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学園編
52昼休みの語らいにょ
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「文化祭の準備も大切だけど、勉強もしっかりとね」
語尾にハートマークが付きそうなオルマの言葉に、一同はがっくりと肩を下げる。
幾ら中間テストの一週間後に文化祭があるとはいえ、その準備に追われつつも勉強をするというのは中々に大変だ。とはいえ、エテルネルにとってみれば、復習とも言えないくらい簡単な授業が大半を占めるため、新たに覚え直すのは地理や歴史くらいだ。もっとも、低学年用に設定されているので、絵本に色をつけたくらいの知識量だが。
「エテさんって何故あんなに不真面目ですのに、小テストでは優秀ですの?」
お昼休み。
中庭にあるガゼボで、フォスターとエテルネル、フィリネの3人はルシャを交えてミサンガの練習をしていた。フォスターは結局違うものにするものの、面白半分で参加しているよう。始めは緊張していたルシャだが、無礼講なエテルネルの様子と、天然なフィリネに毒気を抜かれてすっかりいつもの調子である。
ルシャの言葉に心外だとエテルネルは目を見開き、口を開けた。背面効果にがーんっと音でも鳴っていそうな表情だと自分では思ったが、態とらし過ぎたのか、フォスターとフィリネが生暖かい視線を送ってきた。
「うーん、と。不真面目って言っても、地理と歴史は苦手にょ。あと、古語は知り合いに得意な人がいたから、覚える必要がなかったしにぇ。そこまで詳しくないし」
こほん、と咳払いをしてエテルネルはごまかした。
古語が得意、というよりもエテルネルは自分のサポートパートナーに【技能】として覚えさせていたので、覚える必要性を感じていなかった。最低限ダンジョンで必要なものもあったが、最低限にしか振ってない。だが、傍にサポートパートナーが居ないことを考えると、確かに今は必要な気もする。【技能】として覚えられるかは不明だが、必要な時に使えないようでは意味がないので、少し考えた方がよさそうだ。
「エテ、ちゃん。100年前の、地理は、詳しい」
「もっと褒めていいにょ」
フィリネの言葉に胸を張れば、フォスターは微笑み、ルシャは呆れたような表情をする。
「次の中間テスト、フォスの自信のほどはって、聞くまでもなさそうにぇ」
話を振ると、フォスターは肩をすくめてみせた。
以前、フォスの学業速度は、同学年に比べるとおさらい程度で、かなり進んだ状態だと言っていた気がする。それは本当のようで、確かに授業で当てられた時はすらすらと答えるし、小テストなどではエテルネルと遜色ない点数をとっている。と、いうよりもまるで大人が子供の授業に紛れ込んだように、2人の点数だけ飛び抜けているだけだが。
「今回は学年トップを守れるかは怪しいかもな」
紅茶を飲みながら、意外に弱気なことをいうフォスターに反論しようとしたのはルシャだ。
「まさか。殿下が負けるなんて、って、言いたいところですが」
ガタッと立ち上がって握りこぶしを作ったルシャだったが、その視線は語尾に向かうに連れて逸れていく。それは正しくエテルネルとフォスターの実力を第三者から見た視線で、正直に語っていた。
「ん。フォスがトップじゃないにょ?」
コースターを作ったまま、顔を挙げないエテルネルに、3人の視線が向かう。
「どういう、こと?」
「小テストって、中間テストよりも範囲が狭いからちょっとの勉強でできるにょ。それに、私は地理と歴史が苦手だし、古語もあんまり良くないに。フォスの順位を脅かすような点数は取れないとおもうけどにゃあ」
勿論、出来る限り努力はするけどにぇ。と、付け足したエテルネルに、3人はそんなものなのかという微妙な表情を浮かべた。しかし、考えてみれば確かに、小テストの範囲というのは前回の授業や少なくとも一週間以内の範囲が多い。それを大幅に増やした内容の中間テストは、いくら積み重ねとはいえ、小テストと違うものなのかもしれない。小テストの内容がそのまま出ることの方が少ないだろう。
それは、エテルネルではない彼女の実体験に基づく言葉でもあった。学生時代、確かに小テストは簡単であったが、中間考査や期末考査になると範囲が広すぎてきちんと勉強を積み重ねて理解していないと、小テストと違って点数が取れない。進学校だっただけに、付け焼き刃でなんとかなったのも高校1年のときまでだったように思う。後々その積み重ねの経験が、人生において他のことに生かされるのだから、正直いうと、今のエテルネルの態度は見本にすらならない。
それでも昼寝をしたり、不真面目な態度を執るのは、一重に学生時代に出来なかった態度をちょっとしてみたいという気持ちと、気持ちの良い日差しのせいだ。態度に関しては昼寝以外は良くするし、かといって誰かに付け入れられるような隙を見せるつもりもない。貴族に取り込まれるのは一番避けたい事態だ。内申点と同じで、態度が悪ければ就職先にも響く。王宮に仕える気もないが、最低限の職にはつける程度に留めておきたいものだ。
「フィリネはどうなにょ?」
「私は、普通、かなあ」
フィリネに自信の程を聞けば、特に赤点などの心配も無いが、高得点は取れる気がしない、という回答だった。程々に点数を取るのはいいことだと頷けば、ルシャはうっと言葉をつまらせる。
きっとこの中で一番点数が低いのはルシャだろうと分かる態度だ。
そんなお喋りをしながらも手を動かしていた少年少女の元に、ひらりとアゲハ蝶が飛んでくる。
「あ、綺麗」
初めに気づいたのはフィリネだった。
全員が顔をあげると、ルシャが感嘆の息を漏らし、フォスターは眉をひそめた。
「おりょ。【幻術技能《イリュージョンスキル》:青い蝶】かにょ」
エテルネルは【青い蝶】で誰が飛ばしてきたのかすぐに理解すると、予想通り、アゲハ蝶はエテルネルの肩に停まった。
この技能は【青い鳥】の【幻術技能】バージョンだ。内容も殆ど【青い鳥】と変わらない。しかし、使用者が【幻術技能】の上位技能を持つものだけに限られる技能なので、【青い鳥】よりも使えるものは自然と狭まる。この技能と【青い鳥】の明確な違いは、【青い鳥】が一方的な伝書鳩の役割をするのに大して、【青い蝶】は相手の返信を持って帰ってくることができる、ということか。
【お邪魔してすまんのぉ。知らせたいことがあるでの、放課後、こちらに来ておくれ】
リリネアからの呼び出しに、エテルネルは嫌な予感がした。フレンド通話で連絡をしなかったのは、エテルネルが天啓人だと知られない為の処置であることは理解できる。けれど、少々納得の行かないリリネアの行動に疑問も浮かんだ。呼び出しなら別に教師伝手でもよかったが、態々周囲に人がいないところを見計らって【青い蝶】を飛ばしているのだとすると、あまり知られたくない類の呼び出しということ。行かないでおこうか。そんな気持ちが湧き上がるものの、行かなければ後悔するような気がする誘いだと直感が告げていた。
エテルネルは仕方なしと【返信】と呟いた。
「了解にょ」
本当はお菓子も用意してほしいと伝えたかったが、流石にエテルネルが天啓人であることを知らない者がいる前では言いにくい。しかし、言わずともリリネアならばお菓子と紅茶を用意して待ってそうだとも考える。
蝶を放ってから、エテルネルは重い溜息を吐いた。
「呼び出しされるなんて、なにかしましたの?」
「授業態度、で、呼び出し?」
失礼極まりない友人達に膨れてみせると、まずフォスターが堪えきれずに吹き出し、続いてエテルネル以外の2人も笑い出す。何で呼び出されたかエテルネルも分からないので言いようもないのだが、教師伝手ではなく直接技能で呼び出されるほどなのだから、余程のことだと3人に同情の視線をうけた。
「変なことじゃなきゃいいにょ……」
お昼休み終了の合図は、迫ってきていた。
=======
【補足】3月24日追記
初等部→中間テスト、期末テスト
中等部→中間試験、期末試験
高等部→中間考査、期末考査
エテルネルがあちらの世界で例えに出しているのは高等部なので中間考査、期末考査という呼び方となります
語尾にハートマークが付きそうなオルマの言葉に、一同はがっくりと肩を下げる。
幾ら中間テストの一週間後に文化祭があるとはいえ、その準備に追われつつも勉強をするというのは中々に大変だ。とはいえ、エテルネルにとってみれば、復習とも言えないくらい簡単な授業が大半を占めるため、新たに覚え直すのは地理や歴史くらいだ。もっとも、低学年用に設定されているので、絵本に色をつけたくらいの知識量だが。
「エテさんって何故あんなに不真面目ですのに、小テストでは優秀ですの?」
お昼休み。
中庭にあるガゼボで、フォスターとエテルネル、フィリネの3人はルシャを交えてミサンガの練習をしていた。フォスターは結局違うものにするものの、面白半分で参加しているよう。始めは緊張していたルシャだが、無礼講なエテルネルの様子と、天然なフィリネに毒気を抜かれてすっかりいつもの調子である。
ルシャの言葉に心外だとエテルネルは目を見開き、口を開けた。背面効果にがーんっと音でも鳴っていそうな表情だと自分では思ったが、態とらし過ぎたのか、フォスターとフィリネが生暖かい視線を送ってきた。
「うーん、と。不真面目って言っても、地理と歴史は苦手にょ。あと、古語は知り合いに得意な人がいたから、覚える必要がなかったしにぇ。そこまで詳しくないし」
こほん、と咳払いをしてエテルネルはごまかした。
古語が得意、というよりもエテルネルは自分のサポートパートナーに【技能】として覚えさせていたので、覚える必要性を感じていなかった。最低限ダンジョンで必要なものもあったが、最低限にしか振ってない。だが、傍にサポートパートナーが居ないことを考えると、確かに今は必要な気もする。【技能】として覚えられるかは不明だが、必要な時に使えないようでは意味がないので、少し考えた方がよさそうだ。
「エテ、ちゃん。100年前の、地理は、詳しい」
「もっと褒めていいにょ」
フィリネの言葉に胸を張れば、フォスターは微笑み、ルシャは呆れたような表情をする。
「次の中間テスト、フォスの自信のほどはって、聞くまでもなさそうにぇ」
話を振ると、フォスターは肩をすくめてみせた。
以前、フォスの学業速度は、同学年に比べるとおさらい程度で、かなり進んだ状態だと言っていた気がする。それは本当のようで、確かに授業で当てられた時はすらすらと答えるし、小テストなどではエテルネルと遜色ない点数をとっている。と、いうよりもまるで大人が子供の授業に紛れ込んだように、2人の点数だけ飛び抜けているだけだが。
「今回は学年トップを守れるかは怪しいかもな」
紅茶を飲みながら、意外に弱気なことをいうフォスターに反論しようとしたのはルシャだ。
「まさか。殿下が負けるなんて、って、言いたいところですが」
ガタッと立ち上がって握りこぶしを作ったルシャだったが、その視線は語尾に向かうに連れて逸れていく。それは正しくエテルネルとフォスターの実力を第三者から見た視線で、正直に語っていた。
「ん。フォスがトップじゃないにょ?」
コースターを作ったまま、顔を挙げないエテルネルに、3人の視線が向かう。
「どういう、こと?」
「小テストって、中間テストよりも範囲が狭いからちょっとの勉強でできるにょ。それに、私は地理と歴史が苦手だし、古語もあんまり良くないに。フォスの順位を脅かすような点数は取れないとおもうけどにゃあ」
勿論、出来る限り努力はするけどにぇ。と、付け足したエテルネルに、3人はそんなものなのかという微妙な表情を浮かべた。しかし、考えてみれば確かに、小テストの範囲というのは前回の授業や少なくとも一週間以内の範囲が多い。それを大幅に増やした内容の中間テストは、いくら積み重ねとはいえ、小テストと違うものなのかもしれない。小テストの内容がそのまま出ることの方が少ないだろう。
それは、エテルネルではない彼女の実体験に基づく言葉でもあった。学生時代、確かに小テストは簡単であったが、中間考査や期末考査になると範囲が広すぎてきちんと勉強を積み重ねて理解していないと、小テストと違って点数が取れない。進学校だっただけに、付け焼き刃でなんとかなったのも高校1年のときまでだったように思う。後々その積み重ねの経験が、人生において他のことに生かされるのだから、正直いうと、今のエテルネルの態度は見本にすらならない。
それでも昼寝をしたり、不真面目な態度を執るのは、一重に学生時代に出来なかった態度をちょっとしてみたいという気持ちと、気持ちの良い日差しのせいだ。態度に関しては昼寝以外は良くするし、かといって誰かに付け入れられるような隙を見せるつもりもない。貴族に取り込まれるのは一番避けたい事態だ。内申点と同じで、態度が悪ければ就職先にも響く。王宮に仕える気もないが、最低限の職にはつける程度に留めておきたいものだ。
「フィリネはどうなにょ?」
「私は、普通、かなあ」
フィリネに自信の程を聞けば、特に赤点などの心配も無いが、高得点は取れる気がしない、という回答だった。程々に点数を取るのはいいことだと頷けば、ルシャはうっと言葉をつまらせる。
きっとこの中で一番点数が低いのはルシャだろうと分かる態度だ。
そんなお喋りをしながらも手を動かしていた少年少女の元に、ひらりとアゲハ蝶が飛んでくる。
「あ、綺麗」
初めに気づいたのはフィリネだった。
全員が顔をあげると、ルシャが感嘆の息を漏らし、フォスターは眉をひそめた。
「おりょ。【幻術技能《イリュージョンスキル》:青い蝶】かにょ」
エテルネルは【青い蝶】で誰が飛ばしてきたのかすぐに理解すると、予想通り、アゲハ蝶はエテルネルの肩に停まった。
この技能は【青い鳥】の【幻術技能】バージョンだ。内容も殆ど【青い鳥】と変わらない。しかし、使用者が【幻術技能】の上位技能を持つものだけに限られる技能なので、【青い鳥】よりも使えるものは自然と狭まる。この技能と【青い鳥】の明確な違いは、【青い鳥】が一方的な伝書鳩の役割をするのに大して、【青い蝶】は相手の返信を持って帰ってくることができる、ということか。
【お邪魔してすまんのぉ。知らせたいことがあるでの、放課後、こちらに来ておくれ】
リリネアからの呼び出しに、エテルネルは嫌な予感がした。フレンド通話で連絡をしなかったのは、エテルネルが天啓人だと知られない為の処置であることは理解できる。けれど、少々納得の行かないリリネアの行動に疑問も浮かんだ。呼び出しなら別に教師伝手でもよかったが、態々周囲に人がいないところを見計らって【青い蝶】を飛ばしているのだとすると、あまり知られたくない類の呼び出しということ。行かないでおこうか。そんな気持ちが湧き上がるものの、行かなければ後悔するような気がする誘いだと直感が告げていた。
エテルネルは仕方なしと【返信】と呟いた。
「了解にょ」
本当はお菓子も用意してほしいと伝えたかったが、流石にエテルネルが天啓人であることを知らない者がいる前では言いにくい。しかし、言わずともリリネアならばお菓子と紅茶を用意して待ってそうだとも考える。
蝶を放ってから、エテルネルは重い溜息を吐いた。
「呼び出しされるなんて、なにかしましたの?」
「授業態度、で、呼び出し?」
失礼極まりない友人達に膨れてみせると、まずフォスターが堪えきれずに吹き出し、続いてエテルネル以外の2人も笑い出す。何で呼び出されたかエテルネルも分からないので言いようもないのだが、教師伝手ではなく直接技能で呼び出されるほどなのだから、余程のことだと3人に同情の視線をうけた。
「変なことじゃなきゃいいにょ……」
お昼休み終了の合図は、迫ってきていた。
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【補足】3月24日追記
初等部→中間テスト、期末テスト
中等部→中間試験、期末試験
高等部→中間考査、期末考査
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