してる場合は?」
J「うーーーん、その場合は、回収してないねぇ。」
Jが言い終わるが早いか、大きな振動音が響き渡った。
考「にひ……にひひ……」
井内考が武器を持っている…?!
輝琉「あれはチェーンソー…!!」
優徒「みんな逃げろ!ペアと一緒に部屋へ逃げ込め!」
悠理「きゃあっ」
海斗「悠理!?」
悠理が転んでしまった。
が、しかしすぐに海斗くんが抱きかかえて走った。
海斗「急ぐぞ!」
考「えへへへへへ(ブゥゥゥゥゥン…」
聖汰「俺の部屋の方が近い!!いくよ!」
未来「う、うん!」
ふと実羽は大丈夫かと心配になり振り向いた。
実羽「いや……いやぁ……」
渚「何やってん!行くぞ!」
実羽「う、うん……!」
大丈夫そう、良かった。…って安心してる場合じゃない!私もやばい!!
聖汰「入って!」
未来「うん!」
私たちはなんとか無事に聖汰の部屋に避難した。
Side Kazuki
俺は探してた女の子の背中を見つけると、走って追いかけて声をかけた。
なぜ彼女なのか、俺にも分からなかったけどきっと俺は恥ずかしながら一目惚れしてたんだと思う。
和輝「あの…さ、組まねぇ?」
葉月「は?私…まあ、いいけど。」
彼女は少し戸惑った表情をしながらも、そう答えてくれた。
side Hikaru
ペアを組むのは昔から苦手だ。声をかけるのが苦手なわけではないが、自分が誰かの足を引っ張るのが許せなかった。
しかし、組みたいと思っている人はもう決まっていた。が、20時になってもその人が1人だったら声をかけようと思っていた。なのに何故か、彼の方から声をかけられた。
優徒「組まないか?君が一番話が合いそうだ。…それに君と組むのが一番効率が良さそうだ。」
輝琉「…私もそう思っていたわ。是非、よろしく頼むわ。」
冷静ぶったが、本当は少し嬉しかった。
ほんの少し、頬が赤かったかもしれない。
side Nagisa
俺は何人かの人と食堂で集まった。
悠理の提案だった。
渚「悠理は海斗先輩と組むんよな?」
なんて、わかりきったことをダメ元で聞いてみる。
悠理「そりゃ、まあ……なんで?」
渚「いや別に…」
悠理「あそっか、渚ちゃん……どうしよう、」
あたふたする悠理に俺のことは気にせんでいいよ、と伝える。
まあ、そうやんな、わかっとったけど。
すると一人の女の子に声をかけられた。
理世「渚…さん。あの、組んでもらえませんか?…実羽と」
渚「…あんた確か……立花さん?やっけ。
俺は別に構わんけど、何で俺なんや?」
理世「一番男の子っぽくなi……(( いや、あの、一番人の気持ちを考えてくれそうなので…ね、実羽?」
実羽「……(コクッ」
渚「男の子っぽくないってなんやねん!
まあ、えーわ。俺も組む人おらんくて困ってたし。そーゆーことならよろしくな、池本さん。」
実羽「よろしく、お願いします。」
悠理「理世さんは誰と組むの…?」
理世「理世でいーよ!んー…どうしよっかなぁ。20時にやるくじかなぁ…」
幸太「あっ、あの。もしまだ決まってないなら組みませんか?」
理世「えっ、あ、はい!是非!」
成り行きでそこのペアも決まったらしい。
side Yuiha
照「ねぇ唯葉ちゃん、組まない~?あ、馴れ馴れしい?ごめんね?」
唯葉「照くんじゃん♡ 組むのは全然いいよ♡
……でもさ、その嘘くさい芝居はやめたらぁ?」
照「…芝居?何のことかな」
唯葉「…さーね。別にそういう感じならいいよ、お互いそっちのが楽そうだし…ね?平和に行こう。」
照「あぁ、そうだね…」
side Mirai
未来「はぁ…」
ペアなんて馬鹿馬鹿しい。昔から嫌いなんだ…いつも余るのは自分だし。でも…
未来「脱落はやだなぁ。」
なんて呟いても広い廊下に響くだけだった。
しばらく廊下を歩いていると一人の男性に声をかけられた
聖汰「未来ちゃん!…であってるよね?
あのさ、決まってなかったら俺と、組まない?」
未来「え、えっと…春谷さん?…えっと、私で、いいなら…」
聖汰「よかったぁ…俺、未来ちゃんと組みたくて探してたんだ。」
そう言って彼は微笑んだ。
頭に疑問符がたくさん浮かんだが、どうにかそれを一旦呑み込んで次の言葉に繋げた。
未来「…あ、ありがとうございます」
聖汰「あ、ごめん勝手にちゃん付けして…」
未来「いや、あの、未来で大丈夫です…年下だし……」
聖汰「本当?ありがとう!俺も聖汰でいいよ。敬語も堅いから無しね。」
未来「や、いやでも…」
戸惑う私を春谷さんはペアなんだから!と窘め、名前で呼び合うこととなった。
-20時-
side Hikaru
輝琉「全員揃いましたね。」
優徒「ペア決まってない人いる?」
考「(・o・)ノ」
唯葉「みんな決まったってこと?」
考「Σ(゚д゚lll)」
理世「ちょっと可哀想だけど、当然よね!やってたことがゲスいんだから!」
葉月「ジコージトクってやつ?笑」
未来「……何あれ」
未来が指さした机の上には、1台のタブレット端末。
未来「…聖汰、これなんだろう?」
聖汰「ペア入力表…?
ここに決まったペアを入力するっぽいね…
優徒さん、輝琉さんこれ見て。」
私と青葉さんでしばらく端末を弄った後、入力するとこにした。
輝琉「まずは私と青葉さん。」
優徒「…あ、言い忘れていたが優徒でいいよ。いざと言う時にさん付けは長いし、固いのは苦手だ。…僕も輝琉と呼ばせてもらうが構わないか?」
輝琉「…ええ、大丈夫です。
では、まず私と優徒。
次に葉月さんと近藤くん。
次に悠理と海斗くん。
それに渚さんと実羽ちゃん。
後、唯葉さんと照さん。
未来と聖汰さん。
最後に、理世と幸太さん。…で間違いないですか?」
優徒「ああ完璧だ。」
輝琉「ありがとうございます。では、入力完了……と。」
J「第1GAMEクリア~♡おめでとう♪」
気持ち悪い程底抜けに明るい音楽が流れ、またJが出てきた。
考「俺は…どうなるんだよ!?!?」
J「は?そんな漫画や小説みたいな事あるわけなくなぁ~い?笑 井内孝くんには、2階の脱落者専用部屋へ来てもらいます♡」
考「“もう二度と皆に会えなくなる”って意味深すぎて笑えねぇ…」
J「…大丈夫大丈夫、第2GAMEが終われば、自室に戻れますよ。きっと。」
優徒が井内孝の縄を解く。
side Mirai
私はふと疑問が脳裏に浮かんだ。
聞くか聞かないか、悩んだが今しか無いと思った。
未来「質問…いいですか?」
J「ハァイ?どうぞ!」
未来「部屋にある箱の中身って、何に使うんですか?」
一斉に皆がざわめき出した。
やはり、皆の部屋にもそれはあるらしい。
J「…ああ、あれはいずれゲームで使う物ですよ。けど、今は箱の中にあった文は一旦回収してるよ。ゲーム以外で使いそうなバカが居たからね~」
Jはそう言いながら井内考の方をガン見していた。
悠理「なら安心だね、武器とかあるだけで怖いし…」
聖汰「『箱の中にあった分は』…と言ったな?」
優徒「待て、それはつまり…」
輝琉「……既に箱から持ち出してる場合は?」
J「うーーーん、その場合は、回収してないねぇ。」
Jが言い終わるが早いか、大きな振動音が響き渡った。
考「にひ……にひひ……」
井内考が武器を持っている…?!
輝琉「あれはチェーンソー…!!」
優徒「みんな逃げろ!ペアと一緒に部屋へ逃げ込め!」
悠理「きゃあっ」
海斗「悠理!?」
悠理が転んでしまった。
が、しかしすぐに海斗くんが抱きかかえて走った。
海斗「急ぐぞ!」
考「えへへへへへ(ブゥゥゥゥゥン…」
聖汰「俺の部屋の方が近い!!いくよ!」
未来「う、うん!」
ふと実羽は大丈夫かと心配になり振り向いた。
実羽「いや……いやぁ……」
渚「何やってん!行くぞ!」
実羽「う、うん……!」
大丈夫そう、良かった。…って安心してる場合じゃない!私もやばい!!
聖汰「入って!」
未来「うん!」
私たちはなんとか無事に聖汰の部屋に避難した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる