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第八章 国家エスカルド
開演
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ファントムサーカス団が開演された。
湧き上がる客席、その客席に囲まれている円型のステージ、その真ん中に顔に白い化粧をした道化師でありこのサーカス団の団長クァイケットが派手な服装で帽子を被り立っている
「皆様! ようこそ! 我がサーカス団ファントムへ! 今宵は皆様を夢の世界へご案内します!」
と言いクァイケットは両手から白い鳥を出す。
湧き上がる拍手
そんな拍手の中で拍手をしていない者が居た。
(たくっ……うるせぇから嫌いなんだよなぁ……こういう所は)
ジョンだ。ジョンは客席よりずっと後ろの方で立っていた。
(さぁて……お目当ての者を探しますかね)
ジョンはそう思うとキョロキョロと何かを探し始める
あのサーカステントに出来ていた列に並んでいたのはセルフィだけじゃ無かったのだ。
(レイ・フォールド……奴が何故此処に? 単なる息抜きなら良いが恐らく違うあの身振りと装備からして何かの任務中と考えるのが普通しかしこういう任務に慣れていない様だな余りにも変装や仕草があからさま過ぎる、武器は隠し持っていたが恐らく杖の仕込み刀に懐のナイフ、少なくともその二本を所持しているそして同じ装備をしている者が他に三人居る)
隣では夢の一時が流れている間、そのまた隣では血生臭い現実味を帯びた事件が起ころうとしている、そうジョンは考える
レイは列に並んでいたので自分と同じ立見席のエリアに居る筈
ジョンは謎の敵に気が付かれない様に辺りの人間を視回す。
(居た。あそこだ)
レイはジョンとそう遠くない所でサーカスを楽しんでいる客の振りをしていた。
ジョンはレイに近付こうとする、辺りには人だかりが出来ており仕方なくそれを誰も見て居ない事を確認した後酔っ払いの振りをしながらかき分ける迷惑そうにする客等構いもせず先に進む
「いやぁ悪いね、お先に行かせて貰いますよ」
「おい! 邪魔だぞ!」
「見えないじゃない!」
「いやぁごめんごめん、ひっく」
(やばい、幾ら酔っ払いとは言えこれは不自然……早く接近しないと気が付かれる……!)
急ぐジョン、手足をタコの様に動かし酔っ払いを演出する
そんなジョンを見てざわざわとし始めている観客に気が付きレイはジョンの方向を見る
それでタコみたいなジョンを発見する
(うげぇ!? あ、あいつ!?)
ジョンを見て驚きふためくレイ
十分にレイに近付くとジョンはレイに絡む
「うぃす、兄ちゃん、やってるかい?」
「な、なにやってんだ。てめぇ……」
「なんだぁ? その反抗的な目はぁ? 喧嘩売ってるのか?」
「はぁ?」
呆気に取られているレイの顔をグイッと手で引き下に寄せてお互いの顔を隠す。
「こんな所で何やってるんだ?」
行き成りまともになるジョン
「さっきのは演技かよ……どうしようかと思ったぜ」
「そんな事はどうでも良い、何をやっているんだ? 情報を寄こせ」
レイの吹き飛んだ手には包帯を巻いてあった。
「……ふぅ、仕方が無い……分かった教える」
「手短に頼むぜ、ずっとこうしているとお前のお仲間に怪しく思われるだろうからな、仲間の数はお前を含め四人で良いのか?」
「当たりだ。俺達は四人でこのサーカス団、団員のニカエル・シフォンを誘拐するつもりだ」
「ほぉ、誘拐ねぇ、何故?」
「知らん、言ったろ? 触らぬ何とやらに何とやらだ」
「触らなすぎだろ……」
「何とでも言え」
「どうやって誘拐するつもりなんだ?」
「五つ目の演目の時にこの会場全体がステージ以外真っ暗になる時がある、その時にこっそりと裏手に回り頂く」
「言うのは簡単だが裏手に居るのはニカエルだけじゃないだろ、他の奴等はどうするつもりなんだ?」
「剣で脅して黙らせる」
「上手く行くといいな」
「分かってる、俺もこの作戦は如何なものかと思ってる」
「この作戦は五番隊の隊長とやらの命令か?」
「誘拐の命令をしたのは隊長、作戦内容は今組んでいるチームのリーダーが決めた」
この証言が全て本当だと判断したジョン
「そろそろ顔を上げるぞ」
そう言ってジョンはレイの顔を放して顔を上げる
「いやぁ~悪いね、兄ちゃん、人違いだったよ」
そう言ってジョンはレイの元を去る
(俺の推測が当たったなレイは石橋を叩いて渡るタイプの男、都市では魔法が使えない、という事はつまり本来ならこの都市に着いた瞬間レイにつけられた魔法は魔法除去の結界によって解除されると思うはずしかし奴はこの都市に居る間も俺の言う事を聞いていたという事はそう思って居ないという事だ。魔法除去の事を忘れているなんて事は無いだろうから恐らく奴はメイヴィスの力を過大評価している、魔法除去をも退ける程の使い手だと思って居る)
これは全てジョンの勝手な推測であるが当たっているレイはメイヴィスの力を恐れているのだ。メイヴィスの影に自由に出入り出来る魔法に自分の手を治療した魔法を目の当たりにした所為である
(この勘違いはこちらにとって好都合)
そうジョンが思って居る頃レイは胸を撫で下ろしていた。
(ふぅ……クソ、良い様に使われてる……だが奴等が何者か見当が付かない内は逆らうのは無謀か……いや待てよ、そんな事より奴は何故あんな事を聞いて来たんだ? ま、まさか俺達の作戦を邪魔するつもりなのか? やべぇな、アイツとはもう関わりたくないぜ!)
その頃ステージでは二人の男女が高台二つの間に繋がれている細いロープの上でダンスを踊っていた。
それを見て目をキラキラと輝かせるマリアとセルフィを他所にジョンは別の事を考えていた。ダンスに興味無し
ダンスよりもレイの青ざめた顔を視ている方が楽しめる
そして今やっている空中ダンスは一個目の演目、あと四演目で事故は起こる、そう考えるとこのサーカスも楽しくなって来たとそう思え始めて来たジョンであった。
湧き上がる客席、その客席に囲まれている円型のステージ、その真ん中に顔に白い化粧をした道化師でありこのサーカス団の団長クァイケットが派手な服装で帽子を被り立っている
「皆様! ようこそ! 我がサーカス団ファントムへ! 今宵は皆様を夢の世界へご案内します!」
と言いクァイケットは両手から白い鳥を出す。
湧き上がる拍手
そんな拍手の中で拍手をしていない者が居た。
(たくっ……うるせぇから嫌いなんだよなぁ……こういう所は)
ジョンだ。ジョンは客席よりずっと後ろの方で立っていた。
(さぁて……お目当ての者を探しますかね)
ジョンはそう思うとキョロキョロと何かを探し始める
あのサーカステントに出来ていた列に並んでいたのはセルフィだけじゃ無かったのだ。
(レイ・フォールド……奴が何故此処に? 単なる息抜きなら良いが恐らく違うあの身振りと装備からして何かの任務中と考えるのが普通しかしこういう任務に慣れていない様だな余りにも変装や仕草があからさま過ぎる、武器は隠し持っていたが恐らく杖の仕込み刀に懐のナイフ、少なくともその二本を所持しているそして同じ装備をしている者が他に三人居る)
隣では夢の一時が流れている間、そのまた隣では血生臭い現実味を帯びた事件が起ころうとしている、そうジョンは考える
レイは列に並んでいたので自分と同じ立見席のエリアに居る筈
ジョンは謎の敵に気が付かれない様に辺りの人間を視回す。
(居た。あそこだ)
レイはジョンとそう遠くない所でサーカスを楽しんでいる客の振りをしていた。
ジョンはレイに近付こうとする、辺りには人だかりが出来ており仕方なくそれを誰も見て居ない事を確認した後酔っ払いの振りをしながらかき分ける迷惑そうにする客等構いもせず先に進む
「いやぁ悪いね、お先に行かせて貰いますよ」
「おい! 邪魔だぞ!」
「見えないじゃない!」
「いやぁごめんごめん、ひっく」
(やばい、幾ら酔っ払いとは言えこれは不自然……早く接近しないと気が付かれる……!)
急ぐジョン、手足をタコの様に動かし酔っ払いを演出する
そんなジョンを見てざわざわとし始めている観客に気が付きレイはジョンの方向を見る
それでタコみたいなジョンを発見する
(うげぇ!? あ、あいつ!?)
ジョンを見て驚きふためくレイ
十分にレイに近付くとジョンはレイに絡む
「うぃす、兄ちゃん、やってるかい?」
「な、なにやってんだ。てめぇ……」
「なんだぁ? その反抗的な目はぁ? 喧嘩売ってるのか?」
「はぁ?」
呆気に取られているレイの顔をグイッと手で引き下に寄せてお互いの顔を隠す。
「こんな所で何やってるんだ?」
行き成りまともになるジョン
「さっきのは演技かよ……どうしようかと思ったぜ」
「そんな事はどうでも良い、何をやっているんだ? 情報を寄こせ」
レイの吹き飛んだ手には包帯を巻いてあった。
「……ふぅ、仕方が無い……分かった教える」
「手短に頼むぜ、ずっとこうしているとお前のお仲間に怪しく思われるだろうからな、仲間の数はお前を含め四人で良いのか?」
「当たりだ。俺達は四人でこのサーカス団、団員のニカエル・シフォンを誘拐するつもりだ」
「ほぉ、誘拐ねぇ、何故?」
「知らん、言ったろ? 触らぬ何とやらに何とやらだ」
「触らなすぎだろ……」
「何とでも言え」
「どうやって誘拐するつもりなんだ?」
「五つ目の演目の時にこの会場全体がステージ以外真っ暗になる時がある、その時にこっそりと裏手に回り頂く」
「言うのは簡単だが裏手に居るのはニカエルだけじゃないだろ、他の奴等はどうするつもりなんだ?」
「剣で脅して黙らせる」
「上手く行くといいな」
「分かってる、俺もこの作戦は如何なものかと思ってる」
「この作戦は五番隊の隊長とやらの命令か?」
「誘拐の命令をしたのは隊長、作戦内容は今組んでいるチームのリーダーが決めた」
この証言が全て本当だと判断したジョン
「そろそろ顔を上げるぞ」
そう言ってジョンはレイの顔を放して顔を上げる
「いやぁ~悪いね、兄ちゃん、人違いだったよ」
そう言ってジョンはレイの元を去る
(俺の推測が当たったなレイは石橋を叩いて渡るタイプの男、都市では魔法が使えない、という事はつまり本来ならこの都市に着いた瞬間レイにつけられた魔法は魔法除去の結界によって解除されると思うはずしかし奴はこの都市に居る間も俺の言う事を聞いていたという事はそう思って居ないという事だ。魔法除去の事を忘れているなんて事は無いだろうから恐らく奴はメイヴィスの力を過大評価している、魔法除去をも退ける程の使い手だと思って居る)
これは全てジョンの勝手な推測であるが当たっているレイはメイヴィスの力を恐れているのだ。メイヴィスの影に自由に出入り出来る魔法に自分の手を治療した魔法を目の当たりにした所為である
(この勘違いはこちらにとって好都合)
そうジョンが思って居る頃レイは胸を撫で下ろしていた。
(ふぅ……クソ、良い様に使われてる……だが奴等が何者か見当が付かない内は逆らうのは無謀か……いや待てよ、そんな事より奴は何故あんな事を聞いて来たんだ? ま、まさか俺達の作戦を邪魔するつもりなのか? やべぇな、アイツとはもう関わりたくないぜ!)
その頃ステージでは二人の男女が高台二つの間に繋がれている細いロープの上でダンスを踊っていた。
それを見て目をキラキラと輝かせるマリアとセルフィを他所にジョンは別の事を考えていた。ダンスに興味無し
ダンスよりもレイの青ざめた顔を視ている方が楽しめる
そして今やっている空中ダンスは一個目の演目、あと四演目で事故は起こる、そう考えるとこのサーカスも楽しくなって来たとそう思え始めて来たジョンであった。
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