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俺たちの学園生活と初レース
第7話 俺たちの飛ぶ先は
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雷雲へと飛び込んだ俺とガオは烈風に翻弄されていた。
俺もガオも、もう声を上げることなんてできない。
ガオはただ飛ぶことだけで精一杯。
俺は相棒の背から落ちないように必死だ。
手綱を握るんじゃダメだ。
この状況、ガオの首にしがみつかないと危険だ。
稲光に目をくらまされながら、それでも俺は龍矢とラドンから目を離さない。
今、アイツらとの距離は二一・四二メートル。
だいぶ追いついたが、これ以上は……
いや。
ガオが心の声で俺に問う。
『竜太、ゴールはどっちだ?』
そうだ。
俺たちが目指すのはゴール地点だ。龍矢たちを追い抜くことが目的じゃない。
この状況で、アイツらだってまっすぐにゴールに向かって飛べているとは限らない。
もう、ゴールは目の前のはずなんだ。
俺は必死に身を乗り出し、眼下を覗く。
雲と豪雨に邪魔されて、海面が全然見えない。
どこだ?
どこに龍決島はある?
ラドンもスピードを落とした。
龍矢も迷っている様子だ。
荒れ狂う強風の中、一際鋭い稲妻が光った。
まぶしさに耐え、俺はしっかりと観察する。
見えた!
俺は声に出して叫ぶ。
「ガオ! 北北西三十・六一メートル! 島がある」
「がおおおぉぉぉぉーん」
ガオは心得たと一声雄叫び、俺を信じて急降下する。
正直、自信は無かった。
こんな状況で、本当に島を識別できたのか。
この辺りには他にもいくつもの島がある。
ゴールの龍決島の形は頭に入っているが、それを確認する余裕なんてなかった。
もしかすると、まったく別の島に向かっているのかもしれない。
いや、島影そのものが稲光によって目がくらんだための幻だったかもしれない。
それでも。
俺は相棒と共に飛ぶ。
ゴールを目指して。
三秒遅れて龍矢とラドンも俺たちと同じ方へ急降下する。
龍矢も俺と同じ島を見つけたのだ。
三秒の差が、ここでは絶対的な差だった。
雷雲から飛び出し、嵐の中俺は見た。
龍決島!
間違いない。ゴールの島だ。
「ガオ、行くぞ!」
「がおおぉぉぉぉーん」
ゴール地点は島の中央の草原。
先に騎手がドラゴンから降りて地面に立った者が勝ちだ。
それを判定するため、嵐の中鹿山先生が草原で待っていた。
ガオは、ラドンよりも一瞬だけ早く地面に降り立った。
俺はガオの背から飛び降りる。
地面に立てば勝ち。
だが、ぬかるんだ土に足を取られて転んでしまう。
それは一瞬遅くラドンから飛び降りた龍矢も同じ。
先に立ち上がった方の勝利だ。
ここまで来たんだ。絶対に勝つ!
一年前だったら、きっともう体力は尽きていた。
地獄のマラソンや筋トレのおかげで、俺はまだ立ちあがれた。
先に立ち上がったのは……
鹿山先生が宣言する。
「優勝は大空竜太。おめでとう」
その言葉に、俺は目を見開く。
ガオの心の声が頭に響く。
『やったな、竜太』
俺もガオに答える。
「ああ、俺たちは最強だ」
それからしばらくして。
嵐があるていどおさまってから、もう一体のドラゴンが降り立った。
乱獅子先生とその相棒のブルフだ。
「大空竜太、高力龍矢、無事か!?」
先生の声に、俺と龍矢は答えた。
「はい。大丈夫です」
「ふんっ、あの程度の雷雲。俺にはどうということはない」
だが、乱獅子先生は怒り顔だ。
「お前たち、自分が何をしたか分っているのか? 今回のレースはあくまでも授業の一環だ。あんな無茶、担任として許せるものではない!」
うっ。
やっぱり怒られるよな。
そうこうしているうちに、上空を覆っていた雷雲は去り、太陽の光が龍決島を照らした。
それを待っていたかのように、ミカとリンリンが降りて来る。
ミカは地面に飛び降りて、俺と龍矢を睨む。
「バカ! 私、本当に心配したんだからっ!」
そう叫ぶミカは、少しだけ涙目だった。
俺は「ごめん」と謝り、龍矢はいつもの調子で「ふんっ」と顔を背けた。
ミカは「でも……」と付け足した。
「二人ともかっこよかった。私には、あの雲に飛び込む勇気はなかったもの。今回は私とリンリンの完敗」
ミカはそう言ってため息。
そのとき。上空からさらに二体のドラゴンが降り立つ。
昇龍のゴルデンと、山さんのホンだ。
ゴルデンから降りた昇龍は俺たちの方を見て、それから言う。
「今回、私はあくまでも保護者として参観した。その上で龍矢と竜太くんに言っておく」
それはとても厳しい声で、俺も龍矢も背筋がピンと伸びた。
「二人とも、自分たちの母親を見なさい」
俺と龍矢は、ホンとゴルデンから降りたそれぞれの母ちゃんを見る。
俺の母ちゃんも、龍矢の母ちゃんも目を真っ赤にしていた。きっと、今までずっと泣いていたんだろうと理解できた。
当然だ。息子の初レースというだけで心配なのに、あんな無茶をしたんだから。
母ちゃんが俺の前へと進み出た。
そして、腕を振り上げる。
パンッ。
俺の頬を一発平手打ち。
それから、両腕でおれのことをしっかりと抱きしめた。
「無茶しないでよ。そんなところまで、父ちゃんに似ないで」
その言葉が、俺の胸に突き刺さる。
「ごめん、母ちゃん。ごめんよ」
俺は謝ることしかできない。
龍矢も「すみませんでした」と頭を下げる。
昇龍がさらに言った。
「ドラゴンライダーの先人として言うならばお前たちはまだまだ未熟だ。今の実力であの雷雲に飛び込んで無事だったのは、ただ単に運が良かっただけだと知れ。状況判断はミカくんが一番正しかった」
昇龍は「ふぅ」と息をつき、それから言う。
「だが、一人のドラゴンライダーとして言うならば……二人の勇気には、敬意を表そう」
そこで、昇龍はゴルデンの背に乗る。
「申し訳ないが、私には次のレースがある。ここで失礼させていただく。龍矢、竜太くん、ミカくん。諸君らと競う日を楽しみにしている」
それだけ言って、昇龍はゴルデンに乗って飛び去った。
山さんが「相変わらずかっこつけやがって」と笑う。
乱獅子先生が「さて」と言う。
「諸君、これで一年時の授業は全て終了だ。これから一週間は春休み。各々実家に帰って休むがいい」
おお!
そういえばそうだった!
一年ぶりの完全休暇だ。
俺もガオも、もう声を上げることなんてできない。
ガオはただ飛ぶことだけで精一杯。
俺は相棒の背から落ちないように必死だ。
手綱を握るんじゃダメだ。
この状況、ガオの首にしがみつかないと危険だ。
稲光に目をくらまされながら、それでも俺は龍矢とラドンから目を離さない。
今、アイツらとの距離は二一・四二メートル。
だいぶ追いついたが、これ以上は……
いや。
ガオが心の声で俺に問う。
『竜太、ゴールはどっちだ?』
そうだ。
俺たちが目指すのはゴール地点だ。龍矢たちを追い抜くことが目的じゃない。
この状況で、アイツらだってまっすぐにゴールに向かって飛べているとは限らない。
もう、ゴールは目の前のはずなんだ。
俺は必死に身を乗り出し、眼下を覗く。
雲と豪雨に邪魔されて、海面が全然見えない。
どこだ?
どこに龍決島はある?
ラドンもスピードを落とした。
龍矢も迷っている様子だ。
荒れ狂う強風の中、一際鋭い稲妻が光った。
まぶしさに耐え、俺はしっかりと観察する。
見えた!
俺は声に出して叫ぶ。
「ガオ! 北北西三十・六一メートル! 島がある」
「がおおおぉぉぉぉーん」
ガオは心得たと一声雄叫び、俺を信じて急降下する。
正直、自信は無かった。
こんな状況で、本当に島を識別できたのか。
この辺りには他にもいくつもの島がある。
ゴールの龍決島の形は頭に入っているが、それを確認する余裕なんてなかった。
もしかすると、まったく別の島に向かっているのかもしれない。
いや、島影そのものが稲光によって目がくらんだための幻だったかもしれない。
それでも。
俺は相棒と共に飛ぶ。
ゴールを目指して。
三秒遅れて龍矢とラドンも俺たちと同じ方へ急降下する。
龍矢も俺と同じ島を見つけたのだ。
三秒の差が、ここでは絶対的な差だった。
雷雲から飛び出し、嵐の中俺は見た。
龍決島!
間違いない。ゴールの島だ。
「ガオ、行くぞ!」
「がおおぉぉぉぉーん」
ゴール地点は島の中央の草原。
先に騎手がドラゴンから降りて地面に立った者が勝ちだ。
それを判定するため、嵐の中鹿山先生が草原で待っていた。
ガオは、ラドンよりも一瞬だけ早く地面に降り立った。
俺はガオの背から飛び降りる。
地面に立てば勝ち。
だが、ぬかるんだ土に足を取られて転んでしまう。
それは一瞬遅くラドンから飛び降りた龍矢も同じ。
先に立ち上がった方の勝利だ。
ここまで来たんだ。絶対に勝つ!
一年前だったら、きっともう体力は尽きていた。
地獄のマラソンや筋トレのおかげで、俺はまだ立ちあがれた。
先に立ち上がったのは……
鹿山先生が宣言する。
「優勝は大空竜太。おめでとう」
その言葉に、俺は目を見開く。
ガオの心の声が頭に響く。
『やったな、竜太』
俺もガオに答える。
「ああ、俺たちは最強だ」
それからしばらくして。
嵐があるていどおさまってから、もう一体のドラゴンが降り立った。
乱獅子先生とその相棒のブルフだ。
「大空竜太、高力龍矢、無事か!?」
先生の声に、俺と龍矢は答えた。
「はい。大丈夫です」
「ふんっ、あの程度の雷雲。俺にはどうということはない」
だが、乱獅子先生は怒り顔だ。
「お前たち、自分が何をしたか分っているのか? 今回のレースはあくまでも授業の一環だ。あんな無茶、担任として許せるものではない!」
うっ。
やっぱり怒られるよな。
そうこうしているうちに、上空を覆っていた雷雲は去り、太陽の光が龍決島を照らした。
それを待っていたかのように、ミカとリンリンが降りて来る。
ミカは地面に飛び降りて、俺と龍矢を睨む。
「バカ! 私、本当に心配したんだからっ!」
そう叫ぶミカは、少しだけ涙目だった。
俺は「ごめん」と謝り、龍矢はいつもの調子で「ふんっ」と顔を背けた。
ミカは「でも……」と付け足した。
「二人ともかっこよかった。私には、あの雲に飛び込む勇気はなかったもの。今回は私とリンリンの完敗」
ミカはそう言ってため息。
そのとき。上空からさらに二体のドラゴンが降り立つ。
昇龍のゴルデンと、山さんのホンだ。
ゴルデンから降りた昇龍は俺たちの方を見て、それから言う。
「今回、私はあくまでも保護者として参観した。その上で龍矢と竜太くんに言っておく」
それはとても厳しい声で、俺も龍矢も背筋がピンと伸びた。
「二人とも、自分たちの母親を見なさい」
俺と龍矢は、ホンとゴルデンから降りたそれぞれの母ちゃんを見る。
俺の母ちゃんも、龍矢の母ちゃんも目を真っ赤にしていた。きっと、今までずっと泣いていたんだろうと理解できた。
当然だ。息子の初レースというだけで心配なのに、あんな無茶をしたんだから。
母ちゃんが俺の前へと進み出た。
そして、腕を振り上げる。
パンッ。
俺の頬を一発平手打ち。
それから、両腕でおれのことをしっかりと抱きしめた。
「無茶しないでよ。そんなところまで、父ちゃんに似ないで」
その言葉が、俺の胸に突き刺さる。
「ごめん、母ちゃん。ごめんよ」
俺は謝ることしかできない。
龍矢も「すみませんでした」と頭を下げる。
昇龍がさらに言った。
「ドラゴンライダーの先人として言うならばお前たちはまだまだ未熟だ。今の実力であの雷雲に飛び込んで無事だったのは、ただ単に運が良かっただけだと知れ。状況判断はミカくんが一番正しかった」
昇龍は「ふぅ」と息をつき、それから言う。
「だが、一人のドラゴンライダーとして言うならば……二人の勇気には、敬意を表そう」
そこで、昇龍はゴルデンの背に乗る。
「申し訳ないが、私には次のレースがある。ここで失礼させていただく。龍矢、竜太くん、ミカくん。諸君らと競う日を楽しみにしている」
それだけ言って、昇龍はゴルデンに乗って飛び去った。
山さんが「相変わらずかっこつけやがって」と笑う。
乱獅子先生が「さて」と言う。
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おお!
そういえばそうだった!
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