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【番外編】王子と王女と王妃
【番外編29】第二王子テキルース・ミルキアス・レオノル
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(第二王子テキルース・ミルキアス・レオノル視点/三人称)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時はパド達がベゼロニア領を旅出つ数日前に遡る。
聖テオデウス王国、第三王子テキルース・ミルキアス・レオノル、御年33歳。
彼は憤っていた。
誰に対してか。もちろん彼の妹である第二王女フロール・ミルキアス・レオノルに対してだ。
憤りのままに、王宮内の妹の私室へとやってきて、ノックもせず扉を開けて叫んだ。
「フロールっ!!」
テキルースの怒号に、フロールは「まぁ」と目を見開く。
「いくら兄上とはいえ、淑女の部屋にノックもなく入ってくるのはマナー違反ですわよ」
それはその通りだ。その通りだが、それどころではない。
「フロール、キサマはまた勝手なことをしたなっ!!」
「なんのことでしょう?」
「ベゼロニアの件だ。領主にアルを暗殺させようとしたのはお前だろう」
その怒鳴り声に、フロールはわずかに眉をひそめる。
「まあ、暗殺だなんて恐ろしいお言葉。次期国王陛下が口にすべきではありませんわ」
あくまでも、優雅な態度を崩さず微笑む妹。
「ふざけるな。時期国王が口にすらすべきでないことを、次期国王の妹が平然とおこなったというのか!?」
「兄上、お声が大きいですわ。私、耳が痛くなりそう」
微笑みの中に冷たい瞳をのぞかせて、妹は兄を制する。
それでテキルースも少しだけ落ち着きを取り戻す。
確かに暗殺だのなんだの、大声で叫ぶようなことではなかった。
テキルースは意識的に大きく深呼吸する。両手をいったん強く握り、そして力を抜く。
いらつきを抑えるために、昔からやっている自己流の儀式のようなものだ。
意識して自分を落ち着かせ、今度は部屋の外に漏れない大きさの声で尋ねる。
「それで、どういうつもりなのだ?」
「ですから、何がですの?」
「何故、今、アルを暗殺させようとしたのかと聞いているのだ」
この王位継承戦。テキルースはもはや勝負あったと思っている。
王都の主要な貴族や諸侯の大半からは、すでにテキルース支持を取り付けてある。
もともと、メイドの産み落とした庶子であるアルと、正式な妃の息子であるテキルースとでは勝負は見えていたが、特にこの1年、アルが王都から出奔していたのが大きかった。
どこで何をやっていたのか知らないが、アル死亡説を流しつつ、主要な貴族を自陣営に取り込むのは難しくなかったといえる。
今となっては、はっきりアル支持の立場の貴族は、レイク・ブルテとキラーリア・ミ・スタンレードくらいだろう。
アルが今になって王都に戻ろうとしている理由は分からないが、とっくに時遅しである。
暗殺などという手は、リスクこそ多くメリットはほとんど何もない。
「私が命じたという証拠でもあるのですか?」
「とぼけるな。大体お前は、11年前も勝手なことをしたではないか」
「11年前? あらあら、なんのことでしょうか?」
空惚けるにもほどがある。
11年前、現国王には4人の王子と2人の王女がいた。
今生き残っているのは、テキルース王子、フロール王女、そしてホーレリオ王子という第三妃の子ども3人と、その後判明したメイドの子アルのみ。
残りの2人の王子と1人の王女はすでにこの世にいない。11年前、相次いで病死したことになっている。
だが、事実は違う。彼ら3人は毒殺された。他ならぬテキルースが彼らに贈呈したワインに毒が混入されていたのだ。
ワインを用意したのはフロールだ。テキルースはいくらフロールでも異母兄弟を毒殺などとは考えまいと油断してしまった。
その結果が、11年前の王宮最大の悲劇にてスキャンダルである。
「キダル兄達を殺して、今度はアルも殺すつもりだったか」
確かに第一王子キダルをはじめ、他の異母兄弟は王位継承権を争う相手だった。当時、テキルースが劣勢に立たされていたことも事実だ。
だが、だからといって、自分の手で異母兄弟を殺させられたなど許せることではない。
「キダル殿下達は病死ですわ。国王陛下から正式にそう沙汰があったでしょう」
いけいけしゃあしゃあ言ってのけるフロール。
「当時の事情を知っていれば、誰も信じていない沙汰だがな」
テキルースはたまにこの妹が心底恐ろしくなる。
王宮という場所は決してきれい事だけでまわってはない。だまし合い、欺きあいは日常だし、笑って会談をしながら相手を失脚させたりする政治的パワーゲームが常だ。
だが。
だとしても、である。
王女が異母兄弟を毒殺するなど王宮の常識からもかけ離れすぎている。
一体、この妹は何を考えているのか。
テキルースの追求に、フロールは『やれやれ』とばかりにため息をついた。
「だって、見苦しいんですもの」
「見苦しい?」
「ええ、苦労知らずのキダル殿下達も、低俗な世界で育ったアルも、見苦しくてたまりませんわ。見苦しいモノは消したいでしょう? 部屋の中に蠅が飛べば叩き潰しますし、国にとっての蟲も、やっぱり滅ぼしませんと」
にこにこ微笑んだままフロールは言う。
(こいつはっ)
テキルースは思う。自分の妹はナチュラルに狂っていると。
おそらく、『兄弟を殺すなど神をも恐れぬ行為だ』などと叱っても、理解できないのであろう。
常識も、良識も、倫理も、この妹は常人とずれているのだ。
「だが、アルは生き残ったぞ。代わりにわれらは自分たちの陣営の領地を失った」
アルの暗殺は失敗し、ベゼロニア領主はとらわれの身だ。
どうやらアル達はベゼロニア領の管理を教会総本山に委託するつもりらしい。
枢機卿ラミサルがベゼロニア領に入ったという情報もある。
「まあ、それは何よりですわ」
「……どういう意味だ?」
「あの男、目がイヤらしいんですの」
一瞬、テキルースは意味が分からない。あの男というのがベゼロニア領主ブッターヤ・ベゼロニアのことだと気がつくのに少しの間を要した。
「あんな男、この国から消えていただかないと。本当はアルと差し違えてくださればよかったのですけど、それは望みすぎでしたかしら」
小首をかしげてみせるフロール。
その顔には、一切の反省や後悔はない。
「だが、我らの勢力圏を教会に持って行かれたんだぞ」
「別にかまいませんわ。無能な味方は敵よりも迷惑ですもの」
追及をかわすための方便ではなく、心底そう思っているらしい。
「それに、おかげで分かったこともたくさんありますわ」
「わかったこと?」
オウム返しに尋ねてしまうテキルース。この辺りが彼の器の限界でもある。
「そうですね。たとえばアルが教会勢力となんらかの密約を結んだこととか」
「なんだ、それは、何故そうなる?」
テキルースの反応に、フロールは再びやれやれという表情になる。
「教会総本山はアルにとっても味方というわけでもないはずです。それなのにあっさりベゼロニアの管理を委託したのですよ。何らかの取引があったと考える方が自然ではありませんか」
その程度も分からないのかといわんばかりのフロール。
「だが、レイク・ブルテとラミサルはかつての学友だぞ.その繋がりではないのか」
テキルースの推測に、フロールは声を出して嘲笑する。
「何を馬鹿なことを。その2人が子どもの頃の学友関係だというだけで一つの領地を移管するなどありえませんでしょう。なにかありますのよ、教会総本山とアルとをつなぐ線が」
そういうと、フロールは少しの間考え込んだ。だが、すぐに結論を出したらしい。
「アルと教会総本山をつなぐ線――やはり、彼女でしょうね」
「彼女?」
「ええ、テミアール・テオデウス・レオノル。あの女しかいませんわ」
少し憎々しげにそう言うと、フロールは立ち上がったのだった。
(第二王子テキルース・ミルキアス・レオノル視点/三人称)
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時はパド達がベゼロニア領を旅出つ数日前に遡る。
聖テオデウス王国、第三王子テキルース・ミルキアス・レオノル、御年33歳。
彼は憤っていた。
誰に対してか。もちろん彼の妹である第二王女フロール・ミルキアス・レオノルに対してだ。
憤りのままに、王宮内の妹の私室へとやってきて、ノックもせず扉を開けて叫んだ。
「フロールっ!!」
テキルースの怒号に、フロールは「まぁ」と目を見開く。
「いくら兄上とはいえ、淑女の部屋にノックもなく入ってくるのはマナー違反ですわよ」
それはその通りだ。その通りだが、それどころではない。
「フロール、キサマはまた勝手なことをしたなっ!!」
「なんのことでしょう?」
「ベゼロニアの件だ。領主にアルを暗殺させようとしたのはお前だろう」
その怒鳴り声に、フロールはわずかに眉をひそめる。
「まあ、暗殺だなんて恐ろしいお言葉。次期国王陛下が口にすべきではありませんわ」
あくまでも、優雅な態度を崩さず微笑む妹。
「ふざけるな。時期国王が口にすらすべきでないことを、次期国王の妹が平然とおこなったというのか!?」
「兄上、お声が大きいですわ。私、耳が痛くなりそう」
微笑みの中に冷たい瞳をのぞかせて、妹は兄を制する。
それでテキルースも少しだけ落ち着きを取り戻す。
確かに暗殺だのなんだの、大声で叫ぶようなことではなかった。
テキルースは意識的に大きく深呼吸する。両手をいったん強く握り、そして力を抜く。
いらつきを抑えるために、昔からやっている自己流の儀式のようなものだ。
意識して自分を落ち着かせ、今度は部屋の外に漏れない大きさの声で尋ねる。
「それで、どういうつもりなのだ?」
「ですから、何がですの?」
「何故、今、アルを暗殺させようとしたのかと聞いているのだ」
この王位継承戦。テキルースはもはや勝負あったと思っている。
王都の主要な貴族や諸侯の大半からは、すでにテキルース支持を取り付けてある。
もともと、メイドの産み落とした庶子であるアルと、正式な妃の息子であるテキルースとでは勝負は見えていたが、特にこの1年、アルが王都から出奔していたのが大きかった。
どこで何をやっていたのか知らないが、アル死亡説を流しつつ、主要な貴族を自陣営に取り込むのは難しくなかったといえる。
今となっては、はっきりアル支持の立場の貴族は、レイク・ブルテとキラーリア・ミ・スタンレードくらいだろう。
アルが今になって王都に戻ろうとしている理由は分からないが、とっくに時遅しである。
暗殺などという手は、リスクこそ多くメリットはほとんど何もない。
「私が命じたという証拠でもあるのですか?」
「とぼけるな。大体お前は、11年前も勝手なことをしたではないか」
「11年前? あらあら、なんのことでしょうか?」
空惚けるにもほどがある。
11年前、現国王には4人の王子と2人の王女がいた。
今生き残っているのは、テキルース王子、フロール王女、そしてホーレリオ王子という第三妃の子ども3人と、その後判明したメイドの子アルのみ。
残りの2人の王子と1人の王女はすでにこの世にいない。11年前、相次いで病死したことになっている。
だが、事実は違う。彼ら3人は毒殺された。他ならぬテキルースが彼らに贈呈したワインに毒が混入されていたのだ。
ワインを用意したのはフロールだ。テキルースはいくらフロールでも異母兄弟を毒殺などとは考えまいと油断してしまった。
その結果が、11年前の王宮最大の悲劇にてスキャンダルである。
「キダル兄達を殺して、今度はアルも殺すつもりだったか」
確かに第一王子キダルをはじめ、他の異母兄弟は王位継承権を争う相手だった。当時、テキルースが劣勢に立たされていたことも事実だ。
だが、だからといって、自分の手で異母兄弟を殺させられたなど許せることではない。
「キダル殿下達は病死ですわ。国王陛下から正式にそう沙汰があったでしょう」
いけいけしゃあしゃあ言ってのけるフロール。
「当時の事情を知っていれば、誰も信じていない沙汰だがな」
テキルースはたまにこの妹が心底恐ろしくなる。
王宮という場所は決してきれい事だけでまわってはない。だまし合い、欺きあいは日常だし、笑って会談をしながら相手を失脚させたりする政治的パワーゲームが常だ。
だが。
だとしても、である。
王女が異母兄弟を毒殺するなど王宮の常識からもかけ離れすぎている。
一体、この妹は何を考えているのか。
テキルースの追求に、フロールは『やれやれ』とばかりにため息をついた。
「だって、見苦しいんですもの」
「見苦しい?」
「ええ、苦労知らずのキダル殿下達も、低俗な世界で育ったアルも、見苦しくてたまりませんわ。見苦しいモノは消したいでしょう? 部屋の中に蠅が飛べば叩き潰しますし、国にとっての蟲も、やっぱり滅ぼしませんと」
にこにこ微笑んだままフロールは言う。
(こいつはっ)
テキルースは思う。自分の妹はナチュラルに狂っていると。
おそらく、『兄弟を殺すなど神をも恐れぬ行為だ』などと叱っても、理解できないのであろう。
常識も、良識も、倫理も、この妹は常人とずれているのだ。
「だが、アルは生き残ったぞ。代わりにわれらは自分たちの陣営の領地を失った」
アルの暗殺は失敗し、ベゼロニア領主はとらわれの身だ。
どうやらアル達はベゼロニア領の管理を教会総本山に委託するつもりらしい。
枢機卿ラミサルがベゼロニア領に入ったという情報もある。
「まあ、それは何よりですわ」
「……どういう意味だ?」
「あの男、目がイヤらしいんですの」
一瞬、テキルースは意味が分からない。あの男というのがベゼロニア領主ブッターヤ・ベゼロニアのことだと気がつくのに少しの間を要した。
「あんな男、この国から消えていただかないと。本当はアルと差し違えてくださればよかったのですけど、それは望みすぎでしたかしら」
小首をかしげてみせるフロール。
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「だが、我らの勢力圏を教会に持って行かれたんだぞ」
「別にかまいませんわ。無能な味方は敵よりも迷惑ですもの」
追及をかわすための方便ではなく、心底そう思っているらしい。
「それに、おかげで分かったこともたくさんありますわ」
「わかったこと?」
オウム返しに尋ねてしまうテキルース。この辺りが彼の器の限界でもある。
「そうですね。たとえばアルが教会勢力となんらかの密約を結んだこととか」
「なんだ、それは、何故そうなる?」
テキルースの反応に、フロールは再びやれやれという表情になる。
「教会総本山はアルにとっても味方というわけでもないはずです。それなのにあっさりベゼロニアの管理を委託したのですよ。何らかの取引があったと考える方が自然ではありませんか」
その程度も分からないのかといわんばかりのフロール。
「だが、レイク・ブルテとラミサルはかつての学友だぞ.その繋がりではないのか」
テキルースの推測に、フロールは声を出して嘲笑する。
「何を馬鹿なことを。その2人が子どもの頃の学友関係だというだけで一つの領地を移管するなどありえませんでしょう。なにかありますのよ、教会総本山とアルとをつなぐ線が」
そういうと、フロールは少しの間考え込んだ。だが、すぐに結論を出したらしい。
「アルと教会総本山をつなぐ線――やはり、彼女でしょうね」
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